Weekly Collumn | |||
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VOL920:平成28年06月13日:原因はお前か! | |||
○PCトラブルに振り回された 10日あたりだったかな、Firefoxが47にアップデート、ついでにアップデートが来てたAdobe Flashもアップデートを掛けたのですが、その直後からマシントラブルが頻発し始めました。最初はFirefox47の不安定由来だろうと思ってそれほど深刻には考えずにいたのですが、そのうちブルーバックを引き起こしてWindwosが再起動するという事態が3回も発生しました。正直、ブルーバックなんて見たの、10年ぶり以上で、ちょっとびっくりしつつエラーコードを調べていると、どうも最初はディスク関係が疑われました。で、こんなこともあろうかとということでちょっと前に用意していたスペアのSSDに換装したのですが、それでもまたブルーバック発生。今度のエラーコードはメモリー関連と出ていたのですが、Windowsのシステムログをざーっと見てみたところ、ブルーバックで落ちた原因がカーネルパワーエラーのCODE41とありまして、要するにWindows7で時々発生する奴っぽかったのでした。 とりあえずそれぞれの原因の切り分けと対策から始めます。まず、Firefox。どうも怪しいのがFlas Playerだと判りましたので、とりあえずWindows全体からFlashをリストラ、問題が起きないIE版だけ復活。これでニコ動やニュースサイトはIEで閲覧確定です。また、KP41対策関連で電源関係の設定を改めて見直し、USB関連などデスクトップ機に不必要な電源制御を片っ端から常時フルパワー化していきました。また、メモリー関連ともあったのですが、念のためページファイルを一旦全部削除し、SSDにまとめて常設することでページファイルの再構築を実施しました。これでリブートして土曜夜からずっと連続運用しているのですが、とりあえずブルーバックが出る気配もなく、またFirefox47が落ちることもなくなりました。まさかFlash Playerの不具合が原因でWindows7まで一緒に道連れにしやがるとは予想だにもしませんでした。この47ですが、どうも聞いたところによると、46で艦これがプレイできなくなった火狐提督がブチギレてアップデートしろと突き上げ、急遽対策版としてやっつけでリリースしたシロモノらしいです。ベータから正式版の間もほとんどなかったので文字通りやっつけ仕事らしく、なんつーかNetscape時代から長年愛用してきてかなりがっかりな出来事でした。ちなみにAdobeがクソなのは充分理解してるので驚くに値せず、です。 ○久々にMT-09 tracerでワインディング これも金曜日のお話。というか晴れてて土日は天気が悪いことが判明していたので、早朝から13時過ぎまでの予定で走りに出かけました。結局、どういうルートか思いつかず、かつ短時間で峠が楽しめるコースということで選択したのがいつも通りの美山なんですが、ルート的にいつもと逆順で、R173、R27、大野ダム、九鬼が坂、牛乳広場というものでした。今回走ってて気づいたのが、何か体の動かし方が今までと違う感じでして、バイクもすーっと思うように動く感じでした。たぶん、TT-Rのタイヤを3.00-21から90/90-21に変えてちょっとだけフロントが重くなって乗り方を変えざるを得なかったのですが、その関係で体の使い方が変わったのか、今のTT-Rとtracerの操作特性が近いのか、走っていて気持ちいいと感じる走りが出来ました。たぶん、上半身の使い方、膝でのホールドの仕方、ケツでのシート操作など、色々複合してる小さな理由だと思うんです。オンボード映像からみてもラインとりのスムースさなどが変わっていました。そうそう、美山では久々に鹿ハムと鹿サラミを買ったんですが、これはみずにーへの先日のお礼品でした。何度か食ってるんですが結構美味いんですよ。有害駆除で射殺された鹿を使ってるんですが、美山に行くことがあればぜひお買い上げを。 ○ハイゼット、やっぱりお漏らし ハイゼットですが、やっぱりクラッチの感覚が変です。完全に滑ってるわけじゃないんですがクラッチの繋がり方に異常な感触がありまして。ワイヤー調整してたら今度は半クラ不足、ちゃんとした位置で調整すると突然ガクっと繋がるという状態で、やっぱりクラッチがオイルで濡れている感じです。で、念のため車体下を覗いてみたところ、エンジンとベルハウジングの継ぎ目に油発見。エンジンの前側から伝っていたオイルは濃いこげ茶色であまり硫黄臭のないオイルだったのですが、今回垂れているオイルは灰色で使い古されたミッションオイル独特のにおいがしますので、こいつはミッションオイルで確定です。四輪でも二輪でも古いミッションオイルのにおいや色って同じなんですね。これを発見したので改めて予備で購入したミッションの状態を確認したのですが、クラッチレリーズを取り外してみたところ、インプットシャフトからお漏らしだと真っ先に汚れるクラッチレリーズとレリーズベアリングはクラッチダストだけの蓄積で、ベルハウジング内に貯まったオイルっぽいのはミッションオイルとクラッチダストが合わさったものだと判明しました。で、これを綺麗に洗い、ベルハウジングを下にして1速に入れ、中古のスリーワンモーターで100rpmくらいで出力軸をぐるぐると回し、まる2日放置。結果、インプットシャフトからはお漏らししてないようなので、当面のツナギとしてこいつを載せることにしました。なお、どうもこのミッションは以前にOHされた形跡があるようで、分割されたハウジングのつなぎ目の液体ガスケットに塗り替えた形跡があったり、ハウジングを分割した形跡がありました。ミッションオイルも交換形跡あり、ミッションの動作もレバーを直接手で押してスパスパ切り替わるレベルなので、結構当たりミッションだと思ってます。さて、交換作業を手伝わせる奴隷が必要だな…… |
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VOL919:平成28年06月06日:大人の指摘はねえ | |||
突然バタバタと再就職が決まってしまいました。てかちゃんと勤まるんか俺…… ○ハイゼットの修理の続き ハイゼットですが、月曜にミッションとデフのオイル交換にディーラーへいったところ、どうもミッションのインプットシャフトからオイルが漏れているくさいので、直さないとオイル交換が出来ないんだが修理すると10万円だ、なんてことを言われてしまいました。たしかにミッションの下の方がオイルだらけでクラッチのハウジングの中にも油が見えます。くっそーって思ってとりあえず八幡の解体屋から同じEF-GSエンジンのトラスミッションを買い付けてしまいました。このミッションを引き取りにいったとき、ついでに10pトレードインで何かええ出物ないかって聞いたら1つ出てきたのですが、それを1000円でつけてくれて、元々の価格よりも値引きして卸してくれたので、本当に助かりました。で、その帰り道。ディーラーでリフトアップして底面を見せてもらった時にミッションより気になったエンジンオイル漏れを見つけていた(なおダイハツのディーラーメカはこっちは指摘せず)んですが、ここは場所的にヘッドカバーガスケットじゃないかと思ったので、これを発注。また、ミッションとクラッチも交換するつもりだったので、EXEDYのクラッチキット、クランクシャフトリアシールも発注。とりあえず当面普通に走りそうな雰囲気だったのもあり、足回りの部品一式とともにヘッドカバーガスケットを持って週末にGarage355へ向かいました。 Garage355ではとりあえずフロントサスのストラットアッパーマウントの交換を実施しました。やったことは簡単で、車体から抜いたフロントサスのアッパーマウントと関連部品を一式交換し、さらにバンプラバーも交換しただけです。たったこれだけなんですが、ハンドリングが大幅にシャキっとして復活して驚きました。軽トラとはいえダイハツだとストラットアッパーマウントの中にちゃんとベアリングが入っているそうでして、左右ともゴムが千切れており、中に封入されているグリスも滲み出していてぐちゃぐちゃでした。この作業自体は1時間もかからず終了。で、その後、ヘッドカバーガスケットの交換をしたのですが、これについては二輪系DIYコーナーにちょっと別稿を作って紹介したいと思います。その後、車検に向けた点検なども友人で某ディーラーメカのマンデリン氏に教えてもらいながら色々やってたんですが、彼の見立てによると、どうもダイハツが「インプットシャフトシールのお漏らし」と判断したオイル漏れは、どうやらエンジンオイルがエンジンを伝ってカバー内に入り込んだだけではないか、とのことでした。もしそこが漏れてたらとっくにクラッチが滑るか張り付いてるようです。当面、ミッションとエンジンの油にじみを洗浄し、ミッションオイルを交換して様子を見てはどうかとのことでした。下回りと中心に全般的に点検してもらいましたが、もし車検に落ちるとしたらリアのアオリのヒンジが1個足らないことかもしれないということだったので、車検時はアオリ板は外して持ち込もうと思っています。なおミッションオイル交換時は念のためシール補強剤(PITWORKの奴)を添加してみようと思っています。また、MDヘッドユニットをUSBとAUX対応のCDヘッドユニットに交換しましたし、スピーカーも交換終了。USBも整備したので、ハイゼットの整備に関してはあとは見た目をどうにかするだけになりました。 ○アートとオナニーの線引き 若いフォロワーな写真&バイククラスタの子が少し前にflickrやtwitterにアップした写真に、道義的にどうかというものがありました。本人はアートのつもりで出したんだと思うのですが、その出した写真のうちの数枚が彼の身内のお葬式。それも納棺後の棺の中、棺を安置してる周辺、火葬が終わって出てきた遺骨と骨壺というものでした。今までは彼の事を天然君だと思って、アホやなーとか空気全く読めない子だなぁとは思ってみていたのですが、さすがにあの納棺された故人の遺体と火葬後の遺骨を出してきた時点で、これはダメだと感じました。たぶん、自分としてはアートだと思っていたんでしょうが、あれは写真を趣味としてアートとして撮ってる大多数の方々からはかなり大きな不快感が出ていましたし、フォロワーの写真界隈の人間からもオフラインで結構なクレームが出ていました。アートだと思うのとやっちゃったらマズいラインとは別ってことが分からないのは、天然とかそういう以前の問題なんですよ。こういうのは親の教育もあるとは思うんですけどねえ……。誰が何をダメだといってもまったく効く耳を持たない子ですので、私としてもそろそろ見限りドキかなーってところです。自分で言うのもなんですが、こうやってケチつけてくれる大人がケチつけてくれなくなったらかなりヤバいんですよ。 ○タイヤサイズとハンドリング TT250R Raidですが、今回タイヤ交換をした時に3.00-21ではなく90/90-21を履いています。基本的にこの2つと80/100-21は互換性のあるサイズと言われていており、DT200WRでは前後ともミシュランM12を履かせていたのもありまして、フロントは大抵90/90-21を履いていました。ですから3つのサイズの違いってほとんど気にしていませんでした。ところがですねえ、TT-RでミシュランSIRACだった場合、ほんのわずかな違いがオンロードでのハンドリングにモロに出ちゃったのです。なんというかこう、3.00のときと違って、わずかに重くて若干遅れてフロントが回り始める感じです。特にスローでの細かいハンドリングが気になっていました。で、タイヤ交換してから2週間。やっとこさ3.00と90/90の差が体感的に補正可能になってきたのでやっと以前と同じような動きをさせられるようになってきました。しっかし3.00と90/90だと90/90のほうが若干ハイトが高いそうです。ほんの数ミリらしいんですが、その数ミリがここまで露骨にハンドリングに影響するとは我ながら思ってもみませんでした。 |
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VOL918:平成28年05月23日:廃ゼット到来 | |||
○ハイゼットがやってきた 先日、くまくまんの家に行った時に「これもうすぐ車検切れるんだけど、それ通した後はどうするかねえ」といってたのもあり、ノリと勢いで今回ばかりは文字通りIYHしてきました。ま、お値段は表立って書けないんですが、事実上のタダ同然のお値段です。平成10年(1998年)式でV-S100Pとしては文字通りの最終型です。燃料屋が石油タンクとガス積んで運んでたので荷台とか見た目は結構ズタボロなんですが、これが走るという部分に関しては片っ端から絶好調でして。123,000kmも走っているんですが、特にエンジン関係はくまんが面倒をみていたのでオイル管理が適正なので凄く状態がいいんです。また、クラッチとベルトが88,000qで交換されており、その際にどうもエンジンマウント、エンジンメンバーマウントは交換済みの模様です。ミッションオイルは状態が良くわからないのですが、今後交換を視野に入れています。さて、問題は見た目。アオリ3枚に商標が書かれてるとか、全面に危険物積載マークだの」高圧ガスだのペイントで書かれてるので、こいつを何とかするのが急務。また、後アオリは曲がってたのを大ハンマーで叩きなおしてしまったので、これはとりあえず当面クリア。ま、というわけでゼニは書けずにコツコツ直していく方向です。 といいつつ車検が目前に迫っているので色々チェックしたり整備予定を立てるために調査をしているのですが、元々不点灯だと聞いていた後部作業灯なんですが、灯火本体が原因ではなく、配線に問題があることが判明しました。掃除してて見つけたわけですがね。元々の販売店がどうもテキトーな作業をしていて、作業灯の電源をブレーキスイッチの上流から取ってやがりました。これは素人の我々でもこういう作業はしません。また、これまたくまくまんから聞き及んでいた足回りの不具合ですが、前足が大きく動くと衝撃と音がするというものの検証をしてみたところ、どうもフルボトムした時に底付きしていると判明しました。で、こうなる理由は単純にバンプランバーの崩壊です。サイドスリップはテスター屋でOKが出てるのですが、バンプラバーを交換するならということで、この際なのでストラットのアッパー関係ごっそり交換することにしました。〆て部品代22000円il||li _| ̄|○ il||liなお、この部品発注でダイハツの地元ディーラーに初めてお世話になったのですが、丁寧な対応で凄く印象が良かったです。ここでも電源系の話をしていて、やっぱり作業灯の電源は直接ヒューズボックスのWORKから取ったほうがいいという話になりました。ブレーキスイッチのところでブチギレた配線をみて唖然としてましたねえ。私が配線図欲しいといった理由が良くお分かりでした。とまあ、ここまでが先週頭からこの月曜日までの流れです。いやー、ついかっとなってやっちまったいwwwwでもMTが楽しいのでおっけ! ちなみにこのハイゼット、木曜日にくまくまんの所まで取りに行って乗って帰ってきたのですが、とにかく乗ってると恐ろしく疲れます。8割がたシートが死んでるのが理由ではあるんですが、しかしやっぱり疲れます。疲労度で言えば我が家の所有車輛で楽な順に並べると、StreamRS-Z2.0>MT-09 tracer>TT250R Raid>廃ゼットと、こいつが一番疲れます。木曜は奈良から乗って帰ってきて大阪市内も走ってざっくり50qで2時間半、今日も御影の軽自動車協会(5月8日付で玉津から引っ越してきました)までとプラスアルファの運転でざっくり60q。うーん、やっぱ疲れます。ただ、BEATに乗ってるときもそうだったのですが、MTって意外と渋滞でもそれほど苦になりません。後続車がケツピタで車間詰めてると凄く気を使いますが、それ以外は大したことないです。延々2時間渋滞とかクラッチの心配をしますが、それでも軽トラなら1速か2速でそろーってつなげばアクセルオンしなくてもイケます。まあ確かにオートマやCVTは凄く楽ですが、MTだってそんな大したことないですよーって感じです。実際、私も木曜月曜と2日フルに乗り回したら大体感覚を思い出しましたからねえ。ま、MT免許持ってるならMT乗っちゃったほうがいいですよ。 ○Windows10狂想曲 バイク屋の仕事用PCで店長の奥方が何もよく考えずにWindows10アップデート通知のウィンドウを右上の×で閉じてしまい、結果アップグレードが発動する悲劇が起きました。これですが、よく訓練されたWindowsユーザーなら慌てずその場でロールバックぽちで元に戻すんですが、これまた店長が変な欲を出して色々触ってしまい、その後Windows7に戻そうとして戻らなくなったのでした。またさらに悪いことに色々自分でやろうとして失敗して元のHDDぶっ壊していてもう泥沼でした。で、私はその泥沼の途中に居合わせたのですが、後作業はPC環境構築を仕事にしてる人が手を出すのを分かってたので、とりあえずOSの導入だけぱぱっと済ませました。なんせそそっかしい奥方がリカバリーDVDまで廃棄してるので何もできません。ですので、手持ちにWindows7HomePremium/x86のイメージをDVDに焼き、予想されるシステム構成に必要なドライバを事前準備してバイク屋へ。某工房が開くのを待ってHDDを仕入れて作業開始です。結果、11時に実作業開始で19時過ぎにWindows7の再導入とドライバ導入、初回WindowsUpdateのクリア、Windows10アプグレ通知の非表示化を済ませて事後は別の担当者に引き継ぐことになりました。今回の件では店長にしっかりと言い含めたことがありまして、基本的に店の業務用PCは誰か担当者を決めてその人以外に環境を触らせないようにしてくれ、というものです。なにせPCに詳しい人が多くて迷走しやすいですし、困ったと店長が言えばその場で手を出す人だらけです。ですが、どれほど急ぎで困ってても担当者を決めてその人以外に環境操作をさせるなと言ってきました。私は今回はあくまでOSを導入してまともに動くようにする、そこまでしかしていません。あとはKuniさんに全部丸投げですが、Kuniさんが仕事しやすいように特に何も一切触らず引き継いできました。しっかしWindows10はマジで迷惑極まりないですね。 |
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VOL917:平成28年05月16日:基礎整備は大事だよ | |||
○TT-R、タイヤが完全にご臨終に ある日のジムからの帰り。ちとフルバンク気味でコーナーを曲がってウェイーしていたところ、思いっきりケツがズルっと滑ってカウンターを当てる羽目になりました。たしかに4年前に買った時についてたタイヤそのままで1万キロ以上走ってますからね。そりゃー減りますよ。以前からスリップサインが部分的に出ていてヤバいとは感じていたのですが、これはもうどうしようもないと思ってamazonさん検索してみたところ、恐ろしいことにちゃんとタイヤが売られているんですよね。まあ銘柄やサイズが結構限られはするんですが、しかしそれなりにちゃんと揃っています。今回欲しいのは結局ミシュランSIRACなんですが、リアの4.60-18はあったもののフロントの3.00-21が取り扱いがなく、仕方がないので互換サイズの90/90-21で発注しました。さて、本当に届くのか結構不安です。 んでしばらくたったある日。笑えることにちゃんと自宅までヤマト運輸の宅急便で届きました。しかもタイヤのビニールロールに直接伝票が張り付いてるというすげーアレゲな輸送方法で。しかも前後輪で別拠点から届いたので先に届いたのは後輪からでした。この日は後述の別件作業があったので交換作業はなしにました。で、さらに何日かして届く前輪タイヤ。なお拠点や販売元の差で、後輪は14年22週でしたが、前輪は16年18週とつい最近の製造タイヤでした。ちなみにリアは訳ありでロハでバイク屋に作業してもらい、フロントは自分で作業したのですが、フロントタイヤのタイヤ交換は5年ぶりくらいだったのですが、着脱作業を含めてざっくり30分で終わりました。ビードストッパーついてて1本30分を手組でってまーまーな作業タイムだと我ながら思っています。しっかしあんなもんまでamazonが取り扱ってるとは思いませんでした。 ○さうえ君のFZS1000を整備した 以前から懸案だったさうえ君のFZS1000(元りゅーが君号)をウチで整備することになりました。というのも、彼は今は実家の北陸に戻っており、そちらで信頼できる店舗もないということで、とりあえず最低限車検に通せるだけの整備をうちでやろうということになりました。なお車体は立ちゴケなどもあり昨年秋に確認した段階でマスト作業としてはハンドル交換がありました。また、ハンドリングも結構ヘン、低速の息つきも結構酷いという状態なので、こちらで別途エアクリーナーと念のためキャブのフロートパッキンも確保。さうえ君が確保した純正ハンドルとグリップと共に作業開始です。 とりあえずハンドル交換は結構簡単に終了。アクセルホルダの交換はかなり難物でしたが、これもバイク屋のアドバイスもあってさっくり完了して試乗してみたところ、以前から問題になっていたハンドリングの不具合まで解消されてクソワロタ状態でした。低速での旋回で妙な引っ掛かりがあるのはタイヤが原因で、左右とも同じ癖があることからも判ります。ステムベアリングも健全でした。また、ついでなのでリアホイールの清掃、フロントのブレーキキャリパーの洗浄もしておいたのですが、結構ダストがたまってる上にピストンも固着気味だったので、あれは一度OHしたほうがよさそうです。で、ここでバイク屋に移動してエアクリーナー、オイル、オイルエレメント、冷却水を交換しました。店長はこのバイクの来歴や前オーナーの保有状況もよく知っているので、個体を見たとたんに「前オーナーより綺麗にしてる」と一言いったのですが、その辺の秘訣が足回り洗浄です。また、エアクリーナーを交換してエンジンを掛けたところ、変な息つきは一切しなくなり、綺麗に吹け上がって絶好調に戻りました。いやー、基礎メンテをすれば回復するってあるんですねえ。驚きでした。 |
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VOL916:平成28年05月09日:tracerの集中運用 | |||
世間様だと連休と言われるGW中は色々引き合いも多く、特に遠出の機会が多かったのでMT-09 tracerの運用が結構ありました。 ○岡山往復 まず1発目は岡山へあおあお君の展示を見に行くツーリングからでした。場所が岡山クレドの20階にあるというハコだったのですが、展示慣れしてる人間からみたハコのサイズは四つ切りが左右8枚ずつの16枚くらいの箱でした。が、なぜかあおあお君は壁だけじゃなくて机の上にも写真を平置きするという斜め上の暴挙に出ていまして、都合25枚くらいの写真が並ぶという阿鼻叫喚。本人にはちと申し訳ないし現場でも指摘したのですが、なんか岡山の写真界隈の連中がいろいろ煽ったようで……。しかも初個展で1500円でもアシが出かねないフォトブックまで作らせるとか、出してる数があまりに多すぎて展示のテーマが一切なくて方向性が見えないとか、なんかちょっと無茶苦茶だなーって思った展示でした。ちなみに私はモノクロ界隈を中心に結構な数の個人展示を見に行っていますが、展示会場でフォトブックまで売ってしまった、しかも初個展でいきなりそういうモノを作ってる展示は今回が初めて。ちょっと煽ったら簡単に盛り上がってホイホイやっちゃう若い子、しかも経済力がそれほど大きいわけではなく写真以外にもお金の掛かるオートバイという趣味も持ってる子に対して、安易におだて、煽り、色々やらせてしまう岡山の写真界隈の人、ちょっとクズくないですか?さらに本人を煽った上で、確かに値段としては40万とは激安ですが、ハッセル500CMとレンズとフェーズワンまで買わせてしまったりとか、やってることが大人として全く手本にならなくてあきれ返ります。本当に大人なら、ちゃんとプロというのであれば、相手の経済力や経済活動も見極めた上で、相手の身丈にあったモノや行動をさせて軌道修正させるのが大人の仕事だと思いました。10Valvesというバイクのクラブに入ったばかりのころ、私はそうやって大人たちから指導を受けました。私はちょっと岡山方面の写真関係の人をかなり今回で見損ないました。 閑話休題。ちなみに岡山往復ですが、お金がないというのと高速道路は面白くないという2点から阪神高速と第二神明、加古川バイパス、姫路バイパス、太子龍野バイパスと走り、R2をしばらく走ってブルーラインを全線走ってR2バイパスから岡山入り。帰りはブルーライン全線走り抜けは同じですが、赤穂からはR250で七曲り経由で御津まで走り、そこからはやはり往路と同じコースでした。ただ、ガソリンがギリギリ持つという公算だったのですが、残念ながら姫路でガソリン切れ。これがまた姫路バイパスからガソリンスタンドを探すのが結構難物でして、いやー大変でした。このツーリングでは往復ざっくりリッター23qちょっと走っていました。そうそう、燃費表示は26q以上を表示していたんですよ。相変わらずこの燃費表示は全くアテにならないなーと思った次第でした。 ○淡路島往復 岡山のあともう1走行ちょっとヤボ用があって走り、その後徹底的に洗車してチェーンメンテを実施しました。暖かくなると水洗いがしやすくなるので色々掃除がはかどりますね。 で、淡路島。これは元々予定外だったんですが、直前に10valvesの仲間からBBQに誘われたので、2つ返事でOKして参加してきました。ただ5月5日という結構ヤバい日程だったので帰りの渋滞が心配だったのですが、通らばリーチで行っちゃいました。こちらは往路は垂水まで完全に一般道、垂水から名谷IC経由で「橋」を渡り、淡路ICで降りて、R28、県66という定番ルートです。今ETC使うと橋はバイクだと750円なんですね。でも風が吹いたら簡単に二輪通行止めになっちゃうけど。帰りは福良からほぼアワイチのルートで西浦海岸をひたすら北上し岩屋まで。岩屋からやっと上にあがったら大渋滞だったのですが、それなりに緩く流れていたのと、第二神明の神戸方面は空いていたこと、阪神高速の渋滞もヤバいのは柳原〜京橋だけだったので、そのまま上を通って帰りました。こちらも往復ざっくり280qくらい。最初の岡山がなんだかんだと400q、ヤボ用も200q、これが280qで、この連休でtracerの走行距離が一気に900qほど伸びた感じでした。これだけ集中して乗ればやっぱ色々勘所が掴めるってもんです。去年はいろいろあってそんなにまとめて集中してコーナー中心に乗れてるわけではなかったですしね。ちなみに10Valvesの面々にはtracerは初お披露目だったのですが、「なんやピカピカやないかい」というツッコミを頂きました。これについては次項で。 ○1年7000q走ってもピカピカなワケ えーと、結構簡単です。でもひたすら距離を走りたい人には絶対に無理な維持方法です。 判りやすい話でして、走れば必ず洗浄する、です。まあ毎回フル洗車は面倒くさいので毎走行ごとにホイールやフェンダー関係をプレクサスでお掃除、2〜3走行で全体洗車って感じです。また、新車のうちにしっかりとプレクサスとワックスを併用して下地を作ることが大事なのと、新車のうちから汚れを貯めない維持をすることが大事なのです。また、走行状況も前のTDM900と今のMT-09 tracerは結構選んでいて、基本的に雨天走行はしません、不整地走りません、水の流れの多い場所を走ったらツーリング中でも足回りを拭きます。逆に言えばその程度のことしかしてないんですよ。ちゃんと洗うときは全力で水ぶっかけてますしね。また、MT-09 tracerになってからは普段の拭き掃除は全部プレクサスと洗浄油で済ませ、丸洗いのときは足回りは換気扇とかを洗うマジックリン、上半分は洗車用シャンプーです。 チェーン関係ですが、これも基本的に汚れを溜めない方向性で、3走行に1回のメンテナンスです。手順としては 1.CRCを含ませたウェスで汚れを拭きとる 2.エンジンオイル(我が家ではMOTUL300Vか7100の余り)を1リンクずつ丁寧に注油してなじませてしばし放置 3.一旦オイルを拭き取り、今度はドライタイプのチェーングリスを塗布 4.余分な油脂を拭き取り終了 なお、水で車体を丸洗いしたときは1.と2.の間に「ワコーズの水置換チェーンオイルをなじませて10分放置」が増えます。これで雨天走行とかしなければ結構持ちますし、雨天走行時はワコーズの水置換チェーンオイルを持ち歩くことになります。で、こうやって定期的にメンテし洗ってると、結構簡単に不具合が見つかったりするんですよ。距離を乗りたくて仕方がなく乗ってばかりの人ほど、バイクの故障が大問題になってから入庫とかあるんですよねえ。 |
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VOL915:平成28年05月02日:プリン!プリン! | |||
○前々職の上司と会ってきた 2月末の前職最終日の夜、晩飯を食いに寄った店で前々職の上司A&Cと会いまして、そこでヒマならうちに来ないかみたいな話がありました。向こうはビール呑んでましたし酒の席上の話だからと話1割くらいに流していました。そして月日は流れて2か月半。突然電話が掛かってきてGW直前に会うことになりました。とりあえず人事面接の前に一旦話しとこうやみたいな感じでした。でまあ、ざっくりと話していて、申し訳ないけどこれはないなーという感じでした。というのも、現状でエンジャパンやリクナビNEXT経由で月に1〜2本くらいは正社員でというオファーやスカウトが来ています。条件が合わなくてお見送りしてる状況なんですが、今回は「とりあえず契約社員で」「頑張り具合では継続雇用もある」「もっと頑張れば正社員にしてやらんでもない」というお話。しかも前々職は正社員となっても継続雇用が結構大変な会社で離職率が高いのも有名。ましてや契約社員としての雇用、派遣離脱経緯もアレなんで悪い印象を持ってる残留組がちらほら、という悪条件が重なっているため、会った日のうちに実は断る決断をしていました。労働者に仕事の厳しさを求めるなら雇用側も色々考えてもらいたいもんなんですよ。数年前と違って今は買い手市場というわけでもないので。 ○仕事とは何ぞやという話 上述の件でもう1つソッコーで断ろうと思った理由の1つなんですが、働き方というかワークライフバランスについての意識の乖離が恐ろしく大きくてその溝が埋められなかったという点です。今回の転職活動で最終面接までたどり着いてる会社も結構あってこちらからお断りした案件も実はあるんですが、そういう中でもお互い同意形成が出来て1次面接突破してる会社はほぼすべて「生活は仕事に優先する」スタイルですた。しかし前々職は「仕事ありきで生活は二の次」みたいなイメージがいまだにあり、雑談の中でも生活が優先だという話をすると、結構な勢いで寝言は寝て言えみたいな空気を醸し出していました。これもお断りした理由の1つですし、派遣時代に派遣先変更を派遣元へ強く望んだ理由の1つでもありました。今50過ぎの人らが若いころのように、がむしゃらに働いたら働いた分だけ得られる報酬や立場があるならともかく、我々40前後にとっては社畜は搾取の対象でしかないわけですし、働く側もそう受け取っています。生活のために働いているという我々のような人間にはああいう職場は向かないとよくわかった次第です。 ○プリンを作ってみた 作ってみたというか結構判りやすいレシピを拾ったので何度もトライ&エラーしているのが実情です。 拾ったレシピはというと、 △カラメルソース 1.水5t+砂糖5gを混ぜる 2.こいつを加熱して水分を飛ばし焦げる直前で湯を5t加える 3.容器の底に流し込む △プリン本体 1.牛乳110t、砂糖10g、全卵1個を用意 2.これらをよーく混ぜ合わせる 3.カラメルソースを入れた容器に流し込んで600Wで2分レンチンでOK というものでした。駄菓子菓子!全く上手くいきませんでした。というわけでちと検索してみたところ、とりあえずレンチンはあまりよくないと判明。また、全卵でいいんだけど工夫が必要というのも判明しました。カラメルソースはあのままイケます。で、まず変えたのが分量で、牛乳、砂糖、全卵の割合はそのままにここへはちみつ小さじ1/2追加しました。また、牛乳と砂糖をよく混ぜ合わせてから殻座を除去した全卵を投入して泡だて器でよくかき混ぜ、茶こしで数回濾過。これを10分間蒸すというやり方にしました。すると変に吹きこぼれることもなく固まりはしたんですが、今度は中に大量の気泡が発生しちゃいました。これ、どうも加熱速度が速すぎることが原因らしく、さてどうしたものかってなっています。鍋の中でゲタ履かせるときにちゃんと網の上に乗せるのが一番よさそうな感じなんでそれを試すつもりですが。しっかしプリンってスイーツの中では簡単なレシピなだけに色々奥が深いですねえ。 |
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VOL914:平成28年04月25日:自転車直したお | |||
○Hi-MaticFの修理 完全に小ネタなんで日記ネタ送りです。 年明けくらいからHi-MaticFで「シャッターを切らなくても何度でも巻き上げられる」不具合が発生していて気持ち悪かったんですが、色々精神的にアレゲな時期だったのもあり、面倒くさくなって放置プレーしていました。で、色々ゴタが片付いてきてカメラやバイク、自転車の修理もひと段落してきたのでやっとこさ。手を付けてみたんですが、なんというか5分で直りました。135判の手巻きのMFカメラの巻き上げロック機構はほとんどのカメラは底蓋の中に入っています。1コマ分巻き上げるとロックが掛かり、レリーズが切られたらロックが解除されるんですが、構造そのものに差はあるんですが基本動作は同じです。精神的にズタボロだとそんなところにも思いが回らないんですよねえ。でも日曜にウダウダしていて急に「あ、底開けたら直るんちゃうん?」で試してみたらホームランでした。ロック機構のギアに注油して終わりです。とりあえずこれにもフィルムを詰めて試写しないとダメですねえ。 ○困った時のイトーサイクル このヒマな間に通勤に使っている自転車の修理もしました。修理を実施したポイントは2つありまして、1つは内装変速器のグリップシフター交換、もう1つは片っ端から折れ続けてるスポークの交換です。 まずグリップシフターの交換なんですが、まさか近所のホームセンターに両エンドワイヤーとセットで1000円ちょっとで売ってるなんて思いもしませんでした。交換手順は恐ろしく簡単です。古いワイヤーを撤去、グリップも撤去、グリップシフターを差し替えて新しいワイヤーを元通りに通しグリップシフターと内装変速器のプッシュレバーにセット。グリップシフターを2速にセットし、あとはプッシュロッドに刻まれたラインの位置に概ね停まるようにワイヤーを調整するだけです。これだけでちゃんと全速変速できるようになってしまいます。しかも10年くらい前のインター3の変速機に今売られてるNEXUSのシフターが普通に付いちゃいました。 スポークですが、これは3年くらい前にもやったんですが、またバカスカ折れたので追加交換です。なお新車で装着されていたスポークのうち7割はこれで交換されたことになります。で、スポークなんですが、36本も要らないのですがAmazonなどで買うとどうしても36本入りでニップルまでついてきちゃいます。しかしそこまで不要なんですよねえ。で、念のためイトーサイクルに行ったところ、ホシの14番でもよければ292oはあるということで、14番でもいいやと292oを20本買ってきました。1本70円でございます。なお、13番と14番はニップルが共通なのでそのまま差し替えおk。また、前回交換したスポークも実はホシの14番なんですが、バカスカ折れ続けてるのがノーブランドの13番(新車装着品)なあたり、品質の差かなぁって思いますね。なお、今回はまた左側のスポーク交換も発生したので、仕方がなく後輪をバラしコースターブレーキを撤去しての作業となりました。まあ振れ取り台もセンターゲージもないのでざっくりテキトーにしか振れ取りしていません。それでもちゃんと直進安定性が得られたりしましたので、スゴいなあって思いました。この2つの作業でトータル3時間ちょっと。やーこれでしばらくまた軽快車が安全に利用できます。 ○EXEMODEのADV-569HDのその後 なんだかんだと色々とその後もテスト撮影したり、半実用目的で撮影したりと繰り返していたのですが、ようやっとこのカメラの癖は掴めてきました。まずAFはドアホにも程があるほどアホです。特に近接で低輝度は常にAFが迷い続けるので実用的な撮影距離は3m以上。という点はピンホールカメラに毛が生えたような構造のDVC575とほとんど変わりません。一方で晴天の屋外などでは結構近接で撮ってもAFに迷いがなく、またちゃんと背景もそれなりにボケます。AFついてますカメラにした最大の目的である室内での珈琲抽出動画の撮影にはちょっと使えなさそうです。評価では酷評されるときもあった録音についてもまーまーイケますね。画質面についてですが、普通に16:9のシネサイズで撮れるからと720pで撮ってるとかなり低画質に記録されます。60fpsとか書いてましたが真空波動研で見る限り30fpsですし、この時点の画質はDVC575となんら変わるところがありません。一方で1080pにすると、映像解像度は1440x1080pと4:3の画角になってしまうんですが、画質自体はかなりの高画質で記録されます。16:9じゃなくていいやと割り切る、もしくはaviutlで1440x810pとして16:9に上下トリミングで使ってしまう、どっちかでクリアできそうな感じです。電池自体はフル充電から使えるのは多分1時間くらいですがUSBポートから外部給電可能なので、いざとなれば電源は心配なさそう。使い方さえカメラなりに合せてやれば結構使えそうな感じです。 |
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VOL913:平成28年04月18日:直下型地震 | |||
熊本地震で被災された方々には哀悼の意を表します。また、早期収束と復興を願います。 ○タイヤの使い方とかマージンとかの話 ちょっと真面目なオートバイの話。 以前にtwitterに今のMT-09 tracerのタイヤの画像を投げたら、若いと思える人から「トレーサーでこんだけアマリングがないとかクソ攻めしてるだろう」みたいなメンションを貰いました。そのメンションが入るキッカケだったのがリアタイヤだったのですが、フロントとセットで出すと彼以外の多くからは端っこまで使ってないというメンションが多かったんです。でも、実際に峠走行がグレーじゃなくて真っ黒ゾーンまで逝っちゃってるレベルの友人ズからみたら、美味しいところでちゃんと寸止めしてるよね、という話になるんです。この辺、ちゃんとバイクを追い込んで遊んでるかどうかで意識が変わるポイントです。参考画像が下の2枚になります。 ![]() ![]() タイヤの減り具合についてですが、主に見るべき場所は「どこまで使っているか」ではなく、「どのポイントがシワになって減っているか」が重要でして、私の場合は前後とも7割あたりのショルダーで最も荷重やパワーを掛けて乗っています。ブレーキングで前荷重にし、ブレーキを若干残し気味といいつつほとんど残さずターンイン、さっさとクリッピングについてあとはアクセルオンでトルクで向きを変えています。確かにブレーキを残して前荷重で突っ込めばもっと前輪を追い込めるんですが、こういう走り方は凄くリスキーでして、ヘタにハンドルをこじってしまうとか、フロントがバンク中にギャップを拾うなどした場合、簡単に弾かれてしまうんです。その辺のリスクも考えるとリアステア中心で今くらいのペースが最良解になるわけです。タイヤは全部削れてるからいいってもんじゃないですので、若いライダーはその辺もちゃんと考えて走ってください。 ○新古品でAFついてるDVを手に入れた。 TDM900の新車1年目春ごろからオンボードカメラとして運用していたEXEMODEのDVC575ですが、無限&マクロの手動切り替えがうまくいかずに無限でピンボケする事例が多発していました。去年の11月の8の字動画なんて結構酷いもんです(というかアレで気づいた)。んでちょっとアレなんでAFついてるDVカムが欲しいなぁと思い、この3週間ほどいろいろ物色していたのですが、用途がほとんど練習風景の撮影とつべ向け編集というのもあり、価格を総額5000円くらいまでと絞っていました。そんなところで見つけたのが同じEXEMODEのADV-596HDという機種です。実際に送料込で総額5000弱の新古品でした。ま、EXEMODEだしとあまり大きな期待はせずにテスト撮影を行てみました。 まずAFついてますってのですが、恐ろしくAFは遅いです。光学4倍ズームがついていますが135判換算で44o〜180oという画角でして、望遠はともかく広角側がもう一息欲しいところ。この画角はほぼDVC575と同じです。デジタルズームはクソなのでハナから試していません。また、このAFが意外と穴で、1〜2mくらいの距離でAFが迷う被写体の場合、常に微妙に前後にゆらゆらとピンを微調整し続けるせいで、画面が常に揺れ続けるというトラブルもあります。2m以下の近接描写はオマケと考えたほうがいいです。画質については「DVC575よりマシ、SO-02Gに劣る」というイメージです。新品当時に25000円くらいしていたDVですが、これ1万円以上出したら馬鹿馬鹿しいぞ、という感じでした。5000円でまーなんとか納得できる感じです。なお、被写体がAFで迷わないターゲットならちゃんと安定して写りますし、電池もカシオや富士フイルムが使ってるNP-120なんで互換品が安く手に入るあたりは運用で迷わないかな。とりあえず本来目的ではこれで充分なのでよしというところです。 #なおDVC575はその後、色々弄っていて、無限とマクロの切り替え復活に成功して無限固定にしてあります。 #つまり結局コイツを買う意味があまりなかったという……(苦笑 ○CHINON Bellami HD-1 で、そのDV入れ替え候補を実は3週間くらいずっと探していたのですが、そこでヤフオクで引っかかってきたのがチノンのベラミHD-1というDVです。画質はぶっちゃけ大したことありません。1080pが撮れるという程度で、その画質も無茶苦茶スゴい訳じゃないんです。ただしなぜこいつが私の心を揺さぶったのかというと、レンズ交換式、それもDマウントというところでした。いや、Dマウントだけじゃないんです。オプションでCマウント、CSマウント、M42マウントまで使えるド変態っぷりで、さらに電池も単三電池2本で動いちゃうんです。また、一般的なDVはウィング式の液晶がついていますが、こいつは形状からして完全にシングル8など8oフィルムカメラと同じような形態でして、EVFながらファインダーがついていて液晶画面がないのです。もうあまりのド変態っぷりにかなりクラクラして中古で5.5万なら買えなくもないよなーとかウダウダ考えまくっていたのですが、その後youtubeなどで色々動画を漁ってみてその熱を冷ますことが出来ました。というのもこいつ、スナップ的な動画撮影には一切向いていないので、基本的にこいつで映画を撮りたいとか、なにらしかの映像表現がしたい、プロモーションビデオみたいなのが作りたい、そういう人向けなんです。まあ、確かに買うとCマウント沼というレンズ沼の中でも飛びぬけて危険で広大な沼が広がってるので、買えば当然そのままその沼にルパンダイブ必至です。でもあまりにも使うのが難しいDVだ、そういう認識が熱を冷まさせてくれました。その結果手に入れたのが、前述のアレです。まあとりあえず当面あれの使い方をボチボチと覚えて行こうと思いますが、しかしベラミHD-1は面白そうで、まだ私の中ではくすぶっています。誰かちょーだい(笑 |
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VOL912:平成28年04月11日:桜戦線開始! | |||
○桜戦線その1 minolta XEが大丈夫と思って臨んだ第1戦、えー、やられました。こいつ、メーターは生きてるくせに時々AEが死ぬというXEの定番ボケをかましてくれているようです。オーバーに振ったりドアンダーになったりでめんどくさい……。触れる幅がバラバラなのでカットごとに違うってのが、ある意味救いようがあるというか。良くも悪くもメーターは生きてるのでXEのメーターを当てにして撮ったヤシカマット124Gはそこそこちゃんと撮れていました。撮れていたんですが、こちらはカメラの性能がアレで凄くショボい写りにしかならないってのがこれまた厄介なんですよねー。ちなみに撮影自体は4月1日ごろにやっています。今まで頼んでいたキタムラと違ってプロラボの集配が月曜金曜なので現像アガリがこう遅くなったというわけです。なお、火曜AMにも1本C330で撮影してるので、こちらのアガリが今日になりますね。桜戦線その2は大本命のX-700とC330を持ち出して篠山市内で撮影してて、その撮影も先週の金曜土曜ですので、こちらのアガリが来週月曜。楽しみです。 ○国内で二輪販売が長らく低迷してる理由 前職で派遣がネット閲覧NGになって以来ひさびさのネットニュースからです。 元記事:世界トップの「バイク生産国」日本でなぜ人気低迷?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース もともとはtwitterのメンションで見かけた内容に対する猛烈なツッコミなんですが、その呟きというのが「二輪メーカーの社員にバイクが買えるような給与を与えてウンタラ」という、あまりにも現実をみなさすぎてる発言で爆笑モノだったのでした。ちなみに二輪メーカーの社員さん、結構ええお給料もらってはりますよ、どのメーカーも。 この件ですが、低迷してる最大の理由は80年代バイクブームの反動で徹底して二輪を悪者にする報道と社会風土が形成されている点にあります。バイクに乗らない、乗らせない、免許と撮らせないの三無運動なんか典型例ですが、テレビでもバイクはあまりいいようには写しませんし、TVCMは80年代バイクブームに自爆した人たちの親が未だにケチをつけるのでほとんど不可能、旅番組でもバイクは使えないなどなど、徹底してバイクを排除する戦略を日本全体でやってきてるわけです。最近でこそ80年代バイクブームでやりたい放題やり過ぎがバカどもがリターンとかいってまた乗っていますが、こいつらがまた無茶苦茶して死にまくるので、やはり迷惑をこうむるのが若者というオチもあります。なんだかなぁ。まあ、ほかにも「危ないからダメ」で社員の二輪利用を厳禁する企業、三無運動主義だからと親が運転する親所有の二輪に同乗したら退学にしてしまう高校など、二輪に対して度が過ぎる態度を取る社会風土をなんとかしない限り、二輪ユーザーのすそ野は復活しないんじゃないかと思っています。 ○Amazonの1980円LEDバルブ 詳細はすでに本記事をおったててるのでそっちを参照してもらうとして本記事ではあえて細かく突っ込んでない点です。 あっちの記事やニコ動&youtubeに揚げた動画ではさらっと「この構造だと冷却に難があるので今後が心配だ」みたいなことを書きました。あの手のパワーLEDは30mA級のLEDと違って結構電力消費しますし、その分やっぱり発熱します。ですのでパワーLEDを使うには大きなヒートシンクが必要となります。現在売られてる中でそこそこちゃんと耐久性のあるLEDバルブはみなバルブ体後部に巨大なヒートシンクと冷却ファンを装備しており、灯体の外で冷却が行えるような構造になっています。しかしあの1980円バルブは冷却装置は全部灯体の内側。つまり、灯体の内部温度が上がるとまともに冷却できないというオチなんです。ですので感想・説明ではさらっと「レイドのライトはガラスレンズで金属リフレクターなのでまだマシ」と書いたわけです。じゃあ実際どれくらい耐久するかというところですが、私やみずにーの想定では積算運用時間でざっくり1500時間持てばホームランだろうと踏んでいます。光量の低下が始まる時期とかも考えると1000時間くらいかってところなので、正直なところ1年ちょっと持てば上出来でしょう。そういうところまで割り切れる人にはどうぞ、というシロモノです。なお、ハロゲンと違ってハイ側は若干光軸を落とし気味にしたほうがよさそうで、ニコ動でのアドバイスは結構的確でした。現在はハイはセンターより5度ほど下げた位置に光軸を調整しています。 ○動画のビビり音対策、失敗 オンボード動画でエンジン音に従って結構嫌なビビり音が入るのが以前から気になっていたのですが、マウントじゃないかとマウントを改造したり、スマートフォンホルダが音の原因じゃないかと思って撤去したり、カウルのスナップ破断からその辺の振動の音を拾ってるんじゃないかと疑ったりしてきました。が、多少マシにはなっても消えることがないのであるときSJ4000を小刻みに振ってみたところ、中でカタカタと音がしやがります。そう、本体が原因だったというオチなんです。くっそー……。こればっかりは対策のしようがありませんでした。色々ネタを準備しながら動画を作る準備もしていたのが全部水泡に帰してしまったという。まあ8000円で買えるアクションカメラなのでこんなもんでしょうけど。ちなみにSJ4000は2号機を導入予定しています。 |
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VOL911:平成28年04月04日:MT-09 tracerの初期不良 | |||
MT-09 tracerのエンジンでカムチェーンテンショナーに不具合が発生して初期クレーム対応になりました。後日コンテンツとしてまとめます。 ○久々にツーリング ド平日に久々にツーリングらしいツーリングに行ってきました。といっても、実は近畿一円大概のツーリングスポットは逝きつくしていますので、出発する時点でまだ「今日どこいこ……」状態でした。で、動き出しも遅かったこともあって元々想定していた十津川はあきらめ、とりあえずいつもの京都府道1号線で大飯に出て、福井県道16号線で道の駅名田庄に出て、周山街道から日吉ダム経由で戻るルートを走ることにしました。んで走り始めてしばらく、阪急園田駅の近くで発覚したのが上述のトラブルです。いやー、対応が出来る時間と場所で助かりました。応急処置を施して当面は安全に走れるようにして改めてリスタート。途中で初期型YZF-R6のキチガイがやらかした事故の始末を付けたりしつつ、昼前には大飯の国道175号線に到達していました。実は名田庄に行こうって決めた理由も単純で、久々に美味い蕎麦を食うツーリングがしたかった、それだけなんです。だから元々の予定が十津川郷だったんです。ですので、時間的にはイケる時間ですがのぶ幸には行かず、そのまま福井県道16号線を走って道の駅名田庄に向かい、そこで蕎麦を食い散らかしました。なんだかんだで峠が多いコースで320qくらいですが、燃料満タンで出発して帰宅するまで充分燃料が持ちましたし、実走燃費もリッター22.5qくらい走っていました。 ちなみに今回のツーリングではジム練で掴んだ体の動かし方を峠で確認するってのがメインで走ったんですが、確かにブレーキを残して飛び込んで曲がり始めてからリリースするとすっぱすっぱ曲がれます。今回の走りも実際そうだったんですが、さてはてこれが本当にいいかというと、「速く走れるけど自爆しやすい」という結果にもつながります。だもんで、今後はやはりブレーキに頼らずフロントの荷重を掛けて走る方法とそれに見合った足回りのセッティングという課題になると思います。今回のツーリングでかなり好感触でつかめたのが前後のタイヤへの均等荷重です。どうやって体を入れてどうやって伏せてどうやって引けばいいのか、ってところですね。やっぱ乗りこみ不足もあって、tracerの走らせ方がいまいちよくわかってなかったってのもあったと思います。しばらくはヒマな時期が続きますし、もうちょっと走りこんでやろうと思いました。 ○APSフィルムのindexを作り直した DiMageScanDual3導入後10年以上たつわけですが、その間にATA100時代に2回ほどHDDクラッシュを経験しています。そのおかげで結構な量のネガスキャン・ポジスキャンを失っています。ただ、135判やブローニーフィルムはネガアルバムから見ればまだ内容がわかるんですが、問題はAPSフィルムです。以前から時間を見つけては1日2本ずつくらいindexを作る作業をチマチマしていたのですが、こうやってプータローになって家にいる時間も増えたので、ここぞとばかりに一気に片付けてやりました。その数40本以上。いくらDいMageScanDual3がAPSはフルオートで1本まるごとスキャンできるとはいえ、これは結構面倒でした。結局残数30本ちょっとは2日に分けて作業しました。しっかし2000年代前半の撮影カートリッジが多くて、例えば撮影技術的にあまりにもヘボくて凹むとか、昔の彼女とデートに行って撮った写真がごろごろ出てきて色々えぐられるとか、なかなかSAN値直葬な作業でもありました。実はこの中には「あの写真はどのネガだっけ」というのも多数含まれていました。135判で撮ったと思っていたら実はAPSだった、なんていう例です。ミノルタVectis S-1ってカメラは本当に凄かったんだなぁって思うとともに、Vマウントが生き残れなかったということに対するミノルタへの恨みは結構ありますね。今ならミラーレスでVマウントにしちまえばAPS-Cで需要はあるはずなんですがね。 ○貧乏人が犬猫を買うべきではないという議論 結論から言うと私は「何を当然なことを」となります。自分たちが生活する以上の予算が厳しい家庭は犬猫はおろか、ペットなんてどれもこれも論外です。特に犬や猫などの中大型の動物は本当にお金が掛かるし手間もかかるんです。 まずお金の話ですが、こいつら必ず飯を食います。猫や小型犬はともかく、柴犬やビーグルくらいの大きさになると、1か月で10s入りのドライフードなんて食いつくします。また、定期的に予防接種が発生します。蚊が発生する時期はフィラリアの予防薬も定期的に必要になります。体調を崩せば人間と同じで医者が必要です。購入だけではなく維持メンテにもそれなりに費用が必要なんです。また、手間という話ですが、特に犬の場合は毎日の散歩や躾などの手間が発生します。貧乏ヒマなしでダブルワークしてるとかで家族の全員が1日の半分以上常に不在というような家庭は犬の飼育には向きません。ネコでも誰かがそれなりに様子をみてやれる家でないとやはりつらいです。犬や猫を飼いたければ単身者は絶対に避けるべきですし、生活に余裕がない人も絶対にダメ、そういうことです。我が家はビーグルの最期をちゃんと家族で見届け、特に最後の半年は弱りゆく老犬の排泄や食事の補助までやってました。老犬になると時間は短くても家族総出で世話をすることになるんです。ですので、いろいろ余裕がない家庭は飼うべきではないと私は思っています。 |
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(C)H28 Takayuki Kazahaya | |||
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