Weekly Collumn 
  
VOL800:平成26年02月17日:うか様に拝礼してきた
○大雪が降ったが……
 えー、久々にすごく大雪が降ったのですが、会社では大雪を楽しめたものの、帰宅しても大して積もってるわけでもなく……。雪でエラい目に遭ってる人たちには申し訳ないんですがかなりしょんぼりでした。でも会社の付近で見かけたアホな車にはちょっと笑ってしまいました。というのも夏タイヤしか持ってないのに雪の中を車通勤するつもりか、チェーンを巻いて走っているクルマをちらほら見かけました。んが、あいつらチェーン巻いたまま普段どおりの速度で走っているクルマをそこそこ見かけました。あー、そんなんじゃぶち切れてしまうぞーって思っていたら、目の前でブチっと切れてしまいました。切れたらどうなるか、ドライブシャフトに絡みつきますよね。もちろん絡みついた上にぐるっと回ってしまい、対向車の前面に右リアがどがーん、とぶつかってしまいました。しかしこいつら、ラダーチェーンの取扱説明書に「30km以上出すなよ」って書いてるの読んでないんでしょうかねえ。30km以上で走り続けると本当にブチ切れてドラシャに絡みつくなんて初めて見れた、いい経験でした。
 
 この大雪、関西はともかく、それ以上にアホほど降った関東甲州にずいぶんな打撃を与えているようですね。その中で気になったのはカーポートや建物の倒壊事例です。積雪の影響をずいぶん甘く見積もっている人が多かったようですが、雪の気孔率というのは新雪のサラサラで50%くらい、ある程度降り積もると30〜40%くらいになります。気孔率を40%と仮定したとしても、一般的なカーポートの2.5m×5mの面積に40cmの積雪があれば3tの重量が掛かっていることになります。1mあたり大体250kgの重量がかかっている計算になるんですが、建物の積雪に対する許容荷重量というのは地域ごとに違っていまして、関東や甲州はそんなに高く設定されていないため、大雪状態のなか途中で雪下ろしをしないと建物が倒壊するんです。twitterみていると積雪による建物倒壊の危機に瀕した悲報のような呟きを時々みたのですが、最初から大雪だといわれている時点でどうにかして雪下ろしをすればいいものをと思ってしまったのでした。30cmや40cmの時点で降ろしていればここまで悲壮なことにはならなかったんじゃないかなぁっていうことです。
 
○いなこん聖地巡礼(多分Part1)
 あとでテキストコーナーに載せるのでダイヂェストで。月曜日、諸事情があって有給になっていたのですが、それをちゃちゃっと済ませて、カメラ担いでいってきました。どうせ行くなら御山まであがって三つ峰参りもしてやれーとばかりの勢いです。実は相変わらず予備調査ゼロで過去の参拝の記憶だけを頼りに上がっちゃったのですが、残念ながら色々と取りこぼしてしまうのはお約束。また、今回もいつもながらX-700を持ち出しているわけですが、1本目のフィルムの装てんに失敗しており、楼門〜熊鷹社までの間の写真が全滅の憂き目にあってしまいました。取りこぼした場所はというと、1つは奥社遥拝所です。ほかのところの塚だと思ってぜんぜんチェックしていなかったのですが、千本鳥居を抜けたところの遥拝所だとはなあ(そらそうか、いなり達が普段たまってる場所なんだもん)というオチ。また、稲荷神宝神社は今までぜんぜん出入りしてなかったので、ここも取りこぼし。ちなみにここに行くにはまた四辻まで上がらないとだめでして、四つ辻まではこれまた結構いい登山(200upくらい)なので、再訪するにしてもちょっと気が重いですね。詳しくは1回目訪問のフィルムが戻ってきてからまとめますが、どうせまた月末あたりに2回目アタックせざるを得ないんだろうなあ。
 
○いなこんの関西弁について
 掲示板やtwitterなどで、関西以外の地域でエセ関西弁しか聞いたことがない人たちからは「違和感がある」なんて言葉も出ていますが、関西民から言わせて貰うと「あれほど完璧な伏見言葉を再現したアニメは前代未聞」としか言いようがありません。過去の関西弁アニメというとじゃりんこチエやアベノ橋魔法商店街がありましたが、前者はどっちかというと南大阪のかなりドギつい言葉がメインであり、それ以外の地域の関西弁日常会話とは大きくかけ離れていました。また、アベ商については出演者は関西人ながら言い回しがこっちの人間が絶対に使わないものが多かったり、じゃりんこチエ同様に南大阪の言葉だけを大阪弁と捉えていたフシが強く、かなり不自然な表現でした。いなこんの伏見言葉については、まず作者自身が伏見在住ということもあり、原作の台詞回しはほぼ完璧なものです。また、アニメ化に際しても作者のみならず伏見言葉の指導者までついており、関西弁ネイティブを中心に集めた上で地域ごとに違う微妙な言い回しをすべて修正してあり(発音そのものが微妙に違う場合も多いんです)ますし、会話の中身やテンポもばっちりですので、あれが自然なこちらの話し言葉といえます。
 関西弁とはちょっと違うんですが、夏祭りの回の母親がいなりに浴衣を着せるシーンですが、あれは女性作者ならではの表現だなぁって思いました。「どうせアンタちょろちょろ動き回ってすぐ着崩れるねんからコレくらい締めといたらええねん」って帯止めとかおもくそ締めるシーンのことなんです。これ、浴衣が辺に動き回るとすぐ着崩れるってことを知っているのは作者が女性だから。じゃあ男性作者の「たまゆら」のhitotose5.5話での描写はというと、ぽっての祖母が「どうだい?キツくないかい?」って言っています。ま〜ぽってといなりの性格の差もありはしますが、ちゃんと締めておかないと緩むことを知ってる女性、知らない男性、そういう描写の差もこのアニメの見所じゃないでしょうかね。
 
○モニタースピーカー更新
 最近、録画を見ていてモニタースピーカーの音質が悪くなって、さすがに20年落ちのスピーカーもご臨終かぁと思っていました。で、近所の量販店を覗くとELECOMのMS-W02WCHっていうサブウーハー付の小型スピーカーが叩き売り価格で出ていたので思わず確保。まさか夏目旧戦闘員2名とは!そして持ち帰ってきてつなぎ直し、RealTeckのサウンドボードの設定を設定しなおし、さて問題の動画を再生……原因はモニタースピーカーではなくて動画の音源側でした。自分でエンコードした動画じゃないので音質をコントロールできないのが最大の敗因でした。ただまあこの更新で得るものはありました。1つは手元でアンプの電源をON/OFF可能になったこと。もう1つは今まで使っていたSONYの21年前の製品だと伸びなかった高音がちゃんと伸びるようになったこと。全体的に音に透明感が出たのはいいことですね。しかし、20年もたつとこんなモニタースピーカーごときでここまで高音質が得られるようになっているのは驚きです。数年前、タイムドメインの卵型スピーカーが出てきたとき、あれの中音〜高音の音質の素晴らしさにはずいぶん驚かされましたがあれは結構高価でした。これは実売2000〜3000円で手に入るスピーカーにも関わらず、当時のダイムドメインと十分勝負できるような音質を出してきてるわけで、本当に驚きですね。
 
VOL799:平成26年02月10日:タックルで吹き飛ばされた
○駆け込み乗車は本当に危険です
 えー、駆け込み乗車客にタックルで吹き飛ばされました。リアルに私をご存知の方々はこれがどれほどの異常事態かお分かりいただけるかと思う(広島の写真関係者からはレスラーと言われる体格です)んですが、本当にタックルで吹き飛ばされて、223系1000番台の車体に叩きつけられるように転倒しました。その際、長年愛用したL.L.Beanのダウンジャケットを破いてしまうことになりまして、冬の寒さには重宝していたのですが、泣く泣く買い換える羽目になりました。因みに状況はといいますと、普通列車から新快速に橋上駅舎を通って乗り換える客が超ダッシュで降りてくるのですが、その突撃コース上にはエスカレーターの待機列があるんです。で、駆け込み乗り換えするようなヤカラは最初っからその待機列を無理やり突破するつもり満々で全力で駆け下りてくるので、人によっては旧ザクよろしく肩で当たるように突っ込んできます。普段は気をつけてはいるんですが、今回はエスカレーターの手前だったのもあり、あっさりやられてしまいました。ちなみに、一応翌日に外科の診断書を持って警察にいったら傷害罪で捜査するとのことでした。

○で、アウターを買い換えた
 とりあえず気を取り直し、翌日の仕事帰り(すんごい寒かったの!)に早速梅田のL.L.Beanへ。基本的に冬物アウターはアウトドア系を選ぶ私なんですが、好日山荘とか石井スポーツで売ってるヤツはサイズがないわ、重ね着しまくり(脱ぎ捨て前提)だわで、結構眼中外だったりします。L.L.Beanを選ぶ理由の1つには重装備系のアウターはアメリカサイズしか入ってこないのでかなりデカいサイズまであるのと、上手く使い分ければ真冬のタングラムや斑尾でも問題ない防寒性能が得られる、さらに転倒などで破らなければ10年くらいはらくらく着れる耐久性がある、という点です。で、今回選んだのはTC265091のトールです。というかこのサイズがラス1だったようで他店舗でも在庫なし。1ヶ月前にりゅーが君と見に行ったときに「これえーなー」「でも凄い高いよなあ」と言ってたところでしたので、購入できて本当にラッキーでした。まあかなり安く手に入れてはいますがお値段はご想像にお任せする(恐ろしく安いのは確か)として、性能的には大満足です。アウターにGORE-TEXとThinsulateの両方のライナーが入ってまして、ゴアで防水、シンサレートで断熱を担っているようです。あと、インナーになってるダウンは取り外し可能なので、インナーを外して春先まで使えそうってのも選んだ理由の1つ。丁寧に使って長持ちさせようと思っています。

○TDM900デンドロ化の続き
 クラウザーK2取り扱い元のモトコに問い合わせたところ丁寧に回答していただけまして、結論から言うとTDM850のフィッティングの再生産は出来ないけど、ウィングラックとフィッティングを結ぶ円形の金具は1セット750円で販売できるというものでした。これさえ数が揃えばシメたもんです。後はエーモン金具などを使って大体の形を作り上げて測定しなおし、橋本屋の関係者に頼んでフィッティングを作ってもらい、最終的にカウルに穴をあけて〜とか考えてはいるんですが、場合によってはGIVIモノラックに12mmくらいの穴を開け、そこに12mmで内径8mmとか10mmのスリーブを突っ込んでロウ付けし、ボルトを通して固定する形になるかもです。というか、こっちのほうが車体に手を加えないのでいいかもですね。これで長らく眠らせていたクラウザーK2を使う目処が立ちそうなんですが、一番活躍するのはやっぱり泊まりで数日とかいう状況なので、もそっと出歩きやすいように家の中のgdgdに対処していきます^^;;

○都知事選に思うこと
 あまり硬いことをgdgd書くのはいやだと書いた矢先ですが。
 東京都知事選挙が終わりましたが、大方の予想通り桝添氏が勝利しました。しかし誰もがここまでの圧勝を予想はしていなかったのですが、私はこの圧勝にいくつかの理由を考えています。まず1番は左翼陣営が微妙な主義主張の違いで大きく2つに陣営が分かれてしまったことです。脱原発以外まったく論点も主張もなく、それに対して必要な政策の提示も出来なかったバカ殿様、老人の権利ばっかりを主張して若者に対するケアは申し訳程度しか叫ばなかった労害弁護士。この2名が左翼組織票を2つに割ってしまったのは最大の敗因でしょう。また、この2候補合わせても桝添氏に及ばなかった点の背景が私の言う2点目です。基本的に左翼陣営の共通点の1つに脱原発がありました。しかし、投票日前日の大雪は都市インフラの麻痺から始まり、最終的には電力不足のため最後まで運転をしていた私鉄の京浜急行の運転を取りやめざるを得ないという未曾有の電力不足へと発展しました。まだ土曜の夜だった上に多くの私鉄は積雪でポイントが凍結し運転を取りやめていたことがまだ救いではありましたが、それでも電量不足は致命的で、ここにきて浮動票となる多くの市民は「脱原発なんて言っていられない」となったと思います。また、当初は若年層への支持が厚く有利ではと目されていた田母神候補が4位に撃沈していますが、多くのマスメディアがかなり意図的に田母神候補のことをまともには報道していなかったように見受けられました。知名度の浸透の低さという点ではかなり不利だったと思います。また、この若年層は普段から政治に文句を言う割には「どうせ投票しても変わらない」と最初からあきらめて投票に行かない層でもあります。組織票に対抗するには浮動票を多く投票し、投票率を上げる以外に手はありません。大雪の影響なんても言われていますが、本当に政治を変えたい奴らは台風だろうが吹雪だろうが選挙には行きますので、今後我々より若いリベラリストたちは、本当に政治を変えたいならばみな進んで選挙には行くべきだろうと思っています。
VOL798:平成26年02月03日:みやちゃんもかわゆす!
ここ暫く、かなり硬い話題を週間で書きたててもまったく使ってなかったり。まあ、そういう話を書く場でもないので。

○いなりこんこん、3話目
 3話目まで見ました。いやー、相変わらず恐ろしく作画が良くて台本も良く出来てます。野水さんの京都弁もずいぶん板についてきたようで自然になってきましたし。あと、ラジオのほうもありとあらゆる手段を使って(ぉぃ)全部聞いたのですが、第1回目と第2回目で大空さんらが「ネイティブのほうが普段の地元の言葉が出てしまって直されることも多々あった」という話をしており、確かに我々普段は意識なく使ってる関西弁はミニマムな地域ごとでずいぶん違ったんだっけ、と思い起こさせられました。例えばですが、墨染嬢の台詞で「ごめんな、はよ返事できひんくて」というのがあるんですが、これは摂津言葉や難波言葉だと「ごめんな、はよ返事でけんくて」とか「でけへんくて」になるんです。しかも「でけへんくて」の部分の発音が違うんですよ、ビミョーに。意識して京都弁(というか伏見弁)モードにしてないと、大空さんなら大阪系方言(難波、摂津、河内、和泉と大きく分けても4つあります)が、ほかの人でも奈良弁や摂津言葉が出てくることになるようです。でも根本的には関西弁の根っこは同じですし、ズヴィズダーの花澤さんのヤクザ映画ちゃうねんからっていう間違いだらけの広島弁とは違い、安心して聞いていられるってのは大きいですね。
 で、3話目でやっと大年神と大宮能比売が出てきました。私がイメージするオオドシというと安彦良和先生のナムジ・神武に出てくるニギハヤヒのイメージで、声を当てるとしたら池田秀一だろうって感じで落ち着いた智謀の紳士という感じです。が、この作品の大年神はそんな風情は微塵もないド変態で、ちょっと申し訳ないけど子安武人の声があまりにもぴったり過ぎてもう違和感なさすぎです。また、大宮能比売はOPでも大きく出ている女神ですが、あっかりーんと同じ声ということでもっと幼い演技をイメージしてたんですが、結構お姉さんっぽく演技してきてますね。まあこれはこれでありなんですが。DVDとブルーレイの初回特典で付いて来るというディスクに居酒屋で絡み酒でgdgdなミヤちゃんが見れるというので思わず円盤を発注してしまったダメなヤツはこちらです。

○TDM900、デンドロ化計画
 ずいぶん前にも一度考えたことがあったのですが、今回は諸事情もあり結構前向きに検討中。なんせパニアがバンパー代わりにもなりますからね。今回は実際にウィングラックを車体に仮止めしてケースもつけて色々検討してたのですが、ステーの新調は1箇所だけで問題なさそう。ただし念のためもう1箇所を作ってもらい、ケース全体が風圧で振動するのを抑える役目を持たせようと考えています。1箇所だけ作ってもらう必要のあるところはカウルにも穴あけが必要になるのですが、クラウザーK2本来のアタッチメントだとサイドカウル事態にφ50mmのバカでかい穴を開けなければなりませんが、今回検討している方法だと16mmくらいの穴で問題なくいけそうです。シートフレームに純正パニアを取り付けるためのハードポイントがハトメで2つ入っています。ここを利用してステーを作る予定ですが、最終的には左右どちらかのカウルを一旦外して確認する必要がありそうです。まあ、実際につけて走るかどうかは予定次第なのですが、たとえば聖地再巡礼とかだと数日分の荷物と撮影機材を丸々入れられますから、かなり重宝することになりそうです。

○自転車事故と賠償金
 またしても自転車事故で4700万とかいう賠償金の判決が出ていました。報道では「スポーツタイプの自転車で信号無視して交差点進入による事故」としか出ていませんが、実際にはノーブレーキピストで信号を無視して交差点に突撃し、ばあさんを跳ね飛ばしての結果な上に、ご遺族によればご本人はノーブレーキ車についてまったく反省の色がないとのこと。私は4700万でも安いなあと思っています。この記事についても皆さんやっぱり「教育ガー」と書かれていたのですが、私はぶっちゃけた話、こういう自転車事故は教育では絶対に減らないと確信しています。というのも、この手の事故がおきる背景には市民の中にある「自転車は歩行者の延長でしかなく交通弱者という立場である」という歪んだ意識に大きな原因があり、それを生み出しているのは警察と裁判所と保険会社だからです。
 1月にも無謀運転の自転車と少しトラブルになりました。ちょっと状況図を出しましょう。

 私がTDM900で2車線相当の線路沿いの大きな道を走っており、その先の交差点を右折する予定でした。A地点(交差点手前50m)より少し前から減速し、A地点(交差点の付近は駐車場で非常に見通しがよい)で一旦右折先を見ると自転車が左端を走行しています。ただし、わき見運転で。で、B地点あたりで改めて対向と右を確認したところ、やっぱりアホ面さげて自転車のオッサンがふらふら運転しているので、極力大回りして交差点へ右折進入したところ、あろうことか自転車は赤線で示したラインを左右確認、一旦停止一切なしで行いました。もちろん私はC地点で急停車するわけですが、「危なかったー」と驚いた顔で見るわけですよ。すると自転車の彼、自分がバカにされてると理解するだけの頭はあったようで、それについて逆ギレして突っかかってきました。

 彼いわく、自分が正しくて私が間違えている理由は、「自転車は弱者でバイクは強いからどんな手段を使ってでもバイクは自転車を守る義務があるねんからお前が文句を言う筋合いも理由もないし俺が悪い理由は一切ない」というものです。ここで彼の言う立場の強弱は警察や保険会社が良く使う言葉です。元々日本は古くから判官贔屓というような言葉もあるとおり、「口論や論争になれば弱い立場なら強い立場のモンとのトラブルで何を言って噛み付いても許される」といった間違えた風潮も根強くあります。そこへきて安易に立場の強弱をつけて論じてきたわけでして、この程度の意識のやつがフラフラ自転車を乗り回す時代になってもまだ同じことをやり続けた結果がこれなんですよ。実はこのアホな自転車、直後にやってきたほかの大型二輪の爺様、原付2種の爺様、そして近くの踏み切りで違反監視をしていた警察官に囲まれてしまい、最終的に飲酒検問を食らって酒気帯び運転が判明して赤切符となっていました。

 この際の警察官にも交通弱者がどーらこーたらとエラく管を巻いていたのですがね。この事を取り締まった警察官にもチクリと言ってやったところ、言われて耳が痛いともおっしゃっていたので、警察官も実情をよく理解しているようです。こういう状況を打破するにはやっぱりあれです、自転車も車輌としてキッチリ裁くこと、車輌としての責任を負わせるべく払わせるものはしっかり払わせること、払わされた額はきっちり報道すること、そしてなにより保険会社は自転車を甘やかさないこと、につきます。日本の交通裁判は幼稚園児の口論以下だと欧米の裁判官にバカにされているのも事実ですし、そろそろ交通行政についてもっと大人になる時期がきてるんjないですかね。
VOL797:平成26年01月27日:いなりちゃんかわゆす!
○いなり、こんこん、恋いろは。
 いやー、この冬のアニメで一番の大穴でした。秋アニメでやった神社モノが凄くビミョーだったのもあって全然期待してなかったんですが、作画よし、台詞よし、なにより方言の指導がかなり徹底されててよし、話のテンポよし、というものでびっくり。特に、アニメでは関西弁って相当ぞんざいな扱いを受けている例が多いのですが、このアニメは人間がほぼ全員関西弁をしゃべるキャラで話の舞台も伏見ですし、台詞の中身も本当に生のこっちの会話が描かれています。また、人間役は墨染さん役の野水伊織さん以外はほぼ全員が関西弁ネイティブ(もしくはそれに限りなく近い金沢の人)なのもあり、ネイティブでないとなかなか使いづらいこっちの言葉もすらすらと演じているあたりいいですね〜。だもんで、通常のアニメでの関西弁ならOKといいたい墨染さん役がもうちょっとがんばれ、になっちゃいます^^;;
 
 ちなみに1話2話を見た時点では原作は購入していなかったのですが、見てからソッコーで買いに行きました。今のところアニメは原作の話どおりに話が流れていて、間延びさせることもなく端折る事もなくキッチリやってるところも凄いです。これ、京阪電車と伏見稲荷大社、京都市がガッツリ背後についてるんですが、結構潤沢な資金が投入されたのかなぁ、なんても思ってしまったり、しまわなかったり。そうそう、アニメでも凄いなあって思ったところは、例えば京阪の伏見稲荷から乗る列車が準急なんですが、その車輌がちゃんと京阪2200/2400系(車内しか出てこない上に見分ける特徴のクーラー部分が描かれてないので判断できんのです)だし、いなりの身長の140cmという公式設定どおりに吊り革を握っていたり、そもそも車内放送の音声がリアルに京阪の車掌のものだったりするのが凄いなあ、と。また、アニメ2話で丹波橋君の試合会場までは蹴上駅から歩いているのですが(原作では場所設定なし)、ねじりまんぽが描かれていたり、金地院と真乗院の間の鹿ヶ谷通がそのままだったり、西山中って書かれてるけどどう見ても場所が東山中高だったり(途中でベビーカー持ち上げさせられてるのはどう見ても南禅寺内の階段)、どんなところまで拘っとんねんという盛大なツッコミをしたくなる描写だらけ。そういう意味でも楽しめますね。なんにせよこの冬のアニメでは一番の出来かもって思っています。これが深夜枠なのは非常に残念だなあ。
 
○GOM Player騒動
 金曜にニュースを見ていてGOM Playerのオートアップデートをちょろまかしてスクリプトをうんたらかんたらっていうニュースが流れており、ラックのサイトに確認と対応方法が書かれていたのでGOM導入済みの全PCを確認したところ、我が家のPCは問題がありませんでした。で、この件、いまいちIT関係をよくわかってない中途半端な右巻きのバカどもは、このソフトウェアが韓国製だというだけで恐ろしく叩きまくっているわけですが、ラックが指摘しているとおりたまたま今回がGOMだっただけでオンラインアップデートを行うソフトウェアならどれにも起き得る可能性がある、ということは理解できなかったようです。今回のはいわゆる一種の「水飲み場型」ともいえるものでして、アップデートファイルを取りに来たPCのあらゆる情報を解析し、感染させるべきPCに対してのみ感染させる、ということをやっているようです。GOM Playerが原因だとわかったのは「もんじゅ」のPCを解析していてわかったようなので、正直最初っから「もんじゅ」のPCを狙い打ちにしていた感はあります。ですから、この点に関してGOMが真っ白かというと、個人的には「限りなくクロに近いグレー」だと踏んではいるんですが、ことの本質はそこではなく、攻撃者側がその気になれば簡単にバックドアを仕込むことが出来るという点に尽きるんですよ。これについては防衛側も「今も所アンチウィルスでも打つ手なし」と明言しているとおりの状況らしいです。韓国製だからと嘲笑するまえにこういう現実を見据える必要がありますね。
 
○恒例のミュンヒ詣で
 日曜日に恒例のミュンヒ詣でをしてきました。今回は結構色々面白いことがありまして。というのも、マスターがえらく機嫌が良く、珍しくペーパーを使ったハンドドリップを見せてくれました。使った豆はキリマンジャロで、浅煎りにしているので本来は酸味が凄く先走るはず、なんですが……。淹れて貰った珈琲は酸味が甘みに変換されていてスッキリと飲みやすいものになっていました。マスターいわく、酸味豆を使う場合、蒸らしはちょっとだけにして1分くらいで90度くらいの湯を用い、一気にだーっと淹れてしまうほうがいいそう。これだとライトに味わえるガブ飲みアメリカンになるそう。んで、その豆を購入して家に持ち帰り改めてやってみたところ、ウチではちょっと雑味が走り気味になってしまいました。多分理由は豆の粒度だと思います。浅煎りの酸味豆って以前に自家焙煎でグァテマラをやったときもそうなんですが、非常に硬く、普通のハンドミルだと割れるように挽かれてしまうので、どうしても粒度が一定にならないんです。やっぱりカットミル、カリタのナイスカットあたりが必要だなぁと感じた次第です。ちなみにマスターの淹れ方だと10gに対して130mlの湯、だそうで。
 
VOL796:平成26年01月20日:ルーツを探る
○輸送艦「おおすみ」の件
 水曜日の朝、TLを追いかけていて「あちゃー、やられたか」という第一印象を受けた件です。ぶつかった海域は戦前から「波が穏やかで潮流も遅く見通しが良い」ことから、海軍が公式な試運転をしたりしている場所ですし、twitterのTL上でも現場で舟に乗る方々から同様の話が出ていました。また、今回は相変わらず報道がバカをさらけ出している点がいくつかありまして、定番の左翼メディアの朝日と毎日は当然のこと、NHKまでもが第一報で「初期救助は近隣漁船」なんて報道していました。実際は直後におおすみの乗員が救助し、おおすみの艦内医務室で初期救命措置をし、おおすみの最上甲板にヘリを着艦させて要救護者を搬送しています。また、相変わらず自衛隊を悪者に仕立てていますが、当日夜の報道ステーションに出た被救助者の1名の言葉は取りようによっては「釣り船に対して艦が左右に遷移した」ように聞こえますが、商船構造に近い1万トンの輸送艦がそんなに機敏に舵が効くわけはなく、裏返せば「釣り船がおおすみの周りをチョロチョロと走り回っていた」という事実に繋がります。朝日、毎日、NHKは相変わらず自衛隊を悪者に仕立てたくて仕方がないようですが、この釣り船がアングラ営業の船だったことや船長も乗客もライフジャケット未着用なことなど、釣り船側の胡散臭さが炸裂する話でもありますね。
 
○自分のルーツを探る(父方の祖母編)
 実は日記にはほぼ書いてないのですが、自分のルーツのうち母方の祖父母と父方の祖父はほぼ追いかけられるところは全部追いかけてみました。母方の祖父は平家の落ち武者で祖谷の人なのでそれ以前は探りようなし、母方の祖母は浜松の大庄屋の家の出身で菩提寺がまだ残存し江戸初期までは追尾可能、父方の祖父は氏神様で聞いたら渡来人で渡来時からそのままの血の人なのでほぼ完全追尾完了というわけですよ。で、残る懸案事項だった父方の祖母。曽祖父は大和郡山の出身だというのはずっと聞かされていたのですが、週末にあった祖母の25回忌の法事でやってきた大叔父に「で、祖母の父上の里はどこなん?」と聞いてみたところ、大和郡山の大職冠っちゅー場所だと教えて貰いました。んで法事の後、兄を奈良東部の自宅まで送っていったあとにコジカフェに向かう途中、何気なく抜け道で通った道の途中にその「大職冠」があり、なんじゃこの縁は・・・・・と思った次第。お城との位置関係から多分武家屋敷かもと思ってアタリをつけて帰宅後にミリミリと調べたところ、ホームランでした。ええ、ちゃんと父方の祖母の実家の姓を名乗る武家屋敷が、文久4年の古地図に載っているんです。大職冠にある武家屋敷でその姓の屋敷はウチだけ。つまり、父方の祖母の父上(わが曽祖父)は、郡山藩主の柳沢家に使える武家、それもデカい屋敷をもらえる、今で言うところの「都道府県庁の部長級」だったようです。今後、菩提寺のありかなどを聞いてみて、まだ郡山に菩提寺があるのならば保存されている過去帖を見せてもらおうかなぁって思っています。柳沢家に仕えた後の記録はありそうですし。

○カフェアルファの仲間との歴史
 この間、旧友のっし君がこっちに出張にきていたので、帰りに1時間ほど晩飯を喰い散らかしてきました。その席上、「そういや俺ら知り合ってもう15年越えてるんだよな」なんて話になりまして。はい。紐解くと私がカフェアルファに加入する直前のGWに伝説の札幌オフがありまして、それがたしか平成8年のはずなんですよ。てことはなんだ、17年目?もうすぐ18年?そりゃお互い年をとるわけだよ、なんていう具合でした。思い返してみると、ネット発の友人でここまで長続きしているのって、ほんとこのカフェアルファのメンバーと、あとはT-Square関連で知り合ったKUN氏くらいなもんです。で、両方の友人に共通することはというと、知り合った本題のモノ以外での興味や遊びがみなモロ被りでして、元ねたが終了したり縁が離れても別の遊びや交流でずっと縁があるというのがあります。また、知り合ったキッカケがネットというだけでそれ以上はリアルの友人と同じ距離感で遊んでいるというのも1点。今のネットからの友人関係ではあまり信じられないでしょうが、主要メンバーはお互い本名住所まで知ってて年賀状をやり取りしていたり、場合によっては誰かの家に雪崩れ込んで朝まで遊び倒したりしています。まあ、15年経ってもやってること全然変わってませんが。ウチのサイトもほぼ15年になりますが、次の15年も同じように仲良く出来たらいいなぁって思っています。
 
VOL795:平成26年01月13日:ワンワンOSがVer3.8に
 またOSがバージョンアップされました。Ver3.8に。完全にアラフォーですよ、アラフォーil||li _| ̄|○ il||li

○オールドレンズ擬人化同人誌
 りゅーが君に頼んで2冊抑えてて貰ったのを先日受け取ってきて読んだのですが、これは・・・・・これは・・・・・画竜点睛を欠き非常に残念な内容の1冊でした。絵は萌えます。しかも各レンズの特徴を非常によく抑えて描いてあります。また、レンズそのものの説明は結構細かく書かれており秀逸なのですが、問題はその後です。まず、作例はすべてマイクロフォーサーズにアダプタを介して行っており、古いレンズが苦手とする状況で撮っていたり、本来の画角では撮っていなかったり、デジカメだと回折でどうしようもないけどレンズ描写事態はもっと絞らないと改善しないような状況で撮っていたり、レンズに対してかなり過酷な条件で撮影しています。また、説明の内容もレンズの構成や設計、構造については詳しいのですが、本来のボディから摘出して使っているレンズについては実機については何一つ触れていませんし、M42マウントやLマウント、ペンFシリーズなど、今でも普通に現役で実機が使える機種でもマイクロフォーサーズでのみの撮影で実機撮影の作例は1枚もありません。私はそこを期待して買ったのですが、なんというか片手落ちじゃなくて両手落ちの1冊でした。ま、本の出来は同人誌のレベルをはるかに超えてますがね。
 
○久々に8の字を回ってみた。
 年末の立ちゴケ1日2回事件の後の整備でとりあえず復調したTDM900。練習しとくかーとばかりに久々に真面目に基礎練習をしてきました。今回はDVを持っていったので、外からとオンボードと両方を撮ってみました。


 実は動画は後半の20分くらいで撮影しています。前半30分くらいは右回りなんて本気でかなりダメダメでして、とにかく倒すと怖い、フルバンクで低回転になるとエンストが怖い、っていう状況でした。また、最初の15分くらいはずいぶん半クラにリアブレーキに地面キックにと失敗のフルコースでしたが、暫くするとクラッチは不要になってきましたし、地面キックもずいぶん減ったので、そこで撮影にはいったわけで。まあでも、これでも世間一般からみたら上手いなんて言葉が出てくるようですが、個人的にはまだまだなぁって感じではあるので、もそっと修練を積まないとあきませんね。そうそう、この動画はaviutlだけで編集してみたんですが、movからだと直接編集は難しくても、ある程度の尺割りさえ決めておけば、素材をざくざく事前に切断してMP4にしておけば、aviutlのほうが扱いやすいかも?
 
○八百富で散財初め
 金曜日の仕事帰りに八百富で散財初めしてきました。といっても大きなものは全然買っておらず、小物ばっかりです。ミノルタのレンズケースのうち、50mm〜80mm級の革ケース(あとで調べたらAF50mmF2.8マクロ用だったのでそれを突っ込んでます)と、ネオプレーン製の標準ズーム用ケースが2つ。あとフジフイルムの海外向けカラーネガのC200といいISO200ネガです。レンズケースはAF24-85mmを手に入れたこともアリ今後本当に重宝しそうです。また、カラーネガですが、ISO200のカラーネガがなくなってからカラーはほぼリバーサルだけに絞っていたのですが、これで気軽にカラー撮影もまたできそうです。10本まとめて買えば1本240円程度になりますしね〜。とりあえず1本さくっと撮ってみたのですが、ほぼ昔のスペリア200そのまんまですね。だもんで、安心して使えそうです。
 
VOL794:平成26年01月06日:あけおめ!
あけましておめでとうございます。

○新年に際して
 あけましておめでとうございます。本年もゆるゆるとよろしくお願いします。
 先週は昨年最後の取りまとめみたいなのを書きましたので、今度は今年の抱負みたいなのを並べていきますかね。

・非正規雇用を脱出する。
・嫁さんになってくれる人をとっ捕まえる。
・もそっとバイクに乗ってもそっとまじめに練習をする。
・コジカフェで暗室の先生役をやる。
・その前にもそっとまじめに写真を撮る。

 ってところですかね〜。あと、昨年はちろっと体の悪いところが全部分かってきたので、今年はそこを直していこうと思っています。特に肝臓が大問題なのですが、数値が悪化するときは必ずその前に抗生物質を大量投与されており、抗生物質が引き金で胆のう炎が起きているような感じなんですよ。胆のう炎が原因で肝臓の数値が悪くなっているのも分かっています。体重の増減も肝臓の数値や胆嚢の調子にずいぶん引っ張られているので、取れるものなら取っちゃったほうがいいっていう感じなんですよね。
 
○有田某の娘のグリーン車騒動
 なんか年始早々に東京でえらい火事があり、新幹線が遅延しまくったようで、ここでひと悶着あったようです。ことの発端は有田なんちゃらっていうのの馬鹿娘が、立ち席で往生してる老人や子供に空席の多いグリーン車の座席を提供しないのはおかしい!と主張したことに始まります。当の本人はそのことを少しつぶやいただけで終わったのですが、左翼馬鹿によくある「若い女性の主義者の取り巻き」がしゃしゃり出てきていろいろ反論しまくります。鉄道ファンは当初は「混雑する遅延中の定期便でG車に割り振れ言うても自分でチケット買えば終わりでしょ」で冷ややかに見ていたのですが、取り巻き男はそれに対して、料金云々ではなくJR倒壊の対応が悪いことを問題にしていると言い張っています。われわれ鉄道ファンと鉄道事情をよく分かってない一般人で、ここで認識に溝がありました。
 
 さて、鉄道ファン関係者からいろいろ事情が挙がってきたのですが、この日は運休(ウヤ)が多発していたのは周知のとおりです。ただ、あまりウヤが多いと旅客を裁ききれないため、臨時便を10本以上連発します。その臨時便というのがこれまたすごくて、本来なら自由席が2両分しかない「のぞみ」ですが、グリーン車以外の全車両を自由席として開放したのです。これは、臨時便のマルス情報を入力する手間を省くという業務上の理由もありました。この時点でJR倒壊としては神対応をしています。で、到着時刻からして、有田某の馬鹿娘はこの臨時便に乗っていたみたいです。神対応の列車に乗っていて車掌の対応にケチをつけるとはって心底あきれ返りましたが、それに火に油を注ぐ対応をしている取り巻きの馬鹿左翼がもっと馬鹿で笑えてしまいます。
 
 ちなみにですが、列車内に車掌に頼めば、追加料金を支払えばグリーン車に乗ることができます。また、グリーン車に関して言うとあれは座席の料金ではなく、グリーン車という空間も含めた料金になっているため、空席があるからといってホイホイとタダ乗りさせるわけにはいかないんです。静かな空間を求めて正規料金を支払っているユーザーの不利益になります。指定席ならば多少はなしは別なんですがね。あとですが、SuicaやICOCAに対応していない車掌の端末機では、空席照会はできてもそこから座席情報のロック等の販売処理ができません。社内補充で指定席を買ったとしても特急券に指定席番号が記載されないのはこれが理由です。
VOL793:平成25年12月30日:年納め
 本年も1年間ありがとうございました。トップページへのアクセスはめっきり減ってしまいましたが、検索エンジンなどで各コンテンツを引き当てて見にこられる方々は結構おられまして、当面はまた細々とサイトを続けていこうかなぁと思う次第です。サーバーの契約もまた1年更新しましたしね。特によく引き当ててこられるコンテンツはミノルタXEの露出計、X-500/600/700の違いの比較、EN125-2AのライトのH4R化、SR-T101の使い方、近畿のレイライン関係ですね。ほか、特定の機種で検索すると1P目上位に当館の内容が当たる例もあります。というわけでもっと飽ききるまでツラツラと続けていく予定です。よくよく考えたら今年は15周年越えちゃったんですよね^^;;

○今年1年を振り返ってみて
今年も色々ありましたが、とりあえず思いついたところはというとですね。
・パワハラ職場から脱出し超ホワイト職場に移った(でも給料は20%ダウン
・久々にそこそこ写真をまともに撮った1年となった(120のリバーサルが多い
・バイクも去年おととしよりはまともに乗れる時間が増えた(でも全盛期の半分程度
・TDM900で立ちゴケしてエラい目に遭った
・胆嚢の状態が色々ヤバスなことが判明(汗
・家の改築の話が持ち上がり不本意ながら断捨離せざるを得なくなった

というところですかね。
バイクに関して言うと、実はもっと乗ろうと思えば乗れるのですが、家族とのトラブルを避けるために乗ってないというのが最もストレスなところです。また、同居している父、母と私で3人ともまったく生活サイクルや方針が違う上に、父の行動が完全に自分中心なために、両親の都合に合わせて遠慮すると何も出来ない、けど生活サイクルが違うので動く前に全て済んでいる、結果的にうだうだするだけで何もしないと詰られるという、最悪のパターンになっています。そりゃストレスで内臓も悪化するわと思うところでして。来年こそはもう少し家から自由になりたいなあ。

○年末に小遣い稼ぎ
 改築に伴う自室整理で色々売れそうなものが出てきておりまして、一部をヤフオクに放出したら意外な値段になっています。例えばT-Squareのバンドスコア。聞くところによるとリットーミュージックから出たこれらの楽譜はすでに絶版らしく、特に単体アルバムのバンドスコアは探している人が多いみたいです。出品時のチェックでは古書店から出ている楽譜はかなり面の皮が厚いような強気の価格設定のせいか、出ている楽譜はみな完全に回転寿司でしたので、とりあえず1冊1000円でスタート。すると値段上がるわ上がるわ……。コンプリートベストを含めて3冊で結構いいお値段となりました。ほかにもMS-DOS版のマイクロミュージシャンの説明書セットなんかも、今ではめっきり見ることがなくなった入門用のMIDI教本としての価値が高いらしく、結構いい値段がついてびっくりしました。NRPNとかの設定、今時のDTM界では意味合いとかステップ入力方法を解説してる解説書ってありませんからね。もそっと色々整理を進めながら売れそうなものは売り飛ばしてみようと思います。まあ、しれっと燃えるごみに隠して色々マズいモノを捨ててたりもするんですがw
 
○年末最後の物欲で
 年末最後の物欲というほどでもないのですが、外見ボロボロだけど機能は正常というミノルタのフラッシュメーター4が出ていたのでダメ元で入札したところ、樋口級戦闘員1名様でスカウト完了してしまいました。実物を触るまでは説明書のないようがチンプンカンプンだったのですが、ある程度触りながら確認していくとなんとなくわかってきて、やっぱプロ機だなあって感じです。α7000/9000〜α7までの機体であれば、赤外線リモートで測定結果を飛ばしたりストロボの遠隔操作ができたりするみたいですが、そもそもIR受信機自体を中古市場で一度も見たことありませんので、たぶんこの機能を使うことはないでしょう。フラッシュメーターというだけに凄いなぁって思ったところもいくつかありまして、例えば一度測ったストロボ光のデータからストロボ強度など露出条件を変えた演算が出来たり、定常光とフラッシュ光とのMIX光源で双方のバランスが計算できたりするところですね。あと、反射光アダプタをつけていれば2点スポットとして使えるとか、スポットと入射光の測光結果を組み合わせて実効感度の基準をシャドーにしたりハイライトにしたり出来たり、俺この機能どこで使うんやろっていうくらい高機能でびっくりです。本来の機能のフラッシュ測光は、年明けから色々ヤフオクで売り飛ばすものも出てくるので、そのときのブツ撮りにでもフル活用かなぁって思っています。まあ、年末最後のデカい物欲といえば本音はマミヤCシリーズだったりするのですが、これは安易に買わずに相場などを良く見ておき、安くてよい品が出てきたときに改めて抑えるか〜って思っています。
 で、これで終わりかと思っていたんですが、28日に所用で梅田に出たときについでに八百富に寄ったのが運のつき。完全に物欲納め状態になってしまいました。まあ今回は小物ばっかりなのですが、ミノルタのα専用のストロボスタンド、普通のシューのαに専用ストロボをつけるアダプタ、あとは100-300mmF4.5-5.6とかに使うレンズケース(24-85mm用に抑えました)。で、今回最大の収穫はというと、フジカラーのC200という海外専用カラーネガが手に入ったことです。速いうちに試写してみて、ざっくり発色を見て、ナチュラルならば常用しようかなぁって考えています。
#ちなみにKenkoが「問題ない」と言い切ったオートメーター4Fは素子清掃しても0.5段ほどアンダーでした
 
VOL792:平成25年12月23日:初めて買ったキヤノン
○PowerShotG9を導入した
 先日、10v時代からの付き合いのハカイダー氏から「コンデジ買い替えに伴いPowerShotG9を放出するが要らないか」という打診があり、値段が安かったので2つ返事でOKしました。0.75倍ワイコンと電池パック2つついて樋口級戦闘員1名様でスカウト。実は以前からコンデジを買うならG9以降のPowerShotだろうと思っていました。その理由についてですが、過去の職場遍歴で色々デジカメを触ってきた中で、メニュー階層などの出来が一番よかったからです。カメラを使うことを知っていると大体説明書を見ないでも予想でどのボタンに何が割り振られているかわかりますし、1つのボタンは基本的に1機能、階層もよく使うものはFUNC.で出しっぱなしに可能、という感じです。これがSONY、ニコン、パナ、カシオと、どいつもこいつも家電っぽい作り方しかしておらず、こういうファンクションの出し方を出来ているのはキヤノンとシグマだけでした。でまあ、色々考えてバランス的にG9かG10だなぁって思っていたところだったので、渡りに船でした。ちなみにすでに外付けストロボを使ったマニュアル調光でのブツ撮りまではやっていますが、結構使えますね。背面ダイアルでのMFもやりやすいですし。というわけで大満足な人生初キヤノン購入のお話でした。

○minoltaXEを発掘してきた
 機材庫の掃除などをしていて奥から2機のXEを引きずり出してきました。1号機は以前から使っている機体ですが、巻き上げが調子悪くなったころに露出計も調子悪くなってお蔵入りさせてたもの、2号機は以前にMOTで整備したけどまた露出計が怪しいのでお蔵入りしていたもの。両者ともチェックすると1号機はすべて快調、2号機は露出計が2段オーバーなわけで、とりあえず1号機を改めて試写してみることにしました。いやー久々に使うXEはやっぱり気持ちイイですね。X-700はMD-1を装着していると気になりませんが、やっぱ操作はオート中心でそんなによくありません。XEは巻き上げ、シャッターダイアルともにいい質感なんですよ。マットもアキュートマットではないもののX-700よりピンの山が掴みやすい感じでして、久々に「気持ちいカメラを使っている」という幸せな感じでした。試写結果はといいますと、ISO100ネガの結果は問題なし。以前にX-700はTIARA ZOOMで撮ったネガとも濃度差はありませんから、少なくともネガの範囲内ではまったく問題ないと思います。とりあえずフィルムが抜けてる間は電池は抜いておきます、今回から(苦笑

○不老泉を熱燗にしてみた
 日曜にバイク屋の忘年会がありまして、今回は不老泉の赤、英勲の絞りたて生、そしてたまたまバイク屋の裏の酒屋で手に入れた竹原の誠鏡(せいきょう)という蔵の絞りたて生。バイク仲間の日本酒好きな奴らが早々に目をつけてきまして、結局飲み会開催前にいきなり不老泉を熱燗にするはめになりました(笑)実はこの日、会場にわざわざ徳利とぐい飲み4つを持ち込んでいたのですが、これがまあ大正解でして、しかも不老泉の赤の熱燗がめちゃくちゃ美味くてびっくりしました。今までこいつは冷か常温でしか飲んでませんでしたからね。カンカンに熱くする必要はありませんでした。あと、英勲の生は試飲して持ってったんですが、正直こいつを家呑みにして七本槍を持っていけばよかったとかなり後悔しています。バイク屋の裏で買えた誠鏡はこれは広島の酒では個人的に一番クチにあっていました。竹鶴よりもずっとクチにあっています。これを一緒に酌み交わしてくれるぽってみたいな嫁・・・・・らおんやろなあ(苦笑

○コーヒーケトルを買い換えた
 これまたちょっと古い話になるんですが、12月の初旬にコーヒーケトルを買い換えました。元々、たしかカリタの奴だったと思うんですが、15年以上前にヨコハマ買い出し紀行にハマってすぐ珈琲を始めるためにかったものでした。時は流れて15年余、琺瑯がやられてしまって鉄が錆びだらけになってしまいまして、あまりにもみすぼらしいのでとうとう買い換えることになりました。今回も前回と同じで1.5L級を買ったわけですが、事前調査なしでとりあえず道具屋筋にいったところ、調理器具屋のオニーチャンに薦められたのがタカヒロという会社の製品でした。後から心斎橋のハンズでカリタ製の同じサイズを見てるとそっちのほうが売価が2000円くらい安くてちょっとミスったかとも思ったのですが、帰宅後に調べてみると道具屋筋での売価が直販の半額以下!!しかもこのタカヒロのコーヒーケトルって途中で立ち寄った珈琲店のマスターが「いい買い物をしましたね〜。私も店で使ってるのは同じのですよ」とおっしゃるほどのものでした。実際にすでに何杯も淹れていますがとにかく淹れやすいの一言に尽きます。注ぎ口の加工が丁寧な上によく考えられているので、狙ったところに落とせるうえに、かなり細く注げるんです。多分一人暮らししてたら0.7Lと2つ使っていると思います。ケトルの出来がいいと本当にドリップの安定性が増しますし、今回はステンレス製にしましたので、また長いことウチの戦力となってくれることでしょう。
VOL791:平成25年12月16日:マミヤはでかかった
○マミヤC3を預かった
 くまくまん君からマミヤC3を預かりました。なんでも巻き上げがスタックするという話でして。とりあえずクソ重い機体をコジカフェから持って帰ってきて家で動き方をいろいろ調べていたところ、どうも中のギアの1箇所に変な引っ掛かりがあるみたいなのですが、わざわざ開けなくても大丈夫な対処療法を見つけたのでした。で、日曜日。コーヒーケトルを探しに道具屋筋まで行くときにマミヤC3を持ち出してみました。実際に使った感じはファインダーが明るくピントの山が掴みやすい点、レリーズ以外の操作性はかなり秀逸な点など、プロ機として誇れる機体だと思いました。ついていたレンズが105mmだったので扱いが結構大変でしたんですが、それなりに楽しく撮れたと思います。C220ならずいぶん重量も軽くなるという話なので実際に1機ほしくなりますねえ、これ。ちなみに道頓堀界隈で使っていたら結構な人数にガン見されました(笑

○給与を計算してて悲しくなった件
 そろそろ年末で確定申告の準備をする時期です。
 派遣で色々渡り歩いている私ですが、派遣先1社目をA、2社目をB、現職をC(阪大はイレギュラーなので除く)とすると、渡り歩くたびに給料減ってるよねえって思って寂しくなっています。時給単価が一番安かったのはAで、かなり危険を伴う仕事にもかかわらず1300円/hrで交通費内包で、深夜業を含めた残業が恐ろしく多い職場でした。2社目のBは単価は現職Cと同じ1400円でJR定期代全額支給ですが、兎も角残業が多く、毎月30〜40時間の残業が発生していました。現職は定時も7.5hrと短く残業もほぼない(本当は仕事はあるけどさせてもらえない)ので、総労働時間は恐ろしく短いです。さて、A社の深夜業をざっくり通常残業に再換算したりB社C社の交通費を計上した上で平均的な月単価で各社の給与を計算すると、A社で平均的に25万円弱、B社で30万円(うち定期代2.5万円)、C社で24万円(うち定期代3万円)。A社はバイク通勤だったのでこの通勤費用を計上すると、燃費からの逆算で燃料代+2stオイル代で大体3000円です。交通費を差っぴいた本給はA社24万、B社27万、C社21万。A社は健康保険や厚生年金が激安だったのもあり、毎月の手取りが20万を越えていました。B社C社は同じ派遣元ですが、ここは健康保険と厚生年金が恐ろしく高いのもあり、手取りでいうと現職は17万を切る月があります。あと、A社は給食弁当があり、かなり高いほうだとは言っても1食400円でしたが、B社、C社ではそういうシステムがなくコンビニ飯か社食(給料天引きじゃないと恐ろしく高い)になるので、ここでも1.5倍くらいのコスト増。A社は会社自体は結構ブラックでしたが家からも近く、ある意味悪くはない職場だったと再認識しているところ。
 今年1年色々生活が厳しいなぁと思っていたわけですが、スマホ代とかより一番足を引っ張っていたのはなんぞはからん、根本的に本給が安いからという分かりやすい結果になりました。今の会社は確かに精神的にも体力的にも恐ろしく楽なので、B社で散々ボロボロにされた精神的なモノの療養には凄くいいのですが、そろそろちゃんと年齢相応のお給金が欲しいなあと思いつつある今日この頃です。
 
○セーラームーンの下着セット
 水曜日だったかな。twitterとmixiのTL上に飛び込んできた記事がこれなんですが、何かの冗談だろうと思ってリンクをたどると、恐ろしくハイクオリティなデザインの下着セットの写真が出ていてびっくりしました。ちなみに予想通り男性が使えそうなサイズから売れていったというのは笑えるお話。これについて私が真っ先に思い浮かんだのがコスプレ系風俗店での利用だったりするわけですが、世の中の今20代後半のお嬢さん方(幼少時にセーラームーン放映ド真ん中の世代)が欲しいとおっしゃってる様子をみて、一定の需要が正しい(?)使い方でもあるんだなぁ、と思った次第。さらにこの件についてセーラー戦士の中の人の1名だった声優の緒方さんのコメントが世の意見を上手くまとめていまして、曰く「風俗店にせよ一般女性にせよどう考えてもプレイ目的以外に使用方法が思い当たらない」っての。また、欲しいと言っている女性にしても「でも買っても見せる相手がいない」「使うシチュエーションがない」という意見が結構あり、着衣プレイ目的の商品だよなぁって思いました。一方で「上は要らないからショーツだけ欲しい。ショーツのデザインは秀逸」「下着じゃなくて水着としてショーツにヒラヒラ付けて売れば売れるんじゃね?」などの女性からの実用目的での意見も結構あったのが面白かったですね。私としては……着てくれる彼女がいたら着せてみたいです、所謂プレイ目的で。ええ、もちろんセーラービーナス仕様ですよwwww
 
○二輪の技術の基礎は土の上にある
 私は自転車もオートバイもオフロードから第一歩を踏み出した人です。まずMTBに興味を持って山遊びを始め、トライアルの存在を知ってからは自分の腰くらいまでの高さなら乗り越えられる技術を身につけ、ダートでハイスピードでもコントロールする技術を覚えてからロードとトラックに転進しています。また、オートバイも最初に自己所有したのはDT50とDT200WRというオフロードであり、暇を見つけては能勢や丹波の林道や獣道で遊んでいました。自転車でもオートバイでもロードバイクから入った人は、二言目には「オフロードは別の道具だから」と言うのですが、実はオフロード走行というのは二輪車で走る基礎が全て詰まっていたりするんです。例えばグリップ感。ちゃんとタイヤのブロック1つ1つが地面を捉える感覚が分かってくれば、ロードバイクだってタイヤのランドが舗装を掴み取る感覚がざっくり分かってきます。また、それが分かると滑り始めるきっかけも分かりますので、そのインフォメーションを貰った時点でカウンターを当てたり流す動作をしたりすると、コケずにすみます。ほかにも衝撃吸収や路面への追従、左右のバランスなどもあります。路面ギャップに対する体裁きは自転車で特に有効になりますし、すべり始めの感覚を掴むことは、タイヤの細いロードレーサーでは特に有効な訓練だったりします。違う乗り物だと頭ごなしに否定すると思考停止ですが、練習の一環として乗るのは有効なんですが、ロード出身者ってたいてい頭ごなしに否定しちゃうんですよね。
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