Weekly Collumn 
 
VOL940:平成28年10月31日:FPGAって夢は広がりますね
○デジタル回路教育が終わった
 デジタル回路とマイコンの講義が一通り終わりました。最後の最後にFPGAの中にマイコンとIO構築してVerilogとCで制御するっていう奴があったのですが、これが思いっきり難物でした。いや、マイコンとIOを構築するとかは結構楽ちんだったのですが、先生が後半に向けて急速に課題の難易度を上げていくので、なんせほとんど誰もついてこれないという酷いありさまでした。ちなみにFPGAはALTERAのCyclone3、内部に作るCPUはNios2/eで、課題というのが「アラーム機能のある時計を作れ」でした。まあさすがに1から作って1日でやれってのは無理なので先生がある程度用意してくれてはいたので結構まだマシだったのですがねえ。私が引っかかったのは「押しボタンのチャタリングをVerilogの回路で防止する」というところでした。クロックとシフトレジスタを利用したアンチチャタリング回路を教本通りに組んでも回路内で全く機能せず、このアンチチャタリングを外すと全機能がちゃんと動いたので、最終的に先生の指示とは外れるのですがアンチチャタリングをC言語側で制御し、押しボタンのIOは普通に素通しでCPUのIOに流し込む風に変えて動かしました。ちなみに家に戻ってきてから自分で購入したDE0ボードでやったらちゃんとアンチチャタリング回路が動作したので、多分あれはボード側にもなんかあるんじゃないか、と思っています。
 
○FPGAとNios2
 で、このNios2ですが、FPGAの中に構築するのですが結構小規模な回路で構成されているようで、有料版で浮動小数点演算を出来るタイプのCPUを組み込んでもCyclone3という比較的ノード数の少ないFPGAでも4割程度しか内部構成を利用しません。これに色々なIOを追加してもノード数自体には余裕がありました。また、こいつが便利な1つがタイマーを複数構成出来ることや、構成するIOには自分で名前とメモリ番地を設定できること、レジスタという概念がどうもない臭くて専用のCでしか扱えない代わりにIOを叩くのにIO名のポインタで呼び出せばデータの読み書きができること、などなどのお手軽な面があります。普通のマイコンをCで使ってIO叩こうと思うと別にIO名とIOのアドレスを紐付させるマクロをしこたま書き込んだヘッダファイルを用意しないとダメですからね。ただし専用のCが結構癖があって、例えばpritnfなどはalt_printfとなる上に%dが使えないとか、まあほかにも色々と多少の制限があります。しかし、その気になればハード構成も一緒にがばっと変えられるとか、IO叩くためのヘッダを全部専用のC言語記述ソフトが用意してくれるとかは便利なので、今後もせっかく手に入れたDE0ボードもあるので色々遊んでみたいと思っています。12000円でこれだけ遊べるオモチャって早々ないですよ。
 
○久々8の字クルクル
 9月にタイヤをPilotRoad2に履き替えてから初めてパイロンくるくるしに行きました。純正装着のD222の時はあやふやな接地感やヘンテコなハンドリングが結構アレだったのですが、PR2は倒しこみが非常に軽く車体のバンク量も掴みやすいので、結構簡単にクルクル出来る感じです。また、今まで何度も履いてきたタイヤだけに信頼感もあるので、ブレーキングでサス押し込んでそのままぐいっと向きを変えてクリッピングについてまっすぐ脱出がしやすくなっています。で、その結果は動画を見ても一目瞭然でした。D222の時はそもそも立ち上がりでパイロン側に寄せるのが結構大変だったのですが、PR2に履き替えてからは結構すっと寄せられます。寄せられすぎてこの日の練習では何度か脛でパイロンを引っ掛けてズザーさせてしまっていました。ただ相変わらず右が苦手なのはそのままみたいです。左回りだとパイロンはどっちかというと隣のパイロンのほうへ向かって流れていくのですが、右回りだと外側に向かって流れています。つまり、左は脛が引っかかる時点で方向転換がほぼ終わってるんですが、右はちょうどクリッピングの真横に車体が来た時に引っ掛けてる感じです。左と違って右はどこで回り始めていいのかよくわからないってのが実情なので、もうちょっと練習しないとダメですね。
 
○久々御朱印2ペタ拝領
 日曜はソロツーで播州の神社巡礼の旅に出ていました。元々ソロで走るのにどこを走ろうってところからネタが始まっていて、当日の天気配置なども考えたところやっぱ西か南となりまして、長らく走ってない兵庫県道8号線のたびにしました。まあ無理しても仕方がないので前半の丹波エリアはショートカットですっ飛ばして有馬経由で社ICから西脇に抜けるコースでいきました。実はこのルートを走るのは5年ぶりくらい3回目だったのもあって随分道を忘れていて、我ながら走ってないなーと。このルートで一番楽しいのは峰山高原に上がる道ですね。TDM900やMT-09 tracerにはうってつけのコースな反面、リッターSSとかにはちょっと辛い場所です。で、これで宍粟一宮に出て伊和大社にお参りし、今回の主目的である粒坐天照(つぶにますあまてらす)神社と中臣印達(なかとみいだて)神社の2つの延喜式の式内社にお参りし、御朱印を頂きました。実はもう1社すぐそばに隣接してあるんですが、こちらは宮司さんは朝夕と祭祀依頼の時以外は来られないとのことで、御朱印拝領を断念しました。なんつーかちゃんと部屋を毎週掃除しよう!とか、ちゃんと巡礼をやろう!とか、そういう意思がやっとこさ戻ってきたのは大きいですね。
VOL939:平成28年10月24日:飛燕を見てきた
○三式戦「飛燕」
 yui姉さんが帰省のついでに関西によって遊んでいくというので、ついでなんでカワサキワールドと飛燕の特別展示に行ってきました。カワサキワールドは人が来るたびに連れてってるので特に目新しいモノはありませんでしたが、展示物にH2とH2Rが増えていました。あと、カワサキはやはり展示が上手ですね。ちゃんと車体の下に鏡が設置してあって皆が気になる車体下部がちゃんと見えるようにしてありました。で、そこからポートターミナルに移動して三式戦飛燕の特別展示を見に行きました。展示されていたのは試作17号機で元々知覧に置いてあったやつ。現地について飛燕の前に大磯氏と3人並んで立った途端に目の前に修復チームリーダーが現れてプロジェクトの説明が始まるという超ラッキーな状況の中で見学スタート。本当によく修復されていました。例えばですが、試作17号機はスーパーチャージャーが失われていたのですが、それをハ40の原型となったDB601に付いていたチャージャーを元にリプロしたそうです。また、機種機関砲のカバーにもなっているエンジン上部カバーなどもリプロされていたり、知覧に展示の際に自称専門家なただのマニアが勝手な憶測と考証でやっちゃった修復という名の魔改造部分を原型に戻す作業を随分行ったそうです。また、リーダーさんに直接質問するチャンスもあったので聞いてみたのですが、17号機は幸い桁を切られている部分がなかったそうで、正しい機体寸法やフレーム寸法の計測も行えたそうです。エンジンも一度全解体して組みなおしてあるそうなのですが、これを機にフライアブルなレプリカを作ってくれたらなぁ、とか思ったり思わなかったり。
 
 
 三式戦の見学でそういややっぱり私も気になった点は機体下部に設置するラジエーエター&オイルクーラーでした。これは色々なサイトや資料でもこの冷却装置はドボン点の1つだったとありましたが、実物を見て確かに「こりゃー漏れるし冷えんわ」と思いました。まずコアの構造ですが、ハニカム形状の銅管を積み上げてはんだ付けしてあるのですが、流体が通る隙間がかなり少なく、コアサイズに対して明らかに冷却機能は足りないだろうという感じでした。また、これも各種資料通り3つに分かれたコアのうち、左右両側が冷却水で中央がオイルクーラーなのですが、一体で作っちゃってるので水とオイルの温度差で歪むだろうなあという感じです。ラジエーターの位置自体は実は米軍のP-51マスタングと同じ位置にあったりするんですが、明らかにラジエーター本体や導風の構造、整備性を考慮した搭載方法など全然違っていたそうです。飛燕の整備では冷却器の着脱が大変だったとありますが、確かに修復過程での搭載テストなどの写真や映像を見てると、こりゃー戦地で整備したくないなって感じでした。また、ラジエーターの構造についてはWikipediaでは「前から順に水>オイル>水」って書いていますが、実物は「左右両側が水で中央がオイル」です。
 

 
○某社電池が爆発しまくってる件
 日本人ってほんとアホだから衝撃的な動画が出来てたら全部同じだと思い込むって、ほんとアホだなぁって思いながらこの一件を見ていました。ネット上に今話題の某社の携帯に搭載されている電池を取り出してハンマーで何度もドツいたら発火爆発するというのがありました。私はあの動画を見て「あれ?おかしいぞ?」と気づいたわけです。アメリカで販売するためにはアメリカのリチウムイオン電池の安全基準を満たさないと駄目です。その中に「衝撃を与えても発火しない」「五寸釘で打ち抜いても発火しない」「折り曲げても発火しない」的なモノがあります。昨今、電圧が4.0Vまでになるのに高電圧を必要としない場合はあえて正極に鉄オリビンが採用される例が多いのはまさにこの辺の対策だったりします。今回の某社の電池は負極にSiCが使われています。SiC負極は黒鉛負極や活性炭負極と比べ、リチウムをドープできる量が大幅に多い反面、リチウムをドープすると大幅に体積が増えるため、充放電を繰り返すと粒子が割れて容量が大幅に劣化するという弱点がありました。今回採用されたのは先日プレスリリースのあったTDP開発の新型バインダーを利用したんだと思っているのですが、このSiC負極材、もう1つ難点があったりします。それは、リチウムがドープされて高活性状態だと簡単に猛烈な勢いで発火するということです。今回の発火事故ではCT映像で携帯電話の筐体内で積層ラミネートセルが圧迫され、部分的に変形が生じていることが確認できています。この変形部分からラミネート外装にトラブルが発生して外気が入り込み、SiC負極材が空気中の窒素と水分と接触し、Li-N生成反応で発熱&水素生成、発熱で水素に着火、その熱で電解液のECやMECが引火し炎上したんじゃないですかね。また、消火時に水をぶっかけて爆発させた例もあるかと思っています。まあすべては憶測でしかないのですが、電池の現場を離れて半年以上ですが、これくらいは簡単に予想がついたってお話でした。
VOL938:平成28年10月17日:C言語、なんとなく分かってきた
○C言語って結構判りやすい
 C言語習って大体7日目くらい。実はあとは共用体とか習ったら基礎C講座終わっちゃいます。はえぇ……。でも正直なところ、verillogやアセンブリよりも圧倒的に判りやすく直感的で、やりたいことをイメージして構造を考えたらその通りに記述すればOK!みたいな感じですね。未だにちょっと躓いてるのがポインタが絡んだ関数です。いやまあポインタで関数に配列を放り投げるところまでは上手く行くんですが、プロトタイプ宣言と関数の型宣言、関数に送り出すデータ型の宣言を全部統一しないと受け取った先の処理でズッコケるというアレにはまっていました。その辺についてはtwitterなどでボヤいていたら仕事でC使ってる人たちから「関数自体をそもそもvoid型で宣言したらえーねん、void 関数名(void)でも通るで」みたいな感じでした。なお関数側でちゃんと宣言しないとアウトみたいですが。また、twitterでMAXコーヒーのネタからMINだのAVGだのいう話が出てきたので、「入力された10要素の点数データから最大値、最小値、平均値を求める」というスクリプトを酔っ払った状態で15分くらいで組んじゃったのですが、これもそのままtwitterやmixiで添削してもらったり。最終的にこれで動くんじゃね?みたいな感じまで組めたのでコンパイルして走らせたら思った通りの動きにはなっていました。いやー、分かってくるとCってホント面白いですね。Cが分かるとJavaやラズパイ、Arudinoにも展開できるって話なので、Cの単元は気合入れて頑張っていきたいですね。
 
○初心者教導ツーに行ってきた
 バイク屋の次女19歳がロードツーリングデビューでほかに若者など初心者を何人か連れて行くというので、店長1名だけではツラそうなのでサポート役として参加してきました。ほかにあと2名ベテランがサポート役に回ってくれたので全体的に楽にサポートできましたねー。ツーリングって私は初心者のころは付いていくと完全に置いてけぼりにされるだけでした。だから嫌でも必死で道を覚えましたし、覚えた道は忘れないようにしましたし、走り始める前に大まかなルートも常に確認していました。でもねえ、それが嫌でマスツーに来なくなる人が本当に多かったので、私は自分がベテランになったら教導はちゃんとやろうと思っていました。で、30台も半ばになったら教導ツーがあれば積極的に教える側で回っています。今回は若い子2名は結構キビキビ走ってくれたので店長丸投げでしたが、コムスメ19歳がどうも遅れ気味だったので、ベテラン勢でがっちりサポートすることになりました。事前にこれが予想できていたので車輛も当然TT-Rでしたのでストレスもなし。さらにリッター32qという燃費のバッケンレコードも達成できたので結構満足でした。まあ、途中で「え?その一言が原因でそんな形でそんな言い方で絶縁宣言するの?」という大人げない一件もありましたので、今後もメインのロードツーリングや飲み会は一切不参加ということで。
 
○NEX-C3で花撮り
 いつもの武庫川河川敷でそろそろかと思ってコスモスを撮りに行ったのですが、まだ時期が早かったようであまり咲いてませんでした。でまあ腕慣らしもかねて36枚撮り1本とNEX-C3でそれなりに撮ってきたんですが、NEXで撮ったカットは50枚くらい撮影してアタリ1枚という体たらくでした。で、実際に撮ってて思ったのですが、D-SLRでMFレンズしか付いてない絞り込み測光、しかも露出変更のメニューが凄く使いづらいNEX-C3だと、段階露出などを考えるとついコマ数が増えてしまうんだなぁってことでした。あと、その場でプレビューが見えるのもあるから、撮れたカットの花の向きの良し悪しでその場で撮りなおしちゃうってのもあります。そりゃーカット数増えるよって。なおアガリを見ているとやはり銀塩でいいレンズがNEX-C3でもいいレンズだとは限らないという感じでした。例えば、周辺が派手に流れてちょっとボケが鬱陶しいCOSINA19-35mmですがこいつはNEX-C3と相性が良くて綺麗にボケが出て、銀塩だとF1.7より扱いやすいと定番のMD85/2は銀塩よりも背景の二線ボケ傾向が派手に出て使いづらいレンズになっています。また、どの大口径レンズでもいえることなんですが、使えるISO感度が最低で200で高め(α-7Digitalは100まで、PowerShotG9は80まで落とせる)でシャッター速度が速めになりがちなのに1/750sを超えるとドアンダーで使い物にならないなんて大穴もあります。
 
○結局あと3本も塗り直し

 この間塗りなおしたアルミホイールを下に持って降りたのですが、ほかの3本と並べたら明らかに違いすぎて、「こりゃー目立つなあ」と用事でウチに来てたゆず君と2人で話してました。やっぱりあまりにもキレイさが違うんですよね。で、まずは前輪に仮に付けてる2本を外さないと駄目なのですが、あいにくフロアジャッキは破損してから何年も仕入れてません。仕方がないのでストレートで仕入れてきました。また、以前にミズニーランドから譲ってもらったアストロのインパクトと組み合わせて作業したところ、以前にパンタ+十字レンチでやったのに比べて1/3の作業時間で終了しました。外したホイールを含めて3本のホイールはバイク屋でビードブレーカーを借りてビードを落とし、タイヤレバーとプラハンで手作業でタイヤを引っぺがしてしまい、ホイールだけにしてからガリ傷の補修をしています。とりあえずこびりついたブレーキダストを全部洗剤で洗い落とし、ついたガリ傷を一旦均してからパテを突っ込むつころまで終了しています。この後ちゃんと乾いたパテを削って面を出したら補修部分にサフ塗ってウレタン塗装ですね。今回はサフは最低限に済ませる方向です。
VOL937:平成28年10月10日:月曜日の……
 本来ヒンヌー教徒ですが月曜のたわわのアニメはサプライズすぎますよ。そして編み込みちゃんことアイちゃんは動いて声が当たると可愛い!個人的には妹ちゃんのほうが好みなんですがね。

○アセンブリの訓練が終わった
 訓練校のアセンブリの訓練が終わりました。確認課題として出されたのが以下の内容です。

 1.8連dipスイッチA、B、2つのスイッチの入力を数値化し、プッシュスイッチ4つに定義された四則計算をする。
 2.得られた計算結果のうち正の値だけD3〜D10の8個のLEDに2進数で表示する(D3がLSB)。
 3.dipスイッチはONになったスイッチ番号を数値とし、2つ以上操作されている場合は0とする。
 4.ボタン4つに定義される四則はボタン先頭から順に加算、減産、乗算、除算とする。
 5.結果の表示はプッシュスイッチ操作中のみ行われること。
 6.dipスイッチ入力の数値変換はアセンブリで行うこと。
 7.FPGA、アセンブリともに内部フラッシュROMへ書き込みボード単独で駆動するようにすること。
 
 というものでした。6時間でやれという課題でしたが私はざっくり3時間半で終わりました。まず必要な処理の順番を全部紙に書き出していき、流れの時系列で順番にします。次にその書き出したモノをプログラム構造に沿って清書。I/Oマップを別に用意するので今回使うI/O関係のレジスタを仕様書から書き出してマップファイルに記述し、そこまでやってからプログラム本体を書きました。FPGAに関しては指示があるのでおとなしく入出力データを受け渡しするだけにしてありますが、dipスイッチとpushスイッチが負論理なので、ここはFPGAでnotを入れて正論理にしました。正直、デコーダーなんてFPGAでやっちゃうとcase文一発で簡単に終わっちゃうのでめちゃくちゃ楽なのですが、アセンブリだとCMPかTSTで比較してPSWのフラグ見て条件分岐しないとだめなので、面倒くさいったらありゃしない。3.5時間のうちくらいはこの入力に対する内部データの確認との分岐フラグの食われました。アセンブリは実際の電子回路エンジニアの世界では過去の遺物となりつつあるそうです。Cへの組み込みすらほとんどなく、CPUの特定の割り込みを掛けるとか、CPU固有のレジスタをたたくとか、それくらいでしか使わないようです。もっと時間を掛けてVerilogをやってほしかったなあ。
 
○そしてC言語が始まった
 いやー、アセンブリと比べると圧倒的に判り易くていいですね、C言語。そしてC言語は担当教官が訓練担任に変わったのですが、この先生の教え方が非常に上手で判りやすいというのも、訓練の進捗がいい理由の1つだと思います。Cとアセンブリで結構違ってCが楽だなーって思うのはメモリの使い方ですね。まだ4日目でポインタの説明までは進んでなくて配列までしかやってはいないんですが、アセンブリだといまいち判りづらかったPUSH-POPの関係がCだと退避用変数を配列で用意しておいて出し入れすればOKってあたりとか判り易いと思いました。また、変数の前に&を付けてアドレス指定して入力を保存し、そいつを使うときは変数名で呼び出して使うってあたりについては、アセンブリだとキーボードのIOアドレスをレジスタにセットし〜って感じで30行以上消費しちゃうのですが、Cだと5行もかからず出来ちゃうのが本当に楽。ただCを触ってて結構納得がいかないのがファイルサイズです。実際の行数では15行もなくファイルサイズも1kb弱というコードであったとしても、コンパイラを通して実行ファイルにするとなぜか51kbとかに膨れ上がっていまして、こいつだけは納得が言いません。なんであんなに膨れるんでしょうかねえ。そんな感じで中学高校時代にちょっとC触ってた頃を思い出しながらC言語の訓練を受けてます。

○ヤマハとホンダの協業
 ヤマハが50ccのスクーターの分野でホンダと協業し、現在ベトナムや中国で生産している車種を将来的にホンダの熊本工場のラインで製造することをホンダと模索している報道があり、両者からも発表がありました。この件で最初は品質のいいヤマハ設計になればいいのにとも思ったのですが、バイク屋のて店長と話しているとやはり出てくるのがブランド名と生産規模。ホンダの生産規模はかなり大きくブランドイメージもあるのでホンダの車種ベースになるのでは、という感じでした。で、実際に詳しい中身が出てきたのが報道の翌日なのですが、やはりヤマハのビーノやジョグをホンダのタクトをベースに製造し、ガワと装備だけはヤマハ仕様にってことのようです。また、一般用の50ccよりさらにパイの小さい配達用50ccの分野ではGEARの売れ行きが好調でヤマハのほうがシェアを握っているようですが、こちらは開発が大幅に先行しているヤマハの設計をベースに両社協業で開発するようです。まあそうしないとスクーターを作ってる3社共倒れですからね。ここへスズキとカワサキが乗っかってくるのかどうかがすごく楽しみです。
VOL936:平成28年10月03日:交通安全とかとか
○MTかATかの論争があまりにも馬鹿馬鹿しい件
 TLでまたMTかATかの論争がありました。といっても外野がやってる論争について、両方をバカにして生暖かく見てるってほうが正解なんですけどね。この手の論争が出てくるたびに馬鹿馬鹿しいなぁって思うのは、まずMT至上主義者が二言目にはAT限定免許を徹底的に見下して反論しづらいモノの言い方でコキおろすってのはどうよ、と思うのです。それに対して実用的かつ四輪市場的にATで充分と泰然自若とAT派も構えていればいいモノの、MTの操作はTVTにはるかに劣るとか、最新電子デバイスも含めて否定できないMT派は中途半端とか、レベルの低い煽り反論をしてしまうので、お互い火に油でさらに口論が加速するわけですよ。特にもっとも馬鹿馬鹿しい反論が「MT信者のアホらしさってAT限定を「最低限の操作もできないアホ」って言う割には大半は現代的な車に乗ってるとこだよね。じゃあお前パワステもエアコンもTCSもABSもない車を運転してみろよ、と。」という奴。こういう言い方をしてしまうとAT派ってやっぱり劣等感の塊なんだなーって見られちゃうわけです。
 ちなみに私のスタンスは「乗りたい奴に乗っとけよ」ですが、免許については「時間と費用が許すなら極力マニュアル車の教育を受けておきなさい」です。今どきATばっかりで無駄だって思うかもですが、自動化された装置を自分で操作するにあたってその装置の動作原理や意味を理解するには手動の装置を使うほうが理解が速いんですが、これ自動車の運転も同じなのです。なぜ発進出来るのか、ギアはなぜあるのか、という意味が見えてきます。それを理解して運転すると車の運転って色々変わってきますし、AT車にありがちなダラダラ低速で走るけど周りが見えてない漫然運転もかなり防げます。ですので、出来ればMT取っとけ、機会があれば一度はMT車所有しとけ、出来ればの範囲で、というスタンスになります。私自身はMTとATを行ったり来たりしてますが、今回MTの軽トラを所有するようになって、交差点での停止や再発進、右左折での確認は以前に増して十二分にするようになりましたし、割り込まれたりしても「まあええか」で済ませてしまうようになりました。ATだけ生活よりMTも混ざってるほうが格段に安全意識が高まっています。あと、よく言われる渋滞や坂道なのですが、慣れてしまうと呼吸してるのと同じで何も考えずにフツーに操作していますので、なんら問題はないですし不便さも感じません。軽トラでクラッチが軽いというのもありますが、まあこんなもんです。
 
○MTの中の話
 実は恥ずかしながらノンシクロミッションの構造は大体理解していたのですが、現代主流の常時噛み合い式のシンクロ付ミッションがどういう原理で動作しているのか、最近までよく知りませんでした。現代のマニュアルトランスミッションは前進ギアはすべて噛み合った状態で組み立てられています。リバースギアだけは独立しています。また、前進ギアにはシンクロメッシュ機構ってのが付いています。まず変速の原理ですが、各ギアはカウンターシャフトとアウトプットシャフトに宙ぶらりん状態で刺さっています。変速レバーを操作するとスリーブという環がレバーにより動かされ、目的のギアとシャフトをスプラインでかみ合わせることで出力が伝達されるようになっています。で、シンクロ機構はどういうモノかというと、そのスリーブとギアの間にもう1つリングを挿入し、シャフトとギアの回転速度が合わないのを上手く合うように調整させる機構です。youtubeに動画があるのでそれを見ると動作原理が分かりやすいんですが、まああんな単純な方法で上手く解決してるな〜ってのが本音です。しかしこういうのを動画で見て説明されると分かりやすいですし、何かトラブったときに疑う場所も考えやすくていいですね。
 

○横断歩道と歩行者保護
 最近ネットでちょっと出ていた「横断歩道で待ってる歩行者がいるときに停止しない車は9割」というJAFの調査結果がありましたが、私はこの件に関しては「基本的に止まる」で回答した1割側にいます。で、最近やっとこさ警察から「本人捕まえて起訴したから呟いていいよ」と言われた事故がありまして。廃ゼットさんで走行中にとある横断歩道で老婆に道を譲ったのですが、私が40qから減速して停止寸前に後ろについていたハイエースが加速しながら追い越しを掛け、目の前で老婆を跳ね飛ばして逃走しました。うわお、轢き逃げだよおいおいって当然その場で停車して110番と119番を手配したんですが、到着した警察官が「あーそのSDカード、提供してね」で前後カメラのMicroSD2枚ボッシュート。そのSDの映像が決め手になってスピード逮捕と起訴に繋がりました。まあ、そんな感じで歩行者保護がそもそも義務であることを忘れてる馬鹿があまりにも多いわけですよ。ハイエースの馬鹿曰く、前の軽トラが路駐したから追い抜いたのに何が悪いと居直ってるようで、まあ裁判が楽しみなわけですが。この件で警察官も言ってたのですが本当に横断歩道での歩行者保護をおざなりにしてる人が多すぎるそうです。ただ私はこの件に関しては警察官にはっきりと「そもそも捕まえる意味の薄い速度違反ばっかり捕まえて、本来もっと危険な自転車の不法運転や車輛全般の一時停止・赤信号無視を全然取り締まらないから市民にナメられてるんじゃないですか」と言い放ったんですがね。なおこの中で改めて警察官に確認した事案に「じゃあ自転車はどういう扱い?」ってのがあったんですが、警察官曰く「自転車は車輛なので保護しなくていいし優先的に渡らせる必要はない。子供の自転車であっても車輛は車輛なので優先権のあるほうが優先権に従って安全を確認しながら通行すれば問題ない」ということでした。とりあえずアレです、信号のない横断歩道の場合、ちゃんと歩行者保護しましょう。
VOL935:平成28年09月26日:ちゃんと予習してくれよ
○ENKEIのアルミホイール補修のさらに続き
 えーと、とりあえず一旦白く塗ったんですが、サフでどうも泡にしちゃったところがあったみたいで、それに気づかず塗ってしまって仕上げ塗装し直し決定です。今回は定番のイサムのエアーウレタンを使っているのですが、今回痛切に感じたのが、とにかく缶スプレーだとアーム形状が細かいホイールだと成型が細かい場所にミストが全然入らないことです。これがコンプレッサーに繋ぐ塗装用ガンだとジェットの広がりを補足したり広くしたりできるのでかなり調整が効くんですが、なんせ缶スプレーで出来るのは缶を温めて圧力をあげることくらい。圧は高く出力は細く、とか調整出来ないのがちょっと辛いです。今回、ウレタン塗装をしていて思ったのは、本来発色の良いラッカーに比べてかなり発色が良いことです。実は発色そのものはウレタンよりラッカーの方がいいんですよ。でもなぜウレタンのほうが綺麗に色が出るのかというと、溶媒が揮発して形成される塗膜の厚さが5倍くらい分厚いからです。分厚い分形成された被膜は下地の凹凸を拾いませんし、上手く乾燥速度を調整できればミストで粒状に付着した塗料がべたーっと広がって膜形成する時間的余裕もあります。今回使ってるウレタンスプレーは10分で塗膜形成されますが、ソフト99やホルツのラッカーは速乾性ですので、ミストが塗膜になる前に固まってるのでマット塗装っぽくなりやすいとも考えられるんです。とりあえず失敗して削ったところ以外はかなり満足の高い仕上がりですし、もう1本追加で購入してるのでさらに上塗りしてからウレタンクリアで仕上げたいと思います。しかし……タイヤを入れられるのはずいぶん先になりそうだなあ(´・ω・`)
 
○今シーズンのアニメがいくつか終わった
 とりあえず惰性で見ていたものとか色々あったのですが、今季ずば抜けて面白かった1つが「この美術部には問題がある!」でした。これ、ネタさえあれば4クール行けそうなアニメですね。原作は読んでないのですがアニメはちゃんと脚本が練れていて、話にちゃんとオチが付くようになっていたりいい話で終わるようになっていて、さらに作画が丁寧。しかもみずきちゃんの作画がいかにも中学生っぽい感じでもう可愛らしくてですね。ぜひぜひ第2期を期待したいアニメです。NEW GAMEも原作を忠実にきっちりアニメ化してきて、シナリオ的破綻もなく絵柄もずっと安定していて本当に出来の良いアニメでした。これもそのうち第2期やるんじゃないかなあ。一方で残念だったなーって思うアニメの1つがマクロスデルタでした。マクロスシリーズの中でも結構評価が低い作品になるんじゃないでしょうか。あと、話はかなり馬鹿で単純に何も考えずに見ていられただけのアニメはクオリディアコード。途中で大体のオチは読めたけど最後の最後で上手く予想を裏切られた感じでした。ただしあの作画はねぇよ……。全編通じてクソ作画と超クソ作画が入り混じる酷い出来でした。あと、Reゼロも2クールで終わるのが結構残念な感じでしたが、反面、Web連載版の通りに進むのだとしたらすでにレムは「食われた」後なので、この先の展開がブルーなだけにってところです。ちなみに途中で捨てたアニメの中にアクティブレイド2期があります。室長目当てで見てはいたものの、2期はシナリオがアレゲすぎてちょっと見ていられなくなりました。とまあこんな感じですが、来期のアニメは何に期待すればいいのやら。
 
○訓練校のアセンブラの続き
 デバッグモードでのPC上のみでの実行から実際にボードを動かす訓練に移行していますが、ナニゲにこの訓練がたったの2週間しかない上に、週初めの台風で休講が発生してさらに遅延気味になっててクソワロです。しかも相変わらずなのですが、教官が事前にテキストを読むこともせず講義に臨んでおり、講義の中で初めて教本を読みながら疑義を唱えて考え始めたり、自分がやりたいことを思いつきでその場でやっちゃうので話が縦横に飛んでしまってもうなにがなにやら。講義計画にまったく計画性がなく行き当たりばったりなので本当に困ります。また、もっと困ることが、教本の中の課題と回答例として例示されるスクリプトの中身が全く別物だとか、そもそも設問と回答が全く別というのが多々あることです。先述の横道が多い件もあって講義時間がひっ迫しまくってるので当然例題の解説なんてまったくありません。おかげで全然理解度が深まらないのが腹立たしいというかなんというか。とりあえずある程度居残りや早出で自分たちである程度頑張ってはみているのですが、いやほんと困り果てています。
VOL934:平成28年09月19日:食わず嫌いは良くなかった
○アルミホイールその後
 詳細はyoutubeとニコ動に爆撃する予定&HTMLにまとめる予定ですが、とりあえずあまりにもペンキの付着が酷かった1本はリペイントすることにしました。ネットで見ててもホムセンで1500円くらいで売られているウレタンスプレーで塗りなおしてる例が結構多く、またみなさん意外と綺麗に塗られています。ようはどこまで下地を丁寧に作るかが勝負なのはボディの再塗装と同じですね。で、現状ですが、付着したペンキについては全部落としました。240番のペーパーで水研ぎして綺麗さっぱり削り落としてやりました。また、ついでにオモテ面のリムなどについてるガリ傷も出っ張ってる部分は平やすりで削り、凹んだ部分には全部パテを練り込み、空研ぎで研ぎ出しして綺麗にしました。全体的に240番で削ってるので足付もおわってますから、あとは天候が回復したらシリコンオフ>プラサフ>パテの手直し>プラサフ>水研ぎ>本塗装ですね。まあなるようになるでしょう。リペイントを頼むと普通に1本2万弱しますしね。
 
○NEX-3C
 くまくまんじゃない奈良のカメクラな友人から渡されました。「とりあえず食わず嫌いしてんと黙って使ってみろ」ということだそうで、落下品なジャンクを再生した半ジャンクを無期限レンタルすることに。ただ付いてきた中に1本もEマウントレンズがなく、E-SR、E-Y/C、E-Mの3つの変換アダプターとヤシカの28oF2.8、50oF1.9というハナから沼人限定の装備でやってきてて草生やすしかありません。使い方はほとんど実は聞いてなかったのですがとりあえずテキトーに数枚ぱしゃぱしゃ。うーん、やっぱマウントダプターで無理やり使ってるので露出が結構アレです。ヒストグラムを見ながら上手く露出補正をしてゴニョゴニョですね。一方で凄く便利なのがMFアシスタント。ピントが合ってる部分が赤く変化するという奴なんですが、これがあるおかげで結構きっちりピンが追い込めます。画質に関してはまーそれなりってところですね。もう1つ面白かったのは、銀塩だと凡庸のレンズと言われたり、背景が二線ボケして開放では使いづらいと言われていたレンズですが、NEX-3Cに繋ぐとそういう荒れるボケの傾向が消えて綺麗に撮れたりします。一方で元々コマ収差が若干銀塩でも見えてたレンズの場合、露骨にパープルフリンジが出たり、コマ収差が出たりして、これでレンズの味をどうこう言うのは危険だなーって感想でした。

○左ひざの続き
 左ひざですが、あのあとMRIを撮りにいって色々検査したのですが、結論から言うと半月板の遊離物ってもの自体が存在しませんでした。くそー、それを言い出したあのやぶ医者め……。膝蓋骨についたとげの周りの炎症が激しくて膝全体に及んでいて膝の上の方に水がたまっているのが痛さの原因じゃね?みたいな感じでした。いっぽうで半月板はちょっとマズい状態になっていました。特に内側がなんか圧力で伸びて変形していたのですが、これ実は自転車選手時代からよく痛む場所で、そのころから半月板は損傷はしてなくても変形していたということです。今後、半月板が原因で歩行に不具合が出るのは間違いがないとのことで、かならず体重は落とすようにって言われたのでそろそろ嫌々ながら運動を再開しなければと思っています。
 
○平等ってなんだろうね
 twitterで最近ちらほら男女平等の話が回ってきます。TL上には極端なフェミニン・ジェンダー主義の女性もちらほら混ざっているのでその人たちの極端な発言やRTから話が発展することが主なんですが、最近カフェアルファ系のフォロワーとメンションで会話していて、奴らの背景とかその辺をなんとなく理解した感じです。あの女性至上主義者な方々は結局のところ、80〜90年代に庶務などのOLですら年間賞与が100万出てたような時代の感覚に基づいて発言しているような感じで、家にとらわれるより好きなことやってオカネ貰うほうがいいじゃない的なところがあるんだろうっていう感じです。そこに自己実現と重ね合わせて色々言っちゃってる、と。ところが昨今の10代〜20過ぎの女の子たちはもっと地に足の着いた発言をしていて、男女の役割分担をきっちりするなら旦那が外貨稼いで私は家を切り盛りするって子が多く、フェミニンなアラフォー・アラフィフたちはそれも気に食わないみたいですね。でも私とかも思うのですが、男女の性差があって出来ることに違いがあるんだから家庭運営で役割分担も必要なんですよ。男女どちらも男の役割では両輪が成り立たないんですよ。細かい家事の分担とかはそりゃー夫婦で色々決めればいいんですが、そこをすっ飛ばして「俺は外で働いてるから家は任せた」で丸投げする男は駄目、でもちゃんと分担できるならそれ以外は男女の性差はあってしかるべきだと思っています。でもこれがフェミニンたちには通じないのがなんだかなぁ、なんですよ。
 
 あと、これも最近思うことですが、そのフェミニンたちが二言目に少子高齢化対策として、既婚家庭への子育て支援を充実させろとしか言わないところが考え違いしてるんじゃないかと思っています。私の世代の未婚率って恐ろしく高くなっています。未婚率が上がるとそれだけ子供が出来るカップルが減るってことなので当然少子化が進むわけです。私らモテない男性からして結婚どころか彼女すら出来ないところは色々あるんですが、1つは「そもそも自分の社会的身分を天秤に掛けてまで女性にアタックするメリットがない」点です。女性側が男性を選ぶポイントって結構厳しい目線で選んでるようですが、先述のフェミニンどもの声のデカさもあって、最近は気に食わないアタックをしてきた男性をウソで悪評を散々飾り付けてからSNSで断罪して社会的に抹殺する、なんて例をちらほら見ています。男性からしたら今の生活でも精一杯なのにそんな地雷を踏む危険性を冒すくらいなら男女交際すら必要ない、というわけです。付き合いがないならそりゃー恋愛結婚至上主義の現代だと未婚率上がりますよ。女性は女性で経済力、見た目、自分への甘やかせっぷりなどで天秤を掛けていますし。正直、既婚家庭のケアを叫んでいるとそりゃ楽です。だって既に生む状態になってるわけですから。でも本当に少子化を対策するっていうなら、まだ結婚してない奴らを結婚に向かわせる努力をする方のも大事じゃないの、と思うわけですよ
VOL933:平成28年09月12日:膝が痛い
○また膝が痛くなった
 学生時代からずっと左ひざが調子悪いんですが、今回は学生時代からの調子悪さのポイントから別件が炎症を起こしてさらに悪化させたというパターンでした。学生時代ってかMTBで遊び始めてしばらくして、ペダリングの悪さなどから左ひざの半月板を少し剥離させてしまったようで、2o弱くらいの大きさの半月板のかけらが膝の中をぐるぐる動いてるのはMRI観察などで以前から分かっていました。こいつが場合によっては膝関節に悪さをして痛みになっているんですが、今回はそれの炎症からさらに、膝蓋骨に生えたカルシウムのトゲの周囲の組織が炎症を起こし、痛さを加速しているってことでした。このカルシウムのトゲ、普段だと踵にしかできないんですが、どうも今回は膝蓋骨に出来たというか、随分前から存在してて相当巨大化しているようです。当面、こいつと上手く折り合っていかねばなんですが、さてはて。ちなみに今回は半月板のかけらがどうなってるかの調査もあるので膝のMRIを10数年ぶりに撮影することになりました。
 
○阪神ファンが基本的に巨人ファンが死ぬほど嫌いな理由
 25年ぶりの優勝だったということで、阪神が駄目だと分かった途端に今年はカープ応援にさっさと切り替えてた私としても結構喜ばしい限りです。さて、この件で実は結構ネットで色々アレゲな話を聞いています。というかアレゲな対象がモロにジャイ公ことジャイアンツファンなんですがね。広島にマジックが点灯してあと1ケタって感じになったころ、フォロワーの広島ファンに対してジャイ公が捨て台詞のように、「CSを勝ち抜ける保証もないし、よしんば日本シリーズに出たとしても交流戦の結果からストレート負けして終わりだろう」みたいな言葉を浴びせられたそうです。いやー、私の中のジャイ公って大体こういうイメージなんですよ。というのも、子供のころから生粋関西系の住人or関西3代目くらいの住人な子供は大抵トラキチなんですが、親が地方出身の集団就職者みたいな家庭は御多分に漏れずジャイ公でした。そして当時の阪神は昭和61年こそ優勝したもののご存じのとおり凄く弱かったのです。んで、ジャイ公どもが二言目には「そんな弱すぎて勝てもしない球団を応援してて何が面白いのか。勝ちもしない負け犬球団をアホヅラ下げて無駄に応援してるからお前ら終わってるんだ」みたいな暴言を結構定期的に吐かれるわけですよ。これが子供同士の口論だったらまだ可愛らしいのですが、大人同士でも大体こういう口論のきっかけを作るのがジャイ公でやり口がそれ、トラキチはというとそれに「金にモノ言わせて選手買わんかったら人員揃えも出来んくせに」となるわけですが、当然向こうは負け惜しみだと。んで殴り合いになるわけですねー。こういう経験を阪神ファンは戦後ずっと繰り返してきてるので巨人ファンという存在が嫌いなわけですよ。
 
○軽トラのアルミを手に入れた
 廃ゼットさんの夏タイヤ用にずっとアルミを探していました。13インチの5.0J、オフセットが+40〜50くらいってのです。また入れるタイヤについても色々調査をしていたのですが、一番速度計の誤差が少なくて幅も大きくは広がらずに済むのが155/70ZR13、若干速度計にズレが出るけど綺麗にまとまって見えるのが145/65R13で、前者は最近の軽自動車としてはレアサイズなので1本の単価は高め、後者はそれなりに使用歴のあるサイズなのでそこそこ数はある、ということです。また、165/65R13でもほぼ誤差なしなのですが、こちらは場合によってはハンドルを切ったら前輪がどっかと干渉するかも?という懸念があるようで。で、そんな中でいくつか目を付けたのがありまして、1つはスパルコのメッシュ、1つはアウトストラーダMk8、1つはENKEIが昔出してたグラベル用のラリーホイール。んで、その中でENKEIのラリーホイールがたまたま送料込で11000円程度で手に入っちゃったのでした。というか、本来5000円+送料で済ませるはずだったのですが、意外とバトルになってしまって、最後のダメ押し一発で無理やり掠め取りました。普段は残り時間3秒からの入札でスナイプ落札ばっかりなので、久々に入札価格の心理バトルをやる羽目になって、たった5分の戦いが薄氷を踏むような冷や汗ものでした。まあ見た目が超汚いっぽいので届いてからのお楽しみではあるんですが、間違いなく塗装のヒビをパテ埋めして塗りなおさないといけないっぽいです。
 
○海外の自作ネズミ取
 速度違反取締じゃなくて本物のネズミの捕獲器のことです。
 海外の手作りネズミ取り器の動画があったので色々見ていたのですが、皆様あの手この手で結構考えられてて驚きます。特に驚いた仕組みが2種類あります。1つはタイラップと釣り糸、工具を使うという奴。タイラップをゆるゆるの環にして締まる側をエサと工具に繋いでおき、エサをかじると工具が落下してその重みでタイラップが締まるというもの。当然、エサとタイラップの距離はしまった時にネズミの胴や首を絞める位置に設定してあります。タイラップも釣り糸も500gくらいのモンキーもどこのご家庭にも普通にありますからねえ(え?ないって?w)。また、もう1つは天秤を利用したものです。ペットボトルなどをシーソー状に設置しておき、ネズミが入らない状態だとペットボトルの入口は開いているけど、ネズミが入って出口から出ようとしたらシーソーの原理でペットボトルが傾いて出口に壁が出現するという奴。でもまた奥まで行くと入口は開く、出口に近寄ると締まる。ネズミが捕獲されたらペットボトルごと廃棄し、また新たなペットボトルとエサをセットすれば終わりというスゴさ。ネズミがペットボトルの入口を潜り抜けられるという性質を利用したものらしいです。ほかにもエサを取ったらコンクリートブロックに押しつぶされる奴とか色々ありましたが、どれもこれも家にあるもので作れる奴ばっかりで、驚きでした。
VOL932:平成28年09月05日:お風呂は怖いぞ
○ヘンな細菌感染を食らった
 金曜日、訓練校が終わってその足でジムに風呂だけ入りにいき、夜からの名古屋行に備えていろいろ準備していました。んで、なんか急にダルいなみたいな感じはあったんですが、晩飯食って持ち出すデータ類を準備して装備も用意して21時半ごろHAY!さんが迎えに来たのでそのままレガシーで出発。その時点で既に若干違和感があったのですが、名古屋についたら右腕が妙に熱っぽく、肘の先が何かに触れると妙に痛いのです。この時点でなんか被弾したな俺、って気づきました。ちなみに入浴時点で右ひじ先に小さな擦り傷があったんですが、どうもここから侵入した模様。また、ここしばらくずっと体調がイマイチだったのもあり、抵抗力が弱ってるところに日和見感染したみたいです。土曜夜になると参加メンバーが右腕の異様な腫れに気付くレベルでして。とりあえず日曜夜に帰宅してバナン錠飲んだら随分マシになったので今日皮膚科を受診したら、なんかスゲー状況だと言われました。まず、元々肘にある滑膜という奴の調子は良くなかったみたいで、滑膜包炎という奴だそうです。これ完全に整形外科の分野だよね……とか思ったりもしたのですが、ほんとこの先生色々知っててびっくりします。現状でまず筋肉組織などにとりついた細菌感染の治療が優先になったので現在投薬中で、ついでに耳鼻科も受けに行ったら副鼻腔炎で処方されたニューキノロンと1週間併用して呑みなさいってことで、土曜まで様子見になりました。
 
○名古屋往復と鹿肉
 名古屋の定例OFF会に鹿肉をステーキ用で持ちこもうと画策していて「おっちゃん、今度背ロース1本頂戴や」ってお願いする電話をしたところ「テメーで掻っ捌いて持って帰れと言いたいが禁漁期だから罠が設置でけへん」と言われて断念。仕方がないので美山の道の駅で焼き肉用400(たぶんあれもも肉)、鹿サラミ、鹿ソーセージを鹵獲。いやー、この間の買い出しって話がこれなんですよ。それを持ちこんでバーベキューで焼いてみたんですが、これがまた美味いのなんの。焼きすぎると固くなるとは聞いてたんですが、実際には焼き肉用に下処理済みだったのでそうなることもなく、これまた猟師から聞いていたとおりごま油でもさらに下処理をしておいたので臭みもなく食えて非常に美味でした。まあ死ぬほど高いのが欠点ですが。また、親父がアホほど釣って文字通り腐るほど冷凍庫に唸ってるアユを何とかするべく大量に持ち込んでみたら皆様結構きれいに食ってくれまして、こんなこともあろうかと事前に取り分けておいた4匹のアユを使い、夜ご飯用にアユ飯を炊いてみたらこれまた大正解。今回はそんなに用意する時間もなかったのでコメ4合、アユ4匹(塩焼き)、ニンジン半分(細切り)、酒・みりん・醤油を各大匙4、これに水を足して通常の炊飯の水加減にしてポチ!1時間後に炊き上がったメシは死ぬほど美味でございました。あれはもうちょっとアレンジしてまた別に炊いてみよう。基本的に右腕から来る微熱と体調の悪さで酒もあまり飲めずトドのように床に転がってることも多かった2日だったので、次回はもそっと体調を整えて突撃したいところです。
 
○荷台の赤い色の原因の半分は……
 この間ちょっと廃ゼットさん車体の一部を洗っていた時に「あれ?なんか今一部白くならなかったか?」ってのがありまして。で、アオリを全部下してその辺の赤いところに洗剤を泡立ててぶっかけて10分放置してから亀の子たわしでごしごししたところ、結構色が落ちて行きます。え?えええ?って思ったんですが、よく考えたら廃ゼットさんは元々石油フィラーを積んで走っていた車。当然、荷台に大量の石油がこぼれていてもおかしくなく、その汚れが当然貯まっててもおかしくはないです。それでざーっと荷台一面テキトーにあらってみたら結構白くなりまして。とりあえず今回ざっくり洗ってみて色々分かったんですが、思ったほど傷は酷くない、一番凹んでるところには前オーナーがちゃんとタガネで穴をあけていた、赤い奴をある程度洗い流したら雨降りの後にサイドカバーに垂れる赤い水垢が出なくなった、などなど。なんか親父が借家の掃除用のデッキブラシを買い換えるというので、今後新しいデッキブラシが来たら荷台をもちょっと綺麗にしてから錆落としと再塗装を考えてみようと思います。
 
○デジタル回路基礎が終わった
 金曜日ですが、実は訓練校の単元確認テストがありました。デジタル回路の基礎とVerilogHDLの基礎を確認するテストだったのですが、こちらが思ってたよりは生ぬるいテストだったおかげで84点取ることができ、なかなか1か月目は好スタートがきれた感じでした。ただ、恐ろしいのは週明けからの講義内容がいきなりアセンブラ言語に変わることです。思いっきり駆け足にもほどがあるんですが、たった3週間弱の訓練でデジタル回路の基礎とHDLを詰め込み、さらに4週間弱でアセンブラも押し込み、さらに3週間ほどでC言語を押し込み、デジタル回路設計の確認試験がHDLとアセンブラとCを組み合わせた1万カウンター作成っていうんですから、もう無茶苦茶しやがってって感じです。HDLに関しては設計記述側で未だに自分では理解しきれてないところがあるので、実は学校と同じソフトをサブマシンにインストールして色々とお勉強中です。ただこのソフト、アーカイブ展開したら11GBもHDD食らいつくすバカヤローっぷりでして、この辺何とかしてくれよって感じですが。
VOL931:平成28年08月29日:原因はお前かよ!(またかw
○廃ゼットさん整備色々
 あまりにも汚かったので廃ゼットさんをざーっと洗ったんですがあまり綺麗にならず、むしろ汚さを悪化させてしまうドツボにはまりました。きっかけは屋根から落ちてきた汚れで窓ガラスがシマウマになって自分で呆れてしまったからなのですが、洗い直した勢いでついでに天井をコンパウンドで一部だけ磨いてみたところ、予想外にピッカピカに。でも一部だけピカピカなのは癪に障るので、1時間半くらいかけて屋根だけ全部綺麗にしてみました。するとくすんでいたのがなんかパっとした感じになって綺麗に見えました。なお、このコンパウンド磨きの時に判明したのですが、おでこ部分のB32で紺色に塗られてるところ、あれデカールでした。デカールならそりゃーくすんでるわなぁ、ということで、あそこの部分は塗り直さなくてよさそうです。塗るのは窓から下の紺色部分だけで済みそうでした。なお、ついでっちゃーなんなんですが、気になったので少しずつ車内洗浄もやってってます。なんせ農村で使われてたので片っ端から土埃だらけなんですよ。それを毛足の細かいブラシと洗剤で擦って洗って拭いてを繰り返してるんですが、実際やってみるとこれまたくすんでいた内装が結構ぱっとするんですよねー。まあどこまでやるかはアレですが、もうちょっと綺麗にしていこうと思います。
 
 ちなみに廃ゼットさん整備ねたはもう1つありまして、こちらはオイル関連。まずエンジンですが、走行距離が125,000qに達して前オーナーってかくまくまんがオイル交換してから3000q走りましたので交換しました。なお、前回入れていたオイルはスバルディーラーの純正化学合成の10W-40だったようですが、今回はバイク屋で四輪用として常備してあるMOTULの四輪用H-TECHの10W-30です。実は3.1L入ると思って3L突っ込んでしまったのですが、実際はどうやら2.8Lのようでした。まあ多少毎回減ってるようなのでこれで様子見です。また、ミッションも実はオイル交換しています。ミッション積み替えた時に新しいオイル入れたんちゃうんかいって話があるんですが、以前から懸案にしていたミッションの入りづらさがどうもオイルにあるのでは?という話になったからです。100系や200系ハイゼットは同じトランスミッションなんですが、純正オイルの指定が75W-80/GL-3という指定なのですが、今入ってるトヨタの純正ミッションオイルのグレードを調べると85W-90/GL-3というものでした。GL-3は合ってますが粘性が高すぎます。ミッションは散々ワイヤーやレバーマウントをいじくったわけですが、結局猛暑日が続いて気温が28度を下回らなくなり、運用した後のミッションオイル温度が35度を下回らなくなってやっとこさギアがスコスコ入るようになった始末。このことを四輪整備士な仲間と話していると「ミッションオイルの粘性を指定粘度にしたら直るんちゃう?」という話が出たので実施することになりました。
 
 んでもって本日、整備予約を入れてたのでミッションオイルを交換してきました。普通ミッションオイルの交換なんて10分もありゃー終わると思ったに、40分たっても工場から出てこないのであれって思ったら、交換背景を営業に伝えていたおかげでミッションワイヤーの再調整が実施されており、さらに下回りも全部綺麗にスチーム洗浄してくれていました。また、エンジン関係についてオモラシしてる場所がたぶんフロントシャフトシールで次の車検までは持つんじゃないって話とかもしてくれました。で、交換後ですが、オイルが冷えてる状態にもかかわらずスッコスコにチェンジできます。今までダブルクラッチだったりタイミング見計らっての操作だったりしてたのが何だったんだってくらい絶好調です。うーん、こんなちょっとした粘性で変わるんだなぁっておもっていたところですが、実際ミッション自体が普通車より小さく慣性重量が小さいため、クラッチカットで前後の回転数差の発生が大きくなってシンクロメッシュがカバーしきれなくなるのが原因のようです。また、ハイゼットのミッションは当然常時嵌合型のフルシンクロですが、シンクロで合わせることを前提の設計なので、シンクロが吸収しきれなければこうなるって当然です。これでまた1つ整備場の懸案が消えました。前に積んでたミッションよりはるかに静かで笑っちゃいますが。
 
○Verilog HDL
 訓練校の訓練がICを使ったデジタル回路からVerilog HDLというハードウェア記述言語に移ってきています。実際のところ、IC回路とHDLをたった4週足らずで全部やってしまうって相当詰め込みなんだよ、とはいっしょに訓練を受けている某ル○サスが事業所ごとあぼーんされちゃって訓練校に来てる同期生の御言葉。元本職だけにわからないことは結構丁寧に教えてくれます。で、HDLって何かというと、FPGAという奴の中に詰まってるICチップを組み合わせて回路を生み出すための記述言語です。ざっくりC言語に近い構成なんですが、ifのあとのendが省略できるとか、あいまいに書いたらエラーになるとか、その辺は差があります。実は多くの組み込み型マイコンなんかもこの手のHDLで記述してFPGAで試作しテストしたのに、FPGAでの結果をもとにカスタムチップを作ったりしているそうで、電子回路技術としては知っていたほうがいい技術らしいです。いやー、なかなか難しいですよ。しかも普通1か月以上かけて覚えやる基礎をたったの8日で終わらせようっていうんですが、そりゃーもう相当です。ただちゃんと動いた時の感動はひとしおですねー。なんか今週末にテストがあるらしいのでそこがどうなるかガクブルものではありますが。
(C)H28 Takayuki Kazahaya