Weekly Collumn |
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VOL1010:平成30年10月29日:重要な部品 |
○バイクで重要な部品と言えば
私の中でバイクで色々と楽しく遊ぶうえで重要な部品と言うのがあります。まあ単純にハンドルに引っ付いてるグリップなんですが、私はこのグリップの差ってのが結構気になります。グリップへのこだわりと言うのは遡ること25年以上、MTBerだった高校時代に端を発しています。MTBで山遊びするのにグリップはかなり重要でしっかり握れる上にいざとなれば手の中で軽く遊ばせられる、しかしちゃんと引っかかりがあってグラブとなじむものとい結構ストライクゾーンが狭くなるものでした。散々試した挙句、大学時代にとあるグリップに行きつき、現役時代はずっとそれを愛用していました。ロードレーサーやピストでもバーテープは散々色々試した上でチネリのコルク入りを愛用していました。
で、二輪時代。特にXTZ750とDT200WRではかなりダートを走り込んでたこともあり、グリップについては散々色々試しました。で、たどり着いたのがWR250Z用の純正貫通グリップでした。ところが10年くらい前だったか、その貫通タイプが廃盤になってしまったので、その頃からグリップ難民になりました。YZ用の端を切り落とせばと言う人もいますが、あの5mmの長さが必要なんだ!っていうユーザーが私を含めて結構いまして、同様にWR-Z用から乗り換えたのがProGripだったのですが、あれのオフ用が廃盤になってしまったのです。で、セローには4月にDRCの貫通タイプを入れていましたが、ひと夏でドロドロに溶けてボロボロになってしまったのです。ところが今回、バイク屋がDRCから出ている「クローズドエンドのグリップの端を打ち抜いて貫通型にするポンチ」を店の工具として導入してくれたので、久々にYZグリップを使うことが出来ました。いやー10年ぶりくらいですが本当に手になじみます。
○マザーボードがくたばった件
先日、WindowsUpdateをかけたところ、メインPCのネットワークが繋がらなくなりました。あれっと思ってハブの表示を見るとリンクアップしていません。でまあ、とりあえず最近のWindowsUpdateでNICを認識しなくなることがあるとのことだったのでいろいろ試してみたのですが回復せず、WindowsシャットダウンでATX電源通電状態でもリンクアップしないので、この時点でマザーボード死亡と判断しました。ちくしょー。でまあ、色々とこれまた調べていたところ、どうやらメインPCで使ってるASUSのB75M-Plusがまだ新品で手に入るとのことだったので新品を発注。ついでに中を開けたときに汚かった上にマザーボードからファンを認識されていなかったCPUクーラーも交換することにしました。
で、発注して待つこと1〜2日、必要な部品がそろいました。交換作業ですが、まずケースを取り出して解体し、マザーボードを摘出します。次に、新マザーを収めて元のように配線し、ケースが開いた状態で起動テスト。すると無事にATX電源通電でNICがリンクアップします。また、Windows起動後は普通に1GbpsでつながってるのでWindowsの機能は復活しました。次にケースの防塵処理をやり直します。2年前に起動SSDをHG6QからSN9に交換しているんですが、その時に防塵処理を手直ししたっきりでした。結果、ありとあらゆるフィルタがほこりまみれで目詰まりしていました。実はフィルタと言いながら張り巡らせているのはキッチンペーパー。これがかなりの防塵能力を発揮します。今回も新しいペーパーに交換するとともにファンの配置を若干変更し空気の流れも変更しました。これで当面は防塵もOK、システム全体としてもあと2〜3年は普通に使えそうです。今のPC、M/Bから分かる通り1155ソケットで使ってるCPUも第3世代のi5です。でもこれで普通につかえてしまうんです、今の時代。10年前だったら3年使えばPCが陳腐化していたことを考えるとすごい時代になったな、と思います。 |
VOL1009:平成30年10月22日:あっさりと |
○あっさりと売れちゃった件
実はMT-09 tracerを売りに出していました。まあいろいろあるんですよ……。でまあ売りに出したときに買い取り相場などを考えて若干安めのお値段で出しちゃったんですが、それが良かったのか悪かったのかそれなりに妥当な値段であっさりと売れてしまいました。で、売れてしまった上にこの日曜日には相手方が引き取りにきて乗って帰っちゃいました。いやー、はやかった……。なんでも聞いたところによるとずっと250ccには乗ってたけど数年ぶりの大型復帰とのことで、足つき性やらなんやら色々気にされていたのですが、いざ実車を押し歩きしたら「めちゃくちゃ軽い!!」、いざまたがってみたら「思ったよりフツー」とのことで、満足していただけたようで何よりでした。
○セローさんの燃費
この日記が中断してる間にセローの燃費が2割くらい悪化するという頭を抱える事態が発生しており、まあいろいろあれこれ調整したりしてたら自分の凡ミスが原因だったと判明したりしました。というのも、この中断期間中にフロントブレーキのマスターをごっそり一式250セロー用に交換しています。元々ついていたマスターをOHしようとしたのですがフルード点検窓の劣化が激しく、そこから液漏れをするようになってしまってました。で、実は225と250で違うのはリザーバタンクのサイズだけな上、225のインナーAssyと250のマスターAssyの値段の差が1000円くらいしかないという馬鹿馬鹿しさなので、OHするより新品に変えてしまえ!になりました。でまあ、その際にホースの引き回し位置を変えたのですが、その時にチョークワイヤーと変な絡み方になってしまい、常にチョークが引かれている状態になっていました。そらーアカンわ……。ワイヤーを戻しスローを再調整したら低速のツキの悪さやら燃費やらなんやら全部がっさり改善しちゃいました。なんせ225セローで短距離市街地オンリーとはいえリッター20kmはないでしょ、と。今は通勤オンリーだと22くらい、大阪市内まで含めた1走行20kmくらいの市街地オンリーで24kmくらいですね。
○カヤバの免震装置と過剰報道
本庶先生がノーベル賞受賞の会見で記者に対して徹底的にキレた話と結構通じるところがあるのですが、この一連の報道で日本の報道関係者が極めてサイエンス分野に疎いということがよくわかりました。
カヤバの免震装置にデータ不正があったという話が流れてきたときに真っ先に思ったことは「その基準数値が本当に性能に対して科学的根拠のある妥当な数値なのか」ということでした。というのもですね、今年発生した大阪北部地震においてこの免震装置が設置された施設では何1つトラブルが報告されてないからです。震度6強のエリアの中にはモロにこれが設置された病院なんかもありましたがトラブった話は聞きませんし出てきません。また、免震装置の納入先についてもあれこれ関西ローカルでも報道されていたのですが、報道された先がすべて大阪市より南側に集中していて、北部地震の震源エリアの建物については全く触れないのです。つまり、触れると「不正があったから建物がヤバイ」というカヤバ叩きの大前提が崩れてしまうのですよ。
多分、この間の東洋ゴムの免震装置の話もそうなんですが、日本の工業基準や検査基準って大過剰なスペックを盛り込んでることがかなり多いんです。あまりに大過剰なスペックを盛り込むおかげで日本の製品は海外の製品に比べて冒険したモノが極めて少ないわけですよ。はたしてそれが本当に産業界や社会のためになっているかと言うと、私はノーだと思います。なんでもかんでも簡単に手軽に安全が得られる反面、その安全を得るために水面下で戦っている努力や技術に対してあまりにも日本人は無関心で無知です。無知と無関心が続くと遠からず技術は衰退していくもんですよ……。 |
VOL1008:平成30年10月08日:安全ってなんだろうね |
○セローのブレーキランプが点灯しっぱなしだった件
通勤でずっと乗ってるセローですが、実は先日フロントブレーキを完全OHした後からどうやらブレーキランプが付きっぱなしだったようです。最近になって通勤中に交通指導している交通機動隊員から「点灯しっぱなしやからスイッチ点検しとき」と言われまして、びっくりして点検すると確かに点灯しっぱなしでした。点灯しないなら気づくのも早いのですがまさかの点灯しっぱなしはなかなか気づきませんでした。原因については順を追って1つずつ点検したらすぐ発覚しました。まあ問題になるのはフロント側なので真っ先にフロント側のブレーキレバーを外そうとしたらマスターから簡単にスイッチが外れちゃったので、ほぼこれが原因で確定です。フロントブレーキスイッチは1b接点なのでバーを押し込むとOFF、バーを戻すとONですが、ブレーキレバーを握ってない状態だとバーが押し込まれた状態んいなっています。そのバーが押し込まれるようにするにはマスターにきっちりとスイッチが固定されてなければならないんですが、固定がユルくてレバーがバーを押すとスイッチ自体が動いてしまう、そんな状況でした。とりあえず爪を加工してごまかしましたが、いやはや命に係わるところなので結構ぞっとしました。
○キズナアイ騒動
ノーベル賞受賞についてNHKの解説で聴き手にキズナアイを出したらジェンダー主義の間抜けどもが盛大にNHKバッシングを始めて笑うしかない状態が続いています。色々ケチをつけてるてんがいちいちナンセンスな上に、冷静に回りまわってツッコミを入れるとじぇんたー主義者の首がミリミリと真綿で締め上げられるという話でしかないんですが、どうして彼らはそんなくだらないことに突っ込むんでしょうかねえ。キズナアイのデザインやキャラ建てって本当によくできてると思いますよ。デザイン自体が森倉円さんという女性の方ですし、その女性目線からみても男女どちらにも媚びず、色々と受け入れやすい見た目で、さらにいろいろなメディアにでても問題がないような衣装でっていう方向性なので、性欲がウンタラとかそういうツッコミが出てる時点で笑うしかないんですよねえ。あの人たち、本気で女性の立場を向上させる気があるのかどうか甚だ疑問ですね。
○netgeekの運営者に懸賞金を掛けた件
これもnetgeekにキレて懸賞金を掛けたご本人が「お前が言うか」案件ですね。
事の発端はTコンサルタントの永江一石という男(猛烈な嫌煙原理主義者)が「どうしても蕎麦が食いたかったけど喫煙OKの店しかなかった」という理由で「自ら選択して」その店に入店したところ、近くに座っていた女性が食後の一服を始めたので煙たいと露骨に急き込んで中座させた旨を呟いていたことでした。このことに対して針小棒大気味ではありますが、概ね正しい方向の批判でnetgeekが「そもそも喫煙OKの店に入っておいてタバコが煙たいといって嫌味をやるのは人としてどうよ」とやったわけです。これがどうも奴には気にくわなかったようで、運営者を見つけ出して法の裁きを受けさせてやる!と鼻息を荒くしています。余りにも身勝手な話で乾いた笑いも出ない話なんですが、いやはやこの理論が通じると思ってる時点で私も人としてどうかと思います。
○子供とスマホと交通安全
子供がSNSとかでヘンなのに引っかかるのいやだみたいな新聞記事を読んだのですが、まあうん、ネットリテラシーとか危険性などをリアルさを交えて教えてない時点でアウトだと思いますよ。まあそれはそれで子供が痛い目に遭うのはそのご家庭の指導方針なのでどうでもいいんですが、個人的に最近特に問題だなと思うのは、どうみても小中学生なガキが携帯片手に路上で色々危ないことをやらかしている件です。しかもこちらが注意すると逆ギレして暴力を振るって来たりすることもザラです。
最近見かけた1つは道路の右側車線を数台で並走して蛇行運転しながらビデオ通話で自撮り状態で誰かと通話しているというもの。しかもこちらが危ないとクラクションを鳴らしたら「誰にケンカ売っとんじゃオッサン」「逃げるなボケ」とモノを投げてくる始末です。自転車と車の事故だと自転車は罪に問われないと知っててやってるんですよ、これ。正直な所そろそろ日本の交通行政ってこういう点で限界に達してるんじゃないですかね。子供って「自分たちが何かをやっても被害者しか責められない状況」というのは悪がきほど熟知していて、それを自分たちの都合のいいように振り回し、身に何か降りかかろうとしたときには即座に「子供」の立場を利用して逃げ回るんです。日本の行政や司法が弱者と名のつくものに及び腰で逃げ腰であり続けた結果がこれですよ。そろそろどうにかしないと本当に日本という国自体が終わっちゃう気がしてなりません。 |
VOL1007:平成30年10月10日:ヤマハのミーティングとか |
○ヤマハのミーティングに行ってきた
実はミーティングの存在を知ったのが9月に入ってからという体たらくだったのですが、事前登録もしてヤマハのオーナーミーティングに行ってきました。というのも、今年は東西2回開催でして、今までは袋井だったり長野だったり遠方までいかねばなりませんでした。今回はなんと西日本でも開催ということで初参加です。なお、会場はこれまたビミョーなところで淡路島でした。実はもともとMT-09 tracerのMTGとして参加する予定だったのですが、体調が悪いので雨の中を走るのを避けたりした結果2時間遅れでスタート。現地では大磯氏らバイク屋のジムカーナチームの方々と現地合流することになり、結局tracer関係は放置プレーで終わっちゃいました。申し訳ないなあ。ミーティングはというとグッズ販売以外はそれほど収穫もなく。新型tracerはK2を付けられないこと、純正キャリアを加工してM2ベースを載せたほうが安上がりなこと、この辺が確認できた数少ない収穫でした。
○ヤマハが何かやるらしい
で、その帰りに大磯氏とバイク屋に寄りました。まあ時間が余ったので暇つぶしと新しい情報の収集、ナイケンの感想などが目的だったのですが、なにやら10月からヤマハが車輛販促キャンペーンをやるそうです。ターゲットが当該1機種というのがかなりアレ。で、実際んところ「売れるやろ」と思って先行生産したけど高級モデルばっかり売れて廉価モデルが死ぬほど売れ残ったので在庫一掃セールとのこと。なんでも当該機種を選んで期間中に納車すれば162,000円分のオプションが無料になるということです。さてはて何やらおいしいにおいがしてきましたよ?
○新型iPhoneの販売と審査
なにやらちらほらネットを見ていると「新型iPhoneの販売で審査に落ちた」といって販売店の対応に苦言を呈していたり、パートでは購入できないのかと鼻息を荒くしている方々が結構見受けられますが、この件を見ていて思ったのはこの人たちは「携帯電話の本体代金分割購入はローン購入と同じ」と理解していないのではないか、ということです。
この手の割賦支払購入についてですが、基本的には「手付金を差し引いた残りの携帯本体代金を丸ごと2年ローンで支払う」ということになります。今まで普通に売られていたスマートフォンだと高いものでも10万円弱で初期に1万円くらい支払いますから、ローンの元本は代替9万円程度になります。9万円の2年支払だと月額でも4000円くらいになるのでバイト君でもそれなりに審査に通りますが、今度のiPhoneは15万前後です。キャリアのサポートを受けると実質支払0円になるとはいえ、実態は14万〜19万円を2年で支払うローン審査ですから、基本的に審査は普通のローン審査と同じになります。当然、パートやバイトで収入が低く、また過去に携帯代金の支払いのショートがあった場合、「低所得な上に支払意志なし」とみなされるので審査に落とされてしまいます。誰かが書いていた言葉じゃないですが「携帯を見直す暇があるなら自分の生活を見直せ」は至言です。
で、何度も何度もローン審査と書いていますが、スマートフォンの割賦購入に関しては完全にローン購入です。キャリアの還元があったり利息をキャリアが負担しているおかげでローン支払いしている感覚が恐ろしく薄れていますが、購入審査の際に自分が働いている職場の部署名と電話番号を聞かれる時点で間違いなくローン審査です。だから携帯電話料金の支払い状況が自分の与信情報に直結するんです。逆に言えば、携帯電話料金の支払いをショートなくきっちり毎回行っていれば与信は真っ白になるってことです。これにクレカ支払のショートなしも加われば、個人的な予測ではiPhoneの割賦販売審査もパスするんじゃないかなーと思っています。まあつらつら書いていますが「払えないものは買うな」「買うならちゃんと払え」です。
○六甲山と遭難
最近、六甲山で遭難しましたって話を新聞で読みました。曰く、魚屋路をロックガーデン経由で芦屋方面に降りてる途中、がけ崩れで通れそうにないので通れそうな道を降りたら迷ったという奴です。迷った人は子連れの母親でした。いやー、これ六甲山でよくある話なんですよ。結構きつめの言い方をすると六甲山に上がる人の大半は六甲山をただのハイキングコースだと徹底的にナメきっています。だって市街地から見える山ですしガイド本も大量に出ていますから。でも、何年も六甲をうろついている私らからみると、六甲山って「手軽に遭難死が体験できるヤバい山」なのです。というのも、過去に大量の人の往来があり、さらにイノシシが大量に往来しています。登山道から生えている脇道の多くは砂防ダムや送電線の点検路かイノシシのけもの道です。だから、安易に「ここが無理でもここを曲がれば」ということをすると遭難します。実際、私も子供のころに父親の安易なルート変更で遭難しました。高校生になりMTBで走り回り始めたころに国土地理院の地形図と山岳地図を携えて走り回りましたが、地図に載っていないルートが大量にあり、何度も遭難しそうになりました。六甲山そのものも花崗岩が隆起してできた山岳ですから、降雨などの風化で急峻な地形と深い谷が入り混じっています。くれぐれも入り込むならまず事前に六甲山ポータルサイトを確認し、さらに山岳地図と地形図を持ち、携帯電話のGPSとあわせて現在地を確認しつつあるくことをお勧めします。 |
VOL1007:平成30年09月24日:気が付いたら半年開いてたよ |
○気が付いたら20周年でした
実はいろいろやる気をなくしていて面倒くさくなったこともあって、こっちのテキスト関係はかなり放置プレーでした。でもまあ途中でK11関連は1本アップしましたが。なんせ一緒に仕事をしていた上司が病気で長期療養となり、ほぼ自分1人で1.8人分くらいの仕事をほとんど残業せずにぶん回していたのもあり、家に戻ってきてスイッチがオフになると完全にやる気ゼロな状態が続いていました。とりあえず仕事がひと段落ついてきて落ち着いてきたのでぼちぼちと。
で、20周年の話。8月28日をもって20年超えていました。
気が付けば20年って長いよなあと思います。我々第1世代ネットユーザーたちがすでに「インターネット老人会」と言われるのもよくわかります。あの時代、まず携帯電話がインターネットに対応するかしないかの時代でした。Webブラウジング機能はなくメールのみという機種がほとんどで、今のSMSのような使い方をしていました。自分のサイトをネット上に開設するのが流行り、そのために最低限の容量を確保し広告付きながら無料で利用できるサービスがいくつかあったのもあの時代。そんな中、今のSRSさくらが創業した初年に当時としては破格の100MBのディスク容量が使えるサービスが激安で始まったので飛びついた、それが今のこのサイトの源流です。よく考えれば20年もよーサーバー契約してるよ俺って思います。ネットユーザーのすそ野が広がり自分で構築するHTMLから無料のブログサービスへと個人サイトの主流が移って行ったのが00年代半ばでした。mixiを源流にSNSサービスが広がり、SNS、特にFacebookがブログに取って代わり始めたのが10年代前半ごろからかな。まあよくも悪くも商用インターネットが日本でも普及し始めた直後からのネットの変遷をずっと見てきた感じです。
とりあえずこのサイト、私が完全にネット活動から撤退するまではダラダラ行こうと思っています。だいぶ気力と体力がやられ気味なのでここ数か月のように、毎週きっちり更新ってのはしなくなっていくと思います。最近はトップページではなくコンテンツ検索で直接目的のページを探す人が多いのでここは定期更新でなくてもいいかと、そういう思いもあります。昔みたいにトップページを通過した人数がウンタラなんて時代でもないですしね。SNSの数を増やして管理するID、パスワード、メールアドレスを増やしたくないのでみんからには手を出さないので、その代りのこのサイトという感じでもあります。これからもぼちぼちとよろしくお願いします。
○K11にマップランプ増設
詳細は別項を立てていますので、そちらにて。
実際には部品は2月に手配、3月に配線の設計と加工完了で、そこからなんと半年もほったらかしていました。なんせ屋根の天井材に穴を開けるのが一発勝負で踏ん切りがつかなかったのが最大の理由で、そのふんぎりをつけられるような精神状態ではなかったというのが第2の理由。9月になって色々落ち着いてきたのもあり、屋根材に近い材料を探してきて抜型を作成して切り抜き本体をはめるというテストを繰り返し、やっとこさベストアンサーの抜型が出来たのが実行に移すきっかけでした。配線もオリジナル配線を一切侵食しない方法で設計しています。とりあえず夜につけてみたら明るいなんてもんではなく、運転席側に蛍光灯を装備したような明るさになってしまって、我ながらやりすぎ感たっぷりです。ちなみに9月後半になってコインパーキングで夕方出庫するときに大活躍しています。だって手元が明るくて財布の中がよく見えるんだもの。いやー増設して正解でした。
○セローの不調と解決
以前からセローのキャブのセッティングが決まらないと困っていたのでした。妙に燃費が悪い、始動性が変、低速のツキが悪い、などなど。しばらくずっと悩んでいたのですが、解決のきっかけが「ハンドルを左に切ったらエンストする」というところでした。ハンドルを左に切った場合、ネックの右を通っているチョークワイヤーが張ってチョークが利いてしまいエンストしていました。調子が悪くなったのは6月初旬にフロントブレーキをフルオーバーホールしてからです。その際にホースとチョークの通す位置とかが入れ替わった都合でブレーキホースがチョークワイヤーを押すことでチョークがわずかに効いている状態になっていました。そりゃーパイロットスクリュー回してもアカンわ……。正しいケーブルルートに通しなおしたらちゃんとキャブのセッティングが出たのでこれで解決かなあ。
また、ブレーキも先述の通りオーバーホールはしたのですが、してもまだ結構ビミョーな感じが残っていましたので、最終的にローターとマスターを交換しています。先にローターを交換したのですが、その際にマスターの点検窓が経年劣化から割れてしまったのです。で、どうせ互換性があってお値段が2割以上安いので250tセロー用のマスターに交換しています。交換後はタッチもよくブレーキ性能も標準状態に戻っているので非常に快適です。セローに関してはあとは前後ホイールを何とかしたら完了ですかねえ。LEDテールライトはもう一度回路とか見直してたりしててPCBデザインが未確定のためまだまだ先になりそうです。 |
VOL1006:平成30年04月16日:車輛整備あれこれ |
○4JGセロー、不具合洗い出し
そんなこんなでとりあえずブレーキ関係だけは公道で安全に走れるレベルに整備し、ハンドルはTT250RにつけてたZETAのモトクロス用に交換、アルミフレームのナックルガード追加、キャリア追加とハコのベースを装備するなど、通勤に使える状態にして運用を開始してみました。でまあ、使ってると出るわ出るわ整備ポイントの山。当初問題になっていた「ブリッピングしたあとに回転数の落ちが悪い」件はしばらく運用しているうちに解消しました。また、改めて各部点検していて見つけた不具合はというと、前後輪リムがアルマイトが腐って腐食している、インシュレーター崩壊寸前、エアクリエレメントも同様、プラグの電極が摩耗しきってギャップが大幅に広がっていた、というところです。このうち、プラグは速攻で交換しました。また、インシュレーターとエアクリーナーに関しては新品発注済み、キャブのパッキンも頼んであるので全部まとめてGWに解体整備です。また、フロントブレーキのピストンシールも発注済みなのでこっちも同時作業ですね。で、最大の問題はリムです。特に前輪がひどいので結構緊急の課題だったりします。それ以外の点でいうと実際に運用していて特に問題はなく、むしろ今まで自己所有したり借りたりした4JGの中ではずば抜けて良好なエンジン状態でもあるので、コツコツ直していく価値はありそうです。4JGセローのキックキット付って初めてなんですが、あんなショートストロークでエンジン掛かっちゃうとは思いませんでした。キックの取り扱いも含めてほんとメイトですね。
○鉄砲玉号入院
鉄砲玉号、3月からの予定通り入院しました。これも前に書いてる通りで雨の日を中心にベルトの泣きが頻発するようになったからというものです。当初はエアコン側だけが鳴いてたのでエアコンのコンプレッサーが死んだんじゃないかという話もあったのですが、実際にはエアコンはアホほど効きますし、そのうちパワステ側も鳴き始めたこともあって、ディーラーで確定診断をしたらプーリー3つとも死んでたというオチでした。ちなみに外したプーリーのうちアイドラプーリーは特にひどくてですね……。実際にベルトが鳴いてる理由もエンジンからの出力プーリーではなくアイドラプーリーの錆が原因でした。それでまあ交換した後に試運転したり、わざとエアコン回しながらベルトに水ぶっかけたりしてみましたが、とりあえず大丈夫っぽいです。TT-Rがぶっ壊れて4JGへの入れ替えが発生したり、こいつが壊れて修理費が発生したりと、4月はほんとうに「きっちり普段から予備費をためておいてよかった」という月になりました。
○EagleからKiCadへ
職業訓練校ではEagleでPCB Cadの訓練を受けたのですが、Eagleはライト版の有料バージョンでもやれることにかなり制限があることと、結構操作性がアレゲだというのもあって、以前からずっとKiCadに移行しようと考えていました。が、EagleとKiCadは操作が根本的に違うのでとにかくわからないのが1点、EagleはWindows95あたりからずっとMac版がありネット上なり書籍なりの教本蓄積が非常に豊富というのもあって、なかなか踏み出せませんでした。が、最近やっとこさKiCadの教本なんかもいろいろと上梓され始めており、とりあえず標準のコンポーネントだけでできるものを作ってみるべと作図しております。Eagleもそうだったのですが、この手のPCB CADで最も問題になるのはフットプリントのライブラリです。Eagleに関しては結構いろいろ作れるように自分でも作ったりしてライブラリを豊富にしていたのですが、KiCadだと外部作成ライブラリの導入の仕方がまずわからん!となって結構ムキーってなっています。あと、Eagleだとわかりやすかった外形線の描画サイズが分かりづらいとかいろいろ不満はあるんですが、回路図とフットプリントとPCBデザインが独立してるとかはやりやすく、慣れていけばこっちのほうが使いやすいのかな?とか思っています。
○新しい銀河英雄伝説
新しい銀英伝のアニメを見ました。1話と2話です。石黒監督の旧OVAは結構設定が変わってたりとアニメにするに際してアニメ生えするような演出に変わってたり登場人物が変わってたり(第2艦隊旗艦でヤンの相手がラオじゃなくアッテンボロー)していたわけですが、新アニメのほうはその辺がちゃんと原作通りになっていました。艦艇のデザインについては帝国側は大きな変更がなかったのですが、同盟側は大幅に改変があり、これは……という感じですね。あと、帝国側を中心にセリフ回しについて、脚本家の国語のお勉強が足りてないなぁという感じがちらほら。特にひどかったのはメルカッツ提督に「あの小僧」なんていうセリフを言わせちゃったことです。シュターデンあたりに言わせるなら分かるんですが、メルカッツが相手がたとえラインハルトでも金髪の孺子なんてことを言いません。石黒版ではシュターデンが「あの金髪の孺子め!」という一方でメルカッツは「若さゆえのことだ」という言い方です。メルカッツ提督を理想の紳士像と見てる私としてはかなり許しがたいところですね。 |
VOL1005:平成30年04月02日:戦力の逐次投入は…… |
○4JGセローを引き上げてきた
というわけで土曜日。加古川まで4JGセローを引き上げにいってきました。当初は自走可能という話だったので自走する予定でしたが、若干嫌な予感があったのと、天候が当日かなりビミョーだったこともあり、ての人から廃ゼットさんを借りていきました。引き上げ先は昔勤めてた会社の加古川事業所のすぐそばでかなり土地勘のあるエリアだったこともあり、事前に地図を見ておけばナビなしで行ける場所でした。出品者は中古販売と修理をしている業者さんだったようで、知人のおき古しを販売してくれと頼まれて出品していたっぽいです。確かにオフ未走行ですが結構な置き古しな予感……。でまあ、なんだかんだと積み込んで持ち帰ってきていろいろ点検してみたら出るわ出るわ不具合の山。基本的にエンジン、キャブ、電気系が抜群に調子がいいので大した問題ではないのですが、ブレーキ関係が前後とも終わってたとか、そもそも雨水がたまって前輪のリムのアルマイトが死んでるとか、ちょっとヤバい修理も含まれています。前輪は中古を買うか新品リムを組むか考えないとヤバいなあ。とまあそんなこんなで後日入庫顛末をまとめようと思っています。
#そして4JG積んで走って帰ってきてリッター20km近くをたたき出してる廃ゼットさんの驚異の安定度
○個人的なヤフオクの戦い方
別にばらしてしまって問題のあるものではないのでばらしてしまいますが、ヤフオクで戦うときにやっている戦法があります。カメラ関係で何度か失敗してから得た教訓をベースにしているんですが、結局のところ国家同士の戦争とまったく同じで、「戦力の逐次投入は負け戦」という奴です。で、やり方ですが、まず予算枠上限を設定します。この商品にはどの価格まで出せるかを相場価格や自分の欲しいという気持ち、懐具合を加味して検討します。次に、入札状況と残時間を確認します。私が入札を開始するのは残り10秒からです。5分前くらいの時点で対抗入札者が存在し、自分の予算枠を超えてたらその時点で放流します。超えてない場合は残時間5秒程度で予算枠の上限めいいっぱいをいきなりブチ込んで様子を見ます。大抵は自動延長がついてるので5分延長されますので、あとはラスト5分で落ちるか落ちないかを待つのみです。最後はちゃんと自分が落札者になっていることを確認したら勝利、もし予算枠上限を突破する価格を入れられたらそこで放流して戦闘終了です。ひっくり返されるたびに小幅で応札すると応札合戦でヒートアップしがちですし、相手の入札金額が読みやすいので簡単にひっくり返されます。現在価格5000円、相場価格2万円の品物に対していきなり2万円を入れても更新される表示価格は5250円とかそういうレベルです。ひっくり返された時点で小幅入札の人は最低入札単位で何度も応札を繰り返すわけで、3回か4回くらいの応札を繰り返してもひっくり返せないと「相手の予算上限」が分からず不安になる、というわけです。少ない出費でとケチなことを考える人ほど小幅の応札を繰り返すという行動から得た心理戦でもあります。
○小型限定の免許の取得緩和という話だが
えーと、ストレートに言うと私は反対派です。
というのも、朝の通勤時間帯に通るルートが「港湾エリアへの作業労働者の通勤ルート」とまったく同じなのですが、こいつらがとにかく交通ルールなにそれ状態の酷いすり抜けチキンレースで暴走しまくっています。ほとんどが125cc級のスクーターで、たまに小型二輪や軽二輪が含まれています。こちらがウィンカーを出して車線変更をしようとしてもお構いなし、バイク相手でもぎりぎりをすり抜ける、挙句の果てに右側車線で70kmで流れている車輛の右側を中央分離帯との間をすり抜ける、と本当に無法地帯です。正直なところ、こういう運転を徹底的に取り締まり、徹底的に痛い目に遭わせられない限り、125ccの免許取得の簡略化はたとえすでに四輪免許取得者に対してあろうとも、私は反対の立場です。今までどれほど危ない目に遭ってきたことやら。といいつつ私も今は港湾エリアの職場に二輪車で通勤していますが、8時半始業ですが二輪車通勤なので余裕を見て7時50分出発、通常通りだと8時過ぎには会社に到着するタイムテーブルで通勤しています。しかし、あの港湾労働者どもは8時始業なら7時55分に、8時30分なら8時25分に滑り込み、自宅と会社の間のランタイムですらギリギリの走行タイムで計算して通勤しています。あと10分早く出る余裕を持てないものですかね。
○二輪の緩和の話のもう1つ
こっちはやっとかという話ですが、警視庁・警察庁が二輪車の路上駐輪の取り締まりを原則としてやめる方向になったそうです。数年前に路上駐車の取り締まり厳罰化ということで、通称”緑虫”こと民間取締員の導入などを行ったわけですよ。で、警察としては四輪をメインに取り締まって二輪は悪質な場合のみって通達していたのですが、結局四輪は駐車場整備が急速に進んだ一方で二輪は整備から取り残され、仕方なく路上駐輪する車両を徹底的に緑虫が狙い撃ちにしていく構図が出来上がっていました。そこで、真っ先に二輪から離れたのが原付を中心としたライトユーザー層。気軽なゲタ車で運用していたのに駐輪場の探索マストになったらそりゃー面倒くさくて乗らなくなりますよ。そうでなくても三無運動のおかげで結構みな二輪車離れが進んでいるのにさらに追い打ちをかけた形になりました。また、二輪業界も最初は今までの売れ行きに甘んじていましたが、00年代になって急速に売れなくなり、やっと長年ロビー活動を行った結果、この対応を得られたとのことです。というか遅すぎるんですがね。今後、どうしてもなじゃない場所を除いては基本的に二輪車の路上駐輪はスルーになるそうです。また、路上駐輪エリアの整備なども積極的に二輪業界が働きかけて増やしたいという記事だったので、今後の展開に期待したいところです。 |
VOL1004:平成30年03月26日:やっと落ち着いてきた |
○怒涛のようなラッシュが終わった
なんか一生懸命仕事を1つずつ片づけていたら、気が付いたら「あれ?今日やる仕事……あらへんやん!」って状態になっていました。これでやっと会社に置きっぱなしにしてるおうち用電子工作セットを持って帰ることが出来ます。今の会社って私が入ったころは結構仕事もユルくてホワイトだったのですが、まあいろいろあってこの3か月間1.8人分くらいの仕事を1人で回していました。回路設計せなあかん、製造の進行管理もする、外注管理もする、そして製造部の手が足らないので製造の作業もする、量産品の検査もする……自分でいうのもなんですが、3か月間を毎回30hrの時間外で収めきったのは我ながらどーよと思うところもありましたが、いやはや。んで、今週になって気が付いたら仕事があらへんやん!ってパターンでした。というわけで当面は購買品の単純検査というショボい仕事がメインになりそうです。
○鉄砲玉、ベルトがなく件
暖かくなってきて雨の日に乗るとエアコンをつけないとデフロスターが効かないという状況になってきたんですが、なんとデフロスターをつけるとボンネットの右側からキュルキュルキュルとすげぇ音が鳴るんですわ。いわゆるベルト鳴きです。ちょっと前から確かに雨の日の走り初めにベルトがなくことがあるとは思っていたのですが、冬の間なのでずっとエアコンを使わなかったので気づかず。で、最近は雨の日にパワステに負荷が掛かっても鳴くようになったので、エアコン側とパワステ・オルタネーター側と両方鳴きやがるようになりました。仕方がないので日産ディーラーで状況を説明したら即答で「多分プーリーの錆びですね」とのこと。何年か不動期間があった場合、あの年代の車だとプーリーに部分的に錆が出ることがあるそうです。で、その錆がサンドペーパー状態になってベルトを削り、削れたベルトが滑って鳴くというカラクリでした。雨の日に泣きやすいのは濡れたベルトが滑りやすいから。なるほどなあ……。とりあえず4月中旬に整備予約を入れたのでプーリーの錆び落とし研磨+ベルト新品交換で様子を見てみます。
○ダイアコードGの話
二眼レフを使い始めて最初のころ、ミノルタコードの次に愛用し始めたのが、リケノン8cm搭載のダイアコードGでした。よく考えたらこの個体、すでに15年近く使っていることになります。こいつが最近どうもシャッター羽根がちゃんと締まらないというトラブルが出てきたのですが、状況をよく見てみるとシャッター羽根同志がぶつかってぶつけられる側の羽根だけが凹みが発生してしまい、結果、ちゃんと羽根が締まらないトラブルになっていました。ちなみにレンズエレメントは恐ろしく綺麗な子です。最初のうちはシチズンMXV搭載のニューダイア(リコナー搭載)からシャッターだけハイエナするつもりでしたが、先日ちょっとボックスキャビンに寄ったらレンズ以外は状態がかなり良いダイアコードGが転がっており、さっそくお持ち帰りしてニコイチ作業。途中で前オーナーが水油を使って整備したおかげで油抜きが発生したりもしたのですが、概ね良好に整備が終わり、とりあえず1本試射しました。さーて、結果はどうなるやら。今年は桜の開花が速いものの、去年と違って天候も安定してそうだし、平野で速く開花するときって山の方はそれなりに遅くて開花時期がばらけるのもあるので、来週に地元、再来週に滋賀エリア、4月24〜25日あたりで美山って戦線が組めそうな予感です。さて、今年は久々に夙川に行きますかねえ。
○次期通勤マシンを考える
TT250Rレイド、エンジンが掛かれば絶好調なのですが、なにせ徹底的に指導性が悪くて困っています。まあ実のことをいうと95までのTT-Rってキックキットのギア比に問題があり、かなり絶妙なタイミングで初爆を掴んで回さないと始動ファンブル、キックの鬼にならないと掛からなくなるというバグを持ってたりします。また、これまたTT-R共通の持病でスターター関連のギアが死にやすいという問題がありまして、どれか1つ壊れたらワンウェイクラッチ、メインギア、アイドラギア2つを全部交換しないとすぐに再発するというトラブルも抱えています。で、皆様結構キックキットをつけてるわけですが、このキックキットの出来が非常に悪くてってオチなのです。というわけで通勤用に次の車輛をいろいろ考えてはいるんですが、実は最有力候補は4JGか5MRのセローです。225セローじゃなければ新車でマジェS155でもいいかなーと思ってたりもします。まあここで新車のマジェSを買ってしまうと今年tracerを18モデルに機種変更するというプランがぶっ壊れてしまうのもあるんですが、通勤で使うゲタがあれだとちょっと困るので真面目に検討中だったりします。155だと高速道路も走れるのでいろいろゲタに使えますしね。 |
VOL1003:平成30年03月12日:艦長、んごきません! |
○鉄砲玉号の夏用ホイール
前に書いたっけ……。元々鉄砲玉号を引っ張ってきたときに履いていたスーパーRAPをスタッドレス用にしちゃったので、夏タイヤ用に新しくホイールを買っています。色合いが白がええんじゃーっていう理由だけでTE37グラベルです。実は履き替え作業自体はもうちょっと前にやっています。また、タイヤを嵌める前に日産ディーラーでお願いしてガラスコーティング処理もしてもらいました。で、タイヤを嵌めて家に持って帰ってきてホイールの入れ替え作業を始めたわけですが、リアはともかくフロント側で大問題が発覚しました。なんと!アーム形状の都合でキャリパーとアームがほんのわずかだけ接触してしまったのです。まあそこはそれ、3mmのスペーサーをかましてぎりぎりなんとか回避したわけですが。また、今回のタイヤ組み換え時ですが、左リアタイヤがパンクしていたことが判明していたのでパンク修理をしています。タイヤを外した状態で持ち込んでるのでめちゃくちゃ工賃が安くあがったのがラッキーでした。そして履き替えて1週間運用してみた感じですが、なんつーかホイール自体の剛性がスーパーRAPとは比較にならないくらい高いです。おかげで乗り心地が悪くなること。あと、ハンドリングはやっぱりいいですね〜。ガラスコーティング処理は結構掃除が楽ってので効いてきています。
○ライディングシューズ更新の続き
で、バイク屋さんには「見つかったらエルフのテラ01で、なければコミネの061で」と頼んでたんですが、やっぱり流通在庫もなくてコミネがやってきました。実はコミネの製品、あまり大きな期待はしていませんでしたが、足型は合うしめちゃくちゃ高いわけでもないので1回履いてみようって感じでした。実際に土日2日間履いてみた感じですが、新品としては出来はまずまずです。評判の悪いベルクロもちゃんと機能しています。編み上げのひもの締め具合を微調整しておくと普段の着脱はベルクロだけで済ませられます。重量がめちゃくちゃ軽いのと元々歩行を想定して設計されてるおかげで歩行がめちゃくちゃ快適です。問題点はというとトゥカップ入りなおかげでシフト操作がしづらいこと、歩行前提で設計さてて妙なソールの固さもあってステップの踏込入力の感触がかなりヘンなこと、この2点くらいです。まあ今のところ新品だからこういう評価になっていますが、そこはやっぱりコミネですからね。1年後2年後にどうなってることやら。なお、お亡くなりになったとは言ったものの、基本的にベルクロの縫製が一部壊れた程度でシューズとしての機能は十分果たしているため、テラ01とは当面併用の予定です。テラ01は通勤用、コミネのFTCシューズはツーリング用と使い分ける予定です。
○TT250R Raid、起動不調
この冬の頭ぐらいからTT-Rが始動時にグズってかなりキックの鬼にならないとエンジンが掛からないなんて事態が多発していました。まあウチのは圧縮上がってるのでほかのTT-Rよりいろいろ負担がデカいのは確かなんですが。ところが暖かくなってきてさらに掛りが悪くなってきており、とりあえずプラグ交換してみたのですが、これでもあまり改善はされませんでした。ところがですね……基本中の基本ということで改めてエアクリーナーの確認をしてみたところ、なななんと!ブローバイが乳化してエアクリーナーボックス側に噴出していました。ここに噴出するってことはつまりブローバイラインの途中にあるオイルトラップの中もコッテコテということ。仕方がないので全部丸洗いしたのですが、いやーコンプレッサーの圧空で押し出したら出るわ出るわ乳化液。ついでにパーツクリーナーも盛大に突っ込んできれいに洗い、ほかのトラップ関係も全部お掃除。で、組みなおしたら当初は簡単に掛かったもののそのうちまたかかり辛くなりまして。とりあえず動いてる間に調べたんですが点火時期OK、プラグ新品、バッテリー問題なし、コイルへの電流もCTで測ってOKと点火系問題なし。ケッチンが来るので圧縮はバリバリです。結局最後はキャブを疑ったわけですが、パイロットが通常2.5回転戻しなのが3.5回転くらいになってまして、そりゃー掛からんわ、と。2.4回転くらいにして冷えてからチョーク引いてキックで掛けたらあっさり掛かるようになりました。いやー……長かったil||li _| ̄|○ il||li多分、前にスロー調整したときからすでにブローバイでオイルキャッチャーが詰まりぎみだったと思うんです。それが今年の寒さで一気に詰まり、詰まったおかげでいろいろ調整が狂ってきてガスを濃いめに振る方向になり……ってところ。まあとりあえず当面これで様子見です。
○減速帯とABS
昔、四輪で峠遊びをしてたころ、ビートには当然ABSなんてものはついていませんでした。だから減速帯があってもお構いなしにガッツリとブレーキを踏んでいけて指先でペダル引っ掻いて微調整したものです。ところが鉄砲玉号ことK11マーチにはABSと応荷重自動ブレーキバランサーが付いています。で、峠の下り坂なんかで結構普通に走っていたとしても、勾配がキツいところで強めにブレーキングかけると応荷重制御でフロント側にブレーキが集中しABS動作、そのABSの動作タイミングが悪いことに減速帯をタイヤが乗り越えるタイミングとモロにシンクロしブレーキが全く効かなくなるというトラブルを経験しました。まあ私の場合すぐに気付いて一瞬だけブレーキ抜いて踏みなおして回避しましたが、これ気づかずにパニックになるとブレーキを踏み続けてぐんぐん加速することになります。鉄砲玉号に乗り出してすぐ気付いたことだったのですが、最近ちょっとtwitterで減速帯の話題が出てきて、それで思い出しました。この件、気づいた直後にガレージ力のツトム君に話してみたら、ABSキャンセラーの需要の1つがこの「峠の減速帯でブレーキ効かなくなります案件」だそうで。私みたいな峠コゾーが事故って刺さる分はともかく、一般の人で思ったより速度が出すぎてブレーキ強めにかけたらABSが動作し、結果的にブレーキがすっぽ抜けて事故、なんて事例が増えて減速帯の撤去が進み始めたってのは皮肉な話です。 |
VOL1002:平成30年03月05日:事故対応 |
○事故に遭遇したとき
最近motovlogとかいう、インカム経由でペラペラペラペラ話しながら動画を撮影して投稿するのが流行ってるようですが、その中の動画で何本か気になった動画があり内容が共通していたので注意点を。というのも、走行中に事故ってる二輪車を見つけて駆け寄って事故対応という動画だったのですが、motovlogをやってるようなライダーってベテランは皆無に使いのもあり、見つける、駆け寄る、そして安易に負傷者を動かしてしまいます。まずこれ、アウトです。二輪の事故の場合は大抵頭部強打をしていますので、下手に動かすと動かしたことで脳出血しちゃった、頸椎捻挫で済んでたのが脊髄損傷しちゃった、なんて実例がマジであります。でもmotovlogの人たちは道路の端に動かそうとしたり、ヘルメットを脱がそうとしたりします。これは素人が絶対にやってはいけないことで、我々ベテランライダーでも事故発生時には絶対やらないことです。まあ私の場合はツーリングチーム内に現役消防士が複数混ざってるので彼らが手持ちの装備内でできることはやっちゃってたんですが、それは特別なことです。
じゃあ事故発生時に我々ができることは何か。1つは交通整理です。現場から100mくらい離れたところに1名ずつ配置し、見通し不良区間ならもう1名か2名連絡員を配置し、交互通行で車を整理して二次災害を防ぎます。次にできることは現場の整理です。破損した車輛が路上中央に残置されていると完全に通行止めになっちゃいますので、まずこいつらを片付けます。負傷者が二輪車の下敷きになっているならその時に車輛の下から引きずり出します。その上でいまならスマホがあるので現場の様子を動かす前にある程度写真に収めておき、臨場した警察官へ画像提供すると、あとから警察官も現場確認や現場検証が楽になりますので、デバガメ根性とは別にして事故直後の現状写真は誰かが抑えておくべきです。最後に、事故で負傷した人は結構体が冷えやすいので、可能であれば何か上からかぶせるものなどで負傷者を保温したほうがいいです。とまあ、本当にこれくらいしかできません。でもマスツーリング慣れしているベテランってのはすごいもので、たとえ見知らぬ者どうしても誰かが歩哨に走ればもう1名が逆側の歩哨に走ったり、車輛の片づけに回ったりと、結構すっと動いちゃうものです。免許取ってまだ数年で若者同士でしか走ったことのないライダーはこういう動きについてしっかりと覚えておいてください。
○ライディングシューズで困る
4年くらい履いたelfのterre01が御臨終しました。まあ、そんなもんだよねえ……って思って次の奴を買うべと注文しようとしたら、とうとうテラ01が終売してしまい、流通在庫すら残ってない始末。んで、色々と探し回ったのですがこれというのもがなかなか出てきません。そんなこんなでたまたま目にしたのが今まで眼中外だったコミネの製品です。なんせ安かろう悪かろうの代名詞みたいなところもあったので。でまあ、量販店の店頭に置いてあったので試着してみたところ、これが結構イケる!ただし私は普段26.5cmなんですがコミネだと27.0cmでないと合いませんでした。とりあえず何種類か試着してみて気に入ったものを見つけて型番をメモ、行きつけのバイク屋で発注してきたわけで。引き取れるのは多分次の日曜だろーなー。実際に履いてみてどんな感じか試してみたいですね。
ちなみに履きなれた靴がディスコンになって困ったのはこれが2回目です。テラ01を履き始める前はずっとラフアンドロードから出ていた編み上げタイプのオフロード向けツアラーシューズを履いていました。25000円くらいするものでしたがタンと本体が全部シームレスでつながってるので防水性が高く、編み上げタイプで締め上げの調整が楽、底がオフで押し歩きしやすい形でクッション性がよく歩行も楽とツーリング向けの奴でした。これも3年毎くらいに履き替えて3足履き潰しましたが、2足目を買ったころにディスコン。で、余裕がなかったけどもう1足新品で買い足して死蔵して3年後に履き替えて……という流れでした。テラ01も終売のうわさが結構あったので気が付いた時には押さえておけばよかったかな〜って思っています。 |
VOL1001:平成30年2月26日:20周年まであと半年 |
そうそう、1001回目でページが切り替わってるわけでこれで170ページ目。10回分ずつ1ページなのに計算が合わんやんけって話があるんですが、これ最初にジオシティーズで出発したころは今と1ページあたりのテキスト量や掲載VOL数が違ったんですよ。なんせ20年前のネット環境ですよ?アナログ回線のダイアルアップで56kbpsで繋いでる奴がわんさかいた時代ですよ?1028×764のモニターが広い画面と言われていた時代ですよ?そんな時代に今みたいにテキストだけで何キロバイトもあるようなHTMLを置いておくと表示される前によそのページにみんな移動しちゃったもんでした。今の1ページ10項が定着したのは何年前だったかなあ……ADSLが出てきて常時接続が一般家庭にも普及しだした13〜14年くらい前かな。当時、JASRACのMIDI騒動というのが勃発していて当サイトも含め、多くのDTM系サイトが閉鎖したりしました。うちはMIDIからモータースポーツと写真をメインに切り替えて生き延びたのですが、その際に大きくデザインも変更し、日記もWeeklyという形式で毎週のトピックスをコラム形式で週1回月曜日に掲載する形になりました。また、1ページ10項というスタイルもそのころからです。いやー長いねえ、実に長いですねえ……。惰性でやってるだけですが。
○今季アニメで未チェックだったんだが
ネットの掲示板やtwitterの書き込みにキャプチャ画像が出ててつい気になった作品がありました。大体1月2週目くらいまでに揃う第1話2話をざーっと見て良し悪しを判断してその場で継続・切り捨てを決定するんですが、たぶんこれ第1話冒頭の2分が気に入らなくてソッコーで切った奴です。でまあ2か月間ほったらかしてたわけですが、掲示板とtwitterで見かけたキャプチャ画像ってのが水着会のイチゴの画像でした。うん、絵的にはドストライクですよ。んで実際にアニメを見てみるとこれがまた結構よくできていて面白いわけですよ。冒頭数分で切るのはやっぱマズったなぁって案件でした。とりあえずお話にツッコミどころがやたらと多かったりもするんですが(特に地学的に)、それはアニメなんでそれとして。絵柄的にはどっかで見たことのある絵柄なんだけどなあ、なんだろう。俺の覚えてる絵柄がキャラデの人の過去の仕事にないんですよねえ。
○MT-09 tracer、バッテリー交換
先週、チャージャーで14.5Vまで充電してよっしゃ!!ってなったMT-09 tracerですが、結局土曜日を前に金曜日に体を慣らすために通勤で乗ろうとして引きずり出して来たら……エンジン掛かるのがやっとのレベルでバッテリーがゲロヤバでした。とりあえず仕事の昼休みにバイク屋に電話してYTZ-10を準備してもらっておき仕事帰りに交換。ばっちり絶好調が戻ってきました。ちなみにMT-09とtracer、バッテリー容量が10しかないため上がりやすいので有名で、ネットを見ていると結構12に積み替えてる人が多いようです。なんせ元々12が入るケース幅がありながらスポンジを詰めて調整している感じで、スポンジを抜くとちゃんと12が入るのですよ。私も12にしようと思ったのですが、まあまた上がれば10で新品にすればと思って今回は10にしています。とりあえずまたこれで3年くらいはちゃんと走れる、かな?
○で、久々のツーリング
体の慣らしというわけでもないんですが、なんせ12月半ばからクソほど寒いのが続いていたおかげで全然まともに乗れてなかったのもあり、それでバッテリーが上がりかけていました。まあそれもあって体を戻すためにも走ってみたのですが、とりあえず前半は乗れてない乗れてない。足回りのセッティングも前にパニアケースをつけて走った時からちょっとイニシャルを緩めた程度でまともに普段用に戻してなかったみたいで硬さもあってない感じ。そんなこんなで走行しながら足回りの再調整もしつつ美山まで行ってきました。でまあ、帰りは大まかに体が思い出したこと、気温が上がったこともあったり体動き始めたこと、この2つがあって結構走れるように戻ってきました。まあまだ当面はリハビリかなあ。基礎練習もさぼってますし、さてはてそろそろちゃんと基礎練習も含めてライディングの本格再開ですかね。
○K11の電気系
相変わらずドアスイッチとルームライトのAUTOが連動しません。このドアスイッチとルームライトのAUTOの連動、基本的にはドアスイッチがB接点(NC接点)でドアが閉まると閉回路が開回路となりルームライトは電源と繋がらなくなります。ドアスイッチの接点の先はグランドアースに落ちています。ところがある程度の時代になってくるとここにキーレスエントリーやキー警報も引っ付いてくるのでドアスイッチと連動した別の接点が別のところに存在する、と。現状では実はキー抜き忘れ警報はドアスイッチと連動しています。しかしルームライトのAUTOとキーレスエントリーがドアスイッチと連動しません。ドアが開いていると普通は純正キーレスエントリーは動作しないんですがウチのK11はドアが開いててもキーレスが動作します。この辺が探し出すミソかなあ。でも回路図が手に入らないのでどうしても手が出せないのです。さてはてどうしたものやら。 |
(C)H28/29 Takayuki Kazahaya |
  
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