Weekly Collumn | ||||
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VOL840:平成24年11月24日:派遣の給料etcの話 | ||||
○粉瘤種その後 えー、見事にエラいことになりました。まず先生の予想通り縫った傷口が開きました。というのも、2年以上気づかず放置されたあとにずいぶん酷い炎症を起こしていたために回りの組織をずいぶん抱きこんでおり、また一度切開して膿を出したりもしているので周辺組織と結構スクランブルエッグ状態になっていたようです。実際、組織検査した検査会社も「詳しく調べきれないからちょっとまって」状態みたいです。でまあ、そういう状態だと取り残しが出るらしく、そうなるとこうやって傷口が開いてしまうそう。あと予想通りちょっと離れた場所にまた粉瘤ぽいものが急成長していますので、それも遠からず取るハメになりそうです。今回のは長引きそうだし、下手したら粉瘤種ごときで入院手術になるかもといわれてちょっとガクブルものです。ちなみにこれ、良性のうちに取っておけば問題ありませんがごく僅かな事例で長期化したあとに癌化したという報告があるので、それで先生も徹底的に取ろうって話になっているんです。とりあえず今の傷口が収まらんとどうにもならんのですがね。 ○TT250R Raidのオイル漏れその後 えーと、さらに酷い状態へと悪化しました^^;; 自宅の駐機場所の下に酷いオイル染みが出来るようになりましてですね。夏場ならともかく冬場で思いっきりオイル染みになるような状況なので、これは不味いなーという感じです。また、それを裏付けるように油面がオイル確認窓で、500km走行で1/4落ちていまして、それなりに漏れているという裏づけにもなります。まあ、元々予定していたことでもあるので、この際なので腰上OHを発注しました。どうせベースパッキン交換でシリンダーまではぐっちゃうので、どうせなんで腰上を出来る範囲でやろう、という感じです。基本的にはバルブステムシールの交換とタペット調整、リングとピンとサークリップ交換、状態が悪ければピストンも交換、です。オイルはとりあえず5100で足らない分を補充しておき、500km走行後に落として300Vに入れ替え予定です。最近やけに始動性も悪かったですし、マフラーから多少のオイルの吹き上げもありましたので、これでエンジンがシャキっとしてくれればあと数年は走らせられそうです。 ○現場と上の意識の違い 実はもう9割がたあきらめてる話なんでここに書いちゃうんですが、現在とある派遣会社経由で「正社員化前提での派遣就労(長期だけど派遣期間の期限付き)」という案件の話を進めてもらっています。新しい部署を立ち上げるのに該当業務の経験を持つ人が欲しいというので白羽の矢が立ったんですが、当初提示された条件が「残業ほぼゼロの8hr勤務。交通費全額自腹で1400円/hr」というものでした。私の自宅からこの事業所まで公共交通でも自動車でも片道1.5hr、1ヶ月の交通費は公共交通でも自動車でも毎月3万かかります。3万円を時給に換算するとほぼ200円/hrですので、実質的に「賃金1200円/hr(本給月給19.2万)で就労してください」という提示でした。これ、標準報酬月額から計算すると社会保険の天引きが3万円、税金が住民税の月割り分も乗せて0.8万円なので、手取り15万以下で生活しなさいという提示になります。月20日換算していますが、実際には休日や月の大小もありますので、1月、2月、5月、8月、11月、12月は16〜18日勤務なので、手取り13万円とかになります。いくら正社員化前提とはいえ1年間これで暮らせといわれるとかなり厳しいですし、ここで唯々諾々とOKすると正社員化されるときも酷い条件を提示されるのは目に見えてるので、今の職場の雇用が派遣でも安定しているのもあり、「1400円/hrに交通費が乗らないと生活できないから嫌だ」と条件を提示してみました。ちなみに1400円/hrで1日8hr、20日/月、時間外5hr/月で本給大体23.2万、標準報酬日額からの天引き額概算で4万弱なのでざっくり月19.5万の手取りで約280万の年収となります。 で、半月ほど経ってるんですが、最近派遣会社の担当から受けた連絡ではちょっと予想外の展開になっているようでした。というのも、私は先方の決断が遅いのはこちらがデカい態度でキツい条件を突きつけたから他社の安い条件を優先してると思っていました。実際それもあったようですが、現段階では採用予定の現場の管理職が「立地的にも交通費が高いから安い給料でまともな人が来るわけがないので、1400円に交通費乗せた額で了承してくれ」という交渉を経営側としているそうです。まあたぶんですが、手取り15万前後でOKするような派遣社員を面談して酷い目に遭った(ロクな奴が来なかった)んだと思うんですが、各社の研究派遣の時給単価がアベノミクスの影響でじわじわ上昇し始めてるのに、そんな数年前の感覚で人を募集しても駄目だろうって感じなんですよね。個人的には今の分析の仕事より製造現場のエンジニアのほうが向いていますので、そこにもぐりこめたらいいなぁとは思っています。先方の現場的にも安い給与は安い仕事をする奴しかこないと思っているようですし、なんとかうまくいけばいいもんだと思っています。 これに関連した話ですが、世間の正社員ズがよく知らない派遣の給料のお話です。基本的に派遣社員の給料は「給与」として派遣先企業が派遣元企業へ支払った金額の60%です。身幅が大きくて派遣スタッフを大量に抱えている会社や大手企業のグループ内で完結する仕事などは70%ということもありますが、大体6割です。ちなみに、正社員1名を雇用する場合に会社が給与も含めて負担する金額は正社員の給与の155%といわれており、これは派遣社員の取り分から逆算した派遣元企業の支払額と同額です。ただし、リクルートスタッフィングやマンパワージャパンのように、「交通費は給与に含まれる」という名目で募集しながら実際は「交通費は支払わないので給与から自腹で支払う」という契約をしている場合や、交通費込みの時給単価で派遣元企業と契約している(派遣元企業では派遣社員の年末調整で交通費分を給与から控除して税務計算する)場合、交通費も55%割り増しで派遣先企業が負担していることになて大損です。また、前者のような場合、派遣労働者は「通勤に必要な経費」としての交通費の所得控除も受けられないので、踏んだりけったりです。派遣先企業は派遣受入で損をしたくなければ、契約の際に給与と交通費を明確に切り分けて契約されることを強くお勧めします。 |
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VOL839:平成26年11月17日:リターンライダーにモノ申す | ||||
TDM900からMT-09 Tracerへの機種転換を予定しています。TDM900はカフェアルファの15年来の仲間であるのっし君が欲しいと手を上げているので、まずはノーマルの足回りに戻した上で優先交渉権は彼に。車体と初期型のフルアジャスタブルなオーリンズは別で放出予定。 ○リターンライダーの事故が急増している件 80年代バイクブームで峠を通行止めに追いやりまくったアホどもが、リターンライダーとして帰ってきてまた同じようなことをやらかしているようで、腹立たしいことこのうえありません、というお話。 80年代バイクブーム当時、峠でオイタをしていたライダーたちは、20代後半にもなるとみな卒業とかいってバイクを降りていき、残ったのは各地の峠の二輪通行止めと減速帯、三無運動でした。で、この途中で降りた根性なしのヘタレどもが、40代後半〜50台になってまたバイクに舞い戻ってきてるわけですが、当時400ccや250ccで峠で膝を擦る以外に能がなかった奴らがリターン時に教習所で大型を取得し、当時は憧れるだけで免許取得すら無理だったビッグマシンで現役に戻ってくるモンですから、そりゃ事故を起こします。そう断言できるのはいくつかの理由があります。 まず第1にマシン性能の違いです。25年前の750ccは現代の600ccにも劣る動力性能しかありませんし、運動性能でいうと現代の600ccは25年前の400ccをはるかに凌駕しています。YZF-R1やGSX-R1000に代表される現代スーパースポーツに至っては25年前のWGP500のマシンよりも市販そのままの状態(タイヤもそのまま)でも圧倒的に速かったりします。欧州のサーキット走行での需要を元にリッターSSは作られていますので、普通に170馬力で重量も180kg前後、100kmまで2秒ちょっとしかかかりませんからね。 第2にブランクのせいで確実に鈍っている判断力と視覚認識能力、反応速度。第3にはこれに加えて加齢による判断力や視覚、反応速度の低下です。これらは通勤や日常の足程度でも日常的に乗っていれば自分の限界をある程度は認識できるわけですが、何年も乗っていないと反応速度が落ちてることにまず気づきませんし、「昔の俺はこれくらい出来たはずだし当時は250ccだった」という実力に対する過信もあって、確実に判断力は落ちます。で、乗ってるマシンはXJR1300やCB1000でも当然のごとく猛烈によく走りますから、ちょっとしたことでコントロールアウトします。 ここ数年、自分自身がベテランといわれる部類に入るようになってツーリングでも最後尾担当をすることが増え、自分のだったり他所のだったりでリターンライダーが絡む事故をいくつか見てきました。多くの場合、継続して乗り続けたベテランに同世代のリターンが一緒のペースで走ろうとして限界を超えたとか、車体とタイヤの性能に助けられてきた人が突然の外乱などでコントロールアウトして吹っ飛んだとか、そういう事例です。もちろん、ベテランといわれる部類の人が峠コゾー時代の気持ちのまま最新リッターSSで一般国道で200km以上出してて事故して即死した事例なんかも見ていますが、総じていえることは「お前ら年齢考えろよ」ということですね。もうちぃっと大人な走り方や大人なカスタムをして、これからライダーになる若者のお手本になりませんか、と思うわけです。 #美山の牛乳広場近辺で下品な大爆音にアホみたいなパーツつけてるとか、周山街道の堀越峠のトンネルで250kmくらい出してるとか、ねえ…… ○中2年で再び粉瘤種を切除 夏の終わりごろに化膿している粉瘤種を背中に見つけていました。その時からブチ切る予定で動いており、11月初旬に切除手術を日帰りで受けてきました。今回は前回と違ってバカみたいにでかく育っており、出てきた粉瘤種はゴルフボールくらいの大きさがありました。いやーちょっとびっくりしましたよ、ほんと。先生もこんなにデカいのは久々だというし、切ってる間に出血がひどいわ、傷が深すぎて麻酔が効ききらないわ、縫うのも普通に真皮と表皮で合計20針くらい縫ってるわで、結構散々な目に。でもこれだけで終わらなかったんですよね〜。実は先週の金曜に抜糸したんですが、土日の間にあっさりと表皮縫合がはがれて傷口が開いてしまう憂き目にあいまして、今も結構じゅくじゅくと出血中。悲惨な目に遭っています(苦笑)外科だったらさっさとホッチキスで止めてたんだろうなあ。とりあえず今日また皮膚科の先生のところへ行ってきますが、また再縫合なヨカーンがしてなりません^^;; |
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VOL838:平成26年11月10日:手取り15万ってのは | ||||
○部屋を冬向けに変えたのだが 月曜日。名古屋から帰宅して天気がよかったので、以前から予定していた部屋の冬仕様への模様替えを実施しました。ここ数年は面倒くさくてやっていなかった畳の上敷きの撤去もやったのですが、まあこれをやって大正解でした。というのも、上敷きと畳表がこすれて粉になっており、それが畳と上敷きの間に一面に広がる酷い世界が広がっていたのです。今年に入ってダニアレルゲンが強くなったのもたぶんこれかなあ。全部徹底的に掃除し倒してやりました。掃除した後のサイクロン掃除機のごみ受け掃除でまた死ねたのは言うまでもありません。ついでに家具が載っておらずはがせる畳も全部剥がして掃除掃除。畳って畳裏の下にも結構ゴミがたまってそこがアレルゲンになるんですよね。最後は上敷きをカーペットに変えて一件落着です。古い上敷きは処分して来年春にまた新しい上敷きを購入するつもりです。で、以前から懸案だったこともあって、さらについでに机の増設とかとかをやりました。今の部屋配置になった10年くらい前からずっと机は600x900mmのちゃぶ台だったのですが、これではちと手狭なので、もう1枚あまってる同じモノを追加し、その上にサブモニタを設置しました。これでメインマシンとサブマシン両方で独立してモニタが使えるようになりました。実家の騒動がなく今後も落ち着いて今の家で生活できるならば、アングルラックの棚を組み替えて大模様替えまでを考えるのですが、両親の血みどろのバトルがどう収まるか分からないので動きようがないってのが、本当にもどかしい限りです。おかげで暗室を使うこともままなりません。 ○給与とかとかの話 twitter見ていると手取り15万だと生活が苦しすぎて貯金もままならないという発言に対し、15万ももらえてるだけ幸せだと思えという斜め上のツッコミが入っており、こんな考えの奴が足を引っ張るから日本の経済が伸び悩むんだと気づかされました。ちなみに手取り15万だと自由になるお金は生活保護のほうが多くなります。15万円の手取りだと現在の社会保険費と源泉徴収水準から考えると大体本給が18万くらいになります。18万の本給は1日8時間月20日就労として時給に換算すると1150円程度になります。もし仮に元発言主が派遣労働者でマンパワーやリクルートスタッフィングから就労しているとすると、これらの会社は自己負担の交通費の所得控除は一切やってくれませんので、必要経費である交通費も丸々課税所得として計算されます。本給18万で交通費控除無しだと課税所得が65万くらいになるので住民税が大体6万かかってきます。これを乱暴に月割りして5000円。さらに家賃や水道光熱費を差し引くと、都内だと残るお金は月額5万にも満たない計算になり、正直これだと生活保護を受けたほうがお得になります。ちなみに一般的な単身者の生活保護費は大体87000円/月で、ちょっと荒っぽい計算ですが、この生活保護費で自由に使える金額は、時給1200円の派遣労働者が交通費全額自腹を切って1日8時間月20日働くのと同等になります。 生活保護に関してですが、基本的な保護費としての支給以外に水道費、家賃(私の地元では4.5万上限)、医療費が市の負担になります。また、自動車などの税金が発生する移動手段の所有が認められないので、通院などの生活面で必要とされる交通費は全額補助されます(だから生活保護者がタクシー天国になるわけですが)。住民税も所得税も当然課税されませんので、保護費として受け取った金額のうち水道の実質使用料と光熱費を覗きた金額は全部自由になるお金、ということになります。よく「最低賃金が生活保護を下回らないように」といわれていますが、今の最低賃金は源泉徴収や社会保険費、家賃、医療費などを差し引いた場合、生活保護の3割引くらいになっています。生活保護と最低限同じレベルにしようと思うと私の地元の時点で最低賃金は1200円はないとつりあいません。つまり、手取り15万の彼の場合、月87000円の生活保護が手取りで15.8万前後になりますので、今の時点で生活保護未満の生活というわけです。手取り15万円あれば幸せなんて言ってる人がいったいどれほどの生活をしているかが気になりますが、派遣や非正規雇用での低賃金が本来親になっているべき世代の生活を苦しめていて、結婚どころか恋愛すら眼中外の世界に追いやっている現状にもう少し経団連などの経済団体と企業は目を向けないと、自分で自分の首を絞めているんじゃないかって思います。 ○珈琲馬鹿とハンドドリップ 我ながら珈琲馬鹿もここまで来たかと自分でも思うところですが、最近、1杯ずつ淹れる場合もカリタの101用サーバーを使用して淹れるようになり、抽出量を一定化できるようになった関係もあって、味が安定しました。同じ豆なら5杯が5杯全部同じ味になりますね。というわけでざっくりと一連のハンドドリップの流れを動画にしてみました。実は元々DVC575で撮影していたのですが、最短撮影距離の外でピンボケになっちゃったので、仕方がなくPowerShotG9の動画機能で撮影しています。 mixiの日記では結構ミリミリと説明しているのです。twitterで質問が出た「沸騰した湯をなぜ一度鍋に移してから冷えたコーヒーケトルに移しているのか」という話への回答ですが、これは湯の温度を75度くらいまで落としているだけです。茶道の煎茶で「茶釜から柄杓で掬った湯をゆっくりと茶碗に注ぐ」テクニックと同じですが、実はカリタから出ているコーヒー用品にそういう目的で作られた銅製の勺が売られています。珈琲の最適抽出温度がほぼ煎茶と同じなので流用できる技です。コクと苦味・酸味のバランスの微調整は最初の蒸らし時間と初期段階での抽出速度で9割決まります。豆ごとに全部ストライクな淹れ方は変わりますので、これからハンドドリップを練習する人は必ず「安定した豆を常に提供できる安心と信頼の焙煎店」で販売された「同一銘柄で売られているブレンド豆」を使うことを強くお勧めします。いつ淹れても同じ味が出る豆でベースラインをきっちり固定しないと他の作業のNG点が一切見えなくなりますからね。これはやり方のしての1つの解でしかありませんが、これからハンドドリップを目指す方々の参考になればと思います。 |
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VOL837:平成26年11月03日:色々と改善ちう | ||||
○メモリ拡張は重要でつ PCサポートネタです。先々週の土曜日、バイク屋で雑談していると「数年前に買ったPen4マシンが最近色々重くて」という相談を受けて調べてみました。ISP推奨で料金内に含まれているのもあり、バイク屋ではウィルス対策ソフトにカスペルスキーを使っています。調べてみたところ、こいつが自動更新を書けたり自動検索をするとCore2以前のマシンだと劇的に重くなるという評判が出るわ出るわ。特に古いマシンで買った状態のままでメモリを増設していないとモロだそうです。実際、カスペルスキーが走ってる間にProsessExplorerでリソース消費量を見ていると、1GBしか搭載されていない物理メモリは当然として、スワップ領域もがっつり消費されており、SATA1.5Gbpsでしか繋がっていなくて速度の遅いHDDでXPだからスワップの書き換えが完全にボトルネックになっていました。でまあ、型番からその場でSO-04Eで調べてみると、メモリスロットは4つあって2GBのDDR2も認識するということなので、自宅にあまってるCFD販売のDDR2-666/2GBを1枚提供することに。そして夜に再訪してメモリ増設と一部自動起動関係(シェルのぶっ殺しを含む)を無効化し、IEに引っ付いて常駐しているツールバーの類も全部リストラしたら、そりゃもう笑えるほどさくさく動いて爆笑モノでした。空きスロットやマザーのBIOS的には8GBまでイケるようですが、あの店の使い方だとあと2GB追加する意味はないですし、x86版の上限の3GBでさくさく動いてるなら当面それでがんばってもらうつもりです。まあ、業務使用で特に問題がないなら、時期を見てもうWindows7のx86にしたほうがいいのかなぁって思ってたりもしますが。 ○現行アテンザの2.2Dに試乗した りゅーが君の家がアテンザの2.2Dに乗り換えてまして、この週末の名古屋往復の復路で運転を代わる機会がありました。助手席でも運転席でも思ったことは「兎に角デケー」です。E-RA1オデッセイよりもさらに遠い反対側にどんなけデカいねんって感じです。ハンドルを握って運転を初めてまず最初に思ったのは、ノーズの入りが図体の割には軽いこと。あのサイズであのエンジンだと普通ならどっこらしょーなんですが、意外と普通車みたいに入ります。この辺、ガソリンのアテンザより軽い感じでした。エンジンそのものはというと、自分で運転して初めて「ああ、やっぱディーゼルだわこいつ」って感じです。というのもアクセル開度の微妙な変化に対するエンジンレスポンスがかなり悪くて、正直なところ、サイドバルブの90年代のホーミーの2.8D(NA)のほうがまだアクセルレスポンスはいい感じ。ただ一瞬踏み込んでターボを効かせららどーんと出てくるんで、この辺はエンジンそのものの癖かも。高速道路だとクルーズコントロールを多用しないと全然燃費が伸びないのもスロットル関連の制御の甘さがあるかもしれません。エンジン自体の実力はかなりのモノでトルクフルなので、このあたりは要改善かなあ。乗り心地等々は乗ってて全然ディーゼルっぽさはないし高級感あふれる感じです。ただし、フロントサスからのインフォメーションは結構多いものの、リアからのインフォメーションは足回りががっつり押さえちゃうせいか全然ケツに伝わってこないので、あれはスリッピーだったり荒れた路面だと気を使う車種ですね。トータルとしてはあの価格でよく出来た車格だと思います。あと一息かなあ。 ○WM340を導入した あやーん君が使わなくなった富士ソフトのWM340を引き取りました。LTEが2.2GHz帯しか使えないので基本的に3G通信(HSPDA)中心になるのですが、正直XPEIRA X10でもそれくらいですし、L-05Aで使っててもHSPDAの通信速度で大して問題になってないのでこれでOK。それよりもL-05Aを繋ぐことによる電池のバカ食いから解放されるほうが大きいですね。実は週末の名古屋Garage355で受け取って設定するときには全然WiFiの電波を拾えなくて結構困ったのですが、自宅に戻ってきてからセッティングをしたらちゃんとWiFiを認識できましたし、これでOKかな。自宅ではやはりLTEを拾わずHSPDA通信になりました。個人的に一番の主戦力目的は会社でWiFi機能で居室と実験室の間での通信環境構築だったりします。まあ本来はNGなんですが、いまの会社の社屋って窓際に配置された居室ではそこそこ電波を拾うのですが、廊下の内側で建物の内側に配置された実験室(測定機器室)ではHSPDAすらまともに電波を拾わないので、自分の席に置いたWM340からのWiFiを実験室で拾えるならそれで通信環境を、というところです。1か月間XperiaX10でiijmioのSIMを運用してみても700MBも使っていませんでしたから毎月パケットも余って蓄積される筈ですから通信容量も結構余裕が出来るのも分かってますからねえ。今週の出勤で色々試してみようと思います。 |
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VOL836:平成26年10月27日:銀塩ネタ中心です | ||||
最近は「用意したけど表に出すのはやめ」な保留ネタが結構あります。 ○久々に実写したXAがやはり凄い件 先日の久々のオフ走行の時、あろうことかオリンパスXAにフィルムを通して持ち歩いていました。いやーあまり転倒することは考慮に入れてなかったんですよね。でも実際にいったらあまりの現場の酷さに唖然としたわけですが。で、その際に何枚かぽちぽち撮っていたり、残ったフィルムでも色々スナップを撮って早々に36枚撮りを消費していました。久々にフィルムを通して撮影してみると、やはりXAというカメラはスナップに最も適していて、あれを持って撮ってると構図だけ考えてぱしゃっと行っちゃうので、テンポがよく撮影できます。ピントは悩んだら絞り込んでしまえば終わりですしね。上がってきたネガをチェックしていたのですが、やはり光源が入る逆光の絵は弱いです。林道の中で撮ったRaidの写真とはド逆光で林間の光に引っ張られて被写体が完全につぶれていましたしね。ただ、当たってるカットの写りは笑ってしまうくらいシャープです。カラーネガで粒状性を考えても600万画素級のD-SLR相手だったら十分タイマン張れる画質はさすがです。やはりたまには引き出して使ってやらんとだめですね。 ![]() OLYMPUS XA / FUJIFILM C200 / F22(AE) ○ヤフオクで久々にセコい出品者に引き当たった セコールC10.5cmF3.5の初期型、たぶんマミヤフレックスC時代のものが格安即決で出ていました。写真を見る限りエレメントはきれいですし、動作確認後に防湿庫の肥やしだったという説明を信じて即決したんですが、これが結構酷いシロモノでした。レンズエレメントは写真どおりの超美品でしたが、まず絞りが動きませんし、シャッターも全速遅延気味で1秒に至っては2秒以上開いています。ひっくり返すとシャッターユニットを固定するカニ目に酷いアタック痕(外そうとして適合しない工具で無理をして付けた傷のことです)がありますし、レンズエレメントの固定も結構緩々で、素人整備で何とかしようとして失敗した形跡が見え見えでした。大方、ボロいジャンクを手に入れて使っていたらシャッターが粘りだし、修理系Webを参考にそれっぽいところへ注油したら注油しすぎor注油箇所間違いで絞り羽根に油が回って絞りが固着しシャッターの動作不良は改善せず、というところでしょうか。古いアタック痕は出品者より前のオーナーの悪行と思います。かなり確信犯的にウソ説明をつけて出品しているとしか考えられません。 ちなみに修理は予想通り楽勝でした。マミヤのCシリーズ用レンズに搭載されている精工舎SはシチズンMVXやコンパーラピッドに比べると構造が恐ろしく簡単で整備性が高いのがウリの1つでして、また何度もアタックした形跡のおかげでエレメントの分離も苦労しなかったのでさくさく分解出来ました。絞りの固着はIPAとヘキサンでの攻撃で張り付きを解除してから洗浄で官僚、全体としてシャッターが粘る件はスローガバナの分解清掃&注油とシャッター駆動カムの2つの駆動軸への注油(マッハ模型のLPSオイル)で修理終了です。スローガバナも無理やり外そうとしてねじの頭をナメた形跡がありましたし、ほかの部材にもアタック痕が多数見られました。。こういう商品、私は治せると判断したのでクレームにしませんでしたが、直せない人が手に入れるといくらノークレーム・ノーリターンを謳っていても間違いなくクレームに発展しますし、説明に嘘が書いてあるので詐欺問うことも可能です。また、元々は店頭で購入したとありますが、あのようなアタック痕の酷い商品の場合は精々引き取ってもらえてジャンク扱いで、店頭に並んだとしても「委託品」として動作確認はまともにやってくれないのが普通です。こんなモノをあんな嘘ついた文言で出してくること自体がオークションでの暗黙の了解を破壊していると思いました。 ○タンクキャップのキーが効かない! 土曜日、午後からちょっとバイクでその辺を走りにという感じで春日にある「おばあちゃんの里」に出かけてきました。元々は県道12号で篠山に上がり、西紀町から倶利伽羅峠という峠三昧ルートの予定でした。が、どうも倶利伽羅峠が春日町方面で通れないらしく、仕方がないので三和町の本郷のほうからぐるっと回ろうとしたのですが、調子に乗って峠攻めててジャンクションを行き過ぎたりして、気が付いたら国道9号線に出ていました。あちゃーと思いつつ、R9に「春日」と書かれた府道の看板があったのでさくっと左折したのが運のつき。府道じゃなくて完全な腐道でした。京都府道・兵庫県道709号線、通称三春街道。峠の名前は三春峠というのですが、多紀連山の中でも一番高い部類の山頂付近をかすめて通るかなりの腐道でした。TDM900にとってはかなり向いている道だったので、京都府側はコケに、兵庫県側は落石に注意しておけばそれほど走りにくいというほどでもありません。出てくるのは春日IC付近ですね。そして道の駅で小鼓(西山酒造)の初手思慕里(しぼり=絞り)イベントで1升瓶1本をゲット、ついでに道の駅で「奥丹波」という銘柄の純米酒を1本仕入れ、帰りは高速で宝塚まで走り、自宅近辺でガソリンを入れようとして悲劇が起きました。ええ、タンクキャップのキーが回らないんですよ。現場でCRC攻撃したんですが無理だったので、いったん帰宅してスパチラで鍵穴を探ったりして様子をみたのですが、どうやら夏の熱気で噴出するガソリンと冷気で吸いこむ外気に含まれる湿気でガソリンが乳化し、キーシリンダーにこびりついていたのが原因っぽい。そこで鍵穴を徹底的にメタノールとIPAで洗浄したら無事回復、と相成りした。いやーこれもう100q追加してたらガス欠で帰れないところでした^^;; |
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VOL835:平成26年10月20日:納得のいく説明が必要だよな | ||||
○速度違反取締りになぜ市民が納得しないか 読売新聞の記事からです。 速度違反の取り締まり現場が荒れるという話なんですが、記事の主意としては「車線数が多く幅の広い幹線道路で通勤時間の速度違反取り締まりでブチキレでドライバーの見ている人も納得していない」というもの。取材した場所は中京区で直線の広い道ということなどで、二条城付近の堀川通や円町あたりの三条通、西大路界隈など、とか思い当たるところがちらほら。こんなところで40km制限かけてネズミ捕りとか京都以外だとあまりありません。実はこの取締りに納得いかないすべての根源もこの記事書いてありまして、警察の取締りを強化する理由として強調している「車道を横断する歩行者がはねられる事故が少なくない。朝は通勤を急ぐあまり車の速度も上がるので、事故防止で取り締まっている」というところです。いやー、ツッコミどころ満載で笑ってしまいますよね。 京都の街中を歩いたことのある人ならよくご存知だと思いますが、いたる所に「歩行者横断禁止」の標識が目線の高さに設置されています。京都市内を歩いていたり、はたまた二輪や四輪で走っていると、この標識を無視して信号と信号の間を渡る歩行者が老若男女問わず多数見受けられます。しかも京都市内は大阪市内などと比べると信号が腐るほどあるので、ちょっと先まで歩いて少し信号を待てば、J-WALKしなくても普通に横断できます。しかし、警察のこの言い分だと横断歩道以外での横断の危険性や責任、歩行者の「道路歩行横断禁止の違反」は一切問わず、運転者にだけ一方的に「安全確保の努力義務は運転者にのみあり歩行者は無制限で保護されなければならない」という責任と義務を押し付けて取締り根拠としているので、そりゃあこの記事を読んだら納得するどころかみなキレますよ。記事中にも書かれている、取締りの様子を見ている市民の「取り締まり1回でいくら稼ぐの?」という皮肉な質問もまさにこれで、歩行者の安全確保を謳いながら、実質的に取り締まるための取り締まりになっているようにしか見えないから市民の批判が高まるのです。歩行者や自転車も等しく取り締まらないと駄目なんですよ。ちなみにこれも勘違いが多い話ですが、自転車はあくまで「車輌」なので交通弱者にはあたりません。事故のときの力関係はともかくとして、普段道路を走る分には自動車と対等であるべきであり、そういう意識で乗車するべき乗り物です。 ○SO-1Bを復活させた件 ことは先々週、IIJMIOのデータ通信SIMを契約したところまでさかのぼります。その話は先週分に書いてるので割愛。で、実際の運用してみた感想とかとか。まず、とりあえずSIMを購入しサインアップをメインPCから行い、最初に設定してIIJmio経由で接続したのはL-05Aでした。CF-N9にドライバを組み込んでL-05Aを突っ込み、APN情報も書き換えて繋いで見ると、なるほど実用性は十分です。FOMA高速通信のみ対応でもWeb閲覧とtwitter程度ならさくさくつながります。ただし電池は笑ってしまう勢いで消費されます。WiFi経由の使用だと大体9時間半〜10時間持つんですが、L-05Aを繋ぐと半分以下になります。電池の死んでるCF-T7だともっとも短くなりそう。次にSIM抜きのAndroidWaklmanとして使用しているSO-01Bにも突っ込んでみましたが、twicca経由だと普通にtwitterも可能ですし、むしろLTEとWCDMAの切り替えとかがない分、意外とSO-04Eより応答が速いことも多いです(応答だけね)。現在はSO-01Bに指しっぱなしで運用していますが、これには会社の中でLTEがほとんどまともに繋がらないのでSO-04Eだと電池バカ食いする上にWCDMAのみにしても状況が好転しない、という理由もありまして。本来目的にレツノの通信環境という点ではカフェアルファの仲間からモバイルルーターを譲ってもらえることになったので、そちらで運用かなあ。 #一番驚いたのは、twicca経由のtwitterくらいなら普通にSO-01Bで問題なくて電池消費も意外と遅い点だったりしますが。 #それだけほかのアプリやAndroid4.xxがマシンスペックに依存しまくって重量化しすぎているということでもあります。 #SO-04EはrootedにしてAPN制限解除をする手段が出回りだしたのでそろそろrooted化予定。 ○ダメトラが奇跡の復活を遂げた件 週の半ばから東京ドームでクライマックスステージの後半戦が始まりました。ジャイ公……じゃなくて巨人がリーグ優勝で1勝のアドバンテージを持った状態でのスタートだったのですが、あれよあれよと言う間に阪神が4連勝してあっさり日本シリーズ進出を決めてしまいました。リーグ2位だったチームがCSでリーグ優勝チームをひっくり返して日本シリーズに進出するのは中日以来だそうですが、実はそのときも巨人は中日相手に3タテされていたんですよね。で、その翌年にいきなり2ステージ制&アドバンテージ制が出来たわけですが。巨人が3連敗した時点ですでにナベツネの機嫌が最悪だったという話も聞き及んでいますが、さてはて今度はどんなルールを持ち出してくるのやら、それが楽しみですね。ちなみに私はプロ野球ファンかとか阪神ファンかとか言われたらファンとは断言できません。しかし、「今日は勝ってるんか?(or今日もやっぱり負けてるんか?)」という質問の主語は必要なく阪神タイガースで当然というお土地柄。もちろん阪神が勝てばうれしい限りですし、六甲颪は歌えて当然です。1985年以来の日本一があるかどうかはまだ分かりませんが、強豪ひしめくパリーグ相手にどこまで戦えるかが楽しみですね。 |
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VOL834:平成26年10月13日:久々に林道に行ったのだが | ||||
○久々に林道に行ったら酷い目にあった件 XTZ750で事故って大けがして以来ほとんどまともに走ってなかったダートを10年ぶりくらいに走ってやろうと思って、日曜に走ってきました。予定しているルートをバイク屋の店長に伝えると「荒れ果てててびっくりするよ」と言われていてある程度は覚悟していたものの、実際に突撃すると本当に荒れ果てていてびっくりしました。1つは国道423号線の法貴峠にある旧道峠なんですが、以前は「ちょっと荒れてるけど普通に走れる林道」でした。それが……なんじゃこの縦溝は!!って状況です。あ、ちなみに右ミラーはこの縦溝のちょっと手前の右ターンで前輪が乗りあがったロックが横に動いて吹っ飛んだ時にもげました。 ![]() #しかし久々のまともなオフ走行は楽しかったけど危険も満載、体力も消耗。でもMTBでガレ場の基本が身についてて助かった ○素人整備の恐ろしさ
いやね、上の写真でもげてるミラーの交換をその日のうちにやったんですが、ヤマハの右ミラーって転倒時に簡単に外れるように逆ネジになってます。それがなぜか他社用の「正ネジ」のミラーが無理やりねじ込んでありました。この車体の初代オーナーさん、初心者で素人でレイドを買って、なぜかコース走行にはまって散々コースを走り、車体の消耗品部分は購入時に19000qとは思えないくらいヘタりまくっていて驚いたモノです。それをコツコツ直しながら乗ってるわけですが、いやしかし……無知な素人がやったにしても酷すぎます。こういう整備は取り返しがつかない破損に繋がります。知らないなら無理やりな整備は絶対にダメです。 ○IIJmioのSIMを手に入れた いやーもともとはテザリング目的だったのですが、docomo端末なら封印解除しないとダメなのをすっかり忘れてました(てへぺろ 今月からIIJのミニマムプランが2GBで972円になったのを機に、ノートPCでのデータ通信用+メイン端末のデータ容量がピンチのときの逃げ道用にと契約しました。実はSO-04Eで使ってる主回線も毎月700MB前後しか使っていませんので、実の所、主回線でテザリングもありなんです。でも、端末1つで音声通話からIP電話、スマホを利用したブラウジング、それにテザリングもってなると、とてもじゃないけど端末が持たないし、第一主回線が埋まってしまうのも大問題でした。かといって1GBで足りるかというとPCで通信し始めるとガンガン食い散らかされてしまいますので、やっぱり最低2GBは欲しかったところにこの話なので契約しました。とりあえずL-05AとSO-01BにAPN設定していますが、L-05AをCF-N9に繋いでデータ通信すると爆笑する勢いで電池を食い散らかしますので、カフェアルファの仲間から富士通のLTEルーターを譲ってもらうことにしました。 |
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VOL833:平成26年10月06日:LINEはアカン奴やった件 | ||||
○CF-N9のSSDで間抜けなミス CF-N9をSSDに換装して3週間、快適に使っています。んが、先週頭にWindowsUpdateを掛けようとしたらサービスが開始できないので「これは可笑しい」と思って色々検索を掛けてみたところ、Intel製チップセットの場合、HDDやSSDを交換したらAHCIドライバをインスコしなおしてディスクドライブのドライバも更新する必要がある、というものでした。実際、元のHDDのころから起動でスタートアップに登録してあるソフトのサービス開始に失敗するなどのトラブルはありました。ちなみにIntelじゃなくても当てないとだめですがレツノは全部Intelですからねえ。で、改めてIntelの当該チップセット用のRapidStrageServiceを突っ込んでみたところ、その辺の起動トラブルやWindowsUpdateが効かないトラブルはもちろんのこと、全体としてのSSDのパフォーマンスも劇的に回復し、512kと4kのシーケンシャルアクセスについてはほぼSATA3の上限値まで行っています。また、一部性能はメインマシンでSATA6GbpsでつながってるHG6を超えていますので、劇的な改善ともいえます。これであとはもう一度メモリ搭載量を8GBにしてSwap領域をゼロにしたら完了ですかね。 #ちなみにメインマシンはHDDも2機搭載しているので敢えてSwapを設定した上でHDDにのみ構成してあります #CF-T7は父上の持ち出し用ノートとして個人情報とかを消した上で父上に渡してしまう予定 ○サイクリングロードでの事故で意識不明の件 金曜日。仕事中に息抜きで読売オンラインを見ていると見つけた記事なんですが、サイクリングロードをスポーツサイクルで走行中にジョギング中の人と接触し転倒、意識不明というものでした。実はこの問題は私が現役時代だった18年前はもっと酷くて、サイクリングロードを練習で走っていたら集団のランナーに「自転車で走る場所じゃない」と因縁をつけられたとか、わざと顔の前にドリンクをぶっ掛けられたとか、サイクリングロードの脇にサッカー場などが設置してあって子供が飛び出してきて危険だとか、私が選手としてまじめに練習していた10年間の間だけでも毎年両手両足に余るトラブルがあったのは事実です。これは1にも2にも警察や保険会社が「交通弱者」なんて言い方で歩行者や自転車に世界的にも稀有な酷さの激甘対応をして交通教育の機会を全力で奪い続けた結果なんですが、世界の自転車事情を知る部活の先輩諸兄に言わしめれば、こういう事故が海外で起きるとジョガーが起訴されて実刑を食らうことは間違いないそうです。「本来ランナーがいてはいけない場所」であって、そういう前提の下で自転車が走る場所だから、だそう。日本はこの手の事故でも大概が「自転車の前方不注意」で済ませてしまいます。でもそれでは事故は減りません。後述のLINEの件にも絡む話ですが、日本人って世界でも稀有なドケチにも程があるほどの守銭奴国民ですから、高額の賠償金と罰金や実刑が絡むとなると、とたんに態度を変えます。判官びいき大好きなせいですぐ弱者保護といってやりすぎていますが、それが交通行政未開国扱いされている事実(実際、渡航危険情報として日本で自動車の運転はするなと通達を出している国があります)もかんがみると、この辺の改革は急務じゃないですかねえ。 #ランナーが下品なのは皇居ランナーを見ているとよく分かる例ですね。あれは下品が集団になって集会しているようなものです。 ○やっぱりLINEはアカン奴やった件 日本のマスコミはLINEにキンタマ握られてるのであまり報道していませんが、LINEの通信内容の完全傍受、収集、分析を韓国政府と韓国軍の情報部が実施していることを正式に韓国政府が認めました。国際問題にも発展しかねないこういう情報をなぜ報道しないのか甚だ疑問ですね。ところでこの通信解析ですが、まさかメッセージの中身だけを解析してると思ってはいませんかね。それはかなり脳みそお花畑というしかありえません。LINEの親会社がなぜ日本でサービスを始め、主ターゲットを日本人にしたか、ですね。 LINEに限らずTCP通信をしている場合、必ずIPアドレスなどの情報が一体になって通信が行われます。韓国政府と韓国軍はLINEを通じてこの通信内容のすべてを保管し解析しているわけですが、モバイル端末から出て行くこの手の通信内容はインスコ時の同意内容や基本的に通信する内容から考えるに、 1.キャリア名 2.通信日時 3.通信内容本文 4.位置情報(GPS無効でも基地局の情報は筒抜け) 以上の4点は確実に筒抜けになっています。たったそれだけというかもしれませんが、アプリを介して端末がサーバーとやり取りする位置情報を常に掴んでおけば各個人の移動速度や移動状態が分かりますので、人の流れが大まかに推測できます。IPだけなら分からないって人は甘いです。携帯電話からのTCP通信の場合、相手サーバーとのネゴシエーションにちゃんと「どの基地局から発信しているか」が必ず引っ付いてます(各キャリア内で端末制御に必要な情報です)ので、これでざっくりとした位置情報は筒抜けです。また、キャリア名の分布によってキャリアの実質利用率も分かります。これらのデータを解析したら「アルドノア・ゼロ」でバース帝国側が先制攻撃でやったように、先に携帯電話やインターネットの通信網を破壊するためのバックデータを得ることが出来ます。 もちろん通信内容は全部筒抜けですから、機密内容もLINEでやり取りしていると中身ダダ漏れはもちろんのこと、会話内容から直接話していなくても機密が推測可能だったりもしますし、世論傾向だって分析できるので、韓国資本にそこそこ支配されているマスメディアを通じた情報誘導の指示と結果確認だって可能です。 たった4つの情報が筒抜けになるだけで国防に関わるビッグデータが筒抜け同然なんです。普通に考えた場合、この4つの情報を全部掴んで解析されているということは、例えば自衛官がLINEを使っている場合は自衛官の動きが筒抜けですし、海上自衛隊員が艦上から家族にLINEで通信していたら会話内容と位置情報から乗り組んでいる護衛艦の運用状況が推測できます。分かりやすく言うとLINEを使うだけで自分たちの国の防衛を自分たちで全力でボロボロにして崩しまくっているというわけです。で、これについて何も報道しない日本のマスメディアは当然、先述の通り韓国資本に首根っこを押さえられていると考えてしかるべきです。 LINEが韓国資本で主要な技術者も全部韓国人で構成されいるのになぜか日本発をやたらと主張している点、サービス開始時に電話帳データを強制的に韓国のサーバーに全部吸い上げる仕様だった点、SMSどころか帯域を相当食い散らかす音声通話まで全部無料である点など、何か裏がないと可笑しいと感じさせるものは最初からありました。しかし、韓国が国家戦略として日本人やLINEユーザーの諸外国のビッグデータをかき集める目的でバラ撒いていたと分かったときに、タダより高いものはないと戦慄するとともに、タダという言葉につられやすい日本人の脳みそお花畑具合にあきれ返りました。 #会社によっては個人持ちのスマートフォンへのLINEのインストール自体が処罰の対象(WinnyやWinMXと同じ扱い)として明文化されている大手企業も存在します |
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VOL832:平成26年09月29日:パナ製eneloopがダメな件 | ||||
○Let's Note CF-N9をSSD化 パソコン工房の通販特価でCrucialのMX100-256GBが11000円で送料無料だったのでぽちっとな。CF-N9に入れてみました。以前からN9もSSDにしないとだめだなぁとは思っていましたのですが、Windows7でDtoDまで含めてクローンして、かつ速度も考えると256GBが妥当と思っていて物色していたのですが思った値段で出てこなかった、という背景がありました。で、この値段で出てきたのでラッキーとばかりに抑えたわけです。10月に在庫があればもう1つ抑える予定です。 以前のCF-T7のときにも言及していますが、ノートのSSD化ではやはりスピンドル数が減ることによる省電力化とHDDレスになることによる耐衝撃性の向上が最大の利点です。CF-T7のときは今後の新規PC作成でのSSD効果確認というのもあって、120GBだけど昨年夏としては破格の安値で叩き売り(8000円以下)されていたKingstonのV300-128GBにしたのですが、電力面と耐衝撃性の面では効果が得られたものの、速度的には結構速くはなったももの思ったほど速くはならず、ってのが以前にお伝えしたお話。今回のSSD計画でも同じSSDが6000円で叩き売られてはいたのですが、256GBならともかく128GBのあの鈍足っぷりは我慢ならない(256GBならCF-N9で出せる全速が出る)のでスルー、Transendの256GBもソッコーでランダムアクセスが劇的に遅延するという話が有名なので却下、HG6Qは2機に入れてて信頼度は抜群ですが価格面でNG(そもそもSATA3Gbpsで限界速度が250MB/s前後なのでHG6やM550の性能は無意味)、というところで落ち着いたターゲットがCrucial MX100でした。 今回は前回以上に入れ替え自体は笑えるほど簡単でした。今回もEaseUSのフリー版のクローンソフトを利用したのですが、今回のバージョンからパーティション未分割のSSDにパーティション丸ごとクローンできるようになっており、また以前のバージョンだとひっこ抜けなかったDtoD領域も今回のバージョンでは引き抜けるようになっていましたのでDtoDごと引っこ抜いておきました。これでいざとなればここからリカバリーできます。実際に入れ替え作業等で大幅な読み書きをさせてみた感じ、連続した書き込みが長く続くと結構な発熱をすることが分かりました。V300やHG6QではみられないことからCrucial特有の問題だと思います。また、クローン完了後にCrystalDiskMarkでベンチを取りましたが、やはりインターフェース側の上限速度に引っ張られている様子が見えまくりでした。それでも速度的にはHDDの3倍以上出ていますので、起動にかかる時間自体が半分以下になりました。実際、USB3.0でメインマシンに繋いでベンチを取ったら世間で言われている程度の速度は出ているので、インターフェースの問題だと思っています。また、最大の目論見の1つであった電池についてはCF-T7のときよりさらに劇的で、HDDのときは満充電からの残存時間が大体8時間台だったのですが、SSDに積み替えてからは電池だけで起動して残存時間が10時間弱になっています。実際、週末の名古屋往復でも持ち出していましたが、WiFiでそこそこ通信しながら使っても5時間運用で50%程度の残量だったので、かなり電池的に有利になっていそうです。 #問題はブラウジング程度なら実用性十分なノートPCが2台に増えてしまったこと。T7は家庭内専用、N9は持ち出し用と使い分ける予定。 ○NiMH充電器がお亡くなりに 我が家で使っていたeneloop充電器は三洋の初期品で、C-2500L用として初代三洋eneloopの単三型を買って以来ずっと愛用していました。これで初期型の充電型evoltaなども充電していたわけですが。最近、Panasonic銘のeneloopとも混用するように(といってもセットで使うときは銘柄・型番・製造時期はちゃんとあわせています)なってきたのですが、初期の三洋eneloopはおろか、黒eneloopでも充電失敗するようになってきまして。そこでまず父親が持ってるevoltaの2本用と、友人が持ってる現行eneloop/evolta兼用充電器を使って検証したところ、ウチの充電器でNGだったものでもちゃんと充電可能、というところまで検証して、手持ちの充電器が壊れていると確信しました。結局、予想通りの話ですが、充電器を変えるとちゃんと充電できるようになりました。残念ながらPanasonic銘になってから三洋時代とは充放電曲線が変わったようで、その微妙な変化の分がデジタル機器で容量をきっちり使えないという原因になっていたります。ですので、三洋eneloopがまだまだ手放せないわけです。 この「デジタル機器と充放電特性の問題」についてです。ちょいと自前で放電曲線を用意できないのでざっくりと解説しますが、満充電で大体1.45Vある開回路電圧(OCV)が放電開始後にさーっと大体1.25Vくらいまで降下します(区間a)。その後、放電が進むにつれて1.15Vに向かってOCVが徐々に下がり続け(区間b)、容量のラスト1割くらいのところで一気に1.1Vまで降下します(区間c)。このうち区間bでの電圧挙動が問題でして、三洋品とパナソニック品でここの挙動が違う(パナ品のほうが高OCVで始まり低いOCVで区間cに突入する)ため、容量を十分使えないうちに電子機器で扱えるOCVを割り込んでしまう、というのが真相です。また、電子機器で使うと本来の放電末まで放電する機会が少ないため、常にメモリー効果を与えるような放電状態で充電を始めることになり、これが「パナソニックが言うような充放電可能回数にはるかに満たない回数で電池が死ぬ」という結果につながります。NiMH放電装置でちゃんと放電してから充電したほうがいいんですが個人ではなかなか手に入れることも難しく、ってところです。 #でまあ、DVC575の電池使用機能を残したまま外部電源接続化改造の可能性を調査していたりSJ4000導入を視野に入れたりしているわけで。 ○今年2回目の名古屋往復 GWに引き続き名古屋までTDMで往復してきました。今回は最初っから用心して暑いと思ってもウィンタージャケットの防寒インナーなしでいったのですが、これで結構正解でしたというのも今使っているジャケットは真夏以外の3シーズン使用を想定しているので背面にベンチレーションがあるため、袖口を広めにし胸元の前たてを止めてチャックを開けていると、意外と走行風が入ってくるんです。また、市街地では28度前後ある真昼の気温も山に上がれば20度前後にも落ち込みますので、これで案外問題ありませんでした。復路も高速道路の巡航では厚みのあるジャケットが結構効果的で快適でした。なんで今までこういう使い方してなかったのかなあって我ながら不思議なところでもあります。ちなみに往路では有料時代以来本当に久々に鈴鹿スカイラインを走りましたが、数年前の大雨で崩れたおかげで結構路面がきれいに補修されており、昔のひたすらボロボロというほどではありませんでした。ただ、昨今の登山ブームもあり、三重県側では金剛山ろくの水越峠と同様にハイカーの路外駐車の群れとそれに伴う歩行者のテキトー歩行があまりにも多くてうんざりでした。今回は往路はその前の週の峠散歩とかもあったので走行のほぼ4割が峠だったにもかかわらずリッター22km、復路はほぼ全線高速道路でほぼ法廷速度内での走行に終始(TDM900とSRX-6大磯号の快適巡航速度が100〜110の間)していたこともあって、リッター27kmでした。名古屋から摂津国川辺郡まで8Lの燃料(と、無休憩なら2.5hr未満)で戻ってこれるのは驚きですね。今回は横風のこともあって大垣経由でしたが、伊勢湾岸経由だとあと30分は縮まるので、巡航し切れれば本当に2時間ですねえ。 #帰宅後に運行記録(燃費統計)をつけていて前回オイル交換が昨年10月だったことが判明してショック。 #でも8月9月のトータル走行距離は1300km。母親との別居がこんな形で乗る機会を増やすことになるとはねえ^^;; |
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VOL831:平成26年09月22日:本音と建前を使い分けられないとね | ||||
○学校の仕事、親の仕事 先日、twitterで「学校から娘がSNSのアンケートを貰ってきたが、中身がアンケートの形をとったSNS放棄宣言書だ」という内容の呟きが流れてきました。私は発言主のこの発言と、その次に回ってきた学校の意図がうんたらというモノだけを見て即座に学校側の意図が理解できました。というのも、1つについては非常勤でも公務員の経験があるから、もう1つについては自分がイヂメの経験を沢山持っているからです。 この手の文書の意図は2つあります。1つは「私たちはこうやって生徒・児童を指導しだめだというルールを作りました。しかし子供は勝手にルールを無視してSNSを利用し、誹謗中傷などの犯罪を犯しました。指導する努力をしたけど結果は残念なことになりました。」というための実績作りです。基本的に学校でトラブルがあれば日本の親はまず真っ先に学校に責任を押し付けます。正直、学校でのトラブルなんて学校の先生だけで済む話ではなく、親が家庭で倫理や常識などを教育する必要があるんですが、この辺を全部放り投げて学校の責任だけを問う親が大半です。その親がゴネて来たときの実績作りとしてこういうモノが必要になります。ちなみに今の公立校の先生の仕事の7割くらいはこの手の「親のクレームに対応するための実績書類作り」なために、本業にまでマンパワーが回っていません。 もう1点ですが、前述の話にも出ている話ですが、私が子供のころからイヂメをするような子の親は親の責任は全部棚上げし、問題が起きればすべて学校の責任にしてクレームをつけます。しかも、虐め被害を受けている子がたまりかねて反撃したような場合、それに対する反論の仕方は猛烈です。さて、今回の件も「さもありなん」と思ったのは、元発言主が後から出してきた「アンケートに対する回答」でした。こんな親がいるからこういう文書を作らねばならないわけだという実感を伴うものですが、この親はあろうことか子供の前で「SNSを利用させません」という文字を二重線で消し「SNSを利用させます」と書き換えて提出したようです。こういうのも親が本来は家庭で「本音と建前」や「大人の対応」を指導するものですが、エラソーなことを言っておいて最終的にやってる対応がお子様対応な上に子供の目の前でやってるあたり、学校としてはこういう「指導した実績作りの文書」の提出を必ず求めるよな、と思った次第です。あなたのような親がいるからこういう文書が学校から出てくるんですよ、と本人に逝ってやろうと思ったけど無駄なのでやめましたとさ。 ○大雨被害の後の六甲に上がってみた 久々に六甲に上がってみました。当初は芦有道路が崩れて東六甲も道連れにされたなんて話もありました。しかし、実際たしかにそこそこ崩れた後はありましたが、本格的に崩れてダメな場所もなく、ライトに崩れたところは全部補修されてありますので、とりあえず東側を山頂まで上がる分には問題ないです。まあ間で追加の補修や本修理をやってて交互通行になったりしているのでそれが問題ですが。あと、ついでなんで十万辻峠にも上がってきたのですが、こっちのほうが結構深刻でした。大宝塚GCのちょっと先で交互通行にしないとダメなほどの補修をやっているんですよねえ。あと、本当に久々に十万辻を走ってみて(たぶんTDM900でちゃんと攻めるのは初)思ったのですが、六甲よりもアクセルが開いてる時間が長く勾配が短いせいか、ちゃんとブレーキングを考えたり、高速コーナーの処理を考えたりしないとダメで、トータル的にはこっちのほうが練習になるなあってことでした。本当に数年ぶりだったのでコースプロファイルをほとんど忘れ去っており、探り探りしか走れなかったのが結構残念かな。またこんど上がってみようと思っています。 |
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(C)H26 Takayuki Kazahaya | ||||
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