3XP1 DT200WR 1991 Japan
What's about DT200WR
 YZ125ベースだの、兄弟車にWR200Rというレーサーがあるだの、そんなんは他所のサイトで散々語り尽くされているので、いまさらここでどうこう言うつもりはありません。他所様のほうがよっぽど詳しいですし。

 うちへ来たDT200WRはこれで4台目。1台目は部活の先輩から譲り受けたもの。エンジン積み替えなどを経て結局トータル8万キロ以上は走った車体でした。で、次に手に入れたのが92で、これは後々金銭的に困り果てて譲渡。3台目は4台目が手に入ったので、玉突き放出で友人に譲渡。そして4台目がこれ、バイク屋の仲間から格安で譲ってもらったものです。

 ノーマルでの最大の弱点はレギュレーター。よく壊れます。そりゃなんちゅーても悪名高い47X型番ですから。レギュレーターに関しては、TT250Rや4JGセローについてるフィンつきに交換すると、壊れなくなります。ボルトオンなんでほんと安心して交換できます。次に壊れるのはサイドスタンド。これは1型と2型についてる湾曲タイプでの話ですが、ヒンジががばがばになって直立しなくなります。対策として3型4型のスタンドを入れるのですが、これを入れようと思うとドリルでのフレーム穴あけ&溶接肉盛りをしないとだめ。全然対策部品じゃありません。初代&2代目には3型用ストレートタイプを入れていました。あと壊れるのがウォーターポンプ。エンジン4つ中3つでインペラーの軸が壊れました。壊れるのは軸とシールの接触部分で、ここが磨耗すると冷却水がギア内に進入してきます。まず最初にギアオイルが白くなってくるので、この時点で大抵気付きます。初代の1機目エンジンではこの予兆に気付かずに盛大に浸水、噴水になりました。
管理人のDT200WR(2007年06月時点での仕様)

 
主なスペック
機種コード 3XP1
全長/全幅/全高 2170/835/1295mm
発動機種類 水冷2サイクル
クランクケースリードバルブ単気筒
排気量/径/行程 199cc/66.8×57.0mm
最大出力 35ps/9,000rpm
最大トルク 3.0kg-m/8,000rpm
タンク容量 10リットル(予備2リットル)
主な変更点
Renthal:ジェフワード
RC-SUGOレーシングサイレンサー
TT250R/XT225WE用純正レギュレーター
RC-SUGOハイシート
自家製LEDテールライトユニット
使用タイヤ
前:Bridgestone TW301:2.75-21
後:Bridgestone TW301:120/80-18
追加装備
純正OPT:フロントディスクガード
純正OPT:リアキャリア
設定変更
2008年9月退役・売却
(C)1998/2005/2006/2007 Takayuki Kazahaya