Weekly Collumn | |||||||||||||||||||||||||||
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VOL910:平成28年03月28日:パイロン買っちまったぜ | |||||||||||||||||||||||||||
○パイロンを買った 以前はパイロンは何本か持ってたのですがここ数年は「練習場所にいっぱい散らばってる奴を勝手に利用」してたので買ってなかったというのは内緒です。練習場所にしてるところにたまにDQNが集まってきて放火しやがるので、その際にインラインスケートの奴らが置きっぱなしにしていたパイロンが燃やされてしまったのでした。閑話休題。で、今回練習用に久々に買ったんですが、高さが30pくらいの小さい奴です。もう少し大きい奴だと1個300円とかで転がってるんですが、実はこの形のこのサイズは意外と高くて630円でした。このサイズにしたのも理由がありまして、ちゃんとGIVIのE52の中に最大4つまで重ねて収まり、さらに動画撮影機材まで一緒に詰めていけるからです。もう少しデカい奴も確かに入るんですが撮影機材が入れられないんですよね。で、早速この間の練習で使ってみました。確かにデカいパイロンを置いてるよりもやりやすいです。特にインに寄せるのにバンクさせるとパイロンに当たるってことがないのがいいですね。また、練習内容についてもですが、以前の動画でyoutube、GooglePuls、twitter、オフ会などで、映像からのアドバイスを何人かからもらっていました。その中で特に課題点として皆が挙げていたのが、 1.開け始めをもう少し早く 2.もそっとブレーキ併用して開け始める 3.立ち上がりでしっかりパイロンに寄せる の3点でした。 とりあえず動画はこっちにあるので参照してください(今回から外部埋め込みを不許可にしています)。 この3つは結構同時に意識しないとどうしようもない点でもあるんですが、特に1.と2.は意識してやってみたところ、ターン開始から結構な時間をハンドルストッパーに当てっぱなしで切った状態で回れるようになってきました。今後はもうちょっと深いバンク角を得られるようにするってのが課題かな。まあ、そこまでやろうと思うと前足のセッティングをもっと煮詰めなおさないとダメなので泥沼にハマりそうなんですが。また、シートの座り位置ですが、通常のバイクだと結構シートストッパーまでケツを下げることも多いんですが、このバイクは正直前よりの中央付近に座ったままで、尾てい骨というか恥骨を前に押し出す感じでシート荷重を掛け、その姿勢で背中でCの字を作りながら前に伏せるっていう感じにすると、グルっと回るようになりました。もちろんこれは低速での扱いですので、実際の峠などの扱いになるとかなりまた動きが変わると思いますが、基本的にリアステアのキメ走りをするにはこれの応用でイケます。まあおかげでリアタイヤだけアホみたいに減ってフロントはアマリングが1pも出て全然減らないアンバランスになるんですけどね。もそっと飛び込みで前荷重に持って行けるとぐいっと回るんではないかとも思うのですが、やりすぎるとハイサイド食らいそうで怖いってのもあります。ま、このプー生活の間に去年は掴めなかったtracerの癖をもそっと掴みますよ。 ○フォーカスエイドはエラい! 今回の東山花灯路ではX-600を久々に持ち出しました。目が色々やられてきててピントに自信がないにもありましたからねえ。で、積極的にフォーカスエイドを使って撮影したら、これが良くピンが来るんですよ。ミノルタのアキュートマットにはいくつか弱点がありまして、1つは大口径レンズだと周辺のマットでピンが合わせられない点、もう1つが低輝度だとスプリットでまともにピンが合わせられない点です。両方とも結構キツい欠点なんですが、これがX-600にはフォーカスエイドがありますし、またこいつはなぜか周辺が流れないので結構ちゃんとピンが来ます。ですので結構重宝しています。また、今回は前回現像から中2週間だったこともありますし、なにより前回現像では発掘できなかったフィルム用アーカイバルウォッシャーが出てきたので、これで水洗したというのも大きいです。現像結果もかなり安定して得られていいネガが仕上がったわけですが……八坂の塔でのカットでキターって奴の中に思いっきりクソ左翼政党のクソポスターが写りこんでてがっかりでした。まあそれは兎も角として、X-600についてるフォーカスエイドって本当に便利だなーって思った次第です。10年前ににしきんさんが言ってた便利さを自分が40になって味わうとは思いませんでした。 ○伏見稲荷大社へ行った カフェアルファ系のツレのあやがね君が「伏見稲荷でいなりちゃん&うか様詣でをしたい」というので付き合ってきました。事前に散々脅しておいたのが功を奏したのか、ハイペースでガンガン登って自滅するというのは避けられた模様です。ご存じのとおり、伏見稲荷は奥社遥拝所がやっと入り口で、そこから奥が本番です。今回も当然そっちが目的だったのですが、歩いて登っててあやがね君も「いなりってかなりポンコツ女子中学生だけど、これを駆け上ったのはすげー」という意見。実際に登ると本当にキツいんです。また、花灯路でもそうだったのですが、やはり今回も東南アジアからのツアー客が腐るほどいました。この件についても上りはじめから「こいつらそのうち消えるで」とは言っておきましたが、予想通りになっていました。奥社遥拝所手前の鳥居の列までは人が犇めいていますがねえ。理由は簡単で登攀が死ぬほどキツいからです。東南アジア人もそうですが、日本人ですら御茶屋や辻ごとに脱落していき、四辻まで上がってくるのは3割ほど、三つ峰を全部めぐる人は1割くらいにまで落ち込みます。一方で欧米からの訪問客の多くは三つ峰を全部歩く人が殆どなのですが、その理由は彼らの主目的が三つ峰めぐりだからです。またTrip Adviserでもちゃんと三つ峰は死ぬほどキツいがみごたえありと紹介されてるのも大きいです。そんなこんなで三つ辻から上は人が少なくて結構撮りやすかったですね。あやがね君はまた次の冬に登りに来ると言ってるので、今度は豪雪で積雪してることを期待しましょう。 |
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VOL909:平成28年03月21日:マナーって奴ぁよう | |||||||||||||||||||||||||||
○東山花灯路に行ってきた 今年も例年通りに東山へ出かけたのですが、天候が芳しくなくて思った絵が撮れなかったということもさることながら、訪日外国人の無節操ぶりにちょっと腹立たしい思いをして帰ってきました。 まず、今年は警備員がびっくりするくらい人出がないです。ド平日に行ったというのを割り引いても人がいませんし、そもそも日本人も少ないです。また、最も驚いたことは中国人が極端に少なくなっていることでした。一方で今回目立ったのが東南アジアからの訪日客です。中国からの観光客はだんだんマナーがマシになってきていて学習してるんだなーってのがありました。しかし、この東山から目立ち始めた東南アジア系、特にベトナム人とタイ人のマナーの悪さは筆舌に尽くしがたい酷さがあります。こいつらは撮影してる人がいて三脚やカメラを構えていても、お構いなしに前に割り込んで自分が撮りたい物だけを撮ります。実は中国人がクズだダメだと何度か指弾していましたが、中国人は他の人が構えているカメラ類に関しては結構敏感で、ちゃんと後ろを振り返って邪魔になってないか確認する人が多かったんです。しかしベトナムとタイ、こいつらは本当にダメです。全部終わって撮影タイミングをこちらが逃してからニターってバツの悪そうな微笑をする奴らばっかりです。 こういう傾向ですが、日本人にもよくある話なのですが、「フィルム時代にどれだけ撮影した経験があるか」の差なんです。中国は実は今も結構フィルムカメラが流通しており、特にミノルタSRマウントの互換カメラとレンズが多いんです。これはSR-T101のパクリを作っていたシーガルの技術力を認めてミノルタ製MF一眼レフの一部を中国のシーガルに作らせていたという背景もあるんですが、要するに彼らはフィルムのカメラで撮るということを知っています。一方、多くの日本人もそうですし、東南アジア人もそうですが、スマートフォンがキッカケでコストの掛からない撮影で写真を撮ることを覚えた様な人たちなので、撮るほうに夢中で周りが全く見えないんです。困る人がいるってことも考えられないんです。しかもさらに悪いことに、訪日東南アジア人の多くはぶっちゃけ漢字も伝わらなければ英語もダメで、こちらから怒りを言語化して叱責する手段すらないのです。国際的な観光マナーを知らないのならテメーの国から出てくるなよってマジで思います。いやー、観光客の人数が減ったのはいいんですが、マナーの悪いやつだけは増加したって、本当にシャレになりませんわ。 ○健康保険の手続きに行ったんだが えー、書類が足らなくて突っ返されました。 まず足らなかった書類の1つが「健康保険資格喪失証明書」で、これは本来退職時に雇用元が発行しなければならないものです。ですが、市役所の国保年金課曰く、この証書をまともに発行する雇用元はほとんどないとのことでした。そういう意味で考えれば、10年くらい前に所属していたグレイスという派遣会社はまともだったと思います。ちゃんと出しましたので。で、これについて「この書類を提出してほしい、でないと国保の手続きができない」とその場で前職の総務に電話したところ、「なんでそんなん必要なん?大津は必要ないですよ。担当者と変わってください」というからその場で担当者と変わったところ、ソッコーでボロッカスに怒られてて大草原を生やすほかありませんでした。なお、翌日にはこの書類は最後の給与明細、年末調整と共に届いていました。 次に問題になったのは雇用保険関係の手続き書です。実は雇用保険の手続きにいった帰りに市役所に寄っており、ハローワークからも「健康保険の問題があるのでこのペーパーに記載した退職理由(2A)で2x扱いとして処理してください」という連絡書も持って国保年金課に行っているのですが、この日応対した担当者が結構ポンコツというか杓子定規な人で、どうしても受給資格者証がないとダメだの一点張り。まあ、どうしても当日揃わない書類が1つあったのでこの際なので引きさがりましたが、しっかしなんであーも杓子定規なんですかねえ。ちなみに国保ですが、そのまま父親の国保にぶら下がると父親の国保が2.5万くらい月額で値上がりし、しかも失職者としての調整もなされなくなります。で、今回はまた世帯分離して自分単独の世帯にして単独加入する予定です。これだと6000円以下になりますので。 ○tracer関係諸々 ブレーキの掃除をしました。タッチの悪化が嫌いなのでTDMもYZFもFZRもその前のTDMもブレーキのメンテは頻繁にやっていました。今回も6500qとはいえ1年なので定期メンテで掃除したのですが、まず気づいたことは6500qという割にはあまりブレーキパッドが減ってないことです。住友時代の普通のMOSキャリパの専用パッドは結構いい勢いで減っていました。tracerやMT-09に使われているラジアルマウントのMOSは住友じゃないらしいんですが、このパッドが全然減りやがりません。フロントブレーキに関しては下り坂のコーナーの飛込みで若干ABSを作動させるレベルまでガンガン使ってるにもかかわらず、です。そのくせ結構バカみたいに効くので、これは意外な結果でした。また、店長はこのタイミングじゃなくてもいいんじゃないとは言ってたんですが、1年なんでこの際だからとブレーキフルードも交換しています。元々はいっていたフルードは最初からなんか飴色をしていて気色悪かったというのもあるんですが、ヤマハ純正とほぼ中身が同じ(以前の職場でGCとかで測ったのだ)モノタロー製のDOT4に入れ替えたところ、新車注入より明らかにタッチが良くなっていました。あれ新車注入のって結構品質悪いのかなって思いました。 で、このブレーキ整備の後に試運転と練習もかねて暖かったので六甲東を何往復かしてきました。まあ他にも十万辻峠も何往復かしての六甲なんですがね。なお燃費がかなり恐ろしい数値になっていることはここでは割愛しておきましょう。あのバイク峠走ると本当にガソリン食うんだよなあ。十万辻峠はこの冬も気温が高ければ何度も通ってるのでだんだんコースも頭に入ってきており、冬の間にRaidで練習した内容の反映で色々試すことができました。やはりこのバイク、コーナーではどちらかというとモタードみたいな前後荷重+ロード的な左右荷重という変則的な乗り方をしないと、ちゃんと前後のタイヤのグリップを綺麗に使えないみたいです。シートの中央部に尾てい骨を突き立てるように座りつつ、インに座り直し、車体をバンクさせたらその姿勢でハンドルにがーって伏せて行かないとダメ。そこまでやって初めてアウトステップを踏んでバランスを取る意味が出てくるくらいです。そこまで積極的に体を持って行くとフロントタイヤの限界の前にステップをガリガリと擦るようになりました。で、この週末は暖かかったので久々に六甲東も走ったのですが、MT-09 tracerで六甲を走ろうと思うと減速帯が酷いせいか、TCSを切らないとエンジンの出力がまともに出ないことが判明しました。減速帯を後輪が乗り越えるたびに滑走空転と検知して点火カットしやがるわけです。走行に関しては新車のころよりはよー走れるようになったと思います。 |
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VOL908:平成28年03月14日:修理?調達? | |||||||||||||||||||||||||||
○修理するより…… 健全な個体を拾ったほうが安上がりという件がまた炸裂してしまったわけで。 先日、ちと自転車&カメラつながりの友人モノノフ氏とtwitterでやり取りしていたところ、梅田で中古カメラ屋をめぐるならとある委託BOX設置店舗が凄くいいよという話もあったので、面接の帰りにふらっと寄っちゃったのが運のツキでした。気が付いたら露出計正常で健全なMC ROKKOR-PG 50oF1.4がひっついたミノルタXEを手にしていました。ほかに拾ったのがマミヤCシリーズ用のDS105mmF3.5の純正フード、ミノルタのストラップです。近隣のカメラ専門店の中古品と比べ、たしかに未チェック保証なしというのはありますが、恐ろしく安いです。また、他の中古店舗に比べると圧倒的に訳の分からない品ぞろえが豊富なのも魅力的です。ほかにも色々欲しいものがあったのですが、プータローで財政を抑えつつーな現状をかんがみると、そう簡単にIYHしまくるわけにもいきません。今回はこんな感じで自重しましたが、これは本当にヤバい店を知ったような気がします。 ○50mmだけでフィルム1本を撮影できるか で、そのXEですが、こいつ露出計が死ぬことが本当に多い機体なので、とにかく実写しないと安心できません。おあつらえ向きにレンズもついてるので、この際なのでざーっと1本撮ってしまおうとなりました。そこでLR44と24枚撮りISO100カラーネガをゲット。1ビル南西角から撮影をスタートしたのですが、阪急梅田駅のホームにあがったところで20枚目まで撮りきっていました。一部でレンズの性能テストで開放撮影とか無理なことは試していたのもあるんですが、基本「あとで作品として見れる」というのも考えて撮っていました。色々試しつつ撮っていて、広角っぽさ、望遠っぽさ、標準っぽさ、それぞれ構図で工夫してどうこうってのを久々にやれた気がしました。たまにこういう撮影をすると本当にいい撮影リハビリになります。構図で工夫し、足で稼ぎ、視点を変えて頭を使い、ってしないと撮れないので。またそのうち50o1本で撮影ってやってみようと思いました。ちなみに付属してきたレンズはMC ROKKOR-PG50oF1.4でして、以前から1本持ってるけど写りが気に食わないので放置プレーしていたレンズでした。しかし今回ひっついてきた個体はエレメントの状態が非常によかったため、とりあえずお試しで絞り開放で最近接とか無茶なことはしていました。これが前述の無理なお試しウンタラです。結果的に元々持ってた奴より圧倒的によかったというか、思った以上にいい結果が得られたので、今後は積極的に使っていこうかと。ただ結果に関してはもう何本か通してから判断したいとも考えています。 ○若者へモノクロ現像を教える フォロワーの若い子がモノクロ現像をしたい、手現像でのモノクロを楽しんでみたいというので、とりあえずアクロスを何本か消費してくるようにという司令を与えたのが年明けごろ。で、今週半ばに2本消費したから現像したいという連絡があったので、急遽日曜に北摂光画館で現像することになりました。今回は本人が遠方から来るのもあり時間が足らず、現像作業は私がやって本人は見学するって形ですが、極力なにをどう作業しているかは説明しました。私はこういう初心者に対して、説明不足でいきなりやってみろというのは大嫌いです。特にこれからニッチな分野になる世界です。興味を持って入り込もうって奴がいれば、そりゃー手取り足取り沼に引きずり込むのは先人の務めでもあります(笑)。モノクロ現像は今や意外とハードルが高くなりつつある現状もありまして、まあそれで実際に見せればハードルは下がるかなってのもありました。なお、本人的には自分でヤル気満々になってくれたのがありがたいです。今回は久々に135判のアクロスを現像したのですが、やはり普段扱ってるプレストと違ってクリアリングタイムも長いですし、ベース色の抜けもやたら遅い感じです。プレストなら流水で15分も流せば終わるんですがねえ。ま、その辺もクリアできて現像自体は上手くいきました。いやー人様のフィルムで失敗したらと思うとぞっとしましたよ。 ○本当の敵を見失ってねぇか? twitterのTL上でフェミニンというか女性権利主義な一部の方々は凄く極端な安倍政権・反自民党発言を繰り返していてかなりアレゲなんですが、その中でも特に目立つのが子育て支援関連への罵詈雑言です。たとえばマスコミが一部を恣意的に切り取って文意を改変した物をあげつらってブチギレし、その頭に血がのぼった状態で全文を読んだら最初から先入観と反感を持って読んでるので当然文意を都合よく曲解してさらに激怒し、という感じです。しかもこれらの多くがサイエンス分野ではいっぱしの研究をやっている方々なので呆れかえります。所謂学者馬鹿という奴ですが。このフェミニンな方々が本来見失ってしまっている敵が実は自分たちの親世代にあったりします。自治体や政府もなにも手をこまねいているわけではないです。絶対に民法にとって都合の悪い事実なので報道しないことですが、どの自治体も当然ながら保育所や幼稚園の増設を官民挙げて画策しています。しかし、設置に対しての最大の障壁のなるのが、実は団塊世代のリタイア組なんです。保育所や幼稚園を設置しようとすると必ず反対運動が起きるんですが、その理由が「静かな余生のために生きてるのに大騒音が昼間に聞こえるのは絶対に嫌」というもので、この人たちは得てして小学校の近隣に引っ越してきて真っ先に騒音苦情を騒ぎ立てたりします。 また、実は自治体の出費の歳出の最大割合を占めるのが福祉費なんですが、この福祉費の中の老人福祉費がこれまたかなり大きく、他の福祉費の予算を大幅に圧迫しています。なお、よく公務員叩きをしたい人たちが指摘する人件費は歳費の1割くらいが普通です。で、これらの件について、老人というのは政治活動にも熱心で投票率も高く、議員や吏員への働きかけも積極的で声が大きいです。当然、議員たちは自分たちに投票してくれる人に対して積極的に利益を誘導しますので、さらに児童福祉費は後回しにされるんです。この間の阪南市の保育所の件でもシュプレヒコールの上げ方が完全に反日極左活動と同じだったのも印象を悪くしてると思いました。とりあえずこの手の問題で本気で行政を動かしたいのであれば、子育てしたいって方は活動の仕方を根底から考え直さないと、到底どうにもならないと思いますよ。 |
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VOL907:平成28年03月07日:再開づくし | |||||||||||||||||||||||||||
塚口サンサン劇場のガルパンのチケット、またもやゲットw ○TT250R Raidのガソリンお漏らし対策終了! 1年以上にわたって苦しめ続けられたTT250R Raidのガソリン漏れ対策ですが、やっとこさ終結させることが出来ました。今までの事態の経緯をまとめますと……。 1.購入当初にコックからガソリン漏れ発覚、コックのパッキンAssy交換 2.コックの漏れは収まったけどタンクとコックの間のパッキンからも漏えい発覚、パッキン交換 3.時が流れてエンジン腰上+ヘッドOH後にキャブ付近からのガソリン漏れ発覚、とりあえずフロートパッキン交換 4.3.で交換したフロートパッキンの組み込みミス発覚>交換せず再利用して修理 5.まだキャブへの繋ぎこみ付近から漏れるので今度はホースも交換 ここまでが去年までの流れです。で、まだオモラシが治らなかったのが今年に入ってから。とりあえずもう一度よーく漏えい個所を追いかけていくと、ホースの繋ぎこみ部分もシロだと判明しました。じゃあどこが漏れとんねんってなりますよね。そこで何度も綺麗に乾かしては走行して漏れを調べるということを繰り返した結果、キャブ後方から漏れが多いことが分かりました。また、この時ですが、経緯の3.と4.で整備した時に中途半端にしかつなげていなかった「キャブレターからのエア抜きホース」をちゃんと繋ぎこむことにしました。ゴムが劣化して使い物にならなくなっていたので、フロートパッキンとホースを発注。なお、P/Lでホースは2本とあったのでクソ真面目に2本頼んだら、20p弱のホースが2本届きやがりました。必要な長さは1本5p弱なので、要するに切り出して使え、という奴です。また、フロート室を固定するネジも劣化してたのでこれも新品に交換。最後にフロートの油面の高さも調べて適正値に収まっている(H寸で8.2mm、指定値が7.5〜9.o)ことも確認し、ホースも繋ぎこんで組立が完了しました。とりあえず修理してから約1週間ですがガソリン漏れは完全に解消されています。どうもエア抜きの繋ぎこみ部分から漏れていたようでした。 ○久々に梅を撮った 実際にはα-7に詰めてるPROVIA100Fの残弾処理が主目的だったわけですが(笑 久々に梅を撮りに出かけました。プータローなんでド平日に気楽にぷらぷらと。しかも今回は主目的がα-7の敗戦処理なのもあって、レンズ構成がAF50mmF2.8マクロ、AF24-80oF3.5-4.5、AFアポテレマクロ200oF4Gと、超割り切り構成です。正直、AFレンズは最低限しか揃えてないので撮影現場で歯噛みすることも多いんですよ。でも今回みたいにターゲットが決まってて撮りたい構図もそんなに豊富でない(普通の梅はそんなに凝った撮影は出来ない)ので、ざっくりこれでイケるわけです。なにより久々にAFアポテレマクロ200oF4Gのブチギレた描写が見たかったというのもありました。たぶん紅葉撮影以来のα-7だったのですが、ファインダーの見切りがいい、MFでピンが掴みやすい、各種情報もファインダーと背面液晶で全部確認がたやすい、露出補正がやりやすいと、何拍子も揃ってていいカメラです。遠からずAF16oF2.8や19-35oF3.5-4.5あたりを揃えようかなーって感じではありますね。なお、ロッコールと違ってミノルタの初期AFレンズのいいところがありまして、ズームレンズでも後ボケが結構きれいなところが挙げられます。AF70-210mmF4なんてMC200oF3.5並に綺麗にボケます。ただ、MC200/3.5のようなスカっとした色ヌケがないので、その辺が好みが分かれるところですね。また、中判も撮りたいってんで今回はC220と105o、180oの組み合わせで行ったのですが、正直寄りたければ65oが必要だなぁって再認識した次第でした。なお今回もフィルムはPro160NSだったんですが、このフィルム、花撮りにイケます。線描写がリバーサル並に細いってのもいい点です。 ○トレーニングを本格的に再開した プータローですからね。翌日に残る疲れとか全く考慮しなくていいわけですよ。どうせテキトーに爆睡しときゃ朝が来ますから。それでもちゃんと毎朝7時半には目覚めてる俺エライ!そうそう、汚い話で申し訳ないのですが、前職、前々職と6時に起きて7時前に家を出ないと間に合わない生活が続いていてその間は下痢と便秘を繰り返す生活をしていたのですが、7時半に起きる生活になったとたんに絶好調な排便になってしまったあたり、私の睡眠時間は最低7時間はないと体調がイカれるとよくわかりました。 閑話休題。本題に入りまして、トレーニングです。まあ前述のとおり疲れが残ってもモーマンタイな御身分なので、トレーニングを本格的に再開しています。結局やってることは1年半前にトレーニング辞める前とほぼ変わってなくて、サイクルでいうと背中の日>有酸素の日>胸の日>有酸素の日>腕の日>有酸素の日という感じです。1サイクル目は軽いウェイトで10回7セットとかで慣らしをしたんですが、それでも大胸筋とか上腕三頭筋とかパンパンになりましたね。また有酸素の日は1サイクル目はエクサバイク30分だったんですが、2サイクル目からはエクサ25分(アニメ1本)+水泳20分にしています。体重の減少より肝臓内の脂質削減と心肺機能の復旧、循環機能の向上がメインなのでテキトーに食い散らかしていますけどね。2サイクル目半ばですがまーまー効果は出ています。これでトレーニングでしっかりパワー付けたところで体重の削減をしていくつもりです。 |
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VOL906:平成28年02月29日:塚口流戦車道は最高だ | |||||||||||||||||||||||||||
○ガルパンはいいぞ…… 塚口の映画館でアンツィオ戦を爆音上映やるっつーんで見てきました。実は劇場版を見たブルク7が結構音響が良くて、でもスピーカーが前にしかないので前からしか音響がやってこず、という状況だったのもあり、それを超える音響を期待していたのが半分。一方で子供のころからよく知っている劇場だけに、後部スピーカーの追加など出来そうにないのも予想が出来ていたので、その辺へのあきらめも半分で見に行きました。トータルとしては正直なところ、みずにー自宅(Garage355)の音響の方が上でした。というのも、他の方々も指摘している点ですが、メインとなるスピーカーの音質が結構残念なレベルで追加設置のウーハーに負け気味で、妙な高音のキンキンにこもりがちな中音、やたらとパワフルな低音でバランスがちょっと残念でした。岩浪さんが一生懸命調整した妥協点なんだろうなーって感じでした。一方でよかったのは戦闘シーンやカエサルの装弾練習シーンです。薬きょうの落ちる空洞の響き、戦車のエンジン音や履帯の音、砲撃音など恐ろしくパワフルで、戦闘シーンだけに限って言えば、圧倒的に塚口の爆音上映のほうが上でした。というわけで今度は劇場版の爆音上映を見に行きますよ!プータローなんで平然と平日昼間の上映回を見れますし。 ○ガルパンは本当にいいぞ…… 塚口サンサン劇場がガルパン劇場版の極上爆音上映をやるっつーんで見てきました。実は先週もOVA「これが本当のアンツィオ戦です!!」の爆音上映があったんですが、実はこの時の音響はみずにー宅の音響よりショボかったという残念っぷりでした。で、実はほとんど期待せずに今回見に行きました。 実際に上映が始まると完全に期待を裏切られました。まず最初に気付いたのが、BGM、セリフ、SE数種類と全部別々に音響調整がなされている点です。冒頭のエキシビジョンの時点で砲撃音はしっかりド迫力の重低音なのに、戦車の車体がきしむ音や、土手を乗り越えてボテっと履帯が設置するときの音、ハッチ類を開け閉めする音、弾薬装てんの音などが綺麗に全部聞き取れるようになっています。これ、ブルク7で見た時はここまで細かくSEを設定してるなんて気づきませんでした。それくいきっちり調整してあります。大学選抜戦のほうも結構なもので、ドーラの着弾・発射の音、観覧車を利用した巨大パンジャンドラムの轟音など、全部が本当にいい音で聞こえて、でもアンツィオであったような不快な音響ではなく、腹に響き床が揺れる音響が本当に最高でした。これは完全にソースレベルで調整していますね。 なお、サンサン劇場最大の収容力を誇るシアター3ですが、ガルパンをやるシアター4が真上にあり爆音上映中は部屋が揺れて使い物にならないという理由からガルパン野郎どもへ休憩室として解放されていました。サンサン劇場のヤル気がパねぇって感じで驚きです。というわけでもう一度吶喊するぞ。パンツァー・フォー! ○Mamiya C330の説明書が手に入った JPEGながら発売時のマニュアルが全ページ手に入りました。実はC330で最も困っていたことがパララックス補正と露出補正が分からないというところでした。C3やC220は左舷のフォーカシングノブ付近にうにょーって距離表示と露出補正表示が出てくるのですが、C330はパララックス補正と露出補正がファインダー内に表示される、はずなんです。しかし、どう考えてもC220とは違う情報を示しているっぽく、どうやったら補正出来るのかまったくわからなくて頭を抱えていました。で、パラパラとJPEGのマニュアルを見ていたところ、やっぱりちゃんと乗っていました。左舷側面の真ん中にダイアルがあるのですが、中央のダイアルは当然レンズの着脱です。で、ここが大穴だったのですが、着脱ダイアルが乗ってる土台のような場所がありまして、ここも実は回るそうです。よく見るとフチに切欠きがありまして、土台円周部に書かれた65oだの85/105mmだのってところにカチカチ切り替わります。試しに105oで合わせたところ、確かにちゃとC220と同じ露出補正値がファインダー内に表示され、さらにそのバーの位置がパララックス補正値に(要するにバーの位置までしか映らないので構図補正しろ表示)なっていました。いやー、よくできてますわ。なおこのパララックス補正、55oと250oは専用の板が必要らしいです。正直250oはそのままトリミング前提で撮ってしまえば問題ありませんが、55oは最近接だとファインダーの下から1/3くらいしか映らないはずなんで、どっちにしても結構問題。55oを手に入れることがあればちょっと考えねばなりません。 ○MT-09 tracerのライディング方法改善 暖かくなったので土曜に180qほど峠を中心に丹波を走り回ってきました。今回は燃費なんて二の次でライディング方法の再確認と体の動かし方のリハビリとかその辺です。以前からtracerの走りについてはフロントグリップがかなり頼りないというのは感じていましたが、たぶんこれは乗り方で改善できるだろうという目算もありました。実際、ちょっとセッティング変えるだけで大幅に変わりましたので。その辺の改善点のヒントがどこにあったかというと、TT250R Raidでした。リアサスを直してからTT-Rで結構グリップを信用して突っ込めるようになったのもあり、ちと8の字やオフセットスラロームをやってみたんですよ。んで、XTZ750でもやってた「尾てい骨はシートにしっかり垂直に突き立てつつ前に荷重を乗せる」という座り方を思い出したわけです。TT-Rはフルバンクで細かいターンを一気に回ろうとすると、外足踏ん張ってハンドルより前に頭を持っていかないとダメ。それを土曜にちょっとtracerでアレンジしなおして試してみました。結果、結構イケます。しかもハングオンはほとんど必要がない感じ。一方で私の身長だとシートをHigh側にしておかないとまともに外ステップで踏ん張れないという状況でした。トータルとして安定してコーナリングが出来るようになりましたし、ブレーキリリースでびょんって戻るサスを抑え込むこともできますし、フロントのグリップ感も結構増してます。この辺をもうちょっと考慮して色々試してみたいと思いました。 |
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VOL905:平成27年02月22日:春休みは長いよ | |||||||||||||||||||||||||||
○長い長い春休みがやってきた プータローになりました。正直、この3年ほど超ぬるま湯な会社で思いっきりユルい生活をしてきたので、次の仕事が決まっても世間一般でいう普通の勤務体制についていけるかどうかが我ながらちょっと心配です。なんせ前職は前々職のノリでやったら恐ろしく優秀な戦力と簡単に認識されてしまったり、正社員が昼過ぎからもぞもぞ出勤して夜ダラダラ定時分だけ仕事しても問題ない(まあこれは残念女子の日常ですが)とか、今まで在籍した経験のある「赤字がマジでヤバイ会社」「1万円でも高い利益を追求する会社」と比べると、やはり相当ユルかったというところです。一般的にそういう数字をマジで追いかけている会社は労務費の低い派遣を長時間残業させることで労務費の圧縮を実行する傾向にもありますが、前職は基本的に派遣の残業はダメという超ホワイトっぷりに驚きました。一方で前職は企業グループ的に首切りがしにくい風土なのは確かですが、内部的に人間関係をかき回して過去に2人も退職に追い込んでる正社員をクビに出来ない派遣先、過去に何人もの自社派遣スタッフが契約解除を申し出る原因を作ってる派遣スタッフをクビに出来ない派遣元、双方とも同じグループ会社ですが、そういう面からも世間一般としては激甘でした。特に後者の案件は普通の登録型一般派遣の場合、先方からそういう話が出るとソッコーで雇用契約を解除されます。しかし、前職派遣元は10年も該当派遣を首切りできないあたり、甘さがありました。また、そういう状況を改善する見込みもないので派遣元への不信感から退職に踏み切ったわけです。しかし、転職に関してはそんなに悠長には構えていません。3月から気合入れて就職活動はしていくつもりです。 ○人材会社の転職フェアに行ってきた そんな中ですが、人材会社が大阪府とタッグを組んで開催した転職フェアに行ってきました。正直、8割くらいの企業が「あー、これじゃあ人来ないよなあ」という感じの求人でさもありなんという感じでした。このフェアに関してはめぼしをつけた企業がこれで当該企業に面談に来た人から選ぶという方針だったので参加したのですが、正直目当ての会社は私の中ではちょっとダメ。面白そうだし一生食いっぱぐれない会社ではありますがね。一方、今回行って良かったと思ったのは、以前に技術営業の紹介予定派遣で応募してダメだった材料メーカーが出展していたことです。面接では採用担当と技術営業担当が出てきたのですが、その際の判断として「技術者としてはいいんだけど技術営業としては図太さが足らない」という理由でNGでした。明確に理由が聞けて凄く納得できたのも好印象で、今回の出展で新しい採用担当者とお話する機会があり、正直に先述の経緯とかを話したところ、何がしたいかの志望動機とかを書いた履歴書と職務経歴書を送って来い、ただし履歴書は手書きでというお言葉を頂きました。既に営業職は募集は終わっているのでどういう形で採用できるかは不明だけどという但し書き付きですがありがたい話です。この週末にちまちま書いて送付したわけですが、さーどうなることやら。 さてはて他の案件とかとかですが、とある薬剤メーカーはひたすら成長企業であること(国内シェア50%以上)や若手中心なのをアピールはしていましたが、待遇が酷すぎでした。給与本給がMAX25万とか書いてあったのですが、みなし残業として15hrの残業手当が含まれている給与であり、定時は7hrで平均的に毎日1.5〜2hrは残業していても残業代が出ないという説明でしたし、平日に休日があると土曜は出勤というスタイル。要するにサー残前提で恐ろしく休日日数も少ない感じでした。今回気になったもう1社はカスタム基板実装屋です。先週の日記にも出した装置組み込みのCPUボードなど小ロット基板の実装を請け負う会社で、場合によっては社内で設計まで行うそうです。半田付けの技術はかなりショボいんですがーというと、そういう人も多く来るからどうぞってことで、こちらも今後会社見学を開催していただけるとのことで、行ってみようと思っています。 ○CPUクーラーのファンが死んだ メインPCの再起動時に昨年の秋ごろからCPUファンのエラーでBIOSがエラーを吐くようになっていました。まあ回転数が低すぎるんだろうと考えていたものの、最近になってちとマシン状況モニターのアプリで確認すると、どうもCPUファンの存在を認識できてない模様でした。念のため中を開けてクーラーの状態を確認してもファンは回っています。しかし回転数が800rpm程度でしか回っておらず、どうやらファンの回転数センサーの信号がマザーボードにたどり着いていない模様で、こいつが諸悪の根源のようでした。問題の根幹がファンなのかマザーなのか良く分からないのですが、とりあえず3000円くらいまででイカつい大型CPUクーラーをまた探してきて交換してみるのが最短かなーと考えています。また、ファンコントローラーが死んでるおかげで高負荷時もファン速度がフルスピードまで上がらないため結構熱があがります。また、2号機は綺麗に掃除しましたが、1号機は引きずり出すのがめんどくさくて放置していたのでフィルタも内部も結構汚れており、ファン構成の変更と併せて今後ちょっと対応していこうと考えています。 |
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VOL904:平成28年02月15日:鳥出汁 | |||||||||||||||||||||||||||
退職が公表されたりしてまー色々あるけど、機密保持はやっぱ大事ですよ。今回はちょっとしたPC系面白ネタではありますが、当然ながらちゃんと機密には配慮しております。 ○手羽元と鳥出汁 この間の名古屋で買ってきた味噌煮込みきしめんのセットの消費期限が結構早かったので日曜に食っちまおうってことになりました。レシピを見ているとどうも鶏肉を使うようなので、どうせなのでひと手間加えようと思い、手羽元を買ってきました。普通はモモ肉とか使うんですがなぜ手羽元かというと、これ恐ろしくいい出汁が出る上に肉としても食えるからです。しかも安い!今回は鳥出汁ベースに付属のスープの素を突っ込むつもりで準備しました。やり方はいたってシンプル。水900tに手羽元4本を突っ込み、弱火で70℃くらいをキープするようにして2時間ほったらかします。時々手羽元の向きを回転させつつ煮込むこと2時間すると、透明な出汁に油とかが浮いた奴が出来ますので、これを珈琲のフィルターで濾してしまいます。これで鳥出汁の完成。あとは鍋に戻して強火にし、別茹でしたきしめんに野菜を継ぎ足してクタクタになるまで煮込めばOKです。なお、こうやってできた鳥出汁ですが、例えばこれに塩・胡椒で味を調えて溶き卵を追加すれば簡単鳥出汁中華スープになりますし、細麺を加えてちょっと醤油を足して胡椒で整えれば白湯麺になります。この出汁をベースに粥を作ってゴマ油をぶっかければ中華粥です。ガラを使うよりよっぽど簡単で透明度のある出汁が出来て肉も食えるので結構おすすめです。 ○装置組み込みPC 今週いっぱいでサヨナラする現職で使っている分析装置は制御用としてのWindows端末以外に、本体内部に本体の各装置を制御するためのPCが1台入っています。実は3年半ほど使っていますが、BIOS画面などは見ていても装置内に仕込まれたPC本体は見たことありませんでした。昔の工業用組み込みPCの場合、FC-98x1系はモロに防塵フィルタ装備の本体が分かる形で組み込まれていたのですが、この分析装置では筐体内に完全に組み込まれており、外部からは何がなにやら分かりませんでした。今回、前週末に全館停電があった関係で仕方がなく電源を落としたところ、電源再投入時に組み込みPCがぶっ壊れるトラブルに見舞われました。外部端末+組み込みPCで自動制御をかなり進めた機体のため、こいつが潰れてしまうと実はユーザーには手も足も出ない状況になります。組み込みPC用の小型モニタに出てくるBIOSエラー表示はHDD contolorer failureなのでHDD関係のI/Oが死んだのは間違いないのです。で、火曜日からメーカー担当者が来て修理していたわけですが、組み込みPCといわれるモノの本体をやっと拝むことが出来ました。なお、BIOSは815時代まで良く使われていたAWORDのBIOSでした。 火曜日にメーカー担当者がやってきて機体の修理を始めました。以前からBIOS画面表示よりCPUがPentium100MHzでメモリ32MBなのは知っていました。作業の課程で機体内から出てきた組み込みPCは本当の意味の組み込みPCで、マザーボードがそもそもISAカードの形をしていました。ざっと見た感じでCPUはSocket5でM/Bに直接半田付け、斜めに差し込む特殊形状の72pinのSIMMスロットが3つ、IDEとFDDのコネクタが各1、サブボードへ行くコネクタが1つ、サブボードの上にPS/2が2つにRS232Cが1つ、NICが1つという具合です。搭載されているSIMMもパリ付きでもなければEDOでもなく、多分486時代のと同じ仕様みたいな感じで、1枚ずつ刺してもOKなタイプでした。チップセットもNorthBridgeもSouthBridgeも全く見たことのないチップでした。全体として486SX時代のチップセットに無理やりPentiumODP状態でPentium100MHzを載せたようなMS-DOS専用設計のようです。実際、組み込みPC側はMS-DOSで駆動しています。こういう構成をみているとXPでまともに外部制御できていることが奇跡的です。Windows7Pro(x64)で制御しようとするとそりゃーエラー吐きますよって思いました。 この装置自体が90年代半ばの開発の製品ですので、当然ながら中身だってその当時のもの。今回、私が辞める直前にぶっ壊れてくれたおかげで、職場の方々にはちょっと申し訳なしですが、いいものを見せてもらったと思っています。今ならCeleronやAtom組み込みの7cm角マザーにノート用のDDR3、M.2仕様のSSDでイナフでしょうね。制御PCとの更新も1000Base-Tでやるか、もしくはUSB3.0か、ってところでしょうねえ。 ○残念女子の件の続き 残念女子と残念婆は相変わらず残念です。また3週間ほどで色々残念女子の残念っぷりのネタがいろいろ溜まったので。 退職の件を残念女子が異動前にいた部署の古株派遣のお姉様に伝えました。古株派遣御姉様には辞めるに至るまでの残念女子&残念婆との軋轢が2年にも渡っていてその内容も露骨なセクハラ案件だということを話したところ、かなりお怒りになっており、私が退職してから女子派遣ズの間で話を回していづらくしてやると鼻息が荒くて驚きでした。また、「残念女子のどの口がそんなえらそうな口でモノを言えるのか」とブチキレていました。残念女子が私に初対面で悪印象を持った理由も私の予想通りだったようで、要するに自分よりはるか下と見下していた新人オッサン派遣が実はLIBのプロだと初対面で紹介されたことが発端だったようです。いい歳コイてしょうもないやっちゃやなーって感じです。また、両名ともセクハラ行動は根本的に「存在が生理的に気に食わない奴には手段を選ばない」が行動の発端とらしく、古株の女性派遣さんからしたら「そういう女性の行動が女性派遣の立場も悪くする」というのが、残念女子&残念婆に対する怒りの根源のようでした。まあ、辞める前にこういう感じで幾つか機雷を敷設していっています。 残念女子の残念行動に対するちょっとした反撃ではないんですが、最近あった失笑モノの行動もご紹介します。現職の居室と測定室、前処理などを行う実験室の位置関係が下図のような関係になります。水曜日、私が実験室で器具洗浄をして測定室に戻るのに歩いていると、廊下の角を残念女子が曲がってきたのですが、曲がって私を見た瞬間にUターン。そして別ルートBを利用してこっちへ移動してきました。私はそれを予想した上でわざとルートBを通ろうとしたらルートBとルートAの合流点で残念女子と鉢合わせしそうになりまして、またもや残念女子Uターン。それを見た上で改めて私はルートAに戻ったところ・・・・まあ予想通りですよね。自分に非がなく自分が正しいと思っているなら堂々としてりゃーいいんです。クソ派遣よりえらい正社員様なんだから私は偉いって行動を取ったのならばそれを全うすればいいんです。そういう30前後の正社員は弊社にいっぱいいます。他部署の派遣から挨拶されても存在すら見てないようなシカトをする若い社員は沢山います。でもやるんだったら徹底すりゃいいんですが、露骨に避けるから後ろ指刺されますし、セクハラ扱いされるわけです。 |
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VOL903:平成28年02月08日:破傷風って怖いんだぞ | |||||||||||||||||||||||||||
○論理的思考vs感情論 先日、朝にtwitterを見ていると、一般的な破傷風のワクチンに極微量のメチル水銀が含まれていることを針小棒大に騒ぎ立て、何があっても子供には打たせないと騒いでる残念な人がいました。曰く、「ワクチンに極微量含まれる水銀による中毒の可能性がゼロではない」とのことです。で、一言だけ「破傷風は感染すると致死率は成人で50%を超えており子供だと感染=死亡を意味します」と突っ込みを入れて見たところ、笑えるくらい見事な捨て台詞を浴びせてきて失笑モノでした。つまり、神経毒のリスクは過大評価する割に感染リスクについては過小評価しており、自分の感情に都合のいい数字だけ拾ってきてるというわけです。ちなみに見事に放射脳クラスタでした。 ところで、破傷風ワクチンに含有されているメチル水銀の成分割合ですが、1回接種での含有量がngオーダーの世界であり、1回接種が5ccだとすればこの時点で濃度としてはppmオーダーになります。含有率でいうと、含有濃度でその辺で寿司として出回っているメバチマグロの握りずし1カンの数パーセント程度しか含まれておらず、トータル摂取量としてはワクチンで騒ぐよりメバチマグロの握りを食べてるほうがよっぽどデンジャラスだったりします。なお、今回炎上した間抜けが騒いでいた含有量ですが、私自身がメチル水銀のJIS公定法を良く分かってないのでちょっと憶測になりますが、たしか濃度的にはPPMレベルなので検出装置の性能スレッスレの濃度だったと記憶しています。つまり、あるかどうか分からないレベル、つまり文字通りの「微レ存」(ただし微量レベルで存在)というわけです。我々分析化学の人間は「存在しない」「不検出」という言葉はめったやたらに使いませんし、この言葉を使うためには膨大な量のバックデータを必要とします。彼がもし「不検出」を望むのであればそれは不可能な世界です。まーあんな勢いで他人の言葉を否定して回れば炎上しても仕方がないですね。 #なお今回の頭の悪い放射脳ですが、なにやらファッション関係では有名な人らしいんですが、なんつーかあんな硬い思考でもクリエイティブな仕事が可能なんだとびっくり ○残念な場所に木片が刺さった件 関西弁では「ソゲが刺さった」と表現する奴ですが、古くなった木材の木っ端が皮膚に突き刺さるアレです。今回突き刺さった場所が「右手の薬指のツメの直下」という恐ろしく残念な場所でした。刺さった瞬間はあまりの痛みによく考えもまとまらず、とりあえず深爪に爪を切ってぱっと見えてるモノは取り去りました。それでもなんか違和感はあったし爪に黒いものも見えているんですが内出血ちゃうけと思って放置。そして日曜夜。名古屋のGarage355から戻ってきて改めてルーペ視野下で爪先を観察すると、やはりどうも何かが突き刺さって残存しているようでした。痛みはかなりマシになっていたのでとりあえずIdealTechの精密ピンセットでツンツンしてみるとかさぶたではない硬いモノにひっかかります。そこでその辺をつまんで引っ張ったら出てきましたよ、φ0.5mm×L12mmの木片が!さらに念のためなんで刺さっていた場所にそって部分的に爪を削り取って真皮寸前まで下部組織を露出させると、どうもまだ小さな木片が残っていそうなので、仕方がなくその辺もズバっとぶった切って血まみれになりつつもルーペ視野下で見える範囲は木片は取り除きました。え?痛くなかったかって?小便チビりそうなくらい痛かったですよ?(ぉぃ #なお、こういう状況でも破傷風を考慮しなくていいのは私自身が以前に接種した破傷風の予防接種が有効なおかげです。 #家屋の構成木材で室内露出のモノならたしかに考慮の必要はありませんが、屋外設置の木製品で刺さった場合、必ず破傷風は考慮に入れないと感染の恐れがあります。 ○紅殻のパンドラ 実はあまり期待してなかったので当初全然チェックしていなかったのですが、ふたば二次元板で貼られていたアニメのキャプ画をみて俄然見る気になり、とりあえず放置してる録画の中から1話と2話をチェックしました。話自体はアップルシードや攻殻機動隊のさらに前の話、時期的に少佐が義体化するころみたいですね。冒頭2話を見た感じでは世界観は完全に士郎正宗、絵柄と話のテンポは六道神士でなかなか良作です。六道神士の漫画についても士郎正宗の指示は話の全体像と主幹だけで、枝葉末節や見せ方などは丸投げってのも、上手く行っている証拠なのかも。なお、主人公ネネの祖母の名前が台詞で「コロバセ」と出てきたのですが、コロバセと聞いてすぐに崑崙八仙と漢字変換が可能なのは、士郎正宗作品のファンなら普通ですよねー。ネネちゃんもものっそい可愛いので今後の展開が楽しみです。 ○残勤務日数9日と通勤費 今月までの現職は本給+JR定期券代という給与を頂いています。JRの通勤定期ですが、普通の特定電車区間だけを使うのであれば1ヶ月定期として31回乗車、近郊区間も含む長距離などになれば大体27回乗車で元が取れるようになっています。一方で私鉄の通勤定期は1ヶ月だと41回乗車しないと元が取れないようになっており、具体例でいうとJRの大阪〜三宮と阪急阪神の梅田〜三宮は普通運賃はJRが100円高いのですが、通勤定期だとほぼ同額という世界です。で、この辺を踏まえたお話なんですが、今持っている定期は2月4日で期限が切れました。また、2月の通勤は19日が最終で来週金曜は公休日。つまり、2月の出勤日のうち通勤定期が切れる出勤日が9日間発生しました。で、どうしたもんだかと悩むわけですよ。結局のところ、来月は花灯路がありますので必ず京都には行きます。ですので、11枚つづり2セットで4枚余らせるか、11枚つづり1セット+京都〜大阪と大阪〜最寄の回数券1セット+京都〜石山は格安切符か、ちと悩んでいます。実は電車特定区間はある程度の距離になると、30kmくらいで2回に分割したほうが安くなるんです。ま、色々悩ましい限りではあるんですが、これでどっちにせよ今月の通勤費が1万円以上浮くのは助かりました。 |
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VOL902:平成28年02月01日:価格の中身はこういうこと | |||||||||||||||||||||||||||
○自室のPCと防塵フィルター 自室は畳間で布団の上げ下げがあるのでパソコンには防塵フィルターをつけています。防塵フィルターといっても正規のフィルターがついているのは2機とも電源とHDD冷却用ファンだけで、あとは実はキッチンペーパーやキムワイプを転用したフィルターだったりします。が、これが実は結構な威力を発揮しています。実は先日クソほど雪が降ったりした時期、あまりの寒さにバイクで出るのも嫌になったので1年ぶりにフィルター代わりのキッチンペーパーを交換するついでに内部清掃をしていました。といっても実際に清掃が必要だったのは前面のHDDファンのフィルターと底面の電源ファンのフィルターだけで、内部はほとんどホコリすら見当たらない状況でした。7月〜9月前半しか背面ファンに電源を繋ぎませんし、CPUクーラーも放熱重視でATXケースの側板ギリギリまで届く大型のものを使っていますので、実は内部は常に弱加圧状態になっています。電源ファンも底面吸気の背面排気なので電源ファンの気流も機体内を経由しないのが大きいです。結局、両マシンとも貼り込んでいたキッチンペーパーやキムワイプの交換をしただけで作業終了。Core2Duo時代はSocket7時代のケースをそのま転用していたのですが、どれほど目張りをしてもスキマというスキマからケース内にホコリが侵入して酷いことになっていたのですが、今のi5マシン&i3マシンはホコリの流入もほとんどなくて本当に助かっています。 ○コンビニの珈琲 前にも一度書いたことがあるんですが、コンビニの珈琲って本当に良く出来ています。よく出来ているのは毎回挽いて抽出するタイプのマシーンを置いているチェーン店で、ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートの3社は特によく出来ています。実はこの3社は淹れかたによって2タイプに切り分けることができます。1つは狭義でのドリップ珈琲を淹れるもの、もう1つはエスプレッソマシーンの技術の延長でレギュラー珈琲を淹れるもので、セブンイレブンが前者、残り2社が後者になります。味の傾向も両者で明確に違います。セブンイレブンのはやはりハンドドリップの延長技術でもあるためか、酸味が後味で残るようなドリップに近い味です。一方でローソンとファミリーマートはエスプレッソマシンの眷属(マシンメーカーもエスプレッソ系のメーカー)ですので、苦味中心の味わいになっています。普通にブラックとして飲む分にはセブンイレブンが最も口当たりがいいのはこの辺で、エスプレッソ方式で抽出するとどうしても酸味成分は豆に残り苦味成分が強くなるので、後の2社は不利になります。一方でミルクを混ぜるようなラテ系の場合、酸味はどうしても邪魔な味になりますので、苦味が強いローソンとファミリーマートが有利になります。また最近気づいたのですが、セブンイレブンとローソンは豆は基本1種類ですが、ファミリーマートは選ぶ珈琲の種類で2種類の豆を使い分けているようです。たかが100円、されど100円、たった150ccの珈琲かもしれませんが、各社100円でどういう味を楽しませるかでしのぎを削っていてなかなか興味深い話です。 ○100円は高いか安いか 以前にmixiでもヨコハマ系の人とこの件ではかなり口論になった(相手の論法が根本的に間違えてて水掛け論にしかならなかった)案件ですが、上述の100円珈琲が安いかどうかという話です。当時の口論は今もはびこる原価厨と同じ論理でケンカを売られたわけで、要するに水はタダ同然、豆も1杯20円も掛からない、カップだって1杯2円も掛からない、だから100円でも高いという斜め上の三段論法です。あれで自由業で文筆業で食ってるってんだからなかなか恐ろしい話です。この論法でいくと文筆業なんてそれこそ原価ゼロといわれる世界ですので。こういう手合いの人たちが全く考慮できない「価格の中身」というのが下表になります。これでも大幅に手抜きの図なのであしからず。
要するに彼らのいう原価は「材料原価」でしかありません。原価にもいくつか種類があって、仲買とか商社とかすっ飛ばすと材料原価、製造原価、仕入原価の3つに大きく分かれます。材料原価とは製品として出てくるまでの単なる材料の段階、製造原価というのはその材料からありとあらゆる加工を施して製造物として工場から出荷される段階、仕入原価とは販売店が仕入れをする段階です。材料原価に製造に伴う人件費や光熱費、材料輸送費など全ての製造コストを足しこんだものが製造原価、そこに販売店にたどり着くまでの輸送コストや営業費などの間接費や製造元の利益を盛り込んだのが仕入原価、これに販売店の人件費や店舗費用、営業費、利益などの間接費を盛り込んだのが販売価格です。たとえ材料原価が10円だったとしても間接費が85円だったとしたら店舗の利益は5円ですし、これが88円や89円だったら1%しか純利がないことになります。なお、販売業で純利1%って事実上の事業失敗に当たります。3%でトントン、5%で一安心、7%で大当たりです。この辺の数字は大卒で正社員というのであれば、一般常識レベルとして知っておかないと恥ずかしい話だと思うんですがねえ。 |
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VOL901:平成28年01月25日:暖冬言うたんだれや | |||||||||||||||||||||||||||
○暖冬のはずが一転 水曜日の朝。というか前日の火曜日夜からくっそ寒かったのですが、朝起きたらすでに首都圏の鉄道網が阿鼻叫喚になっており、会社に向かう列車に乗ると高槻を超えたあたりから酷い積雪になっていきました。当然、会社の最寄駅の駅前は「ここどこの雪国?」状態でして、京阪の鉄道むすめ巡りラッピングもご覧のありさま。国道1号線なんて10分経っても全然車が動かない体たらくでした。でもこの寒さと雪はこの日1日限定だったのですが、この週末、またしても猛烈な寒気がやってきました。しかし今回はラッキーだったんですが、なんせ低気圧が南岸に来ることもなく、瀬戸内海を通り過ぎる風が吹くこともなかったせいで、大阪平野〜姫路近辺はひたすら寒いだけの日々でした。これ、南岸低気圧や真西からの強風が吹いた場合は酷い雪雲になり、大雪になるんです。しかし瀬戸内気候のおかげで寒くても基本的に冬場には降らないので、面白くないのは反面、皆様凍結に対する警戒心もないという状況でした。なお、この寒さで今シーズン初めてウィンターパンツを出しましたが、やっぱ専用のウィンターウェアは暖かさが違いますねえ。 ![]() ○TT250R Raid、リアサスとガソリン漏れ修理完了 レイドのリアサスは金曜夜にバイク屋によると修理が終わってたのでそのま引き上げてきました。結構高くついてしまってごめんというからナンボかいなって思えば13,400円。やっす!!そして氷点下な土曜日朝、予定がいろいろあるので寒くて嫌なんだけど取り付け作業をして試運転。とりあえず大きなうねりを伴う段差を乗り越える時の嫌な沈み方とかが無くなりましたし、全体的にシャキっとした感じです。店長はスプリングはもう1巻閉めないとだめかもといっていましたが、サスのダンパー調整ともあいまって今の状態でも若干固いと感じるくらいです。もうちょっと乗ってみてからスプリングとダンパーは決めようと思っていますが、こいつスプリング触ろうと思うとバッテリーを取らないとアクセスできないってのが色々アレです。そしてガソリン漏れ。純正ホースに戻してもまだキャブの繋ぎ口からお漏らしをするので、最終手段としてネジで締めこんで停めるタイプのホースバンドを買ってきてそれで固定してしまいました。今のところお漏らししてないようです。 ○バスの事故と安かろう悪かろう 1月15日だったか、金曜日に発生したバス事故ですが、日を経るにしたがって色々出てきてアレすぎます。んが、その関連で回ってきた運送関係の呟きがさもありなんってのがありました。毎回この手の大きな高速バス・ツアーバスの事故が起きるたびに「バス業界と旅行業界が悪い」という流れになるんですが、なにも旅客業界に限った話ではなく、トラックでも荷主と受取人が結託して運送業者に過酷なディスカウントを強いている現状があり、積荷が人間じゃないので過酷さはツアーバスの比じゃないそうです。関西のスーパーでちょくちょく見かける「東北直送の海産物フェア!」とかでアホみたいに安い値段で生鮮海産物が並んでいる場合があるじゃないですか。あれ、トラックドライバーはほぼ不眠不休で東北から大阪まで運んでくる上に、帰り便も荷物を積めてもギリギリ赤、空便になると大赤字な運賃の場合がほとんどだそう。しかもツアーバスと違いドライバー1名あたりの乗車距離制限や一定時間内の積算運転時間制限もないので、ブラック職場具合はツアーバスがかわいらしく思えるレベルだそう。その反面、ツアーバスは人命を預かる立場になりますので、これはこれで精神的な負担は大きいそうです。 そしてマスゴミが一様にドライバーを槍玉にあげバス会社だけを叩き倒して溜飲を下げる中、娘を亡くした遺族の1名が現状認識をしっかりしたコメントを出して驚きました。要するに給与の不均衡などから安物買いが横行した結果起きた事故じゃねぇか、というものです。他の遺族の中には「値下げは維持して安全は高めろ」とか無茶振りを言うキチガイが多い中、このご家族に対しては心より哀悼の意を表するとともにお悔やみ申し上げたいと思いました。一方でユーザーの異様な値下げ要望、バス会社やツアー会社の乱立による過当競争からくる違法なダンピングの横行、その辺から真っ先に削られるドライバーの待遇や安全性確保といったところへまともにコメントを入れるマスコミはほとんど見ません。失われた10年という過剰なデフレを牽引し続けた張本人がそのことに言及するとは到底思えないのですが、この事故は今の日本国民が心より望んだ異様な激安社会が生んだ事故だろうと、私は思っています。なお、私はドライバーの運転が1ミリも信用できないという理由から、高速バスはどれほど安くても、バス会社の正規の運行でも乗りません。乗り合いバスの事故で死ぬとか真っ平ごめんです。 事故原因の究明が進まないという話もありますが、これもまた日本の体質の問題だと思っています。日本の警察は事故処理はするけど事故が起きた原因究明はほとんどまともにやりません。そもそも論として、漫画作品の「交通事故鑑定人環倫一郎」のような交通事故鑑定人という制度が日本にはなく、警察と保険アジャスターのかなり杜撰な調査だけで簡単に結論を出してしまうんですが、背景は「誰に責任を負わせるか」に事故捜査が終始しているからです。で、免許を持ってる人間だけが泥を被らされるのが日本なので、そりゃー事故は減らないよってところです。なお、今回の事故はバスのギアがニュートラルになっていたことが分かっていますが、事故車輌のエアロスターIIはかなり最近のバスでしてフィンガーシフトという操作系を採用しており、どうやらコイツが原因じゃないのかという話が出ています。貨物系などの大型車はギアボックスを直接シフトレバーで操作するので、シフト操作をしたときに回転数が合わずにギアが入らなければ、ギャーっていう音とともに嫌な感触がダイレクトに返ってきます。フィンガーシフトは運転席のシフトレバーは単なるスイッチになっており、レバー操作に応じてエア圧で遠隔でギアボックスを操作します。で、コイツが結構大穴なんですが、回転数が合わずにギアが入らなかった場合、セレクターは選択ギア位置にあってもギアボックスはニュートラルに戻ってしまうんです。死亡した運転手は長年ダンプカーを運転していたということで、長尺車輌の経験は浅くても重量車の運転は熟知しているはずです。エンジンブレーキを使うこと、エアブレーキを多用するとブレーキが死ぬこと、もし装備されていればリターダも併用することは承知だったと思います。ってことは、フィンガーシフトが原因かなーっていうところですね。 |
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(C)H28 Takayuki Kazahaya | |||||||||||||||||||||||||||
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