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VOL750:平成25年03月04日:187系すげぇ! | |||
○広島往復で187系初体験 今年も1発目の広島往復をしてきました。えー、今回は在来線で日帰りですよ。だって収入が2/3になっちゃったので新幹線使って泊まりで往復なんて贅沢旅行は無理ですから。往路は何時もどおりの姫路行き快速のあと、姫路で岡山行きに乗り継ぎ、糸崎で岩国行きに乗り継ぎ〜です。で、広島駅で帰りの切符を先に手配したのですが、色々見て回ることも考えてもっとも妥当な帰路の経路から一番まっとうなルートを勘案。そうするとですね・・・・・帰りにスーパーいなばに乗車できる機会があるじゃないですか!ビバ普通乗車券!18切符だと特急には乗れませんからね〜。そして帰路。当初予定の便より1本早い岡山直通の普通列車に乗って岡山駅で15分ほどの晩飯を食い散らかす余裕時分を生み出し晩飯を食い散らかし、さてはて187系に乗車ですよ。 その187系、とにかくモンスターの一言でした。まず起動加速が恐ろしく速い!少なくとも221系並の加速をしますね。起動だけではなく中高速域の加速も結構なもんでした。あと、5速ATってのですが、起動加速からトップスピードの間での間でギア飛ばして変速しているようで、3ATのような感じでした。HOT7000は150km対応の3ATで、直結のうち2速が70〜110km、3速が110km以上というギアカバーなので、例えば常用の多い低速度で変速段を多用することになるとか、色々問題があったのではと思っています。確かに多段化した上で走行中に常に最適なギア比を選ぶようにしておけば無駄に高回転廻さなくていいし、車内騒音も減らせますし。あと、381系と違い、山陽本線内でも振り子効かせっぱなしです。走り始めてすぐ振り子が効いてることが実感できたのですが、念のため車掌さんに聞いたところ、HOT7000と187系は常に振り子を効かせっぱなしとのこと。そりゃ三石の峠でも速いわけですわ。という具合で、写真を見に行ったのか特急に乗り鉄にいったのか、よーわからん旅になりました(笑 ○イルフォードDELTA400購入 これは先週の話なのですが、イルフォードのデルタ400を買ってみました。といっても、まだ使ってません。なんせ現像条件が分かりませんからね。富士フイルムのデータシートはそれはもう恐ろしく親切なので、自社のものはおろか、D-76やT-MAXデベロッパー、ID-11、マイクロフェンなど、多岐にわたった現像液と感度、温度の条件が書いてあります。しかし、お高く留まった殿様商売のコダックは勿論のこと、イルフォードも例外ではなく、D-76、ID-11、マイクロフェン程度しかデータはありません。しかしその代わり、可能な感度はかなり手広く網羅されていますが。で、少し思案したところ、要するにフィルム現像って化学反応により結晶成長なわけですから、温度を一定にすれば感度に対してなんらかの反応定数が得られるのではないか、ということでした。で、やってみました。実際のところ、富士のフイルムは現像液に対し、高感度側で反応定数が変わるようです。それに対してイルフォードのフィルムは常に一定の定数を示すようです。まあ、実際に欲しいのはEI200ですから低感度側で換算したところ、ミクロファインの1:1希釈、20度という条件に対し、HP5なら9分、デルタ400なら11分30秒ってところです。デルタがこの条件でいけるならばアクロスと2本まとめて現像できますし、HP5が8分でも充分像が得られるならば、プレストと同じに扱えそうです。というわけで、とりあえず手に入れているデルタ400は近々実写してみようと思います。 ○副鼻腔炎その後 えー、1日おきならそれなりに運動できる程度には回復してきました。夜の睡眠のよしあしが随分翌日の体調を左右しているようです。あと、残念ながらレンドルミンを呑むと確かに寝付けるのですが、寝付いた後の睡眠が凄く質が悪いようで、結構しんどいことが多いです。自力で眠りにおちて眠るなら翌朝変な時間に目覚めても大して問題もないです。だもんで、この週末から貰った抗生物質がお子様用の低容量のモノになっております。で、そうなるとやっぱり推進したいのは減量なのですが、運動してもしてもなぜか体重が落ちないんですよね。ただ、腹は微妙に少しずつへっこんでる感じはします。2日連続でやると間違いなく体調を崩すので1日おきにしていますが、有酸素中心にして、エアロバイクもカロリーターゲットモードで毎回400kcalを課題としてやっております。こうやって少しずつ皮下脂肪というラスボスのHPを削っていくしかありませんなあ。 |
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VOL749:平成25年02月25日:NewMD35mmF2.8精進 | |||
○NewMD35mmF2.8 えー、ヤフオクで恐ろしく安い値段で出ていたのでついポチっとな。数年前ならこの状態なら15000円は下らない商品だったはずが、いまや送料込みでも5000円未満の世界。銀塩機、それもミノルタのMF機で遊ぼうって奴らは本当に減っているんだなって実感できます。反面、ソニーαが躍進しだしてからというもの、ミノルタ時代のAFレンズまで値段が暴騰しています。例えば、デジタルで使うと描写がフィルム時代とは程遠いクソ描写になるので有名なAF17-35mmG。未だに8万9万とお値段付いています。デジタルで使うならこれより最初っからD-SLRも見越した上で距離計チップも搭載しているDレンズのほうがいいんですが、なぜかGレンズにこだわりはります。まあ、ツァイス16-35mmF2.8SSMが1本16万くらいするから、その半値なら出そうかってところなんでしょうけど。それはさておき届いたレンズは1箇所アタリがあるもののエレメントは非常に綺麗な子でした。このレンズは俺も何度か手に入れたことがあったのですが、揃いも揃って後群の前面が腐食します。ここにダストが入り込みやすく、カビてやらててしまうんです。ボディにオマケで付いてきたけどそうなっててゴミになった子は何本か見ました。うち1本は知り合いが魔改造に使う(たしかソ連製レンズのヘリコイドとして使ったはず)っていうのであげましたが、それ以外はみな廃棄物行き。こんな綺麗な個体を出会ったのは、Kuma君の私物と八百富の在庫以外は初めてでした。大事にしていこうと思います。 ○不老泉を仕入れられる店を発見した 以前からやすさんから頼まれていたんですが、不老泉の山廃仕込純米酒、3年熟成原酒、所謂赤ラベルという定番酒を買ってきました。購入したのは浜大津駅にほど近い小川酒店というお店でして、店に入ってみたらもうワンダーランド。ビールや洋酒なんてほとんど置いておらず、見渡す限り大半が日本酒で、その半分くらいの量が焼酎。日本酒もほとんど近江の地酒で占められています。で、やすさんには頼まれていた1升瓶を用意し、自分用にも4合瓶を買ったのですが、これがもう美味いのなんの!去年の夏は体調がよくないところに暑い中の飲み切り会だったのでそれ以来熟成酒は逃げてたのですが、これはありです。今度パラディにいったら絶対飲んでみようって思うくらいでした。そうそう、で、この店でも色々と近江の地酒が置いてあり、俺の知らない蔵もいっぱいありました。名前だけ聞いてて興味があるだけの酒もあります。最近少し思うことは、日本酒はキツいからどうのとか言うくせにワインは飲む奴らが多いですが、ちゃんとした日本酒を飲みもしないで寝言を言わないで欲しいってことです。1升1000円の安酒でモノを語るな、と。 ○TDM900のリアブレーキ整備 以前から懸案だったTDM900のリアブレーキを整備しました。整備記録を紐解くと前回整備したのは3年近く前。新車で買った1年とちょっとで1万キロ達成しており、ちょうどそのころにリアブレーキパッドが残量3mmになって交換していたようです。今回は22000kmで交換なのでほぼ順当ですね。で、フロントは定期的に清掃しているので問題ないのですが、リアはそのあと丸々3年弱何もしてなかったわけで・・・・・。で、本来なら右マフラーをはずして作業をしなければなのですが、面倒くさがりの俺は当然ながら無理やりやりますよ。後ろ側のキャリパ固定スタッドだけ抜けば交換も清掃も出来るんですよ。 で、まずキャリパをはずしてみて、ピストンが随分出てて汚れてることに気づきます。アルミピストンなので助かっていますがFZRのような鉄ピストンだったら完全にさびてるところです。ダストとゆがみでサポートに引っかかっちゃったパッドを無理やりはずし、サポートについてるスライドメタルもはずします。これもどろどろなので洗浄します。1500番のペーパーでピストンも清掃し、綿棒を使ってピストンにシリコングリスを塗布し、古いパッドを利用してピストンを押し戻します。平行に入りはじめれば指で戻りました。清掃したスライドメタルの両面にグリスを塗ったくってサポートに組み戻します。新品パッドの裏面にもグリスを塗り、さらにバックプレートを装着してグリスを塗り、スライド部分にも塗ってサポートに組み込みます。そこへピストンを押し戻したキャリパを組み込み、グリスアップしなおした固定スタッドを差し込んで固定すれば終わり。で、移動のために軽く押し戻したところ・・・・・・むっさ軽っ!えー、随分リアキャリパが引きずりを起こしていたようでした^^;;もうちょっと暖かくなったら定例のフロントキャリパ清掃もやりたいですね。 |
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VOL748:平成25年02月18日:安い!安すぎるよ! | |||
○おきゅーりょー えー、新しい職場でのはじめての給与明細がやってきました・・・・・・il||li _| ̄|○ il||liなんですかこの手取りは!そりゃまー確かに前職は体が壊れる勢いで働いていたのもありますが、クソ残業時期を省いても手取りはそこそこありました。多分、20台半ばの正社員の本給程度にはありましたよ。まーそれでも実兄(某自転車メーカー課長)のボーナス額と同等以下だったんですが。でもね、今の職場は確かに楽っちゃー楽なんだけど、予想していたよりも天引き額が多く、正直手取りは17万切っています。これでどうやって生活しろっつーんだよ。生活保護貰ってる奴のほうが自由になる金額が大きいとか正直まじめに働くのがばかばかしくなりますよ。なんつーかね、消費が低迷云々っていうのはこう、派遣社員とか俺らみたいな底辺で働いてる奴の給料が恐ろしく安いことに起因してると思うんです。前の会社なんかもそうでしたが、定時内給与だけでいうと、月手取りは19万程度。30代後半の給与としてそれはどうよって思うんですよ。平等とかどうのっていうのならば、まずここを改善すればいいんじゃないって思うんですよね。そうすれば消費も向上するからみな潤っていく。 最近、日本製品が日本国内で消費されないという話がありますが、それを覆す話がありました。川崎重工が先日、ニンジャ250の新型を発表し、予約受付を開始しました。これがですね・・・・・2013年販売台数6000台がたった3日で予約完売してしまったのですよ。日本の二輪車で1車種が6000台売れるなんて近年ないことです。なんせ国内二輪車販売台数の大半はハーレーとドカティとBMWというよく壊れる癖にアホみたいに値段の高いボッタクリ商品で占められています。その中にたった1車種で割り込んだというのは快挙とも言えるんですが、実際に実車を見てみる(見る機会があった)と、これがまあよく出来ているんです。ホンダが少し前に売り出したCBR250Rも言うほど売れていませんがなぜニンジャ250がそれほどの人気を得たのかというと、旧モデルでの作りこみの実績とデザインのよさ、そして価格帯。ホンダがCBRでズッコケた理由は結構簡単で、利益重視で作りこみがまったくされていないことでしょう。CBR250R事態はそんなに悪いバイクじゃないです。が、ニンジャ250との比較となると、ってところ。逆に言えば、それだけ消費者が納得するモノを生み出せば、今でもしっかり消費につながるってことです。あれ、年間生産予定が1万台でも完売したでしょうね。 ○久々のタイヤ交換でorz 日曜日、くまくまんの家に行って来ました。というのももともと小路カフェにミノルタコードを爆撃しに行く予定がありまして、そのついでに別件の用事で寄ったわけで。その途中、若者二輪ライダーズのバイク整備講習もすることに(笑)で、セローの前輪タイヤ交換をすることになったのですが、ほぼ2年ぶりにやったらこれがまあ、随分スカタンこくわけですよ。挙句の果てに装着するときにタイヤレバーでチューブを2回も噛んでしまい、都合3箇所穴を開けてパンク修理することになったりと色々でしたが、若者たちにタイヤ交換を実演できたのはよかったですね。テクと筋肉の差とか言われたりもしましたが、実際には筋肉使用率はそんなに高くなかったので、あれはほぼ100%テクです。俺も最初のころは、特にリアタイヤはすごく苦労したクチでした。なんせお金がないですからね。安く買って来て自宅で交換してのこぎりで切り刻んで可燃ごみで排出ですよ。でも社会人になり自営業から会社員になったら余裕も出てきたので今では全部バイク屋に投げていますが、たまにああやってやることで、出先でパンクしたときの対応力にもつながるわけで。というわけで若者よ。あれは慣れだ。頑張って練習したまえ(笑 |
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VOL747:平成25年02月11日:風呂っていいね | |||
○月例サバト 今年からバイク屋の月例サバトが常連の持ち回り企画になっています。今年だけかもだし、来年以降もそのままかもだし、まあいつまで続くやら。それはさておき、先月不参加だったんですが、今月は体調がまだまし(と勘違いしてたのは事後に判明)なので参加してきました。行き先は亀山にある亀八食堂という店で、現地についたら「ああ、昔鈴鹿の帰りに寄ったわ」という場所。料理はトンチャンというと分かりますかね〜。モツや肉を野菜類と一緒に味噌ダレで焼くんですが、焼くときに出る野菜の水分を使ってうどんも一緒に焼いちゃいます。すると非常に美味なごっちゃ焼きになるんです。そういうお店なんですが、結構食っても1名1000円たらずの料金で済んでしまいます。たしかに以前寄ったときもあっちにゆかりのある奴に教えてもらって食い散らかしにいったんだっけ。今回ずっと気にしていたには燃費でした。往路は大阪市内を結構走ってR163へ入ったわけですが、往路は市街地走行も多かったこともあり、早々に2メモリ消費していました。まあ復路で大回復するわけですが。で、実は、この悪くなる燃費ですが、実は以前のデータにも出ていました。燃費ログを見返すとやはり冬場に多く、今年1月に悪かったときも走行中の平均気温は5度以下。低温だとO2センサーの都合でガスが随分濃くなるようで、それで燃費悪化につながっているようでした。確かに先週走ったときは暖かかったせいか、リッター25kmくらい走っていましたからね。 ○日本式の入浴はいいねえ いやね、最近面倒くさがらずにちゃんと帰宅すると時間があれば、風呂に入るだけでもジムに行くようにしているんです。なんせ自宅では基本的に風呂を沸かさない我が家ですから、風呂に入りたければジムにいくしかないんですよ。で、体調がビミョーなときにはいきたくない、と。そんなこんなで億劫になって冬場は入らない日も増えてたわけですが、先週はちゃんと面倒でも毎日入りにいってました。すると・・・・・前職後半からあまりジムに行かなくなったころから運動してもあまり汗が出てこないほうだったのですが、この間からはちょっと体を動かしたら汗がしっかり出るように。いやー、定期的に外部からも熱を補充してやるとこんなに代謝が変わるもんなんだとびっくりしています。で、お風呂。トータルで15分は湯船にいるようにしています。たとえば洗う前に5分、洗ってから10分、って感じで。すると前職で欝気味になってからは睡眠障害もあったのですが、最近ではそれもすっかりと息を潜め、へたすりゃ9時半過ぎたら眠かったりします。正直なところ、睡眠剤に頼って寝ると、翌朝の目の周りのクマが半端ないんです。要するにちゃんと眠れてないわけで。眠れてなきゃ代謝はあがりませんから余計太りやすくなる、と。眠れる時期は体重が落ちやすく、そうじゃない時期は落ちないどころかほとんど食わなくてもがんがん増えるんですからねえ。あと眠れると副鼻腔炎の調子もよくなるので睡眠改善でもっとよく眠れるようにしていきたいですね。 ○皇紀2763年の建国記念日 2月11日は建国記念日です。正直なところ根拠は結構怪しいと思っている俺だったりもするのですが、制定の理由は今をさかのぼること2763年前の今日、橿原宮で神武天皇が即位し大王となったから、というもの。ただ、2763年前というのが個人的にもっとも怪しいと思っております。というのもですね、現存が推定される一番最初の女帝である推古天皇が即位されたのが崇峻天皇5年、西暦で言うところの592年の12月であり、東アジアの歴史上初めての女帝の即位でした。その推古天皇が斑鳩に日本発の都城を置いたのが西暦601年、中国式の年数の数え方だと辛酉年であり、エポックメイキングな出来事が起こるのは当然その前の辛酉年であるべきだからという乱暴な論法でさらに1260年遡った辛酉年、BC660年を即位年と定めてしまった、というわけ。まあ、ほかにも多少怪しいながらも根拠はあって、宋の国の歴史書にはBC681年〜677年の間に日本国で神武天皇が即位したという記述があるらしいのですが、神武天皇自体の寿命が130年くらいあったり、そこから9代目開化天皇までは欠史八代とも言われロクに歴史が残っておらず実在が疑わしい(10代目崇神天皇は存在が確実視されている)とか色々あり、実際は10代目崇神(すじん)天皇が初代天皇ではないかと言われていたりもします。 ○君が代のこと ところでさっきテレビでニュースを見ていて相変わらずいるなーと思ったのは、戦時中のことだけを理由にして頑なに国旗と国歌の両方に反対している人たち。個人的に言わせて貰うとナンセンス極まりない話です。彼らに言わせると日の丸は旧軍の象徴、日の丸は天皇制万歳という歌、とのことですが、もうどこをどうツッコミ入れていいのかってところです。まず日の丸ですが、これは事の発端は日明貿易か朱印船貿易あたり、室町時代〜戦国時代に遡るものであり、デザイン根拠は聖徳太子の「日いずる国の天子」って言葉だったと思います。この時点で反対派の唱える理論はダウト。続いて君が代。これはもともと古今和歌集に載っていた和歌で、原文は「我が君は」で始まっています。しかし、鎌倉時代の写本などで「君が代は」という記述が見られるようになり、それを丸々国歌として採用しています。時代が下れば「君が代」とか「我が君」というと間違いなく「主君の世は」「主君の命は」となるわけですが、元の歌が詠まれた時代は平安時代よりさらに前の時代です。載っているのも第7巻の賀歌のところですしね。この時代の君という言葉は「親しい人」を指していますから、古典の正規表現どおりに解釈すれば「あなたの命がさざれ石が砕け散って砂利になって苔が蒸すくらい長く長く続けばいいのに」というのになります。この歌を国歌として採用した人の意思はそれをわかっていつつ君が代を天皇家の治世としたんでしょうが、歌そのものは先進国では唯一の祝いの歌であることをもっと誇りにするべきではないかと思います。 |
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VOL746:平成25年02月04日:小鼓の今朝絞り会にいってきた | |||
○西山酒造の今朝絞り会 今年は中1年はさんで久々に今朝絞り会に行ってきました。おととしとその前は行ってるんですよね。今回は天候もよく暖かかったのでTDM900で行ってきました。朝エンジンかかるかどうかすごく冷や冷やもんだったんですけどね(笑)さてはて、今回のルートは往路は篠山経由の一般道、復路は舞鶴道から中国道のコンボです。往路の県道12号の峠区間では体が忘れきらないうちに峠でのキメ走りの復習をしていました。随分忘れてしまっており、ライン取りは問題ないものの車体への荷重バランスがgdgdで車体性能とタイヤ性能に頼りっぱのライディングをしていたのが、TDM900に乗り換えてからの実情なんです。まあ、その程度の奴にFZ-1に乗っててケツ突っつかれてるショップの若手どもはもうちょい精進してほしいんですが。で、最近埠頭エリアでのコソ錬とかで随分思い出してきたことをおさらいしていまいた。バイクってやっぱ峠を何度も走らないと覚えませんよ。結構いい具合に感覚が戻ってきてると思います。 イベントはというと、今朝絞りの生を1本、今朝絞りイベント限定の生酒を2本、塩麹を1本蔵元で買い、さらに帰りに道の駅で定番のグリーンラベルを1本購入。そのために蔵元で一升瓶の箱を2つ買って帰りました。1本は蔵元で、1本は道の駅でそれぞれ一升瓶を突っ込んでいます。そうそう、あと今回は友人の蔵人M君ら若手の発想で色々とイベント盛りだくさんだったのですが、そのうちの1つ、友人蔵人のH君が担当していた1コイン高級酒コーナーがありました。で、そこでは試飲した人に使った冷酒グラスをプレゼントしていたのですが、グラスがほしいばっかりにしれっと試飲代金でグラスだけもらってきています。これ、グッズとして売れば売れると思うんだけどなあ。ちなみにお酒はというと相変わらず美味いというか、一時期のあまりに特徴がない酒から徐々に、かつてのキレのある小鼓に回帰してきてるように思えます。特に、今回のイベント限定で出した生酒(もともと輸出用のをしばらく寝かせてた奴)とかかなりキテますし、最近の天楽も路上有花も以前に比べて随分味が向上しています。最近小鼓を手に入れるルートが途絶えてしまってずっと綾小町ばっかり飲んでいましたが、最近は伊勢丹大阪でも手に入るということなので、小鼓に回帰していこうかと思っています。 ○恵方巻きというウソ風習 mixiで久々に書いた記事で、定期的に書いてる内容と同じモノです。 ここ数年、何かとテレビでは「関西古来の風習」として恵方巻きとかいうのが出ていますが、関西古来の人間に言わせると「そんな風習なんて昭和の時代には全然聞きもしなかった」というのが正確なところです。そんなわけで我が家では恵方を向いて丸かじりするなんてお下品な食い散らかし方はしません。新しいもの好きの兄が中学だか高校だかのころに聞き及んできて、それにノった親父が未だに節分になると太巻き〜太巻き〜とはいいますが、俺と母は「別に太巻きかわんでもええやんな?」です。今回も買うつもりはなかったのですが、買い物に出てる我々に親父殿から「巻き寿司は買うたか?」とメールしてきたがために、「不本意ながらとりあえず買った」とだけ返事してしゃーなしに買いましたがね。でもちゃんと切断して食ってます。神戸系文化の血の父方はもとより、大阪の下町育ちの母親にも「節分の日に太巻きを同じ方向を向いてアホ面下げてまるかじりする」風習はなく、いま60台の方々でその親世代から大阪にいる人に聞いても大抵「そういやそんなん私らが子供のころはなかったなぁ」とおっしゃりま ちなみに先述のとおり、我々関西の人間が恵方まきなるものを耳にするようになったのは昭和末期だか平成に入ったばっかりです。我が家の台所を改装する前でビーグル犬ぽち君が家に来ていたので、平成2年くらい。関西ローカルの番組で恵方がうんうんなんて話題が流れるようになり、そこでその2年くらいはやったんだけど、そのうちばかばかしくなってやめてしまった。 ただ、太巻きとかを節分に作っておいておく風習はあったそうです。ただし「とか」と書いてるとおり、作るのは別に太巻きに限ったわけではありませんでした。本当に大阪市内にゆかりを持つ地の人は知ってる話で、戦前〜戦後しばらくに掛けては女正月という風習がありました。女正月そのものは全国的に古い土地ならどこでもあったようですが、新潟のほうでは1月15日にやったり、はたまた旧正月にやったり、やる日に地域性があったようです。関西ではおおむね節分の日だったようです。この女正月というイベントは、正月の間まで忙しく働いていた女性に感謝するべく、節分には女性たちに遊びに行ってもらおうというものでした。だってもともとが商家や大家族が発端のものですが、それが明治維新後には庶民の家にも伝播していた、というわけで。で、女性たちは遊びに行くにしても、やはりヤローどものエサは用意しなければならない、となるとお手軽な食い物を置いていくことになります。そこで定番となったのが、太巻き、カレーライス、バラ寿司(散らし寿司)などなど、なんです。料理なんてロクにしない男どもだけで食わさねばならんのですからそういうモノになりますよね。 ちなみに女正月は別名「お化けの日」といって、普段はスッピンで家事をしている女性たちがおめかしして出かけるので、美容院はこの日は急がしかったそうで、おめかしして出かけて化けるから「お化けの日」だそうです。今年で64になるわが母上の地元西淀川区でも実際に昭和30年代までは女正月をやっていたそうで、その日はみな美容院をちゃんと予約し、朝からヤローどものエサを作り置きしたら着替えて美容院にいっておめかしし、梅田や心斎橋、難波などに出かけてたそうです。当時は映画や観劇が多かったそうです。ただこの女正月ですが、元来地の子とは言いがたい関西の人などの一部で風俗や水商売云々と引っ掛ける人もいるが、商人など忙しい家の人ほどそういう風習があったので、実際には水商売とか関係はありません。古くからの大阪の商家や町屋に伝わる古いお話、ということで。むしろ、いま恵方巻きといって皆様が下品にまるかじりしている行為、こちらのほうが風俗店発祥のネタなんです。俺も最近しった話ですが、これはもともと女郎屋での花魁遊びだそう。イチモツの代わりに太巻きをアレに見立ててまるまる齧り付いて云々、というのが発端だそうで。そりゃ我々関西人も一般の人は知らないわけですよ。花魁遊びなんてできるのはええとこのボンボンだけですからね。 |
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VOL745:平成25年01月28日:ハクキンカイロ買っちゃった | |||
○通勤のお供にハクキンカイロ クソ寒い日が続きますねえ。摂津国でも連日夜は氷点下です。というわけで、まあ実は先週の話になるんですが、ハクキンカイロを久々に購入してきました。実はXTZ750時代には結構愛用してたんですよ。時々氷点下とかも「凍らなければどうってことはない!」と走っていましたが、ウラにはこういう仕組みがあったんです(笑)最近はハクキンカイロのOEMなZIPPOブランドとかもあるようですが、安さと信頼のおじさん印ですよ。ハクキンカイロというのはですね、中身の綿に染み込ませたベンジン(ベンジンといっても中身はベンゼンではなく、ノルマルヘキサンとヘプタンを中心としたガソリンの仲間)を気化させ、火口というか上部についてあるガラス繊維に白金を担持させた触媒で分解させることで発熱させます。燃焼ではなく触媒分解なんですよ。白金やパラジウムによる触媒分解反応は結構凄まじく、活性炭に担持させたスポンジ触媒という奴を感想させた上でそこに有機溶媒をぶっ掛けると、空気中ならあっという間に大炎上します。この触媒の「分解する」機能を限定的に作用するように設計したのがスポンジ触媒で、皆様が普段飲まれるお薬やその他色々なものを生産するときに利用する「水素化還元」という反応に用います。この分解機能を作用部位を限定せずに利用しているのがハクキンカイロなんですよ。ただまーアレです、電車の社内や会社のロッカー内だと温かすぎるようで、服にやたらとヘプタンのにおいがついたり、12時間分の燃料を突っ込んでも8時間も持たなかったり、ちょっと苦労は絶えませんね。どげんかせんといかんです。 ○カラーもいいね。 あーこれも先週の話だな。VOL743で書いた宴会前に散歩で天神さん〜中崎界隈をうろついてモノクロの135を1本とリバーサルの120を1本の合計2本撮ってきています。そのアガリが日曜に帰ってきたのですが、スキャンがちょっと遅れ気味。ほかにも精神的体調が随分戻ったのでフィルムの整理をしたりとかもしてたんですが、すっかり書きそびれています。だってここしばらくのがあとから随分経って書いてる(下書きメモはあるんですがね)のも、気持ちが前を向き始めてやりたいことをやってたら時間が足らない!ってのが多いからです。それはさておきカラーのほうです。この時現像にだしたのはこれ以外に、昨年末ごろに花灯路で撮った奴の続きでスナップを撮ったフィルムも一緒に出していたのですが、両方中々のでき。ただし、花灯路のうちオートコードのは全然だめでしたがね。今回、スーパーフジカ6を持ち出しての撮影だったのですが、やはりこのカメラについている80mmF3.5は本当にいいレンズです。カラーバランスは最高、線の細さ、でもピントがきたときのシャープさ、そしてボケ味と距離感。という話を音猫光学式さんとしていたら、お互い「こいつのファインダは視野率が低すぎるから、とりあえず二眼レフにでもレンズだけ入れてつかいたいよね!」みたいな流れになりました。しかしほんと、コイツはいいカメラです。蛇腹を修理しながら大切に使っていこう、そう思った1本でした。 ○恒例のミュンヒ 日曜は毎年恒例のザ・ミュンヒ。実は行きつけだった野田阪神のうどん屋「やとう」が昨年閉店してしまったがため、例年だと大磯さんと一緒にうどんを食い散らかすのですが、今年は現地で落ち合う算段に。というわけで久々にマッハスリーに白いカレーを食い散らかしにいきました。やっぱ元祖白いカレーはいいですね〜。他所のまがい物とは全然違いますね。久々の美味さを堪能した後は毎年恒例のあれです。が、今年はマスターがえらく絶好調で、20年熟成のアレは出してくるわ、博物館収蔵級でマイセン関係のカタログにまで載ってしまうような茶器を出してくるわ、ミュンヒのステッカーをタダでくれる(本来400円です)わ、まあもう絶好調そのものでした。そして今年は会話も色々弾んで楽しい時間をすごせました。いやーよかったよかった。そうそう、ミュンヒにおいてある真空管アンプが動いてるのを初めて聴いたのですが、もうこれが恐ろしくいい音質なんです。音の分解もいいです。いいなーと思ったらむちゃくちゃええスピーカー使ってました(笑)1セット400万とかありえへんオッサンやとほんま思った1日でした。 |
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,VOL744:平成25年01月21日:LIB燃えたって? | |||
○ボーイング787の電池が炎上した件 えーと、なんかアメリカはとりあえず日本がわるいってやりたいみたいで、しかもアホみたいに日本政府はそれにのってクソまじめになんかやらかしてるのが腹立たしいわけです。実はですね、の黒焦げになった電池を見た瞬間に、「ああ、これはサーマルサーキュレーション、所謂熱暴走はないな」と確信しました。今のリチウムイオン電池は以前のSONY事件のあおりを受け、今では異物混入での短絡ごときでは炎上するほど発熱しない構造になっています。というのも、正極と負極の間にセパレーターという膜が1枚入っているのですが、こいつらは130度くらいの温度になると無数にあいた微孔という穴が勝手に閉じてしまい、正負極の間に起きるイオンのやり取りを遮断してしまいます。すると導通しているのは短絡部分だけになり、直接つながってるとイオンのやり取りもヘッタクレもなくなるので、たいした発熱はしなくなります。また、短絡していると充電を掛けてもまともに充電されませんから、これまた暴走の要員ではなくなります。まあ、放電時に問題がおきることはあるんですが、それもシャットダウン機構という先述の構造が効いているので、まず問題になりませんね。 じゃあどういう状態の時にあそこまで熱暴走するのかというと、外部入力による過充電です。テレビ報道では過充電はなかったといっていますが、それもどうだか。これは俺の想像にしか過ぎませんが、機械設計の効率上、ユニット全体での電圧か、もしくはどれか代表1セルの電圧か、どちらかしか見ていないと思っています。前者なら1セルが死んでいる場合、そのセルの電圧が上がらない分を他のセルが受け持つわけで、死んだセルが1セルならともかく、2セル3セルと死んでしまうと生き残ったセルは過充電になり発熱します。また、後者の場合、監視しているセルは問題なくても他のセルに問題がおきれば同様です。また、B787に関しては電気系を設計したフランスの会社や、機体全体の配線作業をやったボーイング社の作業ミスがかなりあり、それが原因のトラブルは多数起きているとも聞いています。ことの原因はGSユアサではなくボーイングがタレスにあるんじゃないかと踏んでいます。 ○コーヒーのドリッパーを買い足した ドリッパーを1つ買い足しました。というのも、普段呑むのは1杯分ずつ淹れることが多く、2〜3杯で使うカリタ102ではデカ過ぎるんです。しかもこいつはヨコハマ買い出し紀行にハマったころにかった15年モノで陶器製。毎回予熱が死ぬほど面倒なのもあり、1杯用の101はプラ製のを買い足しました。〆て280円也。ところがですね〜。同じ豆で同じ淹れ方をしたら味ががらっと変わっちゃうんです。投機のだと酸味が先走って苦味は押さえ気味なんですが、プラだと苦味も酸味と同じだけ出てきます。ちょっと苦味のある酸味豆のはずなのになあ・・・・・って思って手順を思い出し再確認したところ、1.初期の注湯でドリッパーからの垂れ量が多い、2.膨らみ方が違う、3.抽出速度が違う、という差異があることに気づきました。 コーヒーって簡単なようで結構奥が深く、ドリップ速度や蒸らし温度で味がかなり変わります。さてはて、というわけで気づいたところで2杯目チャレンジ(笑)まず、最初の蒸らし湯の量を減らし、ぎりぎり垂れてこない量にします。蒸らす時間も調整し、まだまめが膨らみ続けてるところ(約20秒)で湯を注ぐのですが、注ぐ速度をゆっくりにして陶器製ドリッパーと同じ抽出時間になるようにしました。するとですね、親用に別に陶器製のドリッパーで淹れたのとほぼ同じ味になりました。結局、コーヒードリップの基本と同じなんですね。豆量、挽きの安定性と粒度、湯温、蒸らし量と時間、最後に抽出速度。ドリッパーが変われば作業手順の中身を調整し、これらのファクタが同一になるようにすれば同じ味が実現できる、そういうわけです。 |
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VOL743:平成25年01月14日:MOTUL300Vってスゲェ!! | |||
○TT250R Raid オイル交換 20000kmを超えたのでオイル交換を実施しました。前回交換から600kmくらい、やっとミッションとクラッチにもしっかりとアタリがついてきたところですし、キリのいい数字なので、昨年からの予定通り交換します。長らく酷い扱いを受けていた個体なのですし、フラッシング終了後という意味もあり、皮膜形成目的で今回はMOTUL300Vを入れました。で、バイク屋からジムまで4kmほどの行程だけでもう笑いが止まらないんですよ、調子良すぎて。前にYZF1000RにMOTUL7100を突っ込んだときも走だったんですが、もうそれをはるかに上回っています。TDM900に7100のときは元々調子の良い個体なので劇的さはなかったですしね。いやー、一番凄いのは陸橋を超えるときです。5100時代だと6速のままだと65kmで陸橋を昇ると失速していたのですが、300Vに入れ替えたらそのままあっさり登っちゃうんです。そして力が足らないときのノッキングも明らかに少ないです。そりゃ笑いも止まりませんよ。もう1回入れてから5100か7100に戻す予定です。1回交換で3000円も払ってられまへん(笑 ○昨年末つぶした三脚の修理 ウチでメインに使ってる三脚は、数年前に写真会館で手に入れたSLIKのマスター三段という奴で、昭和40年ごろのアルミ三脚です。ハイプロ〜報道用のものですね。流石に合計2.5kgはある装備、例えばMC TELE-ROKKOR300mmF3.5にX-700にMD-1という組み合わせで乗せてもビクともしません。重宝してたのですが、花灯路でどうも脚の1本の中段ロックリングにジャリを噛んだようで動かなくなったのです。当日はそれもあり、また体調もビミョウな上に寒さがハンパなく、135と120を1本ずつ撮って撤退してきました。そしてやっと色々ゴタの落ち着いた先日修理をしたのですよ。やったことといえばパイプレンチで無理矢理ロックリングを動かし、中の異物を除去し、壊れたねじ山はナイフで修正し、グリスアップして組みなおしってところで。都合30分弱かなあ。まあ、どうにか普通に使えるようになったのでほっとしています。買い換えるとなると中古でも1万はしますし、ここにハスキー3段とか手を出すと4万コースですからね。いやはや治って何よりです。 ○ほぼ半年振りの現像 多分、前回現像したのは9月じゃなかったかな。P展の締め切り寸前でこの時期に現像して焼いてどうのって考えてその時点でぎりぎり撮影が終わったフィルム3本を処理しました。で、この週末に久々に現像したわけですが、前回現像したときのミクロファインの調製量を勘違いしており、500ml残ってるのにまた新液を作っちゃったという。ただ、前回作った奴は超純水で作ってたうえ、N2置換と冷蔵保存していたので、全然劣化していなかったのにもびっくりでした。さてはて、今回現像したフィルムは抜いてみてびっくり!一番古いカットはほぼ1年前のカットだったり、途中のカットは夏にみんなで京都市水族館に行ったときのだったり、ブローニーに至っては全て去年の東山花灯路!もうどれだけ撮ってねぇんだよ俺って感じでした。でも久々に現像したのですが、ブローニーでもちゃんと現像ムラなく出来てましたし、今回は改めてイワキの耐熱ガラス製の軽量カップに切り替えて作業したのもあったのか、かなりいい現像が出来てて満足。上がってきた絵も夏の写真を中心にいいカットも多かったし、昨年は心が動いたときに集中してそれなりの結果を少数カットで出していたってことも再認識した次第でした。 ○実験の安全とは何か 週末、今年からアメリカへと渡ってしまう友人の研究者の送別会みたいな感じで、正雀にある一創という料理屋で集まり食い散らかしていました。その場で何人かの友人と話していて出たことが、大学の研究室って結構安全に対しておざなりだよねーってことでした。私のような民間での実験設備を経験した人間からみると、今の大学の実験環境というのは企業での安全パトロールで指摘される事項が多すぎるんです。例えば足元。環境分析業界においても実験室内では安全靴着用が常識です。これは落下物保護という意味合いではなく、毒劇物を含むあらゆる薬品の漏洩対策です。たとえエタノールでも掛かれば皮膚炎になることもあります。ましてや発がん性物質などが掛かったらどうなることか分かりません。しかし、特に生化学の実験室を見ると、あまりにもサンダル履きが横行しすぎています。また、設備についても不安全指摘される例があります。以前に技官として派遣されていた大学の研究室の場合、多量の水素ボンベを使い、1kL近い内容積の装置内をかなり高圧まで水素を充填します。漏洩するとあっさり爆発限界濃度を超える量の水素を扱っています。しかし恐ろしいことにこの建屋の電源は、スイッチも照明も換気扇も全部通常型で、防爆型は何1つありません。また、この現場を指揮している助教クンは、安全のことを口うるさく言うわりにはずさんで、サンダル履きにノーヘルに安全帯もなく高所作業をしていました。装置にももちろん高所安全設備はありません。民間勤務経験がないというのはこういうことか、と実感させられた半年間でした。なんつーかこうね、事故が起きる前の対策をもうちょっとしっかりしては、と思った次第でした。 |
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○VOL742:平成25年01月07日:休み明けですよ、と。 | |||
えー本日から新職場ですが、その雑感等は次週へ。 ○TDM乗り初めで氏神様へゴー 毎年恒例の1月2日の年始参りに行ってきました。例年だとこの日に乗るのが初乗りなんですが、今年はイレギュラーで1月1日にいきなりTDMで走っています。というのも、年末に大磯氏と約束してて、西宮神社で邂逅ってことになってたのですよ。年始初乗りだしTDMでと思ってTDMを動かそうとすると・・・・・あれ?あれれれ?セルの動きがっ!(汗)西宮神社でその辺の話を大磯氏にすると、アミバよろしくセルが回らなくて「あれ?間違えたかな?」とかやるのを撮りたい!とか言い出すのですが、現地では素直に掛かっちゃいましたがね。そんなこんなで今年の初乗りがこれですよ。ちなみに帰りに藩の勅願社によって久々におみくじを引いたら大吉だったので、今年1年お守り代わりに持ち歩こうと思っています。 で、恒例の年始参り。今年は先に母方の祖父母の墓参を済ますので湾岸線を泉佐野南で降り、臨港道路で国道までいき、第二阪和道で淡輪までワープしてまずは墓参です。で、行ったらやっぱり長らく来た気配ないんですよね。まあ、従弟は最近子供が出来たというし、叔父叔母はどっちもヨイヨイですからね。でも、クルマ持ってんだったらちょっとは参れよとも思ったり思わなかったり。みさき公園の手前なんていう場所だけど、今はバイパスが出来て、西淀川からでもクルマで45分でついちゃうんですからね。 続いて氏神様参り。私の氏族は前にもちょろっと書きましたが、祖父の出自を追いかければ渡来人で、景行天皇の時代に渡来してきたということがほぼ分かってたりします。そして氏神様は今でも室町時代に御遷座された鎮座地に今もおられるのです。TDM900を購入以降はずっとここが年始参り先ですね。和歌山市内を抜け、冷水浦を抜けた先に鎮座しています。ここに参った時点で11時半。9時に出てこのランタイムはまぁまぁですね〜。で、帰りは海南からR370で野上に抜け、貴志川に向かい、貴志川から伊太祁曽に向かいました。以前に色々とあってお礼と次のお願いがしたいのと、紀伊一宮ということで、昨年は日前国縣宮に参ったので今年は伊太祁曽神社です。あとはもう一度岩出に戻り、風吹峠から湾岸線で戻ってきたのが14時半過ぎでした。我ながらはえぇ(笑)今年はええことありますよーに。 ○体調の回復と気持ちの回復 この年末年始、やたらグウタラな生活をしていたせいか、よく爆睡しております。10時過ぎに寝ては8時過ぎに起きてくるようなズボラな生活なんですが、そのせいか調子の悪かった副鼻腔炎がぐんぐん良くなるとともに、順調に体調も戻って行っています。行っていたはずなんですが、明後日から新職場だぜ!っていう5日と6日、全然眠れませんでした。元々精神的ストレスには結構弱いほうなんですよね〜。それが思いっきりでちまった感じです。それまでは順調に、ロクに運動せず食い散らかしてたわりには体重が落ちてたんですが、5日6日と一気に体重が戻るあたり、正直な体をしていますよ。やっぱ新しい職場ってかなり緊張しますし、行き先がかなりハイレベルといううわさのエンジニア集団で、ナニゲに俺はそこに春まで残るつもりはないというんだから、そりゃその辺の尻尾を出してはマズいという気概もありますしね。 ほいでまー、体調がいい間にと、3日4日で未整理の写真をある程度整理したのですが、これが少ない!2012年に撮影した写真の少ないこと少ないこと。フィルムで6本くらい、あとちゃんと撮ったデジタルが3日分くらい。例年だとカラーで15本、モノクロで30本は撮ってるんですが、前々職を辞めてからこのかた、どれほど撮っておらず、撮る気にもならず、整理する気にもならずだったかが本当に良く分かります。ナニゲにスリーブのまま未整理のフィルムもたくさんあるのでこれにも手をつけないとだめなんですがね〜。まあボチボチ春までにその辺は片付けたいですね。 |
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VOL741:平成25年01月01日 | |||
皆様新年明けましておめでとうございます。今年も超スローペースでほぼ日記更新中心で低空飛行していきます。 ○昨年総括 さて、毎年年始恒例の前年総括ですが ・パワハラに遭い転職をした ・1年で何度もいんとう炎から副鼻腔炎になり、前頭洞の副鼻腔炎が慢性化した ・パワハラに伴いリアルうつ病の一歩手前まで行くも最後の最後で踏みとどまった ・久々に泊りがけのロングツーを年2回こなした ・セローを売却しレイドに乗り換えた という具合に、見事にネガティブな話ばっかりが並びました。特に病気のうち副鼻腔炎は深刻で、これについては原因の1つは前の会社の空気環境にありました。だって常に湿度が30%以下、露点でも10〜0度という強烈な乾燥状態です。さらに長時間ドライルームに入ることも多い上に欝気味で睡眠が悪く、さらに発熱時でもお構いなしの猛烈な残業のおかげで治るモノも治らず〜というところです。正直これ労災です。これがある程度マシになれば色々マシになるんですがね〜。 ○本年の抱負とかとか さてはてネガティブな話はこの辺にしておいて、ポジティブなお話もしましょう。今年は色々と飛躍を画策している年です。昨年末あたりから運気も上向き気味で、自分の周りの空気も変わってきていることが実感できています。というわけで年始に立ててみる目標はというと ・まず正社員。今月からの職場以外にも実は正社員採用の話が来ているので、ここを頑張ってみる。 ・とある公務員試験を受ける。受かれば1年ほど抑留生活だけど憧れの職業でもあるので。 ・個展をする。花灯路の写真がいっぱいあるので小路カフェで個展をしたい。 ・今年は例年通りの被写体スケジュールで花と風景を撮る。 ・きっちり体を治してリビルドする。 後、彼女というか嫁さんも欲しかったりしますね。実は気になっている人がいるにはいるんですよ。でも何事も受身では前には切り開けないんだろうなあ。 ○年末乗り納めとTDMのメンテナンス 年末、仕事納めの翌日から2日間、自室や家族と共用のエリアの大掃除をしたりしてました。29日は午前中は耳鼻科の最終日だったので朝一番で耳鼻科にいったのち、バイク屋へTDM900を回送してオイル交換を行いました。いやー新車時の3回目オイル交換で変えて以後、4回の交換はフィルター交換抜きだったことが整備手帳で判明したのが昨年のGW前。まあ、実は年始のオイル交換のときにフィルタの在庫が無く、次回フィルタ交換必須なって話にはなってたんですがね。で、GW前、ヨコハマに行く前にオイル交換を実施し、次に交換したのがこの年末っていうんだから、どれほど乗ってへんねんって話ですよ。ちなみに本年突入時のODOメーターは16100km、年末で21050km、5050kmしか乗っていません。履歴を見るとTDM時代以降は概ね年6000km程度で、TDM850やFZR1000で年間1万キロ以上乗っていたのがウソみたいです。で、今回。ちょうど年末のショップツーで21050kmになったし、年明けは毎年恒例の氏神様参りで往復200km走りますしってんで、オイル交換。実はフィルタ交換も忘れててしちゃったんですが、今回オイル銘柄変えたのでまーありでしょう。今回入れたのはMOTULの7100の10W-40です。この日記を書きながらメンテ記録を見返すと、どうも前回のオイル交換は三浦半島往復前のことで、ODOは17330、容量が4L超えるから4000km弱でも大丈夫だろうなんてことをやったようですが、そのツケはしっかりとミッションの入り辛さというしっぺ返しで帰ってきていました。だから今回は7100にしたわけです。7100、YZF1000Rに入れたときと同じく、なかなかいいです。エンジンの周りもスムースになります。1月末ぐらいにはレイドのオイル交換がありますので、こっちは300Vを突っ込む予定です。 |
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(C)H25Takayuki Kazahaya | |||
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