K11 March G# / Micra1.4:ウィンカーレバーの交換
 我が家のK11マーチですが、2018年の秋ごろに「ライトスイッチを操作すると右ライトのバルブが飛ぶ」という状況に陥りました。切れて交換するとまた切れるので多分ライトスイッチじゃないかと踏んでいましたが、面倒くさいのとLED化したかったのでLEDバルブに変えて放置していました。が、車検でLEDのままだと通らないときにハロゲンに戻す必要が出てきて、仕方がないのでライトスイッチを修理することにしました。といっても新品に交換するだけです。

 ちなみにこの症状、原因は分かっていて、スイッチ内部の接点がカーボントリップしているからです。スイッチ操作によるヘンなスパイクでフィラメントに変な負担が掛かってこと切れています。この手のトラブルを中古交換で済ませてしまう人がいますが、新品を買っても13,400円なんで新品買っちゃう方がいいです。なおこのスイッチR33スカイラインと共通部品(型番もR33の型番)です。

 
 作業自体はめちゃくちゃ簡単です。ハンドルを外さなくても可能です。
 まず、ハンドルコラムカバーを引っぺがします。赤い矢印のところの4本を抜き取って上>下の順に剥がせば大丈夫。なおハンドルは一番下にしておかないと外れません。
 
 レバー本体は赤で丸囲みしたネジ2本を抜いたらぼろっと外れます。先にコラムからレバーを外したほうが作業性がいいので先に外しちゃってください。

 
 最後にライトSW(白)、ウィンカーSW(黄色)、フォグランプSW(黒)の3つのコネクタを外せば終わりです。ここの着脱がレバーを外した状態の方が作業性がいいんです。組み付けるときは逆手順で組んでいけば終わりです。ええ、たったこれだけで交換完了なんで、自分でやったほうがいいです。
 
 
 ライトスイッチが原因でバルブが飛びまくるのはこの年代の日産車の持病です。フォグランプを増設するとかライトスイッチの不良を修理するとかの場合ですが、中古で拾ったものが同じ症状を抱えてる可能性があるので、できれば新品にしたほうが無難です。
  
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