7月のいつだったか、伊和大社まで峠三昧ツーを堪能しにいった帰り道にカメラ台が折れやがりました。キズナアイのごとく思わず「うわ、折れたよ。ふぁっきゅー!ふぁっきゅふぁっきゅー!」とか言ってしまったのでした。ちなみにTRACER900へ乗り換えてから1年くらい動画撮ってなかったのは純粋にカメラ台がないので撮れなかったというオチ。ちなみにMT-09
tracer時代は中華製でこういういいスクリーン可動機構の裏に仕込める便利な奴があったので利用していましたが、TRACER900でなされた改悪の1つが可動機構の変更でこいつが使えない。まあ暫く悩みましたよ。
で、こういうアダプターを生み出したんですが、設計が不味くて最終的にアダプタに市販のLアングルでハクバの安物の自由雲台を固定するという方法になりました。このやりかたでつけたときから「多分そのうち折れるやろな」という予感はしていました。しかしこんなに早く、設置してから5000kmちょっとでもげるとは思わないじゃないですか。
当然、もげたのはLアングルのところでした。ふぁっきん!上の写真を見ても分かる通り「そりゃそのうちもげるわ」って感じです。もげた場所についても下の写真の通りで、起こるべきことが然るべき場所で順当に発生した、としか言えませんでした。
ちうわけでその辺にテキトーに転がってたt=3mm、20x40mmのアルミ押し出し材を加工し、折れたL金具の代わりになるものを作っていきます。。
とりあえずこれまでと同じように前面から固定し、天面は防振補強金具の上に乗ってるだけの構成にしてみたのですが、これだといくら3mm厚とはいえ同じ結果になるような気がしました。
だもんで、さらに追加でケガキ。元々のアダプターの防振補強金具にM4でタップを立て、そこに皿ねじを放り込んで天板と防振補強金具もがっちり固定するようにします。ナベネジではなくサラネジにしたのは天面をフラットにする目的もありますが、それ以上に「振動で上に上がろうとする力をサラの構造で抑え込む」という目的もあります。
機械加工が終わったのでアダプタを組み立てて……
同じように自由雲台を載せれば対策完了。
で、さっそく試走に行ってきましたが、走り始めてすぐアダプタを車体に固定してるネジが緩むトラブルがあった以外はおおむね問題なし。オンボード撮影結果もこちらの想定の範囲内ですし、対策としては成功と言えると思います。
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