4SV4 YZF1000R Thunderace GB 1998
 2002年にバイク屋の仲間からタダ同然で譲り受けた車体。実は転倒事故で路側帯の植木に突っ込んでフロントフォークが2本とも曲がっていたものを復旧させて乗っていました。おかげで赤銀の車体なのにアッパーカウルが4SV3用の青がついているという悲惨な状況でした。

 このフレームってクソ頑丈なようでその事故でもフレームへの損害はありませんでした。ただ8万キロも(5万マイル)ほど走り、さらにジムカーナやバイク便、パパラッチ(苦笑)で散々酷使されたエンジンはまるでディーゼルエンジンのような音を立てていました。そんなエンジンの状態でもリッター20km以上を楽々叩きだすエコな車体でもありました。

 細かいインプレッション等は5年後に手に入れた4SV3のほうに書いてあります。この車体、結局秋には金策に困り果てて手放す事になりました。売れた額がかなり詐欺ってたのは心苦しい限りですが、なんと5年たった今でも元気に走っているというから驚きです。

 ちなみに復旧するだけで精一杯だったので、これといってカスタムしたところは一切ありません。しいて言うならライトリレーを組んでバッテリー直結化したくらいでしょうか。おかげで光の暴力といわれるくらい猛烈に明るいヘッドライトになりました。あとは別段いじる必要もないくらいバランスの取れた車体です。当時手放してから後悔したYZF1000Rでした。
  
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