TT250R Raid スプロケットの異常摩耗 |
購入当初からチェーンの状態は良くなかった我が家のRaidですが、2年経って本格的にヤバくなってきた(リアスプロケットが交換時期にきた)のもあり、ずっと我慢していたけどとうとう交換することに。実は520にするか428のままいくかはずいぶん悩んだのですが、チェーン自体の耐久性は圧倒的に428のほうが上ですから、トータルバランスを考えて純正ノーマルで行くことにしました。というわけでリフトアップ!![]() Fig.1 リフトアップ ![]() Fig.2 リアスプロケットは適正な交換時期 エンドレスタイプのチェーンの取り外しですが、再利用を一切考慮しなければカシメてある頭をディスクサンダーで削り飛ばしてからタガネで外してしまうのが一番簡単です。今回はバイク屋丸投げなので店長がおもむろに・・・・(店長左手は素手のほうが安全でっせ・・・・) ![]() Fig.4 チェーン取り外し中 チェーをブチ切った後、メカニックのT氏がリアスプロケットの交換をしている間に店長がフロントスプロケットを交換します。駄菓子菓子!スプロケットカバーを開けてみて愕然としました。摩耗の仕方があまりにも異常なのです。また、普通だったら多少こじればさっくり取り外しできるフロントスプロケットですが、今回はどうしても普通に外すことができず、最終的にベアリングプーラーを使って取り外す羽目になりました。 ![]() Fig.4 摘出したスプロケット ![]() Fig.5 交換した純正新品 今回の摩耗具合はかなり異常です。元々428チェーンというのは520と比べるとかなり間延びしにくいほうなのですが、私のTT-Rのチェーンはかなり間延びしていました。この時点で相当扱いが荒かったことを示唆するのですが、クラッチの焼け方が半端なかった過去もありますし、最初のオーナーの扱いの酷さはかなりのものだったと想像できます。フロントは大体リアと同じくらいのペースでちびっていって同時交換が基本なのですが、ここまでフロントだけ急激に摩耗したというのはやはり、かなり悪条件で使用していたってこと(しかもメンテナンスしていない)なんですよね……。 |
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