Weekly Collumn | |||
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VOL930:平成28年08月22日:訓練校は結構楽しい | |||
○久々に現像をした DELTA400の36枚撮りが1本以外にプレストが2本貯まったので、3か月ぶりくらいに現像処理をしました。前回新液起こしたよなーと思いつつ探しても出てこないのでまた新液こさえたのですが、袋入りのミクロファインがアホ程余ってるのでこれくらいの無駄遣いもまあありでしょう。しかし真夏の現像処理って本当に大変です。なんでもそうなんですが、加熱するより冷却するほうがエネルギーも多く使い無駄も多いのです。そして現像処理は液温20℃で実施し、許容範囲は19.5度〜20.5度くらいです。ですので、いやほんと丁寧に温度合わせをしないと駄目。今回から定着液の事前冷却に保冷バッグを使ったり、大きめの魔法瓶に大量に冷水を用意したりして実施していますが、以前のような現像本数をこなすのならば安定した冷却装備が必要だなぁって真剣に思いました。やるんだったら銅管にペルチェ引っ付けたような構造かな……水温センサーユニットとかその辺のICの特性値とか調べて設計してーってところですね。 ちなみに現像結果ですが、本当にいい感じに現像できていまして、結構ほっと胸をなでおろしています。また、DELTA400は露出計修理後のミノルタXEの試写も兼ねててEI200撮影だったのですが、こちらもミクロファインでの減感現像で以前に決めた処理が全く間違えてないこと、露出計の修理もあらかたうまく行ったことがどちらも確認できたので、また改めてXEにカラーネガを入れて撮影してみようと思います。3本のうち2本のプレストはどちらも大将軍駅跡の公開で撮ったネガでした。改めてアガリを見てみてモノクロで撮ったのは正解だったなーって思っています。あれをデジタルだったりリバーサルだったりで撮ってもありきたりの絵にしかならなかったと思います。いつもの減感現像でエッジ効果も狙った結果が良く出ています。これは遠からず何枚かプリントして組み写真にしたいなって思いました。 ○デジタル回路の基礎終了 訓練校の教育ですが、実際のICとブレッドボードを使って実習するデジタル回路の基礎の基礎は終了しました。最終的に電子さいころって奴を作ったわけですが、この中で一番難物だったのが4ビットで出力される答えをさいころの目の表示に変換するデコーダー回路の作成でした。皆様が色々なところで何気なく利用している装置についてるデジタル数字表示装置ですが、実はこれも2進数で処理された数値を7セグメント表示などにする「デコーダー」という回路を通して実現しています。実際にはデジタル表示装置は専用のデコーダーICがあるのでわざわざ自分でデコーダー回路を作ったりしないのですが、表示装置がワンオフだったりする場合、2進数を10進数だの表示機の表示内容だのに変換する回路を作らないと駄目なんです。で、最後にやったのがこれと。色々作ってると結局この手の設計って完全にパズルなんだなーってのはよくわかりました。来週からはとうとうFPGAの講義にはいるのですが、さてはてどうなることやら。てかFPGAってなんなんって感じなんですが、今のところ。そうそう、今回の実習で久々にタイマーIC使ったのですが、以前にICウィンカーリレーを作った時は良くわからずに回路図通りに作っただけだったのですが、今回の実習で動作原理や制御方法、どの足の信号が出力か、その信号を受けた先の回路が何をしてるのか、やっと理解できました。 ○美山にお買いものに行った MT-09 tracerをひっぱり出して美山までお買い物にいってきました。来月頭のミズニーランド会で持ち込む鹿肉と鹿サラミ、鹿ソーセージを確保しに行ったわけです。往路はいつも通りにR423>R477>日吉ダムからかぐら跡の前を通るルートで牛乳広場へ。牛乳広場ではここ数年あまりにも二輪の死亡事故が多いせいで、京都府警が啓蒙活動で白バイと覆面の展示をやっていました。ここで必要な物資調達。なお、今回はちゃんと保冷バッグと保冷剤をもってきていました。帰りはそのままR162で南下……って思ったらtracerで初立ちゴケかましてしまいました。被害はエンジンの消音カバーだけなので大したことありません。そのままR162で周山までおり、R477からR173という変則コースで帰還しました。この前バイク屋のツーリングで伊根に行った時は痛感したのですが、最近の真夏は昼を超えて走ると本当に命に係わるのでヤバい感じです。今回も8時過ぎに家を出て帰宅したのは12時半。それでも気温は35度を超えていました。乗らない人たちは「夏ってバイクにいい季節ですよね」なんておっしゃるんですが、バイク乗りにとってもっともキツいのは真夏です。冬場はグリップがあまりにも悪い以外、ウィンターウェアの性能がかなり高性能なので寒さは大したことなかったりします。いやほんと死なないためにも午前中で走り終えしないと駄目とか、日本の夏よどうしたのだって感じですわ。 |
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VOL929:平成28年08月15日:終戦記念日 | |||
○大将軍駅 4500件もの応募を見事突破できてしまい、姫路市営モノレールの大将軍駅跡の見学会に潜り込めてしまいました。いやースゲー応募が殺到してると聞いてかなり諦め気味だったのですが、本当に直前の月曜日になって「今度の土曜の組で合格したから見学来るよろし」という案内が来て驚きでした。で、土曜日。姫路まで行ってきました。大将軍駅は元々飲食店などなどが入ってたところがシティホテルになってたのは知っていました。そのエントランスを階段でえっちらおっちら登り、ホテル入口にたどり着くと、入り口左の不自然な壁に不自然なドア。そう、2階から上に行く通路を強引にアルミ桁と石膏ボードでフタしてあっただけなのでした。んで、それをまたえっちらおっちら登っていくと北側の壁沿いに不審物、ってエスカレーターが残存していました。以前に高校鉄研が作った同人誌などからあったとは聞いていたのですが、まさか本当にあったとは。いやはや驚きでした。なお、駅の施設自体は実はそんなにモノを語るようなものではなく、姫路モノレールが発展する際に基礎となる中間駅のあるべき姿として設計されている関係上、かなり大規模でしっかり作られていました。姫路、大将軍、手柄と3つしかなかった駅なのに精算窓口まであったので、本来計画で市街地環状+網干というP字型路線が完成した時のことを考えていたのだと思いました。全体的なディティールや構造は「単線の高架線に設置されるローカル鉄道の小駅」というモチーフに最適な感じだったので、モノクロフィルム2本+携帯電話の写真は資料として大事に置いておきたいと思います。 ○訓練校と夏休み 訓練校、ちゃんと夏休みがあって驚きです。まあそりゃー教官も休みが必要だし、訓練や平日休みに設定してる間に色々やることもあるよねえ、ってところですが。同期の訓練生の中には8日9日と休みを取って11連休を実現してる猛者もいたのですが、それ以外の訓練生は全部きっちり出席していました。実は職業訓練ですが、私らみたいに雇用保険を受給している場合、ヘタに休むと結構クリティカルに懐具合に響いてくるのです。というのも、休日、土日、訓練休以外を正当な理由なく無断欠席した場合は雇用保険がその分だけ支払われません。また、その無断欠席が土日や休みと繋がってる場合、前回出席した翌日〜次回出席した前日までの雇用保険が全部消えるんです。ちょっと見にくいのですが、下の表を見てください。 ![]() この表ですが、上は訓練指定日を全部出席した場合、下が指定日のうち8日9日を休んだ場合です。水色が出席、赤が欠席、白が休日です。全部出席すると出席と出席で挟まれた休日と訓練休も全部支給されます。しかし、欠席があると次出席する日まで全部不認定にされてしまうので、この場合だと11連休は11日分不支給で、大体概ね7〜8万円の減収を意味するんです。ちなみにこのやむを得ない事情って奴ですが結構厳しくて、泥棒に入られて警察臨場で任意事情聴取で拘束されることも「やむを得ない事情とは言えない」、体の悪い家族が急な高熱の発熱でぶっ倒れて付き添うのもアウト、入院して手術や入退院手続きの付き合いもアウトで、全部勝手に休んだ扱いになります。この辺の規定はちょっとどうかとも思うのですが、欠席と支給金の話、長期休暇や連休を挟む訓練だと気を付けんと不味いでっせ、っていう感じでした。 ○終戦記念日 毎年、終戦記念日に平和の誓いとか平和のスピーチとかいうのがあって、子供を左翼思想に真っ赤に染め上げて訳の分からない作文を延々読ませて喜んでる死にそk……ご老体たちがたくさんいるのが報道されて辟易します。特にその中でよく出てくるのが「過ちを繰り返さない」という文言です。この言葉、日本と海外だと意味合いが違ってて日本がかなりオカシイ扱いをしているんですよねえ。基本的に日本は戦闘行為だけを戦争と位置付けているようですが、本来戦争というものは戦闘行為が始まるはるか手前から始まっています。大東亜戦争もそもそもWW1後の情勢で台頭してくる日本をけん制するべくアメリカ、イギリス、中華民国、オランダが対日経済封鎖を実施したことがキッカケ。所謂ABCD包囲網という奴で、ここまでは中学の教科書に出てくる話です。敵対国を海上封鎖して経済を破綻させる行為は立派に戦争行為なのですが、なぜか日本の学校ではこれを戦争と教えません。この時点で大東亜戦争は始まっています。経済的に困った日本はブチギレてなぜか満州を侵略してしまい、さらに経済封鎖を国連が強化。そこから盧溝橋事件、日中戦争と泥沼化します。最初のABCD包囲網については完全にイギリスとオランダが自分たちのもつ東南アジアの植民地権益を日本が解放しようとしていることに対する嫌がらせとそれに伴う因縁・難癖でしかなかったわけですが、それに対するアンサーが中国大陸侵略だったというわけ。そして最終的に太平洋戦争へと突入するのですが、突入前のマレー沖海戦などの時点で海軍としては「やってもいいけど短期決戦で勝ち逃げして講和せんと2年後には負けるで」とはっきり伝えているのですが、何を考えたか陸軍の脳筋バカどもが「2年戦えるのか!」と突っ走ってしまったわけです。後は皆様ご存じのとおりですが、この一連の中で、私が日本が本当の意味での「過ち」を犯したのがいくつかあると思っています。 1.清の愛新覚羅溥儀を山車に満州侵略しちゃったこと 2.冷静な情報分析・情勢分析なしに対英米開戦に踏み切ったこと 3.開戦に踏み切るときに「ここまでやれればOK」という現実的な勝利条件を設定しなかったこと 4.当初は有利に戦っていたのに戦況が有利なうちに講和に持ち込まなかったこと この辺が開戦〜戦争初期の過ちです。さらにここに幾つかの過ちが追加されます。 5.陸海軍が対立しあい部品や弾薬の規格というものを一切無視したこと 6.熟練作業者の職人芸ばかり重視し工業規格や測定というものを国民レベルで蔑にしたこと 7.これらを含め、兵站・後方というものの存在をないがしろにしたこと 8.情報収集と分析が完全にザルだったこと です。別に実戦行為に及んだことは過ちでもなんでもありません。実際に戦争を体験し国を守ろうと思っていた人たちは、市井の人手すら戦争の失敗について「敵軍に制空権を奪われて爆撃されたこと」とか「引き際を見誤ったこと」「ナチと手を組んだこと」などなど出てきてまして、決して開戦に及んだことをダメとは言いません。開戦しないと国が守れない状況になっていたことを知っているからなんですが、今の人たちはそこまで国として追い詰められるということを想像だに出来ないんだと思います。 |
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VOL928:平成28年08月08日 | |||
○訓練校に通い始めた 職業訓練校に通い始めました。電子回路の設計を学ぶ学科に入ったわけですが、前半3か月でICを用いたデジタル回路の基礎からFPGAを利用した制御技術まで、後半3か月ではアナログ回路を利用した電子回路設計技術や基板試作などを学ぶそうです。で、とりあえず今はデジタル回路の基礎をやっているわけですが、処理される数値が全部0と1だけになっているので2進数に即した関数を利用するということで、関数の計算なども色々入ってきました。いやー意外と難しいんだけど、なんというかめちゃくちゃ面白いです。今まで大体こんなもんだろうでやってきたことが間違えてるとか、とりあえず繋いで動くからOKって思っていたものも論理通りに考えるとちゃんと理屈にあってるということなど、様々な勉強でいっぱいです。これからの講義と実習も結構楽しみですね。なお、使ってるブレッドボードが結構デカくて、秋月や共立で買うと1枚6000円くらいするサイズの奴でした。安定化電源も菊水の結構いい奴ですし、いやー、やっぱいい道具っていいなあって思っています。そうそう、HOZANのストリッパーが凄く扱いやすいんですよ。 んで、やっぱ通ってるといろいろあるわけなんですが、今回一番驚いたのは定員割れしまくりなことです。私の科は正規募集が7月入所、追加募集が8月入所だったわけですが、本来定員が16名なところが7月生、8月生合わせて6人しかいません。また、4月5月生も全部で12人しかいないんです。私の通うポリテク全体を見ても募集倍率が1.00倍超えてる科は旋盤関係、溶接関係、ビルメンテナンス関係、住宅リフォーム関係で、電気・通信関係、制御技術関係、組み込み制御関係などは大体定員割れしています。このうち、ビルメン関係はどちらかというと中高年の再雇用組が技術習得でくるので大人気で高倍率、旋盤関係と溶接関係はここを出るとほぼくいっぱぐれないので若い人を中心に人気、住宅リフォームとマンション建築技術も基本的に出ればハウスメーカーが引っ張ってくれるので人気ということです。一方で電子技術系はハードルが高いと思われているようで低倍率ということです。ちなみにウチの県下はポリテクが2か所あるんですが、どちらも大体やってる内容は同じです。ただ、ポリテクに入所して思ったのは、予想外に就職支援が手厚いことです。毎週どっかの企業が説明会に来ますし、2か月に1回は複数企業が来所して求人説明会をしてます。求人票とかもポリテク専用のがあります。20代前半で仕事がないないとバイトばっかり食いつないでる人の場合、当面の場合の資金は夜のバイトで稼ぎつつ昼間は訓練校で訓練というのは1つの手じゃないかと思っています。一人暮らしで世帯収入ほぼゼロで貯金もなければ訓練給付金ももらえますしね。だもんで、若年者で技術もないというのであれば、訓練校の門戸を叩くのは1つの手なんでやってみる価値ありですよ。 ○首都圏志向の薄れた関西の若者の件 訓練所の所長と昼飯時に話すことがありました。話題としてはその前の日に所長が担当した講義で話に出た「最近の関西の若い求職者は仕事が豊富で給与が高く楽しみも多いのに首都圏を徹底的に嫌がるけど理由が分からない」という件でした。所長は、若い子の多くに理由を聞いたら家のことがウンタラとか言うから実家志向なんかなって言ってたのですが、実際の理由は大抵が「首都圏民が二言目には口にする関西人へのヘイトスピーチにウンザリしてるから」というものなんですよ。というのを所長にお話ししたところ、結構驚かれていました。所長はあまりネット利用はされないようなのでご存じなかったので、twitterやらなんやらで出てくる結構猛烈な関西人ヘイトスピーチのまとめをタブレットでお見せしたところ、たしかに同世代がこういう考え方だとそりゃー関東での生活は嫌だっていうよねって納得されていました。なんせ関西だとプラマイゼロの状態からスタートできるところが、首都圏に行くと関西人というだけで大幅マイナスからスタートせざるを得ない可能性も高く、そういう状況で日本人が行う人物評価って兎に角悪く悪くモノを見る傾向が強いのです。所長は首都圏民の関西人蔑視・関西人差別がこういうレベルだとは思ってなかったようです。ネットで匿名性があると思って書き込んだ場合、意外と本性むき出しになりますからね。所長は今後のキャリアプラン相談で首都圏どうよってのは言わないように考えねばって話していました。 ○久々にバイク屋のツーリングに参加した 例のアレとアレが参加しないから来ないか、とストレートに誘われたので行ってきました。行先は伊根で、ルート的にはR173から大江山経由で伊根へ、帰りも伊根から野田川、加悦、綾部経由でR173というもの。往路のR173の能勢では直線道路での無理な追い越しから正面衝突を起こし、ドクターヘリで被害者が搬送されるという状況に出くわしました。北進する車が無理に10tを追い抜いたら10tの前にBMWミニがいて、そのまま対向車と正面衝突した模様。私らが通過したのが9時過ぎだったのですが、昼前まで通行止めだったようです。今回はYZF-R25に乗った20代半ばの若い子(S君)が来ていたのですが、もう1名昔から常連でR25に乗る若い子(Y君)というのも来ていました。同じ年代で同じバイクということでY君が妙に張り切ってしまって、このバイクはこう走らせるモンや!とド初心者相手に延々ハングオンを見せつけて指導する揉んで、S君もそれにつられてハングオンで回ろうとしてアウトに飛び出しまくりで冷や汗モノでした。最終的に見かねた私らが教育的指導に入り、S君には「リーンウィズで回るのが基本」「ウィズの場合は体の軸線が向いたほうに嫌でもオートバイは曲がる」「ハンドルを握って向きを変えるとちゃんとハンドルもついてくる」を順守させてました。また、道中なんどか店長恒例の赤信号ブッチで中切れしては私が店長の行動とルーティングを予測して追いかけるを繰り返す羽目にもなったりもしましたが、久々に350q越えのマスツーを堪能しました。なお、パイロットロード2に履き替えて初のロングツーだったわけですが、ダンロップ時代がリッター22q弱だったのに対し、今回リッター23qちょい。タイヤの直進性の向上が露骨に燃費にまで効いてくるとは思いませんでした。 |
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VOL927:平成28年08月01日:訓練校に行くことになった | |||
○ポケゴ騒動その後 もう予想通りの展開すぎてかなり笑ってしまってるんですが、案の定特定のレアポケモンの出現率が設定されたファームに人が大量に集まって酷いことになっているようです。また、ingressのファームになっているエリアにポケゴの大人のトレーナーが夜中に大挙して現れるようで、そこでのウェイ系トレーナーの行動があまりにも以下略なせいか、公園施設や神社仏閣などへの立ち入りの制限、ポケゴのプレイの制限、ジムやポケストップの削除申請という動きになっています。で、ツイッターなどを見ているとこういう行政の動きに対して安直、短絡的、規制主義と批判している人も結構いるんですが、役所って一番嫌がるのは責任を取らされることなんですよ。そしてこういう問題が起きた時、本来ならばプレイしているユーザーの問題のはずなんですが、なぜか必ず行政や施設管理者の責任を声高に叫ぶ人たちが現れます。また、ingressでは「ユーザーが団結してプレイ環境を守る」という意思が明確であり、プレイヤー同志で勢力を超えた協力も多々あったのですが、ポケゴのユーザーに関しては見ている限り大半が「お客様」状態です。こういうプレイヤーが大勢集まるとどうなるか、普段はマナーよく過ごしている人たちも同じようにウェイウェイし始めるので、本来集団が内包するウェイ系バカ率から指数関数的にウェイ系バカの数が増えていきます。そうなるともうコントロールできません。コントロール不能になると必ず行政や施設管理者の責任を問う馬鹿が出てくるので、結果的に「ポケゴ禁止!」という話になるんです。先週も書いたし今回も書いてますが、すべてはユーザーの責任であり、ユーザーが招いた身から出たさびでしかありません。自業自得です。 また、このポケゴに渦巻く救いようのないバカの行動は、ポケゴのみならずingressへも悪影響を及ぼしてます。非常にお行儀よく地域協働もやりつつ育ってきたingressですが、ingressとは全く関係のないポケゴによってぶっ潰されつつあるんです。だってポケゴのジムやポケストップはアウトでingerssのポータルはOKとか難しいですし、実際にポケゴ騒動の影響でingressのファームだったエリアが利用不能になったとか、ポケストップ削除のアオリでポータルまで削除されてしまったとか、徐々に影響が広がっているそうです。これらの件、すべては「ポケモンGOのユーザーの中に少なからず存在するウェイ系バカが悪い」という話なんですが、さてはて。 ○郵便局をお説教した話 先週の金曜に訓練校の入校審査を受けまして、この結果が木曜日付で訓練校から郵便で発送されることになっていました。ちなみにあて名は自書です。ところがですね……同じ市内にある訓練校から発送された郵便物が翌日に届かないというトラブルに見舞われました。なお、我が家は実は父の兄一家の家が斜め向かいにある上に郵便の配達準が叔父宅>犬小屋の順番なので、頻繁に郵便物が叔父宅へ誤配されるトラブルが起きています。誤配された郵便物はどうなるかというと、普通郵便なら再投函されて再配達されるのですが、書留など受け取りが必要な郵便物は「こんな人はこの家にはいない」という対応で、発送元へあて先不明で送り返されることになります。おかげでクレジットカードが受け取れなかった、土地の権利関係の書類が受け取れなかった、保険会社からの連絡が受け取れなかった、就職関連の書類が受け取れずに内定が取り消された、などなど色々な問題が起きています。今回誤配した配達員、実は少し前にも郵便配達の内規違反をブチかました上での誤配をやっていまして、今回のお説教となりました。ていうか、これ本来親父の仕事なんだけどねえ。 とりあえず改めて届いた郵便物を確認したのですが、まず消印が投函日である7月28日の18時〜24時の間に自動仕分け機を通っていました。この時点で本来は7月29日の1便で配達されるべき点です。しかし、実際に受け取ったのは8月1日の1便です。この間に何が起こったか、一番説明がつくのは、叔父宅に誤配された結果再投函が行われ、土曜AMの収集で回収されて土日の間に再度自動仕分け機を通るときに「処理済み郵便物」でエラー扱い。その後月曜1便の配達に混ざったって感じ。この考察を担当集配課長と電話で話していて、それでないと説明がつかないという結論にお互い達したところで別の誤配の話を持ち出したわけです。今回誤配した担当者は2週ほど前、私の自室のドアに対して「これでええんかな」と呟きながら、投函先の表札の確認もせずに赤の他人の郵便物を置き去りにする事件を起こしていました。置き去りにされた郵便物の受取人を知ってたので連絡して手渡しして事なきを得たのですが、その件を話すと担当課長は平謝りになりまして、担当の3名にしっかり再教育する旨を約束していただけました。誤配をなくすことは正直無理だと思っていますので、本音を言うとこの件に関し、親父には自分の兄宅に「誤配された郵便物くらいこっちに手渡しで持って来いよ」と怒鳴り込むくらいの根性を見せてほしいところでした。 |
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VOL926:平成28年07月25日:ポケゴ、ねえ | |||
○MT-09 tracerタイヤ交換 まあ色々金銭的なめどが立ったのが一番大きいんですが、tracerのタイヤが8000qを超えてきて本格的にヤバくなってきており、腹をくくってタイヤ交換することにしました。で、実は元々タイヤ側のハンドリングは純正装着のD222もダルなんでダル傾向のPilot Road 3で行く予定だったのですが、バイク屋の手違いがあってPilot Road 2が届きました。まあ2も3もYZF1000R時代からどっちも散々履いたタイヤなので傾向は理解済み。まあ2でいいやと2を履かせてちょっくらその辺の峠を流してみたんですが、いやまあなんとtracerと相性のいいこと!まず最初に感じたのは直進性です。純正装着のダンロップ・D222(初代ロードスマートのコンパウンド違い)というタイヤは成型が非常に悪くタイヤの真円センターが全然出ていません。おかげで走行中にハンドルから手を放すとすぐハンドルがブレ始めます。これが一発で消えました。タイヤの形状の差は当然ハンドリングに出ます。バンク開始時の車体の動きが凄く早いです。ステップ入力と視点移動に対してリニアに車体が反応する感じです。その後D222と同じ速度で旋回動作をすると、D222より浅いバンク角で同じ速度で旋回していきます。タイヤの皮むきが終わったあたりでちょっと強引な攻め方もしてみたのですが、明らかに高い速度で進入しても破綻せず綺麗に回っていきますね。あと、D222と違ってPilotRoad2はグリップ感がしっかりあるのがいいです(グリップ自体に差はないと思う)。というわけで手違いで届いたタイヤが意外とtraerにあってたので、この18000qまではこのタイヤで行こうと思います。 ○ポケモンGO ナイアンティックと任天堂がタッグを組んで、ingressのドンガラを着せ替えたポケモンGOを日本でもリリースしました。先行でリリースされていた海外で結構色々アレゲな状態になっていたので日本だともっと酷いんじゃないかなって思ったところ、予想通りで笑ってしまえました。実はingressでもすそ野が広がりだしたころに不法侵入や夜間の物音でトラブルになったことがあります。しかし、元々ingressのAGは数が多くない上に隠密行動が基本というのと、地域住民とは極力トラブルを起こさず戦線を張るというのが信条ですので、新規参加者にもなるべく伝えるようにして「暗黙の了解」で色々と予防線を張ってきました。ただしこれはすそ野がそれほど大きくなくAG数が少ないから大まかな意思統一が出来ただけです。また、ingressのプレーヤーは基本的に廃ゲーマーが多いですので、リアルと表裏一体のゲームがおよびすリアルへの影響もよくわかってる人が多いです。だからこういう対応が出来ており、地域によっては深夜〜未明活動のAGが地域の防犯パトロール登録をして、AG活動をしながら深夜の防犯パトを買って出て共存しているところもありました。駄菓子菓子…… ポケモンGOに関してはゲームボーイという子供から大人までプレイできる媒体から始まったゲームですので、当然今30ちょいの人らを中心にすそ野は恐ろしく広いです。当然、ライトゲーマーや子供のころの遊びの延長でやってる人たちも多いです。ingressの人口を100としたらポケモンの人口は10万位になるかもって感じです。当然それだけプレイヤーのパイが増えれば比例的に自分勝手極まりないプレイヤーが増えます。また、プレイヤーの数が大幅に増えると残念ながら、そういう身勝手なプレイヤーは指数関数的に増えるのも過去の統計データ通りです。結果として、最初の2日で身勝手プレイヤーが各地のポケストップやジムで深夜にやりたい放題やらかした結果、ingress時代からポータルになってる施設の中にはポケモンGOのプレイ禁止を明確に表明するところが結構出てきました。特に神社が多いのですが、仏閣と違って神社が強硬な態度に出やすい理由はいくつかあって、まず神社は真面目に八百万の神にお願いに来てる人たちが結構多いこと、山門と塀が完備されてる仏閣と違い多くの神社は完全閉門出来ないので夜間の警備が出来ないこと、そして大抵のジムやポケストップは一夜明けると吸殻とゴミが大量に散らばってることです。ingressのAGらと違ってあまりにも数が多すぎて自浄作用も期待できません。まあしかるべき結果だな、と思ってみています。 ○TT-Rのリアサスが抜けた(汗 年始にフルオーバーホールしたリアサスが全くダンパーが効かなくなってるのに気付きまして。何かがおかしいと思い追加装着したバルブからエアを加圧して様子を見ようとしたら、露骨にシューシュー音が鳴ってやがります。予想通り追加装着したバルブの根元に入れたゴムのOリングから漏れてました。で、結局このOリングを取り換え、さらにバルブとOリングの間にM5用のワッシャーを1枚追加してみたところ、12キロ掛けてても特に問題がないことが分かったので、当面これで様子見です。しかしイニシャルを結構掛けてるおかげでダンパーの不具合に気づくのが遅れたのはちょっとアレだなぁってんで、今後リアサスのイニシャルを1回転緩めようと考えています。 |
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VOL925:平成28年07月18日:叱り方とかとか | |||
○久々に写真をまともに撮った 急に思い立って万博公園の早朝観蓮会に撮りに行きました。いやー、なんつーかうん、集中力が続かなくなってますね、撮らないと。とりあえずリハビリみたいな感じもふくめてざっくり1時間半撮影したのですが、135が2本、120が1本半でした。うち、120のほうは後半は手振れが酷くて疲れが出てるなーとか、135のほうはキャップしたままモードラONなの忘れて連射する間抜けをやらかしてるとか色々ありましたが、それなりにレンズの特性は覚えていて、それをベースにした撮影は出来ていたと思います。また、今回は現場までの往復に廃ゼットさんを使ったのですが、いやまあなかなかよく走ります。バイクと違って機材を安心して車内に積載できるというのもいいですし、早朝からの移動の場合、コンビニで朝飯を仕入れて走りながら食えるというのも便利です。バイクだと食ってから走るから走ってから食うしかないですし。重量級機材が多いこの手の撮影の場合、今後も廃ゼットさんが役立ちそうな感じですね。 ○単独ツーで日本海側まで やっとスカっと晴れた日が出てきたのでソロツーで出石経由で竹野まで行きました。城崎から竹野までの但馬海岸がうんざりするほど車だらけで楽しめなかったのは予想通りですが、遠坂峠、床瀬の山道、R426など、結構色々細かい峠を繋いだツーリングになりました。実は走行距離が8500q程度になっており、8000qの段階でタイヤのライフが前後とも尽きてることは分かっていました。で、タイヤも発注済みだったのですが、到着を待ちきれずにツーリングにでちゃったわけです。結果……何度もトラクションコントロールに助けられる羽目になったりしたわけですが。久々に遠坂峠ではいつも通り全力で遊び倒したんですが、登り下りとも何度もバンクセンサーをガリガリ擦ってしまってました。やっと乗り方が分かってそこまで攻められるようになったというわけです。一方でライフが終わったタイヤですが、元々直進性がかなり悪い感じだったのは確かですが、さすがに30qでも手を離すと露骨にハンドルがブレるようになっており、こりゃライディング技術が低いと安定感がないと思うだろうなあって思いました。とりあえず次のタイヤはミシュランで確定しているので、タイヤ交換してどう変わるかが楽しみです。 ○やっとContaxIIのフィルムが抜けた 5月に装てんしたContaxIIのフィルムがやっと抜けました。このツーリングへ行くのに持ち出してたんですよ。で、養父神社や出石などで撮ってるとあっつーまに残弾25発が全部撮れてしまったわけで。気分が乗る場所で気分が乗る撮影をすると簡単に消費できるもんですねえ、まったく。今回の撮影ですが、上がってきたフィルムを見ててやっぱり気づいたのが、JUPITER-12もJUPITER-8Mも逆光には弱いんだなあってことでした。特に8Mの弱さはてきめんですね。12も8Mほどは酷くないしPコートなのでアレですが、やっぱり弱いです。今後フードの追加を考慮しないとだめかも。ただ、12も8Mも線描写、色描写という点では完全にツァイスの末裔であると感じさせられます。F5.6だとJUPITER-12は近接だと結構背景ボケますしね。とりあえず後まだフィルム装てんしたままのカメラが1機、ってかXAがあるので、今度はこいつのフィルムも敗戦処理しないと駄目ですね。その後銀色のHi-MaticFの試写もしないと。 ○叱り方について ちょっと前にmixiのボイスで描いたネタなんですが、特に子供を叱るのにやっちゃいけない叱り方ってあります。元ネタはゆるふわ陸士氏のこの呟きからです。ここで紹介されている「叱られる体験」で講師役の女性がやってる叱責が絶対にやってはいけない叱責の典型例なんですが、「周りがこうだから駄目」「周りがこう思うから駄目」っていう点をダメだと俺は指摘しています。周りに合わせて周りがやるようにしないからダメなんだという叱責をしても、特に子供は理不尽さを感じても納得しないし反省もしません。次に同じように理不尽に叱られるのが嫌だから唯々諾々と従うだけです。こういう叱り方は全体主義思想の手口の典型例なんですが、全体主義や戦前思想を徹底的に嫌う日教組の先生方はこの叱り方を積極的に使っています。教師にしたら子供を束ねるのに全体思想を使うと楽だからかな、とか思ったりもするのですが、全体主義思想に批判的な最先端の方々が全力で全体主義思想を利用してるとか、シュールにもほどがありますよねえ。 |
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VOL924:平成28年07月11日:廃ゼットさん2年延命 | |||
○脱出その後の話 そんなに難しい話ではなく、労働基準監督署、年金事務所、ハローワークと巡回して相談をしてきたんですが、たった5日とはいえ賃金を払わなければ不払いで問題だけど、大抵はその賃金は社会保険と相殺だよねーってものでした。実際、退職に当たっては給与の支払いについて言及がない代わりに社会保険の言及もなし(たぶん加入手続きしてない<年金事務所で確認可能)ので、通勤費の清算をして作業着を返せば終わりって感じですが、さてはて。ただ、不安なんで退職手続きの同意書に署名押印を依頼してきたのですが1週間たっても待ったく返事なしの音沙汰なしってあたり、そのまま知らんふりして握りつぶす気満々なんだろうなって思います。ま、こっちもいくつか分かってて黙ってる話もあるので、その辺がgdgd出てきたらこっちもgdgdと行くつもりですが。特に賃金と社会保険の話、一切出てこなかったんですが、最悪あっちがいってきたら社会保険の加入状況を調査した上で未加入ならきっちり5日分ふんだくりますけどね。どうせ本名で検索して引っかかるウチのサイトです、読んでないわけもないでしょうから、とりあえずこういうことははっきり書かせてもらいますよ。 ○訓練校決定 まあ、まだ受験してないのでアレですが、高確率で8月から訓練校に行くことになります。 実は訓練校の訓練開始日だと雇用保険の残日数が60日を割ってるのでアウトになっちゃうところだったのですが、どうも就職届を出してからの再離職だった関係で残日数が1日でもあれば職業安定所長の受講指示を受けられるようで、職業訓練受講という流れになりました。実は今回ソッコーで再離職を決断した理由の1つが元々受けたかった訓練コースに空きが出て再募集が掛かっていたことでした。自分の今後のキャリアプランなどを考えるとこの訓練科を受講しておくほうがかなり有利なのは確かです。なんせ未経験からの異業種転職ですからねえ。また、4月の就職活動でもこの辺の経験不足を指摘されて、人物的には欲しいけど能力が足らないのでお見送りと明言された会社もありました(なおここも零細企業だったけど社長さんすごくまともな人でした)。そんなわけで足らない経験や能力を学校で補った上で転職活動を続けようというわけです。再離職だと残日数が変わるって制度に助けられた格好ですが、まあほんとラッキーだったと思います。受講指示だと受講中はずっと失業手当出ますしね。 ○廃ゼットさん、車検を受ける 廃ゼットさんの車検を通してきました。ちゃんと整備して持ち込んでるので一発OKだろうと思ったのですが、まさかのシートベルト警告灯不点灯で再受検でした。で、近所の御影のイエローハットでほかのインジケーター分も込で5つのウェッジを全部交換して再受検して合格でした。今回、「ついうっかり」ドラレコ代わりのSJ4000の電源を切り忘れたらしく、「ついうっかり」車検の様子が全部録画されていたのでニコ動とyoutubeに顛末を動画にしてうpしていますが、なんつーかニコ動での食いつきの良さが笑えました。一方でyoutubeはそんなに食いつきはよくないものの、見た人がGoodを押す率が高いんです。また、コメントの入れ方とかを見ていても特徴的なんですが、ニコ動は匿名が前提なのでハンドルネームでも名前を出しては発言できないようなコメでも簡単に入れちゃうことが可能だというのがよくわかるのですが、youtubeはハンドルとはいえ記名式ですので、おのずと発言を入れる時は閲覧数が少なければそれなりに慎重な方が多いように見受けられます。 という動画の内容はさておき、今回の車検でもう1つ困ったのは動画でも説明していますが、ライトの検査です。平成10年7月登録の廃ゼットさんはギリギリでハイビームでの光軸検査なんですが、9月以降登録の車輛はすれ違いライト(ロービーム)で検査するように変わっています。このロービーム検査、特に異形ヘッドライトでマルチリフレクターの車種を中心に落ちる奴が続出してるそうです。理由はかなり簡単でして、平成10年9月〜ロービーム検査が始まる前後までの車種はハイビーム検査前提で作らていますので、ハイビームが正常でもロービームの配光が結構無茶苦茶な奴があります。たとえばTDM900なんかモロにそれ。そういうライトのおかげで対向車がブチ眩しいという事態が多発しており、実際の利用に即してロービームで検査しようってことになったようです。で、そういうのを想定していない配光のライトだとバカスカNG出される始末です。今回廃ゼットさんに入れてる小糸のH4用角型ライトですが、これはロービーム検査で落ちたためしがないと聞いたので導入しています。今回車検ではハイビーム検査だったので特に問題はなかったんですが、この辺はちょっと問題ですねー。 ○鉄道車両と塗料のお話 なんか鉄ヲタ君が鉄道会社と塗装の話を色々熱弁してたので費用面うんたらで説明したら、どうも納得できない模様でした。塗装に関してはいくつか工程があって、1.下地処理、2.マスキング処理、3.塗装とあります。JR西日本が単色化して費用圧縮しようとした背景にはこのうち2.のマスキング処理の工数を大幅に減らして人件費とマスキング費用を圧縮する目的がありました。ところが実際にはユーザーからの不満が大きいだとか、今まで使ってない色を指定したおかげで旧塗色の在庫があるのに新塗料発注で無駄な費用が発生するなどし、岡山広島エリアの黄色以外は失敗に終わっています。で、塗装の話でもう1件出た話が塗装に必要な塗料の量です。TLで出てきた話では実際にEF63を茶色に1両塗るのにガロン缶1本20Lの塗料が必要だそうです。自動車の塗料が1sで単層で6平方メートル塗れることとEF63の車体面積がざっくり104平方メートルなこと、3回塗りをする前提で計算すると必要な塗料が26sと出てくるんですが、確かにこれだとガロン缶1本分です。お金で言うと大体1両塗料代が5万に色々積んで材料費だけで8万位掛かる計算ですね。車体の屋根や床以外の部分の塗装だけで考えて屋根や床、窓のマスキングの工数が4人日、塗装作業に2人日と考えて6人日分の工数と考えると人件費が15万位なんで、1両25万位掛かってます。また、塗り分けがある車輛は必ずマスキングが発生します。車輛のマスキングが4人日の工数が発生するとしたら12万位の労賃が発生し、それだけ費用が増えます。月に30両塗り替えするとすれば工場1つで450万位は費用が変わりますね。まあ、この件で色々gdgd言ってたのは高校生の鉄ヲタなんでこの辺の数字はまだ理解できないんだと思いますが、鉄道会社はなんも慈善事業や文化事業で鉄道を走らせてるわけではないので、旧型車両をオリジナル塗装で保存してほしければ、口を出さずにゼニを出したまえ、というお話でした。 |
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VOL923:平成27年07月04日:悪い予感だけは良く当たる | |||
○不安的中 こういう悪い予感って毎回ドストライクにあたるんですよねえ。いやー、それだけ嫌な目に遭ってるってことですが。 とりあえず何の連絡もなく初日を迎えたわけですが、いきなり上の連中が全員会議で出払うのでとりあえずISO文書読んどいてって丸投げ。普通はISO文書を読ませる前に入社手続きをミリミリと済ませ、次に会社の職務規定などを読み合わせ、次に安全導入教育をやるものです。この会社と同レベルの規模の零細企業にピンチヒッターの応援バイトとして不定期で入り込んでたこともありましたが、そこはちゃんとISO9001とISO14001を取得している会社らしく、ちゃんとそういう教育で1日が終わりました。しかし、ここはまったくありません。9時過ぎから15時過ぎまで延々勝手に会社のISO文書を自分勝手に読まされ、突然思い出したかのように入社手続きの話が始まって税関系と社員登録関係の文書が出現したり、あまりにも変です。そしてその日1日すぎても職務規定の話も出なければ雇用契約の話(これは後で勘違いと判明する)も出てこず、賃金の支払い方法についての話もなく終わるのでした。 翌日からもこっちから言い出さないと完全放置プレーでした。自分から言い出して業務の勉強に関する教科書があれば読みたいと言い出すまで完全放置だった模様で、でもいきなり客先に連れてったり、別の場所にある研究施設に連れてったりで、ほんと何がしたいのか全く分かりません。名古屋まで出張に連れて行くありさまだったのですが、3日目で判明した事実は ・配属先は研究開発部署ではなくて製造現場なこと ・その製造現場では急遽出向者が出向元に戻ることが決定して人員不足が発生したこと ・そしてその不足人員の穴埋めにちょうどいい人材が私だったということ ・私より少し先に採用された奴はそもそも現場研修なんてやってないこと というもので、要するにウソツキ採用だったわけですよ。これでたった4日でサヨナラを決意したわけですが、その最終日という奴がもう最悪でした。元々は「未経験分野だから業務を知るためにしばらくは現場を経験してもらう」という製造業あるあるのお話だったのですが、実際に蓋を開ければ前述のとおりの人事ですし、さらに製造現場を知ってもらう研修として放り込まれた5日目の職務は完全に工員の作業でした。普通、製品のフローを知る研修であれば、製造装置のセッティングから見学させるものです。しかし、製造装置が動き出すまでのセッティングの最中は別の業務を当て込み、装置が動き出せば装置が吐き出す製品の検品だけをやらせてたわけです。これでもう完全にブチギレしましたし、この会社そのものが1ミリも信用できなくなったわけでした。さーて、どうしてやるか。 ○MT-09 tracerミーティング 日曜日、気分一掃ってのが一番なはずだったのですが、しょっぱなに国道1号線の銀橋の上でネズミ取りにやられました。嫌な予感がして加速を止めたにもかかわらず20q超過12000円でした。ま、赤い短冊じゃなかっただけ良しとしましょう。 閑話休題。というわけで針TRSで実施されるMT-09 tracer ミーティングに行ってきました。なんか当日未明にトラック同士の追突で酷いことになっていていまだ名阪国道の西向きが福住〜五箇山で停まってるという状況だったのですが、往路は阪奈道路から四条大路を抜け、県80号で若草山の南側を抜け、R369で針に出るルートでした。で、我々tracer軍団は駐車場の西のはずれで集合し、色別に整列したあとに色別に並んでパレードランで伊賀上野へ。伊賀上野までで動画を撮ってもらった後は現地解散でした。実は同じ日に針TRSでは2ストロークMTGも行われていたのですが、こちらは主催者はまったく集団をコントロールしなかったおかげで参加者がやりたい放題やってしまい、一般の四輪はおろか、二輪の利用者にまで盛大な迷惑を掛けてしまう大惨事になっていました。当日、一般利用で針TRSを利用していた友人や2stMTGに参加していた友人らから異口同音に「MT-09 tracer MTGは整然とした集団で非常に紳士的だった」といういい感想をたくさん頂いたのは良かったです。これもひとえにミーティング幹事のみきみき氏と、ジェントルに参加していただいたオーナーズの皆様方のおかげでございます。 ○くまくまん、MT-09 tracerに乗る 魔窟主ことくまくまんに、そのMTGの帰りにMT-09 tracerへ乗らせてみました。やっぱヤマハ乗りだなと思うのは、ぱっと乗ってハイシートのままで普通に簡単に乗っちゃうところです。tracerの試乗で大抵の人が最初に戸惑うのは訳の分からないポジションなのですが、その辺はあっさりクリアして普通にすいすい走ります。ただ、やはりというか、普通の乗り方をすると前輪が外に逃げるという言い方をしていました。これなんですが、私自身が7000qくらい掛かってやっと対処方法にたどり着いた車体特有の癖でもあるんですが、オフロードバイクと違ってロードバイクとしての乗り方をしないと曲がらないんです、あんなポジションなのに。だからバンクさせてアクセルオンしたら頭を曲がりたい方に持って行かないと曲がらないというスゲー車体なんです。その辺のさじ加減が分かってくるとクルックル回るバイクに変身するんですが、他人所有のバイクで短距離の試乗だとそこまでは分からなかった模様。さすがだなと思ったのは純正タイヤと足回りのミスマッチが甚だしいとすぐに気づいたところでした。試乗後に彼の家でだべっていてやはり出てきたのが価格のお話。これだけの装備と性能で105万なら安いとやっぱり彼も思うようです。私自身もこれで105万は激安だと思います。ほんとヤマハが久々に出してきた怪物商品だと思いました。 |
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VOL922:平成28年06月27日:連絡来ないよー | |||
○不安しかない相手 実は今日付けで再就職が決まっています。正社員として採用されるはず、なんですが……、本当に採用されるのかどうか恐ろしく疑わしい相手です。というのも、5月の末に内定通知は送ってきたのですが、その後入社までに4週間あったにもかかわらず、結局入社に必要な手続きの連絡は一切なし。それどころか、初日は何時にどこにこいという連絡すらなし。大丈夫なんかホンマここ?って感じです。今までの場合、たとえ派遣会社であったとしても、派遣就労開始までには必ず一度は派遣元のオフィスに顔を出しましたし、そこで入社に必要な手続きは色々やりました。また、これは私が非正規しか知らないからかもしれませんが、必ず雇用契約書を結びましたし、その際に雇用契約の内容について元々の合意と相違はないかどうか読み合わせと再確認もありました。でもなにもありません。制服の採寸もない、社会保険の手続きもない、健康診断の受診指示もない。中小企業なのは分かっています。しかし本当にここはこれで大丈夫なのか、おりしも週末に走った衝撃からの経営悪化で採用なしとかならないのか、などなど不安しかない就労初日がやってまいりました。 ○英国面の散々な1日 英国がEUから離脱するかしないか国民が意思決定をする投票が行われ、結局のところ、僅差で離脱派が優勢だったようです。この結果は離脱派、残留派双方にとって予想外の結果だったようで、色々混乱しています。ところでですが、この件で日本の報道と現地の報道、現地在住者のレポートが結構ズレているというか、日本の報道がかなり脳味噌お花畑であると分かることがいろいろありました。まず、今回の件で離脱派は老人層、残留派は若者層だったので老人に若者が負けたみたいな報道がありました。しかし実際に聞いていると、どうも離脱に票を投じて結果に影響をもたらしたのは私の世代でして、背景としては移民問題があるそうです。東欧諸国から流れ込む移民は当然子ども手当なども貰えるんですが、その貰った金銭は本国にバンバン送金しちゃうそうです。また、移民が増えたおかげで住宅地の収容力に限界がきたとか、学校や病院が受け入れきれずに機能不全、犯罪者が紛れ込んで流入してきても停められないなど、30台後半〜40代後半にとっては「家族を守り子育てをする上で自分の国の安心安全が確保できない」という危機感を覚えての投票だったようです。親にとって家族を守るって本来こういうことなんですよ。しかしこれが英国の不安を招くことにもなるってのが、ねえ。 ○廃ゼットさんのミッションその後 1週間ほど様子を見ていたのですが、150qほど走って色々馴染んできたせいか、最初のころは3速が色々渋かったのが結構きれいにスコスコ変速できるようになってきました。積み替えた直後は結構酷くて、4>3の変速は必ずダブルクラッチ、2>3でも結構ダブルクラッチ踏まないと駄目って状況だったんですが、今は2>3は回転上げて半クラ気味にワイヤーの感覚を頼りに回転合わせて入れればちゃんと入り、4>3はダブルクラッチをちゃんと踏めばスコって入ります。まあ、結局減速シフトではダブルクラッチ必須というわけなんですが、それでも元々積んでたミッションよりは調子はいいわけです。一方で念のため元々のミッションは後学のためもあって、解体整備する方針にしました。まだオイルを抜いただけで全く手を付けてないんですが、ベルハウジングの中がエンジンオイルべったりだったりでかなり酷い汚れ方なので、まずは洗浄からですね。また、新品で組み込んだクラッチですが、こっちもようやっとアタリが出てきた様で、ちゃんと綺麗に操作可能になってきました。元々のクラッチは油まみれでしたからね。ワイヤー調整もちょうどいいくらいにもっていけましたし、オイル漏れも停まったので、あとは車検をどうするか、ですね。 ○久々に単独ツー MT-09 tracerで午前中だけと平日朝に単独ツーにいってきました。といってもミズニーランドへ爆撃する鹿ハムと鹿サラミを買い付けに美山にいったわけですが。いつもだと往路はR477から新光悦村経由なんですが、今回はいつもと逆ルートでR173から丹波下山、和知経由です。今回は体の使い方などを再確認しつつ走っていたのですが、最初の猪名川町から上がる峠で何かことっとハマるものがありまして、その動きをほかの峠でも再確認してみたのですが、前ブレーキに頼らず綺麗に回れるようになったので結構好印象。結局、ロードバイクとしての動きの基本は同じなわけですが、ポジションの都合で下半身の形はどちらかというとスーパーモタード的な扱い、上半身のハンドル握りこみ〜引き込みもモタード的、ただしシートの左右乗り換えやオケツを左右に割ってシートに押し付ける荷重の掛け方などはロードのままという、MT-09 tracer専用の乗り方が必要なんだとわかりました。また、リアステアな車体に見えて積極的に前に前に被せて行かないと駄目でして、この辺も結構独特です。この辺に気付いたのはTT250R Raidのタイヤ交換が終わってガンガン攻められる状態に戻ったことからです。しかしちゃんと走らせる方法に気付くまでに8000qも走らないと駄目とは思いませんでした。 |
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VOL921:平成28年06月20日:ミッション交換を自力で実行 | |||
○PC不調のその後 結局、またしばらくしてブルースクリーンを頻発するようになりまして。今回はブルースクリーンの内容をそこで停めるようにしておいたのでミリミリ見てみたのですが、1日に起きた3回が3回ともエラーコードが0x1aでした。つまり、メモリの異常です。ということで寝てる間にWindowsメモリ診断をぶん回してみたところ、回り始めてソッコーでエラーを吐いていました。仕方がないのでゆず君に頼んで4GB×2枚を新品で配達してもらったのですが、これがなんと2枚で5000円しないんです。いやー驚きですよ、メモリの値下がりっぷりには。新しいメモリが届いて改めてWindowsメモリ診断を夜中にぶん回しておいたのですが、今度は無事エラーなく完走していたので、たぶんこれでOK。まあメモリー交換しても相変わらずFlash関連でFirefoxやIEが落ちるんですが、それは間違いなくFirefoxやFlashの問題なので、こちらはアップデートで対策されるのを待つしかありません。しかし今どきのメモリは2年でくたばるんですねえ。前のDDR2なんて5年持ったんですが。 ○自宅庭先でやるもんじゃない mixi日記でミリミリ書いたのでこちらではライトに記述しますが、結局クラッチ滑りが多発したのでハイゼットのミッションを積み替えました。実際にはクラッチが外れるまでは1時間半で済んだのですが、クラッチ組み付けはクランクリアシールの取り外しで苦労して1時間ちょっと、さらにミッションの組み付けで4時間以上かかり、最終的に組みあがって片付けが終わったのが19時半。調整などする時間なく日没終了でした。この際にキャブのオートチョークへ行く冷却水配管を破壊したのでこれが届くまで試運転も出来ない状態でした。結局、漏れていたのはミッションではなくエンジンのクランクリアシールでした。しかもシールそのものが悪いのではなく、前回クラッチ交換をした作業者がシールの組み付けミスをしており、通常ならばクランクケースに対してツライチに打ち込まなければならないシールがクランク後端にツライチに組まれており、ケースからは3o以上飛び出ている状態でした。んで、それでオモラシした奴が飛び散り、ベルハウジングやクラッチ内に飛び散って酷いことになっていた、そういうわけです。なお、まだミッションの入りがビミョーで調整中ではありますが、ざっくり前のミッションよりは調子がいいですし、クラッチに変な滑りもないので、後の車検は町内会のダイハツ販売店に丸投げかなあ、お付き合いもあるし。しかし今回の一連の整備は本当にいい勉強になりました。 ○そして廃ゼットさん関係その他 燃費統計を出し始めています。今まで3回給油しているんですが、1回目はそこそこ重量物積みながら市街地オンリーでリッター13qくらい。2回目は名阪国道と名四国道の巡航が中心でリッター15.7qくらい、3回目も名阪国道と高速道路が1/3、あとの2/3は市街地でリッター14.6qくらい。意外と燃費は悪くないと思います。しかし、市街地の分は結構いい勢いでミリミリ減りやがったのもあるので、たぶん高速道路リッター16qちょっと、市街地リッター12qちょっとってところかも。これ、しかもクラッチがずるずる滑ってて、60qで失速感を感じたりするような状態だったので、今後はどんどん良くなる方向かもしれません。あと、後部作業灯ですが、以前から考えていたLEDワークライトに交換しました。とりあえずバカ程明るいです。これで今後の整備としては、見てくれ以外だと足回りの交換くらいですね。正直、見てくれはどこまでやるかですが、足回りに関してはサスが踏ん張らなくて雨の日がヤバいという状況ですので、少なくともリアだけでもカヤバの新品に入れ替えるつもりです。 また、積み替えたミッションですが、ある程度の整備はしてある様子だったのですが、これどうもアトレーの4WD用のミッションを2WDに仕立て直してS100Pハイゼット・トラックに積んでた可能性が濃厚です。実際に走っているとどうも2速スタートが厳しくなり、1速スタートが普通の軽自動車並みになってるので気づいたわけですが、実際にギア比を調べたらS100Pの1速が4.059、2速が2.389、3速が1.636、4速が1.000、5速が0.838なのに対し、アトレーは1速が3.769、2速が2.389で以後はハイゼットと同じ。たぶんですが、アトレーターボ4WDのを2WDに改造してハイゼット・トラックに積んじゃってたんじゃないかなーと推測しています。なんせリビルドミッションとして出荷されればなかなか気づきませんし。以前より1速が扱いやすくなったので積み替えしてからは1速スタートで乗っています。2速からスタートするとクラッチへの負担が結構大きいというのもありますね。3速の関係ですが、オイル量、ワイヤー調整でもうちょっと見てみたいと思います。まだ若干(100tくらい)はオイル量が多いようなので。 ○クズいロード乗りの話が回ってきた 車で走ってたら「幅寄せされた」とクレームを付けてきた中年夫婦に車を降りて対応したら、夫婦で一方的にドライバーをリンチ、暴行して走り去って行ったという話がRTで回ってきました。そんなことないだろうというツイートが結構twitterではあったのですが、私自身が以前にそういうロード乗りから暴行殺人未遂の被害を被っておりまして、あり得るだろうと思いました。昨今ですが、交通弱者という言葉を振りかざして傍若無人を振る舞うスポーツサイクル乗りがやたら多い気がします。これはひとえに日本の弱者保護の在り方が根本的に間違ったまま来てしまったからですが、にしても酷い案件が増えてるのも事実です。冒頭の一件がその後どうなったかは知らないのですが、片方が羽交い絞めにして片方が体に傷が残るまで暴行したというのは完全に集団暴行傷害事件ですからね。しかもその後逃走しています。個人的にはこういうのに社会的制裁を加えたほうがいいと思うんですが、ドライバー側が逃げ腰になってるのも正直うーん・・・・・・ですね。俺なら徹底的に追い詰めて200万位巻き上げますが。 |
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(C)H28 Takayuki Kazahaya | |||
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